2017/04/07 - 2017/04/07
457位(同エリア1140件中)
さらりんさん
いざ熊野古道へ。
去年の「山の辺の道」に続いて、古道歩き第2弾です。せっかく熊野古道へ行くので、高野山も組み合わせることにしました。「るるぶ和歌山」「ジパング倶楽部熊野古道(2014/9月号)」「ジパング倶楽部天空の聖地高野山(2015/5月号)」、4トラベルなどを参考にプランを立てました。
ところが熊野古道の全体像がいまいちわからず、どのコースをどのような順番で歩けばいいのか、特に、宿泊地をどこにすればいいのか、なかなか見えてきませんでした。
そこで大変役に立ったのが、わかやま紀州館(有楽町交通会館)です。観光案内コーナーのお姉さんに手取り足取り教えていただき、たくさんの資料をもらってきました。そのうちのお役立ちベスト5が下記の資料です。
1.「わかやまアクセスガイド&時刻表」
飛行機、鉄道、バスなどとにかく知りたい情報がコンパクトにまとまっているすぐれもの。現地でも威力を発揮しました。
2.「中辺路ウォーキングマップ」
A3が横に2枚つながった大きくて見やすいもの。紀伊田辺~熊野本宮~速玉大社~那智大社の全体の位置関係がよくわかります。表紙のタイトルは「世界遺産を歩く旅熊野古道 癒やしの聖地熊野三山へ」となっていて、マップはその裏側にあります。
3.「熊野古道中辺路へのアクセスとプランニングのコツ」
これは雑誌のコピーでしょうか、わかやま紀州館で独自にコピーしたもののようです。
4.「生まぐろマップ」
勝浦のまぐろ飲食店の案内と地図。
5.「熊野古道大門坂」
新宮と那智の全体像がよくわかります。
東京からの往復はJLのマイルを利用しました。
高野山~熊野、熊野古道中辺路はバスの本数がとても少ないのでプランニングは困難を極めました。古道沿いの宿泊施設は少ないし、しかも古道からはなれているので、「どの曜日に、どのルートを何時までに歩くか」「どこに泊まるか」ということを、バスの時刻表とにらめっこしながらの計画でした。
宿泊は、1泊目は高野山の宿坊「恵光院」です。宿坊体験には憧れていましたので。2泊目、3泊目は熊野本宮すぐそばの「蒼空げすとはうす」です。4泊目は勝浦のHotel & Renta Carです。2泊目以降は安くて評判のいい宿、という観点で選びました。
次のようなプランになりました。
《1日目》 ●は観光、△は宿泊、( )は交通手段、の意味です。
羽田空港ー(JL103)ー伊丹空港ー(リムジンバス)ーなんば駅-(南海特急こうや3号)ー極楽橋-(ケーブル)ー高野山駅前ー(南海りんかんバス)ー奥の院前
●奥の院見学、金剛三昧院見学
△恵光院宿泊
《2日目》
●金剛峯寺見学、壇上伽藍見学、霊宝館見学、大門見学
千手院橋ー(南海りんかんバス)ー護摩壇山ー(龍神バス)ー栗栖川で乗換えてー熊野本宮
△蒼空げすとはうす宿泊
《3日目》
熊野本宮ー(龍神バス)ーちかつゆ古道歩きの里
●熊野古道なかへち継桜コースを歩く
●熊野古道なかへち牛馬童子コースを歩く
ちかつゆ古道歩きの里ー(龍神バス)ー本宮大社前
●熊野本宮大社見学、大斎原見学
△蒼空げすとはうす宿泊
《4日目》
熊野本宮-(龍神バス)ー発心門王子
●熊野古道なかへち発心門王子コースを歩く
本宮大社前ー(明光バス)ー権現前
●速玉大社見学、神倉神社見学
新宮駅ー(熊野交通)ー勝浦駅
●補陀洛山寺見学
△Hotel & Renta Car宿泊
《5日目》
勝浦駅-(熊野交通)ー大門坂
●熊野古道大門坂を歩く
●那智大社見学、青岸渡寺見学、那智の滝見学
那智の滝前ー(熊野交通)ー紀伊勝浦駅ー(JRくろしお26号)ー白浜駅-(明光バス)ー南紀白浜空港ー(JL218)ー羽田空港
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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JL103羽田空港7:30発、伊丹空港8:35到着。
羽田発関空行きも考えましたが、関空行きの出発時刻が7:00と、伊丹行きよりも出発時刻が30分早く、早く出発したわりには高野山への到着時間が同じなので、7:30発の伊丹行きにしました。 -
機体にはドラえもんの絵が描いてありました。
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客室への入口でもドラえもんの絵が迎えてくれました。
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伊丹空港に8:40に到着。
空港ターミナル2番バス乗り場から9:05発「大阪シティーターミナル」行きのリムジンバスに乗りました。640円。
9:35「なんば」に到着。
なんば駅は初めてなので、出発の前日に駅構内図をチェックしておきました。ややこしそうでしたが、無事に南海電鉄にたどり着くことができました。
10:00なんば発南海特急「こうや3号」に乗車。
極楽橋まで1650円(指定券780円を含む)+ 高野山までのケーブルカー390円
合計2040円。 -
ワンビュー座席(座席が窓の方を向いている)の「天空」に乗ってみたかったのですが、時間が合わなかったのであきらめました。
進行方向右側の席がよい、とのことです。 -
南海電鉄は初めてです。
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さくらが満開です。
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11:19極楽橋に着きました。
「天空」(左側)と「こうや」のツーショットです。
これが天空なのね。 -
あれが極楽橋なのかしら?
