洛南・深草、伏見、宇治を歩く

2016/05/05 - 2016/06/16

５月５日は藤森神社のお祭り、伏見稲荷のあたりは、藤森神社の氏子なのです。伏見稲荷の氏子は京都駅のあたりで、伏見稲荷のあたりは深草といわれる地域で、平安時代は貴族の別荘が多かったそうです。

６月には行って梅雨前の晴れた日に深草とレイルを歩く。

６月１５日
京都の紫陽花寺の三室戸寺へ

エリア 伏見(京都)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• 交通: 3.5

• 交通手段: 私鉄 徒歩

５月５日

伏見稲荷にやってきました。稲荷の駅前通りにも祭りの雰囲気が、...
５月５日は神輿の渡御が行われる。

神幸祭の行列が駅前に

騎馬に続いて、女みこし！

京都では珍しい。

伏見稲荷に入るみたいです。

つづいてトラックに乗った太鼓がＪＲ奈良線の踏切を渡ってきました。

深草の神輿は踏み切り前で通過待ち

東福寺がつづく

最後は宮本。文字通り宮元の神輿。

神輿は３基。伏見稲荷で神事が行われる。

武者行列が稲荷神社をスタート

藤森神社へ

社殿まえも今日はこの参拝者！

馬の神様？

絵馬道はまさに馬の絵で！

参道で賭け馬神事が行われるとのこと。有料の客席も用意されています。この神社の参道は玉砂利もなく、土のそのままの参道で！　これでその理由がわかった。

無料の参観はご覧のとおりの立ち見

先駆けの行列が進んでいるみたいだ。

鳥居近くがスタート

神社を離れて伏見方向へ歩くことに
宮本の神輿が藤森の街を練っています。

近藤勇遭難の地にあるお料理やさんで振舞い酒をいただこう。とおもったら水だった。

伏見へ歩く
京都らしい町やの家並み。

隣家に屋根が被さるように建っている。

今日は大手筋までの歩きでした。

伏見稲荷に近く

「阿保親王（792-842）は平城天皇の第1皇子で、京都を開いた桓武天皇の孫にあたる。都を奈良に戻そうとした。そのため大宰府に左遷された！その後京都へ戻されこの辺の地名が由来している。.......第五子は在原業平」

５月２４日
ようやく天気がはれてきたので、朝歩くことに

再び伏見稲荷
この時期は京都は修学旅行が多い

隣にある東丸神社は伏見稲荷とは関係ないが、...
荷田家の社で、荷田家は伏見稲荷の旧社家のひとつ
あと一つは、秦家
（写真は2023年1月撮影）

赤穂浪士hの討ち入りにも関係があった！

境内には中国からの団体も

千本鳥居はいつの間にか一方通行になっていた。

今日は深草トレイルに

奥社まで登り、ここから深草トレイルに入ります。

すぐ左手に伏見神宝神社の社

祭神は天照大神、これはかなり由緒ある！

「平安時代の深草は大宮人の憧れの土地」大亀谷方面へ

弘法の滝

滝はない？

青木が滝

しばらく行くと上へ上がる道と下へ下る道

少し上ることに
白菊の滝

一本の水が落ちる

竹林の中を進む

通行不能

宝塔寺の七面滝へ

修行の場所なのであろうか？　一筋の水が落ちる
抜ける道はないようだ。

仕方がなく、９枚前の道標のところへ戻り、下る。

昼近くになり、かなり暑い。
今日はこれまで、宝塔寺方向へ

宝塔寺山門を経て

瑞光寺まで

６月1日

またまた伏見稲荷
朝からもうこの状態！

今日は別の道を探す。

千本鳥居手前を右へ

ぬりこべ地蔵は墓場の中にある

墓地を抜けて石峰寺に

ここは黄檗宗の寺！　禅宗というと臨済宗がほとんどであるが黄檗宗もある。

５００羅漢の石仏は撮影禁止

再び宝塔寺へＧＧ

さつきの刈り込みが見事

右側の竹林は廃寺の跡らしい

山門は仁王門

七面大明神へ

七面大明神は宝塔寺の境内を上がった上にある。

石段を上がる

さらにまた石段

ようやくたどり着く

宝塔寺へ降りる。

本堂の隣に多宝塔

宝塔寺は9世紀の創建！　いまの本堂は江戸初期のものだそうだ。

深草トレイルは稲荷山から大岩山に至るトレイルで、京都1周トレイルと重なっている。

６月3日
京阪電車の深草駅にやってきました。今日も晴天なり。暑くならないうち朝のうちに歩きます。

今日は大岩山まで

深草駅前の商店街
手造りの豆腐屋さんが！

ふたたび宝塔寺前に
今日は先に進みます。

根本山眞宗寺が左に

税理士事務所の壁に深草聖天の案内板！

深草聖天、天台宗嘉祥寺

9世紀に建てられた由緒ある寺！　ただ単に名前を継いでいるだけ！深草聖天の奥にあるこんもりとした場所は何かと、....

