2016/05/29 - 2016/05/29
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ウェンディさん
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ある日、我が家に舞い込んできた1枚のハガキ。
そこには、箱根バスツアー【箱根路の旅】当選の文字が…!
バスツアーに応募した覚えはなかったのですが、思い当たる節が一つだけありました。
それは、2か月ほど前に利用したうどん屋で貰った応募券、どうやらその時の応募券がバスツアーだったようです。
箱根バスツアーの主催は、株式会社ホリデー。
案内書には当選した本人のみが無料ご招待で、連れがいる場合には6500円で追加参加可能とありました。
その日程表を見ると、
集合場所→Be-NAS(ショッピング90分)→御殿場(昼食50分)→箱根ガラスの森美術館(90分)→蒲鉾屋(20分)
ハガキを見た相棒は、追加一人を申し込んでも二人で6500円、一人3250円で海鮮昼食を食べられて、ガラスの森美術館へと行けるのだったらいいんじゃない♪とすっかり乗り気。
でも、私はというとこの日程表になんだか引っかかるところを感じていました。
頭の隅ではかすかに警鐘音が響き、危険感知センサーが何かに反応する感じ…。
私の危険センサーが呼応する何やら怪しい気配たっぷりのバスツアー。
このツアーに参加したら、一筋縄ではいかない、なかなか面白味のある体験ができそう♪
一緒に行こう〜と盛り上がっている相棒を横目に、私はツアーへの一人参加の申し込みをしました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 2.5
- ショッピング
- 1.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 観光バス
PR
-
ツアー当日の朝は早起きをして、集合場所へ。
バスの座席はかなり埋まっていて、乗車率は満席とまではいかないものツアーの参加者は40名程度はいる感じだった。
バスに乗り込むとまずは追加料金の徴収から。
この懸賞当選のバスツアーでは基本、当選者は無料参加できるのだが、それは出発日が平日の場合だけで土日祭日出発の場合は追加料金500円が必要だ。
首都高速を走るバスの車窓からはスカイツリーも見え、バスの車窓からの景色は自家用車から見る景色とは異なる東京の摩天楼。
いつもの旅とはまた異った気分も味わえるのもバス旅も醍醐味だ。
(写真:送られてきた【箱根路の旅】当選案内) -
今回の旅で、私が相棒の参加希望を断ってまで一人参加にこだわった理由。
それは、日程表にあったBe-NASの文字がその原因。
以前、何かの記事でこの名前を見かけたことがあるような気がしていた。
それもGood or Badのどちら側かと言えば、後者の方。
そこで、一応調べてみた。
Be-NASはパッと読んだ感じだと、お台場 にあるショッピングモールのVenusFort ヴィーナスフォートと勘違いしてしまいそうだが、全くの別物。
Be-NASは日本各地に支店を持つ宝石屋さんで、バスツアー客を専門とする直営店だ。
(写真:ツアーバスは大型バスで、運転も丁寧で乗り心地は悪くはない) -
バスの乗客を見渡すと圧倒的に多いのが女性で、その年齢層が比較的高いのが特徴的だ。
おおよそ50歳〜70歳位の方がそのほとんどで、40歳台の人は数が少ないように思えた。
また、何人かは配偶者の方も一緒に参加していた。
50代〜70代の女性…。
その年代の女性と言えば、子育ても終わり、家庭の中でも自由になるお金が少しはあり、そして宝石にも興味が出てくるお年頃…というのが一般的だとするならば、正にこのツアーはそんな年代の女性たちを意図的に集めたツアーの様にも見える。
