2016/06/02 - 2016/06/14
6位(同エリア16件中)
schneewittchenさん
- schneewittchenさんTOP
- 旅行記94冊
- クチコミ3件
- Q&A回答157件
- 69,894アクセス
- フォロワー18人
6日目。ブルゲンランド(ポターズドルフ・アム・ゼー、アイゼンシュタット、ルスト)
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
6月7日。今日も快晴。今日はどうしよう、またプールでのんびりして、午後は自然探訪の船に乗ろうか、それとも予定どおり、ハイドンのアイゼンシュタットに行こうか。。
迷っていましたが、ペンションの人にポダーズドルフ→アイゼンシュタット→ルスト→ポダーズドルフの時刻を調べてもらい、やはりアイゼンシュタットに行くことに。このあたりはブルゲンランドというところで、オーストリアでも特に温暖で肥沃な場所だそうです。特にワインつくりが盛ん。
電車はこのような村々を通り過ぎ、ゆっくりとアイゼンシュタットへ。 -
1つ手前の駅で降りてしまいました。駅前になにもない、もちろんバスもタクシーもない。町まで遠そうだしどうしよう。。。と地図を見ていたら、郵便局の車が。
「町まで行くの?乗せていってあげるよ」。
普通の車だったら乗りませんが、郵便局の車だし、乗せてもらうことに。Lucky!
たしかに町までかなりありました。「どこから来たの?」「日本よ」「休暇でタイに行ったことがある。いいところだった」
こちらから見ると、日本もタイも大して変わらない?
お礼を言って、失礼だとは思いましたが、少しお金を渡してお城で降りました。もちろん彼は固辞しましたけど、そういうわけにいきません。 -
エステルハージー城は、時間が定められたガイドツアーのみで見学できます。グループの人たちが1組いたようですが、個人客は私だけ。
通常、ガイドはドイツ語なのだそうです。でも、私だけということで、英語のガイドさんを2人も付けてくれました。またまた、Lucky! 1人は見習いの人みたいに見えました。 -
ここがエステルハージー城いちばんの見どころ。ハイドンホールです。ガイドさんはとても親切で、1つ1つの部屋を丁寧に説明してくれ、ホールや礼拝堂などでは、ハイドンの音楽を聴かせてくれました。全体には比較的簡素な装飾で、ハイドンの音楽にふさわしい気がしました。ハイドンの音楽を聴くといつも、「なんて快活で、知的で、清潔な音楽なんだろう」と感じます。
写真は、別料金を払えば撮ることができます。私はいちおう払ったのですが、ガイドさんと私だけだとなんだか撮りにくいし、お城の写真はもういい、という気もしたので、内部の写真はここだけ。 -
-
エステルハージー城の下はワイン博物館になっています。ブルゲンランドはワインの名産地。エステルハージーという名前のワインもあります。
-
-
お城の近くにハイドンが住んでいた家。ハイドン博物館になっています。
-
-
-
時間はたっぷりあったので、ゆっくり見学。オーディオガイドにはハイドンのいろいろな曲が入っていますし、各部屋でも音楽を聴くことができます。
ある部屋で「天地創造」に聴き入りました。高校のとき歌ったのです。「ディーヒンメル、エアツェーレン、ディエーレー、ゴッテス」(カタカナにするとこんな感じ?)と大声を張り上げたことを、今でも生き生きと思いだします。あれは創立ン十周年とかいう、記念行事の時だったかしら。。 -
博物館中庭のカフェ。ここで突然「そうだ、ノイジードラーカードというのがあったんだった!」と思いだしました。
ノイジードラーカードは、湖周辺で宿泊する人に作ってくれます。今朝、「バスは無料になるし、博物館も割引があるはずよ」と言われて、渡されたのでした。
しまった。。 -
-
-
木陰でヴァイオリンを弾いている若い女性。観光客は多少いますが、子供たちがにぎやかに通り過ぎたり、町の人たちが木陰で休んでいたりして、町は普段着の様子。明るい昼下がり。
-
-
バスで次の町、ルストへ。
ここは屋根の上にこうのとりが巣をつくっていることで有名な小さな町。 -
-
カフェで冷たい炭酸水を飲んでいると、「かかかか」というような音が聞こえてきます。なんだろう?
-
こうのとりです。煙突の上に巣(煙突を使っているときはどうするの?)
後で調べたところ、こうのとりは啼かないので、くちばしをかちかち鳴らしてコミュニケーションをとるのだそうです。この町は、強い日差しが降り注ぎ、こうのとりの音以外はほとんど何も聞こえない静かな町。ワインのお店やカフェはありましたが、ほとんど観光地化されていないようでした。 -
-
港への道。ルストの町の中から港まではかなり歩きます。
-
地図には「アシ原」と書いてあるので、アシが一面に広がって、そこに鳥が営巣しているところが見渡せるのだろう、と思っていました。(アシという植物をよく知らなかった)。
実際には見渡すなんてとんでもない。背の低い私には「アシの壁に囲まれている」ように感じられました。強い日差しのまっすぐな道が港へ続きます。 -
ようやく着いたルストの港。ヨットが多く停泊しています。港の周囲にはレストランや駐車場があります。ここで少し船を待ちましたが、濃い色の服を着ていると、日の光が突き刺さって痛くて、日向にはいられないくらいの暑さです。
-
ポダーズドルフから到着した船からは、びっくりするほど多くの人が降りてきました。しかもほとんどの人が自転車を持っています。ルストから乗り込む人もほとんど自転車でした。
-
ルストのアシ原には、ヨットを係留するような小さな小屋がたくさんあり、ヨットもたくさん湖に出ています。
ルストからポダーズドルフまでは船で1時間。いったんルストを離れると、ノイジードラー湖は、海じゃないかしらと思うほど広い。水面を渡る風はここちよく、空には雲1つありません。船の上では、オーストリアのグラーツから来たというご夫婦とお話ししました。彼女たちも自転車でこのあたりを回っているとのことでした。たしかに、このようなところでサイクリングしたら楽しいでしょうね。 -
ポダーズドルフが見えてきました。シンボルにもなっている灯台。
ノイジードラー湖は、東側にこのポターズドルフなどの村、西側にアイゼンシュタット(湖には面していない)、ルストなどの町々があります。ルストのすぐ南には、音楽祭で有名なメルビッシュもあります。
船はそれほど頻繁にあるわけではありません。真夏やメルビッシュ音楽祭の時には増便されるようです。 -
この日はたまたま誕生日でしたので、ポダーズドルフに戻ると湖畔のレストランで食事をとりました。私は海外旅行先ではあまりレストランに入らず、たいていスーパーかパン屋さんのテイクアウトで済ませてしまいます。ドイツパンは美味しいし(*^^*)、いろいろなチェーンのパン屋さんがたくさんあるし。もちろん節約のためですが、ホテルから出てレストランを探してお食事して、またホテルに戻るのはめんどうだし (^^;
今日のお食事は、ここでとれた魚のフライ、たっぷりのじゃがいもの付け合せとサラダ。それにこの地方のワイン。
このワイン、これまで飲んだことのあるなかで最高! -
そしてまたあの夕日。
素晴らしい1日、素晴らしい誕生日。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
schneewittchenさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
アイゼンシュタット(オーストリア) の人気ホテル
オーストリアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
オーストリア最安
359円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
29