ガルミッシュ・パルテンキルヘン旅行記(ブログ) 一覧に戻る
6月2日から14日にかけて、南ドイツとオーストリアを旅してきました。テーマは自然と音楽。ミュンヘンやウィーンでは音楽を堪能し、オーストリアではあまり有名観光地ではない村にのんびり宿泊して、美しい自然に浸ることができました。これから行かれる方の参考になれば幸いです。<br /><br />1日目、2日目。<br />ガルミッシュパルテンキルヒェン、リンダーホーフ、オーバーアマガウ

ドイツ・オーストリアの初夏、2016(その1)

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2016/06/02 - 2016/06/14

43位(同エリア80件中)

2

19

schneewittchen

schneewittchenさん

6月2日から14日にかけて、南ドイツとオーストリアを旅してきました。テーマは自然と音楽。ミュンヘンやウィーンでは音楽を堪能し、オーストリアではあまり有名観光地ではない村にのんびり宿泊して、美しい自然に浸ることができました。これから行かれる方の参考になれば幸いです。

1日目、2日目。
ガルミッシュパルテンキルヒェン、リンダーホーフ、オーバーアマガウ

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
5.0
グルメ
5.0
交通
5.0
同行者
一人旅
交通手段
鉄道 高速・路線バス 徒歩
航空会社
ルフトハンザドイツ航空
旅行の手配内容
個別手配

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  • 6月2日、12時20分羽田発ルフトハンザ。17時25分ミュンヘン空港着。今年は入国検査が厳しいだろうと思っていましたが、ミュンヘンはフランクフルトより緩いみたいで、ほとんど何も訊かれませんでした。<br />着くとすぐ、ミュンヘンの喧噪を避けてガルミッシュパルテンキルヒェンへ。アルプスの清涼な空気が感じられるとほっとします。<br /><br />ガルミッシュパルテンキルヒェンは駅をはさんでガルミッシュ側とパルテンキルヒェン側になっており、パルテンキルヒェン側に泊まりました。ガルミッシュ側には以前に宿泊したことがありますが、そちらのほうがにぎやかでお店やレストランもたくさんあります。<br /><br />このホテル、風格のあるホテルですがそれほど高くない。プールやサウナもあるし、駅からすぐですし、スタッフはとてもフレンドリー、おすすめ。

    6月2日、12時20分羽田発ルフトハンザ。17時25分ミュンヘン空港着。今年は入国検査が厳しいだろうと思っていましたが、ミュンヘンはフランクフルトより緩いみたいで、ほとんど何も訊かれませんでした。
    着くとすぐ、ミュンヘンの喧噪を避けてガルミッシュパルテンキルヒェンへ。アルプスの清涼な空気が感じられるとほっとします。

    ガルミッシュパルテンキルヒェンは駅をはさんでガルミッシュ側とパルテンキルヒェン側になっており、パルテンキルヒェン側に泊まりました。ガルミッシュ側には以前に宿泊したことがありますが、そちらのほうがにぎやかでお店やレストランもたくさんあります。

    このホテル、風格のあるホテルですがそれほど高くない。プールやサウナもあるし、駅からすぐですし、スタッフはとてもフレンドリー、おすすめ。

  • 6月3日。お天気が思わしくなさそうなので、今日はツークシュピッツェ登山電車はやめて、リンダーホーフ城とオーバーアマガウに行ってみることにします。以前来たときに、「このあたりのきれいな村をのんびり歩いてみたいな」と思っていたのでした。<br /><br />ガルミッシュパルテンキルヒェンからリンダーホーフへはバスです。途中、Ettal Klostergasthoifというところで乗り換え。Klosterということは修道院があるのよね、と思っていましたが、降りてみるととても立派な修道院です。

    6月3日。お天気が思わしくなさそうなので、今日はツークシュピッツェ登山電車はやめて、リンダーホーフ城とオーバーアマガウに行ってみることにします。以前来たときに、「このあたりのきれいな村をのんびり歩いてみたいな」と思っていたのでした。

    ガルミッシュパルテンキルヒェンからリンダーホーフへはバスです。途中、Ettal Klostergasthoifというところで乗り換え。Klosterということは修道院があるのよね、と思っていましたが、降りてみるととても立派な修道院です。

  • ちょうどミサが終わったところで、司祭様や助祭様、ミサの参加者がたくさん修道院から出てきました。

    ちょうどミサが終わったところで、司祭様や助祭様、ミサの参加者がたくさん修道院から出てきました。

  • 中を少しだけ見せていただきました。世界遺産のヴィース教会もこの近くにあるようです。私はヴィースには行ったことがありませんが、たしかこのような建物ですよね。とても荘厳。乗り換えのバスを待つ時間が40分あったので、思いがけず素晴らしい場所を見学することができました。

