2016/05/25 - 2016/05/29
432位(同エリア1727件中)
jokaさん
旅行二日目
今日はこの旅のメイン、宮之浦岳縦走です。
淀川登山口から宮之浦岳経由で白谷雲水峡までを11時間かけて歩く予定。
白谷雲水峡発の最終バス(16時10分発)を逃すとタクシーを呼ばなくてはならなくなるため出発時刻を繰り上げることも検討しましたが、暗い中を歩く時間が増えるのはおもしろくないので、気力と体力で無理矢理時間内に収める方を選択してみました。
どうしても難しいようなら走ればいいんだし…
まあ、なんとかなるでしょう。
1日目
愛子岳
2日目
淀川登山口〜宮之浦岳〜縄文杉〜白谷雲水峡
3日目
モッチョム岳&屋久島の温泉三昧&ウミガメの産卵観察
4日目
ウミガメの卵の移殖&サイクリング(永田浜〜西部林道〜尾之間)&温泉&指宿へ
5日目
開聞岳&指宿で砂蒸し風呂&いぶすきの玉手箱号&鹿児島中心部で食べ歩き
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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3時前に起床。
朝食は昨晩近くのスーパーで購入した菓子パンとから揚げ。 -
豆パン美味し♪
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予約してあった登山弁当(朝&昼)をホテルのフロントで受け取り、タクシーにて4時出発。
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4時51分、淀川(よどごう)登山口着。
宮之浦岳を目指す登山者の大半が利用する淀川登山口まで公共交通手段で行く場合、1.5km離れた紀元杉バス停から歩くことになりますが、一日二便かつ早い便でも10時代の到着なので、日帰りを考えるならレンタカーあるいはタクシーを使うしかありません。
ちなみに安房からタクシーだと約6000円(5時以前に出発だと深夜割増が付いて7200円ぐらい)かかります。
山岳地帯に入ってからは狭い山道の急カーブの連続で、到着するころには車酔いで頭痛がしてました…… -
タクシー組でしょう。外で立ったまま朝食を摂っている方が何人もいました。
一方でレンタカー組は車内で準備&待機中。
さすがにこの時間の登山口は肌寒く、半袖なのはわたしだけでした。
歩き始めたら3分で暑くなるはずなので上着は羽織らず。 -
月がきれいです。
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4時58分、ヘッデン装着して出発。
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この日の屋久島の日の出はたしか5時18分。
すぐにヘッデンは不要になりました。 -
5時16分、もうすぐ日の出です。
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燃えるような朝陽でした。
わたしの写メではこれが限界…… -
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5時34分、淀川小屋
いまだに頭痛がとれません。 -
出発準備をしている人が何人もいました。
せっかく小屋泊まりするなら暗いうちから歩いて稜線上か黒味岳辺りから日の出を見ればいいのに…なんて余計なことを考えました。 -
宮之浦岳まで6.5km。
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小屋前の橋。
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水の透明度!
衝撃的でした。 -
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このまま晴れてくれるといいな。
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おやつをかじりながら前進。
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6時30分、小花之江河
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やっと頭痛が治まりました。
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6時37分、花之江河
花之江河、小花之江河は日本最南端の高層湿原です。
高層湿原とは、枯死した植物が低温のため腐らず泥炭化して蓄積し周囲より高くなった湿原のことで、尾瀬ケ原が有名ですね。 -
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晴れたりガスったり。
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水が豊富な登山道。
水の流れが道の脇や下を通るだけでなく、水が流れ落ちる岩の上を歩くこともしばしば。 -
冷たくて気持ちいい♪
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ヤクシマシャクナゲ
山のあちこちに咲いています。 -
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6時52分、黒味分れ
黒味岳への分岐点です。
淀川登山口から宮之浦岳ピストンの場合は、時間に余裕があれば帰りに寄るというのが一般的なようですが、縦走途中であればこのタイミングで登るしかありません。 -
もちろんGO!
黒味岳への登り前半はアスレチック感満載でなかなかに楽しい♪ -
途中からは開けた岩場を登ります。
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だいぶガスが出てきました…
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こういう小ぶりな花も好きです。
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よくぞこんな隙間に道を作ったもんです。
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それにしてもこのルート、思ったよりも懐が深い。
地図上では登り25分となっていたので、15分ぐらいでいけるだろうと考えていましたが、20分経ってもまだまだ続く。 -
魍魎の匣!?
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このてっぺんが山頂です。
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7時18分、黒味岳山頂
けっきょくコースタイム通りの時間がかかってしまった。 -
ガスっててもこの高度感。
晴れてたら凄まじい絶景でしょう。 -
どうやってできたんでしょうか?
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山頂で一つ目のお弁当です。
おにぎり弁当と日の丸弁当のうち、日の丸弁当にしてみました。
白米の量が半端なく、お腹いっぱいになりました。 -
7時40分、下山開始
すこしのんびりし過ぎました。 -
頂上直下の分かれ道で遊んでしまったこともあり、黒味分れに戻ったのは8時前でした。
予定より40分遅れです。ちょっとやばいかも…… -
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岩場もたくさんありますが、凹凸がはっきりしているためロープに頼らなくても問題ありません。
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黒味分れから宮之浦岳を越える辺りまで、巨大な岩肌や一枚岩を巧みに利用した道が多く、実に“Fun to hike”な山行です(^^♪
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登山靴との相性もバッチリ。
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テン泊縦走かな?
