2016/06/04 - 2016/06/04
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ミズ旅撮る人さん
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2016年もまた、神奈川県足柄上郡開成町で行われている「あじさいまつり」に行って来ました。
小田急線開成駅からのシャトルバスもあり、松田山ハーブガーデンやアサヒビール足柄工場とのシャトルバスも期間限定で運行されています。
初夏のあじさいやタチアオイ、夏の終わりの酔芙蓉、ヒガンバナ(リコリス)と、季節の花と地域の施設をマッチングして盛り上げている開成町。
会場からは、ちょっとだけ富士山が臨めます。
今回は、夜、アサヒビール足柄工場のホタル見物にも行って来ました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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足柄上郡開成町は、神奈川県の西部、県境の山々を背にした水の豊かな田園地帯です。
かつてSLも通った足柄峠に向かって、東名高速・国道246号線・JR御殿場線が集まって来る、そういう場所です。
正面の山裾に横一線、白いラインが見えます。これが東名で、すぐ真下を国道246号線が走ります。あじさいの里 名所・史跡
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いきなり余談ではありますが、往年ここを走ったSL、D5270が隣の山北町に長年保存されて来ました。
それが今年みごとに動態保存への修復を完了しました。
石炭で走ることはなく、2基のコンプレッサーで動きます。
今はわずか12mという短い距離の移動ですが、今秋に一般公開され、観光客がたくさん訪れるようになれば、距離を延ばすことも夢ではないと思います。
さすがにD52ともなると車体は大きく、かつての東海道本線の主役らしい堂々たる姿です。鉄道公園 公園・植物園
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さて、あじさいまつりに戻ります。
今年(2016年)の開催日は6/4〜12です。HPには、開花情報が色別に詳しく掲載されていますので、ご参照ください。
http://kaisei-ajisai.com/html/kaika/index.html
「色づいています」は、全面青くなっていますという意味ではありません。 -
ぼんぼり咲きになる西洋あじさいがまだ色づき始めの今は、日本古来の額(がく)あじさいが魅力的です。
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以前は、あじさいと言えば、西洋あじさいでしたが、近年、いろいろな種類が増え、こうした日本らしい額あじさいもいいなと思うようになりました。
まだ、白くてピラミッド型に咲く柏葉あじさいの魅力はわからないんですが。 -
あじさいの里には、水路があちこちにあって、心地良い水音を聞かせてくれます。
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先週、「府中市郷土の森博物館」のあじさいを見て来ました。
あちらもまだ早い時期なので、あまり色がついていない、あじさいが多かったのですが、予想外にその魅力に引き込まれました。
全部色づいてしまうと、どれも同じで変化に乏しいのかもしれません。
その点、発展途上のこれらのあじさいは、一株ごとに違い、その違いを楽しむことが出来ます。 -
たまに、鮮やかな濃い紫色のあじさいもあります。
青から紫に変化した時の、ぼやっとした紫ではなく、根っからの紫といった強固な色です。 -
今年の株は全体的に小さいです。中には、こんなひょろっとした株もあります。
あじさいの里には、公式発表で5,000株ものあじさいがあります。
そのため、花後の剪定にボランティアの募集をしているのです。
講習は受けるでしょうが、素人が切る株も多々あるため、失敗もあるのでしょう。
でも、あじさいは強いです。根元近くで強剪定をされても、数年で立派に元通りになります。 -
あじさいの里は、用水路の整備などをして便利にはなったけれど、味気なくなった景観を補完するために、昭和58年からあじさいを植えるようになりました。
それを見に来る人が増えたため、昭和63年からあじさいまつりが始められました。
本来、半日影が適したあじさいを、たいへん日当りのいい農道で育てるには、年間を通しての管理が必要となります。
晩春の遅霜対策として、5,000株のあじさいに防霜シートを広げます。
HPには延々と続く白いシートの写真が掲載されています。
まつりが近づくと、草取り作業が行われます。
水分が不足しないよう、1m以上ある長い柄の柄杓(ひしゃく)で水やりをします。
7月に入ると500人規模のボランティアによる花柄摘みです。 -
開成町では、「あじさいの里親」を募集しています。
期間2年以上で、剪定・除草・ごみの回収などを無償で行います。
担当区画には、名前を書いた看板が立てられます。 -
また、「あじさいキーパー」も募集しています。
あじさいが遅霜の被害などで減少しているため、あじさいを自宅で育てて、大きくなったら里に返してくれるボランティアです。
苗は、自分で剪定枝を選び、挿し木から育てます。
いっそのこと、自宅で大きくなり過ぎて困っている人に、大株の無償提供を呼びかけたら、結構集まるんじゃないかな?
