2016/05/29 - 2016/05/29
410位(同エリア1091件中)
Ybaba姫さん
- Ybaba姫さんTOP
- 旅行記385冊
- クチコミ83件
- Q&A回答5件
- 337,328アクセス
- フォロワー30人
いつかは行きたいと思っていた世界遺産の熊野古道や高野山。
2泊3日のツアーを見つけて参加することに。
3日目は高野山。
昨年、弘法大師空海が開創されて1200年を迎えたという
高野山には、歴史あるお寺が立ち並び、奥之院参道には、
樹齢何百年という杉木立の中に織田信長や豊臣秀吉やなどの
戦国大名をはじめ、大企業や有名人など、20万以上の墓碑が
並んでいました。苔むした墓碑や真新しい墓碑等々・・・
御廟には、弘法大師様が今も生きて瞑想を続けているとされていて
1日に2回、食事をはこんでいるそうです。
普段は無信心の私も、思わず背筋をただし、手を合わせたくなるような
神聖な空気に満ちている場所でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
PR
-
障子戸なので、外が明るくなると部屋の中も
明るくなります。
今日は日差しが出ているようです。 -
天徳院は、加賀百万石・前田家三代利常公夫人の珠姫
(徳川秀忠の娘)の菩提所として建立されたとのことで、
「天徳院」とは珠姫の戒名だそうです。
私たちが泊めていただいたお部屋の窓から、右側をのぞき込むと
天徳院様の墓地と見受けられる場所がありました。 -
天徳院様の墓地?
-
朝も精進料理です。
質素だけど、十分な朝食です。 -
表のお庭
-
よく手入れされています。
-
重要文化財に指定されている天徳院のお庭を
拝見することに・・・
板張りのふすまには中国の仙人のような絵が描かれています。 -
裏側には牡丹と松。
青い鳥が飛び立っているようですが・・・。 -
池泉式の庭園。
ちょうど菖蒲が咲いていました。 -
最終日、最初は奥之院へ。
向かうバスの車窓から。 -
バスの車窓から。
見えるのはどこも由緒正し気なお寺です。 -
駐車場にバスを止め。専門ガイドさんの案内で
奥之院に向かいます。
横断歩道を渡ると、奥之院の入り口です。 -
奉納された沢山の灯篭が並びます。
-
樹齢1000年を超えるという杉木立が神聖な雰囲気を
醸し出しています。 -
奥之院には、おおよそ20万基を超える諸大名の墓石や、
祈念碑、慰霊碑等があるそうです。
宗教や宗派を問わないとのことで、キリスト教のお墓も
あるとのこと。
日本を代表する有名企業等の記念碑などもあるようです。 -
近くまで行くことはできませんでしたら、木立の陰から
徳川秀忠夫人・お江様の五輪の塔。
奥之院で最大の五輪の塔と言われるこの塔は、
駿河大納言徳川忠長が母の一周忌に際して造立したものだそうです。 -
加賀前田利長墓所。
-
浄土宗 法然上人の御廟所0。
ここへ来る前には親鸞聖人の御廟所に案内する
小道があったような・・・ -
徳川家康の次男で豊臣秀吉の養子になった
結城 秀康(ゆうき ひでやす)の石廟。
苔むし、歴史を感じる立派な霊廟です。 -
この階段の先に豊臣秀吉の墓所があるそうですが、帰りに良く
見えるという事で、ここは素通り。 -
この階段の先には織田信長の墓所があるようですが、
ここも素通り。
残念ですが、一つ一つ確認しながら進んでいたら、
1日かかるでしょうね・・・ -
この橋から先が奥之院。
弘法大師さまが御入定され、今も現世の平和を
祈っておられると言われている聖地です。 -
橋の先は撮影禁止。
私たちは、弘法大師様が今も居られるという地下お堂の
一番近い場所まで行くことができ、不信心な私ですが、
ガイドさんのお話が上手なこともあり、とても厳かな、
ありがたい気持ちになりました。
今でも朝と昼にお食事を運んでおられるとか・・・
1日も欠かすことのない、このような行いが、今でも
多くの人を惹きつけているんでしょうね・・・。 -
奥の上に建つのが豊臣秀吉の墓所。
-
空海(弘法大師)の像。
日本全国にある空海の像は大抵が
このような立像。
それは日本全国を修行して歩いていたから。 -
このように弘法大師が結跏趺坐している像は
高野山にしかないとの説明がありましたが・・
本当かな?? -
続いて訪れたのは真田家の菩提寺蓮華定院。
