神戸のペレグリーノ？ レオン

2016/05/10 - 2016/06/10

実はレオンに来るまではブルゴスとサント・ドミンゴ・カルサダと写真を撮って来たのだが
ど〜してもSDカードが見つからない、荷物の整理をすれば何処からか現れて来るだろうが、
旅行記を格段になっても姿を現す形跡もない。

ここレオンでこの旅で一番の出会いがありました、私の服装にはSOY JAPONESと日の丸、帽子には
旭日旗、肩には旭日旗とバンデーラ・エスパニョーラが張り付けてあり、一目で日本人と識別され
る様になっています。

これは長い間スペインへの渡航を繰り返し積み重ねた知恵で、韓国人・中国人と一緒にされたくない
為の手段なのです、散々嫌な目に遭い特亜と同じ扱いをされない様にオリジナルのワッペンを作り
ました、今回のカミーノでも出だしのパンプローナから韓国人に声を掛けられると言うアクシデント
がありました、声も掛けられたくないのでワザワザ旭日旗を付けているのに虫除けにならないのかと
ガッカリしたものです、出来るだけ東洋系を見ると日本人と確認するまで無視をする事に決めていました。

レオン大聖堂の前のインフォルマシオン前で貰った地図を見ながら、今夜のオテルを探そうとしていた時
日本語が聞こえ、振り返るとペレグリーノが大聖堂を見上げているではありませんか、思わず「日本人ですか」
と声を掛けました、「はい」懐かしい日本語なんて優雅な響きでしょう、関空を出発してからスペイン語でしか
コミュニケーションをとっていない、churrosと申します「Nです」名前を名乗り合いホッとしていると
Nさんが「オテルはきめられました？」、いいえマダなんですよと答えると、Nさんもマダなので安く泊まる為に
シェアしませんかとの提案、速攻で同意したのですがご提案がパラドールとの事、実は私パラドールだけは
避けていたのです、第一：料金が高い、第二：市内から遠い処に在る、第三：幽霊が出そう（修道院・病院・曰く
有り気な城）等の理由で、でも何事も経験この際初体験をしてみようと快諾。

と言う訳で、Nさんと一夜を共にすることになりました、名誉の為に言いますがNさんも私もそちら側ではありません。

エリア レオン(スペイン)

• 交通手段: 徒歩

レオンの城壁までたどり着きました、以前来た時はレンフェ・エスタシオン・レオンで降りたため、カミーノの道を通ってなので土地勘は全くありません。

すぺいんの都市には大きい小さいにかかわらず城壁に囲まれている、中世の過酷な情勢を表している、現在同様イスラームとの確執は今も続いている。

私は宗教には全く関心が無いのですが、宗教があるから戦争があるのか？いずれにしろ宗教の為に戦争をするなんてバカな話だ。

突然見覚えのある建物が見えてきました。

レオン大聖堂は近くのブルゴス大聖堂と並び、ゴシック建築様式の最高峰

極東の関西からエウロパの西の端スペインのレオンで、レオン大聖堂の前の広場で大阪の私と神戸のNさんが会う、これはもう運命でしょう偶然ではかたずけられない。

この広場でNさんと会いました。

一夜を共にしたパラドールです、ハハハハハ・・・。

前にも書きましたが、私はパラドールに泊まったことがありません、スペインに何度も訪れて泊まる機会は何度もありましたが、なぜか？（料金が高いから？）今まで泊まりませんでした、ロンダなどは目の前がパラドールだったのですが、あえて向えのドン・ミゲルに泊まったほどです、今回パラドールに泊まる機会を与えて頂いたNさんに感謝しています。

さて、気になる宿泊料金ですよね、ダブルで１３１，７６エウロです。

１エウロ/１３０円計算で　１７１２８円÷２＝１人８５６４円になります。

スペインのオテルは☆でクラスを表しますが、レオン・パラドールは☆☆☆☆の４ッ星オテルです。

元々パラドールは城跡・修道院・病院・カテドラルの一部などをオテルに改造した国営の宿泊施設です、格式の高いオテルなので殆んどが４星か５星です、レオンのパラドールは安い方で日本円で４万〜５万円が相場ではないでしょうか。

各パラドールは食事も定評があり一部を除いてハズレはありません。

２００年かけて建築されスペイン最大のパラドール、元々修道院と病院が併設された建物で、荘厳で豪華なプラテレスコ様式、パラドールの名前のもなっているサン・マルコ広場から見るパラドールは壮大である。