そう…、懸賞の応募用紙の年齢・性別欄でソートをかけたとしか思えないような感じの人員構成だった。
つまり、今回のこのバスツアーの当選は、一見、厳正な抽選で当選者を選出したかに見え、実はかなり年齢・性別を基準に厳正な選別を行い当選者を選んでいるツアーと考えることもできる。ということだ。
やっぱり、相棒を一緒に連れてこなくて正解。
彼が追加料金を払って一緒に来ても、ここまでおばさまパワー炸裂のツアーだと、きっと疲れてしまっていただろう。
(写真:首都高のサービスエリアにて。第一目的地に到着までのトイレ休憩は2回。首都高速でサービスエリアに立ち寄ることはほとんどないので、なんだか新鮮だ。) -
それに、もし仮に私と彼が夫婦そろってこのバスツアーに参加したとしていたならば、それは鴨が背中にネギを背負ってバスに乗り込んできてくれたようなもので、これから連れていかれる第一目的地の宝石店Be-NASで、ターゲットとなるのは明らかだろう。
彼も私も宝石には興味がなく(化石は好きだけど)宝石を買う気は毛頭ないのだが、90分間ずっと店員さんに勧誘され続けるのはかなり苦痛であるだろうことは想像に難くはない。
彼だって追加料金を払って参加するのにそんな状況は望まないだろう…と思い、彼には調べた情報について話し、参加を思いとどまってもらった。
(写真:バスの中では、お土産品の車内販売攻撃。途中で立ち寄るお店が提供する食品を安く購入できるチャンスなのか!?) -
でも、私はというと、休日に開催されるこんな奇妙で仕組まれたなツアーに行ける機会なんて滅多に無い…ということで、ツアーの行き先と同じ位ツアーの仕組みそのものに興味津々。
宝石だって見るだけは目の保養になるし、私一人ならば勧誘を適当に切り抜けられる自信がある。
それに、怪しげなツアーの裏側まで覗けて、ついでにお昼をご馳走になり、ガラスの森美術館で季節限定のクリスタル・オルテンシアまで見ることができて費用が0円(休日追加料金500円は必要だが)なんて、コレが最初で最後のチャンスかも…。
私の知らない世界…、どんな光景が繰り広げられるのか…。
そんな世界の裏側を垣間見るのも楽しそうだ…。
気分は昔TVで見た家政婦の市原悦子みたいな感じ…で当日のバスの車中を楽しんでいた。
そして、バスに乗車して約2時間後。
バスが停車したのは東名町田ICから車で10分くらいの場所。
そう、これから始まるのは90分間の宝石ショッピングタイム!
バスから降りると同時に、物凄い買え買え攻撃から始まるのかと思いきや…。 -
最初に案内されたのは、椅子が並べてある会場で、まずはそこで宝石についてのレクチャーがあった。(この部屋より先は写真撮影禁止ゾーンということで写真はない)
参加者の年齢層に合わせてか、説明をするのは若い方ではなくそれなりに年齢が上の方で、誕生石クイズ等をして正解者には景品を渡し、聴衆の心を上手につかんでいく。
パールに関する自身の体験談などを織り交ぜ、真珠玉の寿命の話もしつつ、自社で開発したスーパー炭素の話をしてスーパー炭素が出す遠赤外線の効果が如何にすごいかがそのレクチャーのメインのお話。
ついでにスーパー炭素を使ったネックレスの商品説明もあった。(ここで価格を一切言わないのがポイント)
商売上手だな…と思ったのは氷を使った実験。
氷をガラス板、備長炭、自社開発のスーパー炭素板の上に乗せて、その溶け具合の速さを観客の前で実験する。
すると、ガラスや備長炭の上の氷は変化がないのにスーパー炭素板の上の氷だけがみるみる溶けて水に変わっていく。
説明員の方の説明は、スーパー炭素は遠赤外線を出すから氷が他に比べて早く溶ける…とのこと。
スーパー炭素の効能についての説得力のある解説に観客はなるほど〜と、頷いていた。
私も危うく頷きかけたが、これでも現役のリケジョの端くれ。
今の実験に何だか変な点があることに気が付いた。