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ケーブルカーに乗り換えます。
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ケーブルカーは11:25に出発。乗車時間はたった5分です。
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乗客は外国人だらけ。
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こちら側も外国人だらけ。
フランス人、スペイン人、ヨーロッパ系の人が多いそうです。
高野山がミシュラングリーンガイドで3つ星を獲得してから急増したらしいです。 -
高野山駅に到着。
ここから11:36発のバスで奥の院へ。 -
まずは腹ごしらえです。
中の橋会館の「はちょう」で昼食をとりました。
「はちょう」の文字が小さく、しかも「おでん」の旗にかくれていたので、なかなか見つかりませんでした。 -
にしんそばとカツ丼うどんセット。
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12:40、奥の院見学開始です。
ふつうは一の橋からスタートするのが一般的ですが、私たちは昼食の時間や、宿坊のチェックイン時間を考えた結果、中の橋からスタートして、一の橋で終了して、その後宿坊にチェックインする、というコースにしました。 -
ロケット型慰霊碑。
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しろありの慰霊碑。
しろありにも命があるわけですからね、やむを得ず命を落としたしろありを弔うのだそうです。 -
福助。
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ヤクルト。
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日産自動車。
それぞれの企業で亡くなった人を弔っているとのことですが、ひと目をひくユニークな墓石(というよりは、企業のシンボルフィギアといったほうがいいかも)なので、かなり宣伝効果があるように思います。 -
花菱アチャコ句碑もありました。
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写真業界先賢萬霊の碑。
何と墓石に顔写真がびっしりです。 -
崇源院(徳川秀忠夫人)の墓所。
江姫ですね。 -
奥の院にはたくさんの五輪塔(5つの石を積み上げた墓)がありますが、崇源院のものがいちばん大きいのだそうです。
この写真だと、鳥居がじゃましていて、大きさがわかりませんね。すみません。 -
芭蕉の句碑。
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「父母のしきりにこいし雉子の声」
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お化粧地蔵。
あとで知ったのですが、お地蔵さんにお化粧をしてあげると自分もきれいになるんですって。お化粧をしてあげてくればよかったかな。いろいろな意味で、時すでに遅し・・・ -
赤い前掛けのお地蔵さんが他にもチラホラいらっしゃいました。
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加賀前田家供養塔。
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福耳の愛らしいお地蔵さんふたり組。
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法然上人供養塔。
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安芸浅野家墓所。
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苔むした五輪塔の連続を見ていると、お地蔵さんの赤い前掛けが彩りをそえてくれて、ほっこりします。
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豊臣家墓所。
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階段を上っていくと、ひろい敷地でした。
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織田信長のお墓の案内板。
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織田信長墓所。
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御廟橋。
御廟とは弘法大師が62歳の時に瞑想をするために入室された場所のことを言います。御廟の地下では今も弘法大師が生きていて瞑想をされている、と言われています。
ここから先は撮影禁止です。一礼して、弘法大師の即身仏の近くまで行きます。ちょっとドキドキします。 -
奥に見えているのは、御廟の手前にある灯籠堂です。
その後ろに御廟があるのです。
そこに弘法大師がいらっしゃるのですね。
地下に降りる階段があったので、下に降りていきました。
奥へ進んでいくと、御簾がかかっている場所があり、手前には大きな数珠と三鈷杵(さんこしょ)がありました。もしかして、あの御簾の後ろに弘法大師がいらっしゃるのですね・・・
わかやま紀州館でもらった資料によると、「南無大師遍照金剛」と3度唱えるとよい、と書いてあったので、唱えてみました。数珠と三鈷杵にもさわりましたので、きっと私の体内のパワーや気力がアップしたにちがいありません。なんせ日本一のパワースポットということですので。