    中を少しだけ見せていただきました。世界遺産のヴィース教会もこの近くにあるようです。私はヴィースには行ったことがありませんが、たしかこのような建物ですよね。とても荘厳。乗り換えのバスを待つ時間が40分あったので、思いがけず素晴らしい場所を見学することができました。

  • 周囲は静かな村で、小鳥のさえずりだけが聞こえます。数年前に訪ねたオーストリア、ザンクトフローリアンの村を思い出しました。

    周囲は静かな村で、小鳥のさえずりだけが聞こえます。数年前に訪ねたオーストリア、ザンクトフローリアンの村を思い出しました。

  • バスを乗り換えてリンダーホーフ城へ。山あいにあり、かなり広い公園に建物がいくつか点在しています。

    バスを乗り換えてリンダーホーフ城へ。山あいにあり、かなり広い公園に建物がいくつか点在しています。

  • きれいな小道を通ってお城へ。

    きれいな小道を通ってお城へ。

  • 城内は時間が指定されたガイドツアーのみで見学できます。小さなお城で、部屋数はそれほどありません。城内は写真撮影禁止。ヴィスコンティの映画、「ルードヴィヒ」にでてきた、食卓が下から出てくる部屋は見学できましたが、ディズニーランドチックな(?)白鳥の洞窟みたいなところは見学できませんでした。<br /><br />室内の装飾は豪華絢爛そのものです。ポツダムのサンスーシよりもきらびやかに感じられました。金の装飾、金糸の刺繍のカーテン、マイセンの磁器などがところ狭しと飾られています。ドイツのお城はいくつか見てきましたが、ここの装飾がいちばんこってりしている。私は内心、「これでもかこれでもか様式」と呼んでいて、、、つまり、やりすぎ(^^;<br /><br />見学コースが終わって外に出るころには、青空になっていました。

    城内は時間が指定されたガイドツアーのみで見学できます。小さなお城で、部屋数はそれほどありません。城内は写真撮影禁止。ヴィスコンティの映画、「ルードヴィヒ」にでてきた、食卓が下から出てくる部屋は見学できましたが、ディズニーランドチックな(?)白鳥の洞窟みたいなところは見学できませんでした。

    室内の装飾は豪華絢爛そのものです。ポツダムのサンスーシよりもきらびやかに感じられました。金の装飾、金糸の刺繍のカーテン、マイセンの磁器などがところ狭しと飾られています。ドイツのお城はいくつか見てきましたが、ここの装飾がいちばんこってりしている。私は内心、「これでもかこれでもか様式」と呼んでいて、、、つまり、やりすぎ(^^;

    見学コースが終わって外に出るころには、青空になっていました。

  • リンダーホーフから再びバスに乗り、オーバーアマガウに向かいます。ここは10年に1回、村人総出の受難劇が行われることで有名なところ。

    リンダーホーフから再びバスに乗り、オーバーアマガウに向かいます。ここは10年に1回、村人総出の受難劇が行われることで有名なところ。

  • オーバーアマガウにも有名なクリスマスショップの支店がありました。

    オーバーアマガウにも有名なクリスマスショップの支店がありました。

  • オーバーアマガウの歴史や、このあたりの民芸品が飾られた博物館。見応えがあります。主に宗教的なテーマの装飾品などが数多く飾られていました。

    オーバーアマガウの歴史や、このあたりの民芸品が飾られた博物館。見応えがあります。主に宗教的なテーマの装飾品などが数多く飾られていました。

  • 受難劇の劇場。村民は3000人くらいのようですが、1回の上演で800人ほどが出演し、オーケストラもみんな村民とのこと。ひと夏の上演期間中、相当な数の上演があるそうです。「役者さんたちはどうするのかしら? みんな仕事や学校があるでしょ?」「夕方1時間半くらいの上演だから、仕事や学校が終わってからよ」「アメリカやイギリスから見に来る人が多いのはどうして?」「わからないわ」<br /><br />劇場の中も見学でき、また、直前に(2010年)行われた受難劇のビデオを見ることもできます(英語の説明もあり)。とても迫力ある舞台です。実際に見たら深く心をゆさぶられるでしょう。受難劇が行われない年は別の演劇やオペラが上演されるようで、今年は「ナブッコ」が上演されるというポスターがあちこちに貼られていました。