それは、物質の持つ熱の伝わりやすさである熱伝導率(熱伝導度)がこの実験で全く考慮されていないという点。
物質には熱伝導率っていう性質があることを、聞いたことはないだろうか。
地球上の物質はすべて大なり小なりの熱を伝える性質を持っている。
例えば、アルミニウムなどの金属は熱を伝えやすい性質を持つ…こういう物質を熱伝導率が高い物質という。
あくまでも一例だが、炭素の熱伝導率(単位:W/m・K)は100〜250で、ガラスは1.00程度と言われていて、炭素とガラスで比べた場合、炭素の方がガラスよりも100倍熱を伝えやすい性質を持つ。
だから、炭素板とガラス板では炭素板の方が熱の伝わりが早く、炭素板上の氷はガラス板の上の氷よりも溶けだすのが早い。のは、当然なのだ。
(写真:入口入ってすぐのホールに飾ってあった賞を受賞したネックレス-その1) -
次に備長炭の棒炭と、この会社が開発したスーパー炭素の板について考えてみる。
スーパー炭素板は板表面一面全てに炭素をぎっしり並べた真っ黒の加工板だが、備長炭は木を燃やしてできた炭の棒なので、物質の中にたくさんの空気が通る穴の開いたスカスカの炭素からできている。
空気は熱を伝えにくく空気の熱伝導率は約0.02(炭素は約100)なので、空気は炭素の1/5000しか熱を伝える性質を持たない。
物質の中に空気の層がたくさん開いている備長炭の棒炭と、炭素が密に詰まるスーパー炭素板と比較したら、どちらが熱を伝える力が強いのかは一目瞭然だ。
同じだけの熱を伝える能力がある物質である炭素から作られている二つのモノ。
一つ目は炭素が密につまった板状のもの:スーパー炭素板。
二つ目は空気の層が間に挟まり炭素がスカスカ状態のモノ:備長炭の棒炭。
そして、更にこの二つには氷が接する面積にも違いがあり、表面がツルツルしている板状のスーパー炭素板の方が氷との接触面積が大きい。
電気伝導率が同じ炭素という物質で作られたモノを比較する時、炭素がぎゅーっと詰め込まれるように加工された板状のモノの方が棒炭よりも氷を乗せた時に早く冷たさが伝わり、氷の溶け始めるのが早いのは当たり前だ。
だから観客の前で披露された実験は、スーパー炭素板が棒炭よりも熱伝導率が良いという当たり前の結果を示しているだけで、スーパー炭素から氷を早く溶かすことのできる遠赤外線が大量に放出されていることを示す根拠にはならない。のではないかと思う。
炭素の密度が異なる二つのモノをそのまま比較実験をするのはナンセンスで、もし、スーパー炭素と備長炭で氷の溶けるスピードを比較したい(スーパー炭素自身から炭とは異なる何らかの物質が放出されて、その放出が氷の溶解に影響しているということを証明したい)のならば、備長炭もスーパー炭素と同じようにツルツルの板状に加工してから実験をしなければフェアではない…のではないかな。
やっぱり実験は、誰が見ても納得できる方法でやってほしいかな〜なんて思ったりもした。
(写真:入口入ってすぐのホールに飾ってあった賞を受賞したネックレス-その2) -
40分あまりの宝石講座の後は、50分間のショッピングタイム。
建物の2階部分へと上がり、先ほど実験をしたスーパー炭素でできた遠赤外線が出るというネックレス等を試着したり、高価な宝石類を試着したりと自由にショールームを見て回れる。
私は購入する気は全くなかったのでさらっと見ているだけだったが、お友達と来ている方やご夫婦でいらしている方にはぴったりと販売員の方が寄り添って、詳しい商品説明の始まり。
販売しているジュエリーの金額は安くても0が5個は並ぶ金額で、到底私が買うようなモノではなかったので10分もすると飽きてしまって、階下の出口近くの休憩スペースへと移動した。
そこからの残りの時間は私だけの静かなひと時。
宝石販売の勧誘は去る者は拒まずという感じで、興味ないそぶりをしていれば販売員も絡んでは来ない。
ただ、一度でも興味を示してしまうと結構大変かも。