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登山道にはヤク猿やヤクシカも時おり顔をのぞかせます。
シカは臆病で逃げてくれるからいいけど、サルは向かってくることがあるので厄介です。ロープ場の上に見えるサルは親子連れで、嫌な予感がして距離を保ちながら歩いていたのですが、この先の岩場を登ってる時すぐ脇の茂みから(おそらく)母ザルの威嚇する声が聞こえてきてびっくりしました。 -
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携帯トイレブースがありました。
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おおっ、この岩はっ!
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9時13分、栗生岳
標高1867mと九州第3位の高さを誇り、宮之浦岳、永田岳とともに屋久(島)三岳に数えられます。ただしあまりにも宮之浦岳に近いため、宮之浦岳の一部として見過ごされがちな山でもあります。 -
この狭い隙間の先に
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祠があります。
登頂の報告とご挨拶だけしておきました。 -
ここまで来ればあと一歩。
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見えてきました。
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9時27分、宮之浦岳山頂
ちょうど団体さんが出発するところでした。 -
三角点タッチはなんだか恥ずかしくてまだしたことがありません。
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9時35分、下山開始
宮之浦岳 自然・景勝地
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まだまだ先は長い。
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山頂から20分ぐらい下るとヤクシマシャクナゲの花畑の中へ。
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あとで夕飯をとったお店でうかがうと、今年は裏年で花の数はそれほど多くないのだとか。
数年前の大当たり年には地元の人間までもが大挙して登ったそうです。 -
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この宮之浦岳一帯の風景は、スケールこそ違え、去年訪れた礼文島のハイジの谷を思い起こさせます。
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土の上ではなく岩の上を歩く。
それだけでワクワクします。 -
10時21分、平石岩屋
まだ予定より25分遅れ。 -
そろそろ楽しい楽しい岩場歩きともお別れ。
今度は森の中。 -
ここからは遅れを取り戻すためちょっとだけ急ぎ足で。
新高塚小屋まで誰にも会わず。 -
11時14分、新高塚小屋(のトイレ)
こんな山奥にしては実にきれいなトイレです。 -
立派なウッドデッキ。
2001年にこのデッキができるまでは新高塚小屋でのトイレ利用はけっこう大変だったらしく、夜中にトイレに行こうとして遭難(いまだ行方不明)した人が二人確認されています。 -
11時16分、新高塚小屋
出発準備中の登山者が一名いました。
一時間ぶりに人を見かけました。 -
おそらく新高塚小屋泊まりであろう縦走装備の方、数組とすれ違いました。
一時間程度の距離なので、どうせなら設備の新しい新高塚小屋を目指しがちなのが屋久島縦走あるあるです。 -
11時59分、高塚小屋
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12時3分、縄文杉近くの休憩所
3年前に縄文杉を見に来た時もここで昼食にしました。 -
今回は他に利用者無し。
おにぎり弁当をゆっくりいただきます。 -
わかりますか?このおにぎりの分厚さ!
なにより山で食べる柑橘類の美味いこと♪
次登るときは忘れずにみかんを持っていこう。
黒味岳以来まともに休憩をとっていなかったので20分ほどゆったりと。 -
12時27分、縄文杉
前回観たときよりその圧倒的な幹回りが印象に残りました。 -
みなさん展望デッキで記念撮影に夢中ですが、上の展望デッキより一段下がったこちらからの方が縄文杉の全体像が分かりやすい気がします。
上のデッキが見切れちゃうのはしょうがないけど…… -
12時30分、賑わう展望デッキをあとにします。
休憩所でくつろぎ過ぎてまたもや30分押し。
ちょっくら飛ばしましょう。 -
縄文杉近くの水場。
冷えてるってことが最大のポイントです。 -
チャージ完了!
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12時47分、なぜかお気に入りの夫婦杉
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平日だけあって空いてます。
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小鹿発見!
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足を休ませながら時間も稼げるので大株歩道の下りはとても助かりました。
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13時9分、ウィルソン株
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ハートは前回撮ったので今回はスルー!
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13時13分、翁杉
2010年に倒れるまでは縄文杉に次ぐ幹回りを誇っていました。 -
13時23分、大株歩道入口
この橋の先は行き止まりで、縄文杉登山の登りでは最後となるトイレがあります。 -
休憩中の人、多数。
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長い線路歩きスタート。
当然BGMは“Stand by Me”ですね。 -
なんだ、なんだ?