もう少し人がおおぜいいるかと思ったのですが、他にはほとんど人は居ませんでした。パワーを独り占めした感じ・・・ -
雨がかなり降ってきたので、休憩所で一休みしました。
「こうやくん」のマスコットキャラクターです。あちこちで見かけました。 -
どなたかはわかりません。
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お参りしていたお年寄りグループです。
背中には「同行二人」と書いてあります。
「どうこうふたり」ではなくて「どうぎょうににん」と読むそうです。「1人で歩いていても常に弘法大師さまとふたりづれ」と言う意味だそうです。 -
毛利家をおまいりするYOU。
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木の幹にキラキラ光るものが見えた、と思ったら、
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一円玉でした。
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姿見の井戸。
のぞき込んでみて、自分の姿を無事に確認することができました。ほっ。 -
ここにもYOUの家族連れ。
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明智光秀墓所。
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石田三成墓所。
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伊達政宗墓所。
鳥居が立っていて、りっぱです。 -
鳥居の上に木まで生えていました。
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大師の腰掛け石。
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武田信玄墓所。
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毎日新聞社五代社長本山彦一の墓。
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木のむろに小さなお地蔵さんたち。
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龍泉院墓所という立て札をよく見かけました。
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また伊達家墓所がありました。
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一の橋に到着。
これで奥の院見学はおしまいです。
奥の院ナイトツアーでもう一度来るかもしれませんけどね。 -
14:30ころ、宿坊恵光院にチェックインします。
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山門(右側)の木彫り彫刻。
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山門(ひだり側)の木彫り彫刻。
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高野山には宿坊は50以上もあって、どの宿坊にしようかとても迷いました。最終的に世界遺産の金剛三昧院か、「奥の院ナイトツアー」のある恵光院のふたつにしぼりました。2月に電話をかけたときに、恵光院ではあと1部屋しか残っていない、と言われ、それほど人気があるのなら、と恵光院に決めたのです。もちろん「奥の院ナイトツアー」もぜひ参加してみたいので、決め手になったひとつです。
これだけ外国人が多いとローマ字表記が必要ですね。 -
長身でイケメンのお坊さんがチェックインしてくれました。
部屋のかぎ。 -
肌寒い季節なので、こたつはうれしいです。
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石の庭が見えます。
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恵光院向かいにある光海珈琲に行ってみました。
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入ったら、外国人客でほとんど満席です。あきらめて出ようと思ったら、フランス人のご夫婦が荷物を置いていた席を空けてくれたのですわることができました。
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コーヒーとシフォンケーキ。
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カップの内側に字が書いてありました。
「心を洗って香とし、体をつつしんで花とす」 -
切り絵細工をよく見かけました。
稲作ができなかった高野山では、しめなわの代わりに切り絵を飾るようになったそうです。 -
宿坊選びの時に悩んだ金剛三昧院へ行ってみました。金剛三昧院は北条政子が頼朝と実朝の菩提を弔うために建立したお寺です。
恵光院から徒歩10分くらいです。
メインの通りからは少し奥まったところで、坂をのぼります。 -
高野山は世界遺産なのですが、街全体が世界遺産登録されたわけではありません。主に歴史的建立物としての価値が高い6ヶ所が登録されています。そのうちの1カ所が金剛三昧院ということです。
入口の山門。 -
こうやくんがお出迎え。
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本尊は愛染明王。