その宝石が如何に素晴らしいのか、如何にお買い得かの説明が集合時間まで続いたそうだ。
ちなみに写真の館内見取り図にあるスタンプラリーとは、1回ジュエリーの試着をするたびに1スタンプで、3スタンプたまると(3回試着すると)粗品が貰えたらしい。
(写真:配布されたBe-NAS館内見取り図) -
宝石店Be-NASから解放されたのは、お昼過ぎ。
実際に宝石を購入された方もいらしたようだ。
先ほどの遠赤外線効果のある石の実験は若干微妙なところもあったが、他の宝石類の品質はきっと悪くないのだろうし、卸を通さない加工工場からの直営販売なので、その価格も相場から見たらお手ごろなのかもしれない(宝石と縁のない私には、宝石の美しさはわかっても、つけられた値札がその価値に見合うのかどうかは全く分からなかったが…)
やっと、昼食会場へと移動できる。
午後の予定は箱根なのだが、なぜか昼食会場は静岡県の御殿場の海鮮料理で有名な御殿場の甲羅本店。
店内入口には生け簀があり、北海道から毎朝直送されてくるというカニたちが蠢いていた。 -
そして、座敷へと案内される廊下もガラスで作った竹を模したライトが和モダンでちょっとカッコよい。
ランチのメニュー【季節の窯御前】は案内書によると、桜エビの釜めし、カマスの天ぷら、サラダ、桜えびうどん、アサリのしぐれ煮にゆでカニ酢。
これは、お食事を期待してもよいのかな? -
座敷へと案内されると昼食の準備はもうできていて、机の上に並べられていた。
カニもあったのだが、先ほどの玄関先での大きなカニを見た後だと、ちょっとショボいかも…。
天ぷらも芯まで冷え切っているし…。
でも、桜えびの釜めしだけはアツアツで準備されていた。
ツアーなので料理があらかじめ準備してあり冷めているのは仕方がないし、500円のみの個人負担で連れてきてもらっているのだから多少ショボくったって文句は言うまい。
ということで、最後のご飯の一粒まできれいに完食。
味の方は、まあまあというところ。
でも、自分が追加料金を支払ってきて来ていたとしたら、量が少ない!と言ってしまうかもね。
食事時間は50分ということだったが、50分には食後のトイレの時間も込だったので実質30分程度のランチタイムだった。御殿場甲羅本店八宏園 グルメ・レストラン
-
イチオシ
食後は、お待ちかね。
私が宝石屋さんでの珍体験の次に期待をしていた箱根ガラスの森美術館へ。
この美術館は全国美術館ランキングで5位に輝いたことがある人気美術館で、以前に一度だけ会社の旅行で来たことはあったが、その時は団体旅行であまりゆっくりとは見られなかった。
それに今回はアジサイが咲き始める時期で、この時期だけのクリスタル・オルテンシアの華麗な姿も見られるというし、さらに先月末から始まったヴェネチアン・グラス展にも興味があった。
箱根ガラスの森美術館での持ち時間は90分。
午前中の宝石店での90分とは比較にならないほどの貴重な90分だ。
美術館へ入るとまず最初に向かったのは、梅雨の時期限定のクリスタル・オルタンシアの咲くお庭へ。
硝子で作られた紫陽花の花。
どんな光景かとても楽しみにしていたのだが、目の前に広がっていたのは予想以上の光景だった。 -
早咲きのアジサイの間に植えられたクリスタル・オルタンシア。
一株に約2000粒のクリスタルのドロップがつけられているという。
(クリスタル・オルテンシア→Crystal Hortensia→ガラスの紫陽花)
そのドロップに陽光が当たるとキラキラしてとってもきれい。
ただ、残念なことに空には雲があり、キラキラと輝くのはほんの一瞬だけ。 -
クリスタル・ドロップの色は、サファイア、ルビー、トルマリンなどの宝石をイメージさせる感じ。
午前中に見学した0が5個以上も付く高価な宝石達よりも、断然こちらの方が私は好き♪ -
紫のクリスタルはアメジストの落ち着いたイメージ。
-