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線路の補修工事みたいです。
動いているときに出くわしたらすれ違うのに苦労しそう。 -
14時6分、楠川分れ
この時点でほぼ予定時刻に追いつきました。
このままフツーに歩けば間に合うはず。 -
ここを登っていくと白谷雲水峡に出ることができます。
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だいぶバテてます。
イメージ通りに登れなくなってきました。 -
14時37分、辻峠
太鼓岩への登り口です。
太鼓岩には前回も登ってるし、今回も眺望は期待できないしで登る理由は一つもないにもかかわらず、なぜか登り始めるバカ一人…… -
これがまた短いけどなかなかの急登なんですよ……
ふだん山登りをしない人が大挙して登るので、コースを外れないようこれでもかとピンクリボンがぶら下がっています。 -
14時47分、太鼓岩
あ〜疲れた!太鼓岩 自然・景勝地
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ほらね、真っ白。
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当然下りも急。
「女神杉?」前はこんな名前付いてなかった気がするけど。
調べてみると、世界遺産登録20周年を記念して2013年の10月に公募で決まったらしい。 -
14時59分、辻峠アゲイン
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これも公募で命名された屋久杉。
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一本道をすいすい降りていきます。
途中、相変わらず“苔むす森”の近辺だけ人だかりができてました。
たしかにきれいだとは思うけど、人にまみれて“苔むす森”を見るくらいなら50m上に抜けるか“奉行杉コース”で森の中を歩く方を選ぶな、わたしなら。白谷雲水峡 自然・景勝地
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15時23分、奉行杉コースとの分岐点に付きました。
白谷雲水峡発の最終バスの発車時刻は16時10分。このまま素直に本道を下りていけば残り1.5kmを47分で歩けばいいので余裕をもってのんびりできる。
もういいオトナなんだから。旅にはゆとりが必要です。 -
と言いながらなぜか奉行杉コースを突き進むわたし。
だって前回訪れたとき全コースを回った結果、奉行杉コースが一番気に入ったんだもの。
さっきの案内図を見ても2kmちょっとみたいだったし。47分もあれば楽勝だよね。 -
白谷雲水峡のメインコースとの一番の違いは森との距離感。
メインコースでは美しい庭園を順路から眺めている感じがするのに対して、奉行杉コースは実際に森の中を歩くことができるのがいいんですよ -
なんて余裕をかましてたのも最初のうちだけ。
行けども行けどもどんどん森の中へ。
「あれっ?どこまでいくんだろう。こんなに長かったっけ?」 -
後で調べてみたら奉行杉コースは全長約3km。ただしそれはコース入口から出口までで、わたしが出発した分岐点から白谷雲水峡入にあるバス停までは約4km。しかも軽めとはいえアップダウンのある山道。
そこをヘロヘロになったわたしが47分で歩き切るのは実はかなりの試練だったりしたのでした。 -
途中から現れた距離表示板を見てそれに気づくも後の祭り。
引き返すのは負けたみたいで嫌なのでとにかく先を急ぐ。
が、こんな登りが何か所も… -
この時点で残り30分。
1.7kmを30分ならなんとかなりそうと一瞬希望を抱いたものの、このあと6分歩いて2、300mしか進んでいなかったことがわかった時の絶望感たるや。
後半は半分諦めて「ダメならタクシーだな。よくやったよ」と自分に言い聞かせながら進みました。 -
16時1分、さつき吊り橋
後半奇跡の巻き返しをみせる。 -
16時4分、憩いの大岩
ここまで来れば大丈夫。 -
16時6分、白谷雲水峡バス停
何とか間に合いました。
最後の奉行杉コースが、肉体的にも精神的にも今日一日で一番疲れました。 -
宮之浦港で栗生橋行きに乗り換え。
宮之浦港フェリーターミナル 乗り物
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ここからは昨日と同じパターン。
ホテル内のランドリールームで洗濯して。 -
隣の『屋久島グリーンホテル』の大浴場へ。
屋久島グリーンホテル 宿・ホテル
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脱衣場の体重計に載ると、昨日と比べてちょうど1kg体重が落ちてました。
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『いその香り』0997-46-3218
11:30〜14:00(L.O.13:30)18:00〜22:00(L.O.21:30) 火曜定休
近くの寿司屋さんで夕食。いその香り グルメ・レストラン
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ダハーーーーーっ♪♪♪
今日は白谷雲水峡入口から2時間半の水分断ち。
効くな〜! -
永田の手造り豆腐
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昨日は地魚にぎり定食でしたが、今晩は地魚にぎり5種10貫です。
明日の予定を考えながら美味しくいただきました。 -
食後近くのスーパーで明日の朝食と今晩の寝酒の買い出し。
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19時半、ホテルに戻り、明日の早朝タクシーの手配をお願いしました。
今日の調子次第では休養日に充てようかと思っていたためぎりぎりまで予約を伸ばしていたのですが、雨ではなさそうだし、風呂に入って夕飯食べたら思ったほど疲れてないことに気づいたので予定通り登ることに。
しかし、この時間だとすでに明日の予定が決まっているタクシー会社が多く、何本も電話をかけていただいた結果、なんとか一台確保することに成功。
ほんとに助かりました。
明日は3時50分起きなので昨日より少しだけ夜更かしして、10時過ぎに就寝。ecohotel SORA <屋久島> 宿・ホテル
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旅行記グループ 2016年5月屋久島
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