我が家も大きくなり過ぎています。 -
あじさいと水田のコラボレーション。ここの大きな魅力です。
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たまに、西洋あじさいでかなり色づいた株もありますが、まだ「見ごろ」というのは先の状態です。
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このような額あじさいで、花が白い「墨田の花火」という品種が、近年人気でした。
でも、ちょっと見栄えがしないからか、あじさいの里では、見掛けません。 -
あともう少しで「満開」だね。でも、このくらいの色づき方でも、結構楽しいと思うよ。
赤毛のアン曰く「想像の余地がある」という感じかな? -
なかなか綺麗なピンク色。この子はきっと美人になるぞ〜。
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すっきりと整備されて、気持ちのいい農道。
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雅な紫。絶対、あなたはこのくらいがいい!全部、濃い紫だと暗くなるから。
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あなたは、あとちょっとね。それにしても、鍔(がく)の縮れ具合が可愛いね。
ついつい、あじさいに話しかけてしまいます。 -
一株に、様々な色の花が咲いていることがあります。
あじさいの花の色は、地中からアルミニウムを吸収して、酸性になると青、吸収しないと赤のままなのだそうです。
一株にどちらもあるのは、吸収の度合いが枝によって異なることがあるからだとか。
青い花が赤くなっていくのは、花の老化現象なのだそうです。 -
メインの農道の脇には水路があります。
日差しがあって暑い時などは、この水音が清涼感を漂わせてくれます。
去年は、水を噴き上げてミストにしたり、虹を作ったりしていましたが、今年は見られませんでした。
ちょっと訪れる時間が遅かったからかな? -
イチオシ
水がこんなに近くにあるあじさいが撮れるのも、ここの魅力です。
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そして、「あじさいの里」の目玉の一つ「アナベル」の生け垣です。
白いぼんぼり咲きのアナベルは、ここにだけ植えられています。
アナベルは、翌年の花芽が翌年の4月以降に形成されるので、普通のあじさいのように、7月中に剪定をしなくても大丈夫というちょっと変わった特徴があります。 -
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黄緑色のアナベルは、まだ花に含まれる葉緑素が強いためで、じきに真っ白になって行きます。
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このように周囲を山に囲まれて眺めがよく、広々とした風景が広がるという土地柄が、開成町の最大の魅力だと思います。
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以前は、アナベルは色気がなくてつまらないと思っていたのですが、不思議とだんだん良くなって来ました。
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アナベルのそばにフェイジョアの木が、何本も植えられています。
フェイジョアは、中南米が原産で、ニュージーランドで品種改良されました。
10〜11月に実を収穫できます。 -
メイン通りと並行するもう一本の道に出ました。
以前はこの近くでミニSLの運行をしていたのですが、今年はレールが見当たりません。 -
そういえば、去年はここに櫓(やぐら)もあって、あじさいの里を見渡すことができたのですが・・・
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足元にプレートがありました。
例年、お神輿はこの地点で停まって、威勢のいいかけ声を挙げます。 -
あじさいの里からは、周囲の山の上に顔を出す富士山を臨むことが出来ます。
この旅行記の表紙の写真は、同じ場所で、手前のあじさいにピントをあわせたものです。 -
あじさい専門店。いろいろな苗を売っています。
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大掛かりな飲食ブースのあるテントもあったのですが、今年は自粛でしょうか?