    受難劇の劇場。村民は3000人くらいのようですが、1回の上演で800人ほどが出演し、オーケストラもみんな村民とのこと。ひと夏の上演期間中、相当な数の上演があるそうです。「役者さんたちはどうするのかしら? みんな仕事や学校があるでしょ?」「夕方1時間半くらいの上演だから、仕事や学校が終わってからよ」「アメリカやイギリスから見に来る人が多いのはどうして?」「わからないわ」

    劇場の中も見学でき、また、直前に(2010年)行われた受難劇のビデオを見ることもできます(英語の説明もあり)。とても迫力ある舞台です。実際に見たら深く心をゆさぶられるでしょう。受難劇が行われない年は別の演劇やオペラが上演されるようで、今年は「ナブッコ」が上演されるというポスターがあちこちに貼られていました。

  • ガルミッシュパルテンキルヒェンに戻ります。2階の左から2番目が私の部屋。小さなベランダもついています。この日はこのあと、ホテルのプールサイドで過ごし、ここのレストランで夕食をとりました。お食事もおいしかった。<br /><br />食事中、マネジャーのような人がレストランに来て、お客さんに1人1人挨拶をしているのでびっくり。格式あるホテルなんでしょうね。

    ガルミッシュパルテンキルヒェンに戻ります。2階の左から2番目が私の部屋。小さなベランダもついています。この日はこのあと、ホテルのプールサイドで過ごし、ここのレストランで夕食をとりました。お食事もおいしかった。

    食事中、マネジャーのような人がレストランに来て、お客さんに1人1人挨拶をしているのでびっくり。格式あるホテルなんでしょうね。

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  • Bonheurさん 2016/07/02 20:41:59
    はじめまして!
    こんばんは。はじめまして。
    スイス・ドイツ・オーストリアが好きで、今年はオーストリアのチロルと南ドイツへ行こうと考えております。

    私は14年にやはりドイツとチロルへ行った際に、ガルミッシュ・パルテンキルヒェンやオーバーアマガウへも立ち寄りました。
    その際に宿泊したホテルが、schneewittchenさんが泊まられたホテルと同じでした(レインドルスですよね?)。私が宿泊した際には、ホテル側の対応に少し驚くようなことがあって、あまりいい印象ではありませんでしたが。。。

    私もリンダーホーフ城に同じく地元のバスで行った帰りにオーバーアマガウに少し立ち寄ったのですが、素朴だけれど荘厳な雰囲気を持ったこの町に魅力を感じ、今回は宿泊してみようかな、と思い、検索してたどり着いたのがschneewittchenさんの記事でした!
    ドイツでもメジャーではない町を訪れていらっしゃったり、とても興味深いですし勉強になります。

    schneewitthenさんは、ドイツが故郷のように感じられるのですね。
    私も、不思議とドイツには初めて訪れた社会人一年生のころから親しみを感じていて、何度か訪れています。ここ数年では、スイスの雪山と湖と緑の景色が大好きになり、スイスには並々ならぬ感情を抱いています(笑)

    他の記事もじっくり拝見させて頂きます。

    schneewittchen

    schneewittchenさん からの返信 2016/07/02 22:56:16
    コメントありがとうございます(^^)
    Bonheurさんこんばんは。

    コメントありがとうございます
    ちょうど同じような場所に行かれたんですね。

    >私が宿泊した際には、ホテル側の対応に少し驚くようなことがあって、あまりいい印象ではありませんでしたが。。。

    そうでしたか。私が行ったときにはとてもフレンドリーで
    いい印象でしたよ。行く前からも「到着が遅いのであれば
    夜食を準備しておきましょうか」などという申し出が
    ありましたし。方針が変わったのかしら (^^;

    > ドイツでもメジャーではない町を訪れていらっしゃったり、とても興味深いですし勉強になります。

    大きな町はそれほど「きれい」でもないし、
    とにかく観光客が多いし。
    まぁ、自分もその一人ですが(^^;

    文学や絵画、音楽に関連した町とか、
    自分で見つけた小さな町とか、
    そういうことが楽しくて。

    今回のオーストリアも、一番気に入ったのは
    地球の歩き方には載ってない、
    ノイジードラー湖の小さな村です。

    たしかに山は雪を抱いているときが
    一番きれいですよね。

    ドイツにはずいぶん行かれているんですね。
    スイスに行かれましたら、ぜひ旅行記をおきかせください。

    ではまたよろしくお願いします。

    schneewittchen

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