部屋はクラシカルな造りになっていて、一人で寝るには少し怖い気がする。

各部屋にはバルコンがあり５月の晴れた日には気持ちがイイ。

パテオを一周するパシージョ（廊下）はどの辺からも素晴らしい。

もちろん調度品や絵画やタペストリなどは国宝級が飾ってあるので、美術館と言っても言い過ぎではないだろう。

サン・マルコ広場にあるモニュメント、パラドールの横をカミーノが通っている。

パラドールは名所にもなっているのでトレン・ツーリスコも通ります。

トレン・ツーリスコはガウディの建物が在る、サント・ドミンゴ広場から出ています。

この旅行記へのコメント （5）

• solさん 2017/11/26 21:51:52

  巡礼の旅をされたんですね。

  お久しぶりです。churrosさん。
  次の旅行地どこにしようかと決めていたところ、どこも心動かされる場所がなく、今年初めに行った楽しかったスペイン旅行を思い出し、北スペインか、ヴァレンシア周辺を周ろうかなと考えています。
  
  　その後、夫はペリグリーノの旅を計画していて、フランスからのルートを徒歩で周ろうと考えています。（私もすごく行きたいのですが、虚弱体質なのでやめておくことにしました。残念）主人の友人にはこの巡礼の旅に出た人が結構いて、主人も楽しみにしています。
  
  　今回チュロスさんの旅行記で巡礼の旅の記録を見て、雰囲気を感じることができ、楽しかったです！
  
  
  

• yume-chanさん 2016/07/07 13:47:44

  なんという偶然！！！

  Hola!
  
  churrosさん、聞いて下さい！！！！！
  私、６月１０、１１、１２日はレオンに滞在していましたよ〜！
  分かっていたらお会いしたかった〜〜〜！
  
  yume-

  churros　さん からの返信 2016/07/09 11:42:22

  RE: なんという偶然！！！

  !Hola!yume-chanさん。
  
  私がレオンに滞在していたのは５月２０日だったんですよ
  
  少し私の方が早かった様ですね、私もお会いしたかった〜
  
  再来週京都でmielさんとオフ会をするんです、機会がありましたら
  yume-chanさんとスペイン旅行のお話をしたいですね。
  
  churros
  

• 夏への扉さん 2016/06/17 01:15:35

  それで、パラドールへ！

  churrosさん、こんばんは。
  
  パラドールは出そうだから、と避けていたchurrosさんがレオンのパラドールに宿泊したと現地ＵＰの旅行記で見て、なぜ？と思っていました。
  そういう訳だったんですね！
  何か出ましたか？
  私と同じようにパラドールに憑りつかれてしまったのでは？
  
  レオンのパラドールの回廊を夜中に徘徊しにいった時、サン・セバスティアンから来た親子連れに会いました。「サンセバスティアン、素敵な所ですね、今度行きます」と言いました。今度とお化けには会ったことがない、と言うことわざ？もありますが、私は後に約束通りサン・セバスティアンに行きました。
  
  旅の出会いって、いいですね♪
  
  なつ

  churros　さん からの返信 2016/06/17 10:04:32

  RE: それで、パラドールへ！

  !Hola!amiga ?Que tal?
  
  パラドールは確かに豪華ですね、朝食も美味しい、でも！宿泊料金が高いですね、舛添都知事じゃないんだから税金は使えないし、自腹で泊まるには少々高すぎ、都知事になったら考えるコトにして、今まで通り安宿になるでしょうね。
  
  夜のパラドールの廊下は少し不気味ですね、私は死体には平気なのですが幽霊は苦手なんです、夜中にトイレに一人では行けないタイプなんです、Nさんがご一緒だったので心強かったのですが、おそらく一人だと泊まってなかったでしょう。
  
  来週Nさんと神戸でオフ会を予定しています、出会いはどこであるかわかりませんね、中島みゆきの「糸」の詩のようですね、中島みゆきと言えばカミーノ中に麦畑を見ると「麦の歌」を歌ってました、日本語って綺麗ですね〜海外へ行けば感じます。
  
  今回も出会いがたくさんありました、オーストラリアの３０代女性２人ずれ、マドリーで豊中市のご夫婦、マドリーで東京のフォトグラファーの女性とイタリア人ペレグリーノ、旅が済んで写真の整理と共に蘇ってきます。
  
  churros