提灯にも六文銭の家紋が。 -
玉砂利のお庭には綺麗に模様が描かれていました。
-
建物の横を抜けて裏の方に向かうと、そこには
真田家の墓所がありました。
でも五輪の塔は雪村のものではなく、
雪村の兄、信之と信之から家督を継いだ信政のものだそうです。 -
蓮華定院では、金屏風と調和した美しい生花が
出迎えてくれました。
こちらの宿坊を利用した方も大勢いたようですね。
たぶん預かっているであろう大きな荷物が沢山おかれていました。 -
真田昌幸・幸村父子が滞在したと言われるお部屋、
「上段の間」へ向かうと、お部屋の前には素晴らしい
日本庭園が現れます。 -
新緑が美しいこの季節も良かったですが、
秋も良いでしょうね〜。 -
上段の間の手前のお座敷
-
今年の干支、サルの切り絵の奉書。
これは「宝来」と言って、しめ縄の代わりに掛ける縁起物だそうです。 -
上段の間には、真田幸村を中心に左に父の昌幸、右に兄の
信之の掛け軸がかけられていますが、ガイドのお坊さんの
お話だと(この方、とてもお話がお上手で、まるで
ディズニーランドのお兄さんみたい!)内緒だけど、
真ん中の雪村以外は別人だと言われているそうな・・・。 -
雪村が九度山に蟄居を命じられていた際、かなり困っていたようで
食料やお酒を無心する手紙が残されています。 -
バスの車窓から
-
バスの車窓から
-
バスの車窓から
高野山には100以上の寺院があるそうですから、
一つ一つ見て回ったら、とても1日や2日では足りないでしょうね〜。 -
高野山駅からケーブルカーで極楽橋駅に向かいます。
-
高野山駅の構内。
かなり急こう配な階段です。 -
ケーブルカーがやってきました。
-
駅が見えなくなりそうです。
-
ケーブルカーの中も階段状になっています。
-
途中、高野山駅に向かうケーブルカーとすれ違います。
-
このすれ違いの間だけ線路(?)が二手に分かれています。
-
極楽橋駅に到着!
眺望列車「天空」に乗り換えます。 -
緑の列車が私たちの乗る列車。
-
ホームから綺麗な赤い橋が見えます。
-
奥に見えるのがケーブルカーの駅。
-
天空のチケット。
-
出発進行!
さっきホームから見えた赤い橋を通り過ぎます。 -
座席は指定制。座席のマットにはカエルが隠れています。
-
天空の車窓から
-
駅名板の後ろの花はなんだろう・・。
-
途中の高野下駅で極楽橋駅に向かう列車とすれ違います。
-
車窓から
-
車窓から、九度山駅
-
学文路(かむろ)駅で下車します。
-
学文路(かむろ)駅舎。
-
車窓から。
-
道の駅「柿の郷くどやま」にバスを停め、
九度山・真田ミュージアムを見学します。
この日は日曜日だったので、館内はとても
混雑していました。
ビデオ等を見ていると結構時間がかかりそうですが、
私たちは駆け足で見学。 -
九度山の旗が沢山!
-
バスの車窓から
-
最後の見学先、長谷寺へ。
長谷寺って・・・鎌倉じゃなくて奈良にもあるんですね。
知らなかった・・・<(_ _)> -
参拝には、登廊(のぼりろう)と呼ばれる
全長約200メートル、屋根付きの339段の石段を
登っていきます。
(また階段だ・・・・) -
ふうふう言いながら登ってきました。
-
ちょうど修学旅行に来ていた高校生は、競争しながら
駆け上がってきます。
なんて元気なんでしょう!! -
愛染堂
-
長谷寺
-
鐘楼
-
本堂は清水寺のように高い足組の上に建てられています。
-
-
帰りは本堂の裏の方から出てみます。
-
登廊の途中に合流しました。
-
ところどころ、宿坊でしょうか・・
建物に通じる脇道や階段が伸びています。 -
月輪院
-
この先には何があるのでしょう。
-
仁王門は残念ながら修理中でした。
これで、2泊3日のツアーを終え、
名古屋駅に向かいます。 -
名古屋駅発19:29発のこだまで無事帰宅。
これでもかというくらい、神社仏閣めぐりの旅で
階段の上り下りがキツイツアーでした。
日本も海外も、観光地というと階段や坂が多いですね〜。
足腰はいつまでも丈夫でいられるように、鍛えないといけませんね。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 伊勢・那智・熊野・高野山・・・神域を行く(2016年5月)
0
80