2016/05/25 - 2016/05/29
527位(同エリア1652件中)
jokaさん
旅行4日目
計画段階から何をするか一番迷った日でした。
オーソドックスに太忠岳あたりに登ろうかとも思いましたが、明日も指宿で登山の予定なので五日連続じゃあ変化がなさすぎるかなとも思ったりする。
そんななか思いついたのが世界遺産地区の西部林道サイクリング。
骨休めも兼ねてちんたらいってみるか!といちおうの計画を立てて屋久島入りしました。
ただしこの計画には問題点が二つありまして、
①天候
山登るときには多少の雨風は気にもしないけど、自転車乗ってる時にずぶ濡れになるのはちょっと抵抗がある…
②自転車そのもの
うすうす感づいていたことではあるが、どうやらわたしは自転車の才能に著しく欠けるらしい…
“ちんたら骨休め”どころかとんでもない苦行になる可能性がある。
特に②の疑惑は初日の愛子岳登山口への自転車漕ぎで決定的なものに。
あんなへなちょこ道でぜーぜー言ってた腰抜けがアップダウンの激しい島西側の林道を走り通せるものなのか??
当日の朝まで悩みに悩んで出した結論は
「やっちゃえ日産♪」
まあ、なんとかなるでしょう。
1日目
愛子岳
2日目
淀川登山口~宮之浦岳~縄文杉~白谷雲水峡
3日目
モッチョム岳&屋久島の温泉三昧&ウミガメの産卵観察
4日目
ウミガメの卵の移殖&サイクリング(永田浜~西部林道~尾之間)&温泉&指宿へ
5日目
開聞岳&指宿で砂蒸し風呂&いぶすきの玉手箱号&鹿児島中心部で食べ歩き
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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4時55分に宿の食堂に集合して出発!
この日、ウミガメの卵の移殖体験を希望したのはわたしを含め計4名。
宿のご主人に連れられて、昨晩産卵見学をした浜まで移動です。
浜からの連絡によれば、今朝はウミガメは残ってないとのこと。
残念…… -
ウミガメの足跡だっ!
昨晩は暗くて全然わからなかった。
運がよければのんびり屋さんのウミガメがこの時間まで産卵していることもあるそうですが、昨晩はみなさんテキパキとされてたようです。永田浜(いなか浜・前浜・四ツ瀬浜) 自然・景勝地
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産卵後のカモフラージュに30分前後を費やしたのにおおよその産卵場所が一目瞭然……
このくぼんだ部分はカモフラージュ用の砂を掃きとった所で、実際にはくぼみの外周のどこかに埋まってるはずです。 -
複数ある昨晩の産卵場所の一つへと向かいます。
このウミガメの卵の移殖体験は観光イベントとして立ち上げられたわけではなく、台風時の荒波で卵が流されたり、あるいは海水浴客や観光客によって浜が踏み固められて子亀が地表に出てこられなくなったりしないよう卵を安全な場所に移すことが目的です。
つまり、永田浜の住民を中心とするボランティアの方々がシーズン中毎朝行っている保護活動のお手伝いをしていることになります。
それゆえ体験料金も発生しません。
まあ、実際には観光要素が強いわけですが…… -
前に進むために後ろ足で踏ん張るので、踏みしめられている側の反対が進行方向だそうです。
右が海に帰る時の足跡、左が上陸時の足跡だったと思います。たぶん…… -
到着したのは偶然にも昨晩わたしが見学した産卵場所でした。
宿のご主人がぐいぐい掘っていきます。 -
60cmほど掘ると卵が顔をのぞかせました。
この深さは母亀の後肢の長さに比例します。
要は後肢で掘り進め、それ以上掘れなくなったら産卵を始めるわけです。 -
お次に卵を取り出します。
その際、産卵後12時間以内であれば無造作に取り出してもかまいませんが、それ以上経過している場合には、取り出す前に上部にマジックなどで印を付け、地上に置くときと移植して穴に戻すときのどちらも元の向きを保つように置かなければいけません。
というのもウミガメの卵は産卵後12時間で上部に胚を形成し、それ以後に不用意に動かすと胚のバランスが崩れて孵化しなくなる恐れがでてくるからです。
胚ができてからでは作業に膨大な時間がかかるので、毎朝の移殖作業が欠かせないんですね。 -
卵の殻はやわらかく、ちょっと握っただけですぐへこみます。
逆に、だからこそ産卵時の落下の衝撃にも耐えられるんでしょうね。 -
わたしもお手伝い。
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87個!