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一番よく色づいていた一株。晴天よりも雨降りの方が似合いそう。
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この辺のあじさいは、株が少なく、未成熟なものも多くて寂しいです。
やはり、あじさいキーパーのボランティアが必要なんですね。 -
背後の山の中腹に見える白い建物が「松田山ハーブガーデン」です。
これから、ラベンダーが見ごろを迎えることでしょう。
早春の河津桜も一面ピンクになって、みごとです。 -
今年、ドツボにはまったのが、このあじさいです。
これから色づいて行くのでしょうが、この色を見るために、これからは早い時期を狙って来ようかな。 -
青い額あじさい。これが気に入って、切り花を見つけて買い求めました。
挿し木にしたら根付いて大株になりました。
青い時期は最高に綺麗ですが、この青は、あまり長くもたないで、紫色になってしまいます。
はかないなあ。 -
富士山は天気が良くても見えない時は見えないし、こんな曇りの日でもよく見えることがあります。
もう随分雪が無くなっていますね。 -
紫の額あじさい。
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いや〜、微妙な色合いですねえぇ。
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うわ〜!このグラデーション。
5,000株もあるから、こういう株に出会えるのでしょうね。 -
もしかすると、未熟児なのかな?それにしても珍種。こうなると別の種類の花みたい。
もしかして、はるか昔に山あじさいだったのを思い出したのかな? -
あまりの可愛らしさに絶句。
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ピンクの大理石のようなあじさい。そういうフレーズが頭に浮かびました。
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イチオシ
大写しです。入梅(関東は6/5)のご挨拶の絵葉書にしようかしら。
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あじさいの上にポーンと乗れそうな気分になります。
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本体はこちら。
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あじさいの雪渓。
もっとピントがしっかり合っていれば言うことないのですが・・
この日は風がとても強くて、重いあじさいの花でも揺れまくり。
もちろん下手の言い訳です。 -
この辺のピンクは絶妙ですね。
この一株で、どれだけ撮ったことでしょう。 -
これ、おもしろくて、やめられなくなってきた・・・
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ああ、普通の世界に戻って来た・・
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しかし、いやはや、まったく。なんて君は綺麗なんだ。
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あじさいなんて、どれも同じなんて思わずに。
こうした格別の美人と出会えるかもしれません。 -
車の固まっている場所にある白いテントと奥の屋根のある辺りが、メイン会場で、食べ物・花鉢・日用品などを売っています。
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「あじさい農道」の看板
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メイン会場の前で、なんかジャバジャバ音がするなと思ったら、こんなものが出来ていました。
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らせん状の水車による水力発電です。
以前は、ここに柏葉あじさいが植えられていたのですが、合わなかったのか、だんだん株が小さくなり、今はまったくなくなりました。 -
メイン会場から少し離れた所にも、店が固まっています。
店は16時で閉店してしまうので、あまり遅くに来ると見られなくなります。 -
水車の下流は水流が強くなっています。
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また来週も来たいな。もっと色が濃くなって、どんなに華やかになるんだろう。
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さて、せっかくここまで来たのなら、近くにあるアサヒビール神奈川工場で、ホタル鑑賞会をしているので、行ってみることにしました。
18時半になると、奥の駐車場が解放されます。
ゲストハウスで「ホタルのミニ講座」を受講してから、ホタルのいるビオガーデンに移動します。
「ミニ講座」は、19時から15分毎に開催されます。アサヒビール神奈川工場 名所・史跡
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まずは、ホタルの一生を学びます。
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2003年に開成町から幼虫6,000匹をもらい、そのうち1,500匹が成長、2004年3月に放流しました。
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脱皮をして、放流できる大きさにまで成長。
ビオガーデンには南足柄市の協力で地下水を利用した小川が作られていて、餌のカワニナも自生しています。
ここで、育てられているホタルはゲンジボタルなのでカワニナですが、ヘイケボタルは、タニシなども食べます。 -
ホタルの発光周期と気温には密接な関係があり、近隣のゲンジボタルでは、気温が20度では、約5.5秒間、16度では約7.5秒間発光します。
発光間隔は、関西では4秒ごと、関東では2秒ごと、東海地方では3秒のホタルも見られるということです。 -
約10分間の講座は終了。これからビオガーデンに移動します。
ビオガーデンの公開は19時半からなので、それまで手前の物産館で時間をつぶしてくださいと案内されます。
しかし、人々はさっさとビオガーデンの入り口に並び、19時半を待ちます。
ビオガーデンはそんなに広くないのと、急な坂道を暗い中で降りて行くので、途中で人数制限をします。
入れたのは19時43分でした。 -
坂道と階段を下って行くと、人々がたむろっている柵があり、その向こうに木立とおそらく小川があって、ホタルが数匹見えます。
風のある日だったこともあって、滅多に飛ぶこともなく、遠くに光るわずかな光を見るだけでした。
ホタルの見える場所は、何ヵ所かありましたが、取り敢えず「いた」程度で、ホタルの乱舞を写真に撮るという状況ではありませんでした。
人も多く、狭い場所に子供が駆け回っているので、撮影は無理です。どうしてもトライしたければ、終了近くの時間に入場することをお勧めします。
21時まで公開しています。
今度、アサヒビール神奈川工場に来る時は、昼間の工場見学と試飲会にすることにします。
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