12帝陵は後深草天皇をはじめ歴代の天皇陛下の墓所だ！

宮内庁が玉砂利をきれいに掃き清めてある。中には入りずらい。

京都1周トレイルの案内に沿って先に進む。

右手に仁明天皇陵

ここを左に曲がる。

少し太い道に出ました。トレイルはこの道路を渡る。

右手に大岩神社の鳥居
ここからがトレイルらしくなる。

かなり荒れている竹林の間を上る。

また鳥居！

「倒木あり」の陰にある社は倒木でつぶれている。

嘗ては頻繁に人が訪れた参道であったのであろうか？

前方に園児の遠足

そろそろ展望台に近い？

展望台に園児とともに到着。

京都越しに西の山が展望できる。

ここからは一般道のじゃり道になる。右へ

振り返るとマイクロの鉄塔とその下には太陽電池の発電設備！　この南参道は私道らしい？

深草トレイルもここまで？　だいぶ下へ下がってきました。ここからは舗装道路。

黒田長政の屋敷跡の真新しい石碑

京都トレイルは北堀公園へ

伏見城の堀跡？　公園として整備されている。

トレイルはその公園を半周

林を抜けると目前に天守が！

伏見桃山城天守と小天守

いまは運動公園になっているテーマパークの跡地

門も立派なもので！

御陵地のそばを下へ下ると、豪邸の住宅地！

トレイルは御香宮の前に（東山F2）

御香宮の前に

このご門（重文）は伏見城の大手門を移築したものだそうです。

８６２年に境内に泉が湧き、その香ばしさが広がり清和天皇より御香宮の名をいただいた。１６０５年に徳川家康がこの土地に現在の本殿を建てた。（説明板）

絵馬堂

徳川の収めた土地柄、東照宮は欠かせない。

佐藤栄作氏が書いた！　鳥羽伏見の戦いの史実
鳥羽伏見の戦いは1868年1月

薩摩藩の陣として大手筋をはさんで幕府軍との戦争が開戦された。

大手筋に向かって、左に折れるとある京町通の説明
この近くにあった奉行所は幕府軍の陣であった。

この料理店

の格子に白兵戦の弾痕の跡がある！

この角度で撃たれたのであろうか？

大手筋に
最後のトレイルの標識（東山F1）を見失った。

京阪電車の入り口に京都トレイルの基点ポスト

京阪電車が通過、昼時になりました。約3時間の歩き。今日も良く暑いところを歩いた。

6月１５日
梅雨の晴れ間、蒸し暑いですが出かけてみました。

京阪電車の三室戸（みむろど）駅
出遅れて３時になってしまいました。

京都の紫陽花寺の三室戸寺へ
こちらはなまっていない！　みむろと

駅から約５分で参道へ
「三室戸寺は西国観音１０番札所で修験宗の別格本山です。約１２００年前の光仁天皇の勅願により、その奥の岩淵より出現された千手観音菩薩をご本尊として創建されました。」（三室戸寺縁起）

紫陽花はまばらです。

とりあえずは本堂へ

「現在の本堂は１８０年前の建立。奥に室町時代の社殿がある。」（三室戸寺縁起）

蓮の花にはまだ早かった。

本堂の奥に三重の塔

本堂から下って庭園に

中根金作の設計による約５０００坪の庭が作られている。｢苦しみを抜き楽を与える｣という観音の慈悲にちなんで与楽苑と呼ぶ。枯山水の庭、池泉の庭と趣の異なる庭を配して、四季の花木が彩りを添える。（日本放送出版協会、はじめての西国三十三所めぐり）

枯山水！　ただいま庭師が手入れ中

三島を配置した神仙思想の庭園！

池泉式の庭もありです。

中島にはやはり五葉松！

これらのお庭はいつ作庭されたものか？　パンフレットにも記載がありません。

紫陽花の群生地へ

赤、青、白の群生です。

見事！

がく紫陽花も

白紫陽花

この赤はお見事！

この赤の品種は鎌倉では見られなかった！

こちらは予備軍のようです。

三室戸寺をでて宇治を歩きます。

由緒あるお屋敷？

玄関前にも松！

こちらも豪邸！

安養寺

平安後期の仏像などがあるそうです。現在地に移転してきたのは１６８５年だそうですが、建物などは全て新しそうです。

黄檗宗の大本山、万福寺総門

暑い！

総門をはいって三門へ

さすがの大本山の伽藍です。

三門

三門より内部の堂宇を覗いて、先を急ぎます。

宝蔵院

わずか２時間の歩きですが、暑さで疲れが来ました。山科までは歩けそうもない。既に５時、今日はあきらめて最寄り駅へ