通常アカウミガメが一度に産む卵は100〜120個程度と言われているのでちょっぴり少なめです。
昨晩の見学の際、係りの人が「この個体は体が小さめですね」と言っていたのを思い出しました。 -
浜にはボランティアの方が数名いて、卵の数の記録や他の産卵場所の移殖作業を行っています。
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取り出した卵を袋に詰めます。
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ゴミ出しに行くわけではありません…
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ロープで仕切られた移殖ゾーンへ移動。
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ウミガメの後肢の動きを真似ながら穴を掘るご主人。
動きに無駄がなくちょっとした名人芸(^^♪ -
あっという間に美しい穴の出来上がり。
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模擬産卵中。
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穴に落とすときには、このようにいったん壁に押し付けてから離すと若干スピードが落ちてグッド♪
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あとは埋めるのみ。孵化は7月頃です。
「がんばれよ!!!」 -
最後に、わたしが穴のある場所の上でドンドン飛び跳ね、適度に踏み固めて移殖作業終了。
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昨日の朝には、産卵後海に帰ろうとしてあの岩場に挟まって動けなくなってしまったアカウミガメの救出作業があったそうです。
ウミガメにとっては災難だけど、ちょっと見てみたかったな。 -
浜の目の前が宿です。
5時40分頃戻ってきました。
宿の足洗い場で移殖体験に参加した人たちと30分ほどあれこれおしゃべり。
仙台から来た女性二人連れと鹿児島本土の新聞記者の方でした。
記者の方は昨晩、ウミガメの産卵を取材したそうです。民宿いなか浜 <屋久島> 宿・ホテル
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部屋に戻って今日の計画を練り練り。
もともとの計画では本日は西部林道サイクリング。が、今日の天気予報は雨のち曇り。
山登りなら多少の雨風は気にならなくても、雨とわかってて自転車乗るのはいかがなものか。初日の自転車漕ぎで自転車に対する苦手意識ができてしまったし。
毎日予定パンパンで動いてきたので今日ぐらいのんびり過ごすのもありかな、という思いもある。
昨日からずーーっと考えて来たけれど納得のいく代替案が浮かばない。
このまま部屋を使っていいならゴロゴロしながら本を読む、というのがベストだったりするんだけど、あいにく9時チェックアウト……
朝食時間の7時ぎりぎりまで思案して出した結論は
「やっちゃえ!日産」
上半期の個人的流行語大賞です。 -
そうと決まれば話は早い。
とっとと朝飯食べて、さっさとでかけよう♪
食堂一番乗り。 -
朝は和食に限ります。
タンパク質が足りないのが玉に瑕ですが… -
生搾りタンカンジュース 300円
朝になったら頼もうと昨日の夕食の時から決めてました。
間違いのない味♪
でも千尋の滝の売店横で飲んだ一杯には敵わないかな。
まあ、下山後の一杯は特別ですから。 -
屋久島名物かからん団子
ヨモギを練りこんだお餅です。もちろん自家製。
甘すぎず美味しい♪ -
続いて
ダイダイジュースのソーダ割り 200円
気になるこちらも頼んでみた。
さっぱりして暑い日にピッタリだと思います。 -
部屋に戻って荷造り。
落ち着いたいい宿でした。
8時出発!
あれこれ迷っていた分荷造りが遅れ、もともとの予定より30分遅れです。 -
まずはお隣の永田の町まで歩きます。
いなか浜すぐそばの送陽荘。
なんとも素敵なたたずまい。こちらにも泊まってみたいな。 -
思ったより湿気が高そうなので、海沿いのベンチでより速乾性能の優れたTシャツに着替えました。
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おおっ、わずかながらも青空が♪
これから向かう西部林道方面にかかるどす黒い雲には気づかないふりということで…… -
海の色の素晴らしさ!