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恵光院の赤い傘をさしていたので、「お泊まりは恵光院さんですか?」とばれてしまいました。
拝観料300円。 -
庭のシャクナゲが有名だそうです。
まだつぼみでした。 -
経蔵。校倉造りだそうです。
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樹齢500年以上の大きな杉の木。
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国宝の多宝塔。
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屋根と屋根の間の白いドームが細くくびれた感じで、何とも優美です。
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多宝塔の地面の周囲には放水銃が埋め込まれていました。
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放水銃のアップ。
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金剛三昧院でいただいたおみやげ。
カラフルな腕輪です。腕が太い人でもはめられるように、長さが調整できるようになっています。 -
倒れかけている木は苔むしていて、龍のように見えます。
金剛三昧院には宿泊できませんでしたが、見学ができてよかったです。 -
あちこちで高野槙が植えられていたり、供えられているのを見ました。
「○○槙店」という、高野槙を専門に売っているお店がありました。 -
高野槙は悠仁親王のお印だそうです。
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恵光院に戻りました。
阿字観道場の前まで行ってみました。
阿字観とは瞑想のことです。恵光院では毎日16:30から阿字観修行を行っています。私たちは金剛三昧院見学に行ったため、参加しませんでした。 -
外国人の宿泊客が多いので、案内は英語、中国語、韓国語で書かれていました。
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私たちの部屋はバストイレ付きでした。
大きいお風呂で国際交流を、とも思いましたが、調べなければいけないことが多くて、それどころではなく、個室のお風呂ですませてしまいました。傘を干したりすることもできて、とても助かりました。 -
夕食をはさんで写経をしました。紙の裏側に文字が印刷してあるので、それを筆ペンでなぞるのです。
書き終えたら、翌日チェックアウトの時に提出します。恵光院に収めるなら無料、奥の院に収めるなら別途料金が必要です。 -
部屋に夕食が運ばれてきました。
ピカイチはごま豆腐です。おかわりしたいくらい美味しかったです。
ごはんもとても美味しかったです。普段はごはんの量を加減して食べている私ですが、今回はたっぷりいただきました。 -
翌朝の護摩祈祷で焚きあげていただくよう、2本の護摩木に願い事を書きました。1本300円です。
我が家の家内安全と、息子たち家族に関する願い事です。 -
さて、楽しみにしていた「奥の院ナイトツアー」は催行されるのでしょうか。お膳を下げにきたお坊さんスタッフに聞いてみると「わかりませんね。館内放送でお知らせしますから。」ということです。
外を見るとまだ雨がふっています。
すると館内放送が・・・部屋の中ではよく聞き取れないので、廊下に出てみると、やはり外国人の女性が廊下に出てきていて、耳をそばだてていました。放送の日本語部分は終わってしまっていて、英語で「the night tour is cancelled・・・」という悲しい内容を聞き取ることができました。外国人女性と顔を見合わせて「残念だわね~、too bad」と慰め合いました。
あ~、奥の院ナイトツアーが楽しみで、恵光院に泊まったというのに! -
その後、さらにショッキングなことが・・・
翌日、高野山から熊野本宮へ移動するために龍神バスを予約していたのですが、その龍神バスから電話がかかってきたのです。高野龍神スカイラインで土砂崩れがあったため、明日はバスが運行しない可能性がある、その事態にそなえて、紀伊田辺を経由する迂回ルートを検討しておいた方がいい、という内容でした。
何ということでしょう。それから夫とふたりでスマホとわかやまアクセスガイド時刻表と首っ引きで迂回ルートを組み立てました。本来なら、14:29高野山千手院橋発の「護摩壇山」行きバスに乗ればいいのですが、迂回ルートの場合は同停留所を11:53「高野山駅前」行きのバスに乗らないといけません。高野山滞在時間が2時間以上少なくなってしまいます。
地図で見ると、高野山と熊野は直線で100キロあるかないかの距離なのに、移動に半日もかかるとは、何と遠いのでしょう。
バスの運行については、翌日、再度、龍神バスが連絡をくれることになりました。
(これは翌日撮影した「わかやま道路情報」の画面です。翌日の画面なので、少し内容が変わってしまっていますが、通行禁止、と書いてあり、その画面を見てがっかりしたものでした。) -
恵光院のお坊さんスタッフが布団を敷いてくれているころに、今度は、翌日の宿泊予定の蒼空げすとはうすのオーナーから電話がかかってきました。やはり、バスの運行状況を心配して、紀伊田辺迂回ルートをすすめてくれる内容でした。
さて、翌日、一体バスは運行されるのでしょうか。ドキドキです。
(これは帰宅後、パソコン「わかやま放送ニュース」の画面を撮影したものです。やはり、内容は少し変わってしまっていますが、土砂崩れのニュースが出ていました。)
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