思わず立ち止まってしまいました。 -
バス停にもウミガメ。
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8時30分、目的地のガソリンスタンドに到着。
ここで自転車を借ります。
わたしが利用した『南の風レンタサイクル』は島内十数か所でレンタル&返却が自由という大変便利なシステムですが、なんと今年の5月いっぱいで規模縮小。宮之浦と安房でしかレンタルできなくなります。
つまり今後西部林道をレンタサイクルで走ろうと思ったら最低でも80km以上漕がないといけなくなるわけで、今回のようなお気軽サイクリングのチャンスはこれが最後なのです。 -
本日の相棒。1日1000円也。
こんな便利なシステムがなくなってしまうのは本当に残念です。
でも間に合ってよかった(^^♪ -
いざ西部林道へ出発!といきたいところではありますが、ちょっと寄り道を。
屋久島で田圃を見るとはなんだか不思議な感じ。 -
自転車で10分、“屋久島一の清流スポット”と呼ばれる横河(よっご)渓谷入口に着きました。
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このまま直進すれば永田林道か。
いつの日か永田岳を登る際、この林道をサラッと歩ける程度の技量・体力を身につけていたいものです。 -
駐車場からこんな道を歩くこと5分。
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横河渓谷
晴れた日の写真を見るとそれはそれは見事な水の色です。横河渓谷 自然・景勝地
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水の透明度!
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足を浸そうとして岩の上を進んだら、見事に滑ってわたしとザックのお尻を思い切り濡らしてしまいました。
見た目には苔も生えていなくて安全そうだったんだけど……
みなさんもお気を付けください。 -
衣類はオール速乾性だし、ザックの中の荷物も防水サックに小分けしてあるので実質被害ゼロですが、ちょっぴり気持ちがへこみました…
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夏の水遊びには最高のロケーションかもしれませんが、油断するとあっという間に流されたり深みにはまりそうな気がするので、子連れでの水遊びは危険かもしれません。
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先ほどのガソリンスタンドまで戻って林道用の水分確保。
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夏の水分補給ならポカリに如くはなし。
ポカリ2本といろはす1本でいくことにしました。 -
9時20分、満を持して出発!
のはずが、走り始めて30秒で雨が降り始め、1分後にはあり得ないほどの土砂降りに……
直径2cmぐらいの雨滴がバンバン落ちてきました。
南国のスコールをなめちゃいけないね。
いったんガソリンスタンドに戻り、ザックカバーを装着して雨が落ち着くのを待ちます。 -
小止みになるのを見計らって再出発。
レインウェアは邪魔臭いので上下とも着用せず。
山登りの時とおんなじで、はなから濡れる覚悟があれば“速乾性衣類で固めてGO!”がけっきょく一番快適だと思います。
どうせ汗かくんだし。
しかも登山時の雨の際、唯一の弱点となる足元は本日サンダル!
死角なし(゚д゚)! -
と威勢がよかったのも最初だけ。
スタート直後からひたすら上り坂。
すでにくじけそう…… -
永田浜が見えます。
まだこれしか進んでないのか… -
9時58分、スタートから30分ほどで屋久島灯台への分岐点へ。
よせばいいのに寄ってみることに。 -
屋久島灯台への道のりは“アップダウンが激しい”と聞いていたので、自転車をデポして歩くことにしました。
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10分ほど歩くと見えてきました。
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屋久島灯台
明治30年完成です。屋久島燈台 名所・史跡
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晴れていれば口永良部島がはっきり見えるはず。
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旅行後、パソコンで見た“BIRD'S EYE VIEW OF KAGOSHIMA”内の映像が圧巻でした。
この灯台は海上から見た方が圧倒的に映えますね。
灯台なんだから当たり前か…… -
灯台までの道のりは噂通りのアップダウンの連続でした。
歩いて正解! -
途中土砂降りになったので木の下で雨宿り。
傘を差さずともかなり防ぐことができました。 -
10時30分、サイクリング再開です。
この日はTシャツ、短パン、サンダルにパンパンのザックというまさにバックパッカーそのものの恰好だったためか、なぜか至る所で「がんばって♪」の声をかけられました。
似非バックパッカーのわたしとしてはなんだか申し訳ない気持ちでした……
みんな好きなんですね、バックパッカー。 -
しばらく行くと立て看板が。
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いよいよここからが西部林道の核心部分。
10時41分です。 -
キュートな車止め。
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見た目はふつうの林道です。
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雨が強くなったら茂った枝の下で雨宿り。
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出現場所が偏るサルと違い、ヤクシカはそれこそあちらこちらで見かけます。
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林道入って初めてサル発見。
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ときおり顔を向けるものの、毛づくろいに夢中でどれだけ近寄っても一切逃げるそぶり無し。
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こちらは二人(二匹)がかり。
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悠然と歩いてます。
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道のすぐ脇から、人の立ち入ることのない原生林です。
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永田のガソリンスタンドを出発してから2時間ほど。
少しずつ自転車の乗り方も上達してきたような気がします。
ペダルを回すのではなく前方に踏み込む感じで漕ぐ、サドルの後ろ側に腰かけるよう意識する、の2点がポイントでしょうか。間違ってたらすみません。
それでもやっぱりつらい…… -
11時56分、ようやく核心部を抜けました。
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今回の旅のテーマ曲は『KARATE』by BABYMETALのはずでしたが、この景色が目に飛び込んできたとき思わず口をついたのは
「もうす〜ぐ う〜みが見える
淋しがりやた〜ちので〜んせ〜つさ〜
ワンナイカ〜ニバ〜ル FUN FUN♪」でした…… -
核心部を抜けると車道も2車線になってグッと走りやすくなりました。
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タイヤつるつる…
下りでスピードを出しきれないのはこいつに気づいていたからでした。
さすがにこの自転車に命を預ける気にはなれません。 -
サルの木
この写メの中にサルが十匹ほどいるはずです。
だまし絵みたいですね。 -
この二匹はまだ奥ゆかしい方。
車道のど真ん中で毛づくろいをするサルを何匹も見かけました。 -
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行く末はまだ遠い…
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12時27分、大川(おおこ)の滝入口
看板が控えめだったのでいったん通り過ぎてしまいました。 -
大川の滝
落差88メートルを誇る屋久島を代表する名瀑。日本の滝百選にも選ばれています。大川の滝 自然・景勝地
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写メ左下の観光客と比べると滝の大きさがよくわかると思います。
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こんなところに石積み職人の作品が!
鮮やかな手口です。 -
先ほどの観光客と同じ場所から一枚。
写メじゃあこの迫力伝わらないな〜 -
濡れた岩場をおっかなびっくり移動して、滝の正面近くに来てみた。
水しぶきがミストシャワーのように全身に降りかかって気持ちいい♪ -
12時45分、大川の滝をあとにします。
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県道に戻って橋の上からふと横を見ると大川の滝。
この距離でも迫力が伝わります。 -
13時7分、栗生の町に到着。
ここで昼食予定。 -
曇天にもかかわらず、町を流れる川の色がこれって…
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『手打ちそば松竹』0997-48-2323
11:30〜14:00 18:00〜21:00(L.O.20:00) 木曜の夜定休
屋久島で蕎麦と言えば必ず名前の挙がる店です。
蕎麦屋自体がほとんどないといえばそれまでですが…手打ちそば松竹 グルメ・レストラン
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タンパク質補給に一品料理が欲しいところ。
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広々とした落ち着く店内。
そばが届くまで今後の作戦タイム。 -
今回わたしが利用したレンタサイクルを貸し借りできる拠点は島内に十数か所あるものの、大部分は宮之浦、安房などの栄えた地域がある島の東側に固まっており、本日わたしが走る西側、南側にはほとんどありません。
本来の計画ではこの先の尾之間まで行き、そこからバスの予定ですが、ここ栗生には永田以来初のレンタル拠点があり、思うほど進めなかった時にはそこで返却してバス移動というのも選択肢の一つでした。
宿の出発が30分遅れたこともあり、現在若干押し気味です。
栗生を出たら尾之間までレンタル拠点はなし。万一尾之間でバスを逃したらタクシー呼んでもフェリーの時間に間に合わない可能性大。
う〜ん、悩むなあ… -
と、結論が出ないままにそば提供!
とろろ飯セット(そば大盛) 1100円
うまそ〜〜〜〜♪ -
とろろ飯久々に食べました。
もっと頻繁に食べなければ! -
そばも思ってたより本格的。
疲れた体に温かい汁物は効くね〜〜♪ -
というわけで当然ながらサイクリング続行!
お腹いっぱいになって元気百倍のわたし。
気合を入れて走ってここまでの遅れを取り戻しただけでなく、さらに20分ほどの余裕をもって目的地に着きました。
14時20分です。 -
ここを左に行くと少しだけ近道です。
昨日地元の方に教わりました。 -
湯泊温泉
昨日ゆっくり入れなかったので、もう一回来てみました。
今日は誰もいません。
ちなみに衝立の右が男湯、左が女湯です。
お湯に浸かってしばらくすると、昨日こちらでお会いした地元の常連の方がお見えになりました。あちらもわたしのことを覚えてくださっていたみたいで、あれこれお話させていただきました。白アリのこと、ヤスデのこと、空港のことなどなど。
途中奥の水着着用可の浴槽に向かう男性が通りがかり、その方にも気さくに声をかけていましたが「声をかけるのは男にだけだよ。女性に話しかけるとそれだけで厄介ごとになることがあって、町内会でも気をつけるよう通達があったんだ」とのこと。
ひどく気を遣っている様子でした。
地元の方は言いづらいでしょうから代わりに言っときます。
「もともとここは地元の公衆浴場だぞ。ちょっと話しかけられたくらいでギャーギャー騒いだり苦情を申し立てるならわざわざ混浴温泉なんかにくんな(゚д゚)!」湯泊温泉 温泉
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すみません。つい興奮してしまいました(+_+)
30分ほどゆったり浸かって温泉をあとに。
長湯するにはピッタリの湯加減です♪ -
14時57分、湯泊温泉発。
せっかく温泉入ったのでなるべく汗をかかないようにGO! -
土曜日とはいえ、島のこの辺りともなると車通りも少なく快適です。
すれ違う歩行者に何度か励ましの声を受けました。
バックパッカーを見たら応援したくなるのは人の常なのか? -
尾之間間近の激坂。
当然のように自転車を押します。
西部林道も含めてここが一番きつかった気がする。 -
ついにゴールが見えました。昨日も訪れた尾之間の信号です。
昼食を摂った栗生以来初めての信号だったりもします。 -
15時30分、信号角のガソリンスタンドに自転車を返却してサイクリング無事終了。
走行距離49.6km、島の外周が約100kmなのでほぼ半周ですね。
スタートからここまで6時間、実際走った時間は4時間ぐらいかな。
自転車を趣味にしている人だと一周4、5時間でサラッと回れるそうです…… -
近所の喫茶店かスーパーでビールを飲もうとウロウロしていたら、バスがやってきて慌ててバス停へ。
この辺りには似たような名前のバス停があって、バスの時間を10分ほど勘違いしてました。あぶね〜〜
せっかくの頑張りが無駄になるところだった…
けっこう時間ギリギリでしたね。
やっぱり、汗をかかずに済まそうなんて甘っちょろい考えがいけなかったんだな。 -
16時40分、宮之浦港着
ネットで予約していた乗船券を受け取ります。宮之浦港フェリーターミナル 乗り物
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向かうは指宿。
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宮之浦港発17時です。
3割ぐらいの乗船率でした。 -
See you again!
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18時15分、指宿港着。
近いな指宿!気軽に屋久島行けて羨ましい。
川の渡し船の発着場と見まがうほどこじんまりした港でした。
それなりに雨が降っていたのでその場でタクシー拾おうかとも思ったけど、タクシーが常駐しているような場所ではありません。
それでフェリー内でタクシーの予約を受け付けていたのか…指宿港 乗り物
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少し離れると駐車場にしか見えませんね。
仕方がないのでホテルまで歩くことにしました。
地図で見る限りせいぜい15分程度だし、濡れることに関してはかなり鈍感になってるから問題なし。 -
指宿コーラルビーチホテル
本日のお宿です。
海辺に建つ昭和のリゾートホテルという感じ。指宿温泉ホテル翔月 宿・ホテル
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エントランスやフロント、ロビーなどは今風に改築していてがんばっています。
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部屋は昭和感がいっぱい。
懐かしいね。修学旅行に来たみたいだ♪ -
タイル敷きの風呂場なんて久々に目にしました。
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この椅子!この茶櫃!
いいね、いいね、昭和だね。
清潔でさえあれば、この雰囲気嫌いではなかったりします(^^♪
夕食に出かける前にひとっ風呂浴びることにしました。 -
フロント脇の観光情報コーナー
一階部分はかなり現代風に改装されています。 -
奥の大浴場へ。
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朝晩で男女が入れ替わります。
明日の朝入れるかどうか今のところ微妙です。 -
まさかの貸し切り。
脱衣場の奥には座敷もあります。
19時前のこの時間帯がねらい目なんでしょうか?
それともただ単に宿泊客が少ないんでしょうか?
一つ言えるのはひたすらラッキー♪ということです。 -
造りも凝ってます。
開放的な室内風呂から半露天風呂、そして露天風呂へとつながる構造。
こんな場所を独り占めなんて、なんたる贅沢♪ -
こちらは洗い場のある浴場。歴史が感じられていい雰囲気。
正直ここだけでも十分満足いくレベルです。 -
外には露天風呂。
小雨の中浸かっているのも乙なもの。
当然ながら内湯も含めすべて100%自家源泉掛け流し。
温泉天国指宿の底力を見ましたね。
さすが!の一言です。 -
部屋に上がる際にフロントでタクシーを呼んでもらって駅前に移動。
『さつま黒豚と郷土料理 青葉』0993-22-3356
11:00〜15:00(L.O.14:30)17:30〜22:30(L.O.21:30) 水曜定休
やっと夕飯だ。さつま黒豚と郷土料理 青葉 グルメ・レストラン
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お疲れさ〜ん♪
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刺身盛り合わせ
醤油との相性もあるのか、ねっとり系が美味い♪ -
ウナギの肝焼き
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季節野菜のバーニャカウダ
いなか浜でご一緒した新聞記者さんに「まだあるようなら指宿ではそら豆おススメです」と言われていたのですが、旬を過ぎたのか残念ながらおいてませんでした。
代わりに頼んだこちらですが、バーニャカウダ自体久しぶりだったこともありとても美味しくいただきました。 -
焼酎ロックに切り替えます。
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指宿の明日の天気予報は雨。
性懲りもなく山に登ろうかと考えているのですが、予約した指宿発の電車の発車時刻までにやりたいことをすべて行おうとすると、かなりのスピード登山にならざるをえません。
足場がしっかりしているならともかく、雨で足元ぐずぐずの状態で可能かどうかまだ迷っています。
屋久島では叶わなかった“のんびりオフ日”を実行するのもありかなと思ったり。
入れ替わったホテルの大浴場も行ってみたいしな…
食事しながらあれこれ思案。 -
黒豚のトンカツやしゃぶしゃぶ、薩摩地鶏など〆の一品を迷っているとメニューにこんなものを見つけました。
60年以上の歴史を誇る名物ちゃんぽんだって!
荻窪の『丸長』、『春木屋』あたりと大して変わらない歴史を持ってるじゃないか!
山岸さんがもりそば開発する前じゃないか! -
特製黒豚ちゃんぽん
野菜の旨味はもちろんですが、長崎のそれに比べて豚や鶏の動物系がしっかり出ていて力強い味。長崎の某有名店より好みかも♪
思わぬ拾いものでした。 -
美味しいもの食べる
↓
気が大きくなる
↓
多少無茶でも山に登ることにする
今日もけっきょくこのパターンでした。
山に向かうとなるとホテルの朝食時間には間に合わないためコンビニで朝ごはんと今晩の寝酒を購入。
明朝のホテルの大浴場も5時半からなので諦めなくてはいけません。
それだけが少し心残り。 -
雨もやんでいるので帰りは歩くことに。
地方都市の商店街を歩いていると旅に出てることがしみじみ実感できていいですね。
夕暮れ時なら最高です。 -
ホテルに着いたら明日の準備。
今回も旅先でのゆっくり朝寝なんていう贅沢は体験できなかったな…
お酒を飲んで11時過ぎに就寝。
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旅行記グループ 2016年5月屋久島
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