光によって色が変わるクリスタルはダイヤモンドかな。
-
風がアジサイの株を揺らすと、クリスタルの粒もかすかに揺れ、その軌跡が目に見えるよう。
-
日本中でもこの箱根の森でしか見ることのできないクリスタル・オルテンシア。
-
本物のアジサイとのコラボも色合いが調和して、とっても素敵。
イタリアの田舎町をイメージして作られた庭園内と、とてもよく似合っていた。 -
庭園内には早咲きのアジサイも咲いていてそちらも見事だったのだが、あんまりアジサイのところでトラップされてしまうと持ち時間の90分なんてあっという間に過ぎてしまう。
だから、アジサイはいったん中断して、ヴェネチアン・グラス展を見に行くことにする。 -
イタリアのヴェネチアと言えばモザイク・グラスで有名だが、今回のヴェネチアン・グラス展の一番の見どころは一般的なモザイク・グラスではなく、レース・グラスと呼ばれる白と透明のガラスからできた繊細なガラスだ。
レース・グラスと呼ばれるモノを知らなかった私は、どんなものなのかがとても楽しみ。
ヴェネチアン・グラス展の入口を潜ると、天井にはシャンデリアがつるされた豪華な空間。
イタリアの貴族の邸宅をイメージしたロココ調の家具もあり、久々に見る欧州形式の豪華さに圧倒された。 -
ベネチアン・グラスの展示数はそれなりに多かったので、何点かを紹介。
一つ目のは、小さなモザイクピースを組み合わせて作ったランプシェード。 -
一つ一つでもとても可愛らしいモザイク模様のベネチアン・グラス。
モザイクだけでもかわいいのに、そのモザイクを集めてランプシェードにしてしまっている。 -
イチオシ
ベネチアで作り出された色ガラスの色は3万色あるといわれていて、カラフルな色は様々な金属、例えばコバルトから青色、金から赤色が作り出されている。
(展示方法も素敵で、ついつい見とれてしまい、なかなか先へは進めない)箱根ガラスの森美術館 美術館・博物館
-
一つ一つのモザイク模様をじっくりみていると様々な色が使われているのがわかる。
さすがにこのランプシェード一つで3万色はいかないとは思うが、数百色の色が使われているのは確かだろう。
職人たちが苦労して作り上げた色の一つ一つがランプシェードに詰まっている感じだ。
そして、これらのモザイクのカラフルな色ガラスたち。
彼らには別名がある。
それは、ベネチアのガラス細工の近代化に寄与した救世主。 -
実は、現在のベネチアン・グラスの代表選手であるモザイク・ガラスだが、今あるモザイク・ガラスの製法は、ベネチアのガラス工芸手法として当初からあったわけではない。(紀元前15世紀ころのメソポタミア文明時代にもモザイク・グラスはあったが現在ほど色の種類がなく、もっと素朴なモザイク・グラスだった)
モザイク・ガラスがガラス工芸品として確立されたのは比較的最近の1900年ころ。
産業革命後の欧州で、それまでのベネチアン・グラスの主流であった豪華な装飾付きの金杯など宮廷向きのガラスの需要が減り、イタリアのガラス業界が苦境に立たされ、苦肉の策として生み出されたのが今あるモザイク・ガラスの技術だそうだ。
(写真:ミルフィオリ・グラス・ランプ 1910年) -
ベネチアでベネチアン・グラスの製造の始まったのは、15世紀ころ。
そのころの製法は、松脂を使ってガラスの器に絵を焼きつける方法で、その模様には当時の文化や交易の様子がよく描かれていた。
15世紀の頃のガラス細工は何点か展示はあったのだが、すごいなと思ったのがこのゴブレット。
濃紺のガラス素地を金彩で覆い、花紋や点綴(てんてい)をエナメル彩で描いている。
これだけでも豪華ですごいのだが…、 -
展示の裏側に回り、照明のスポットライトが背後になるようにしてゴブレットを見ると、深海の青のようなディープな青色がゴブレットを照らし出す。
実用性のない杯だが、光の透過までも考えつくされた美の追求に、当時の職人魂を見た気がした。 -
ベネチアのガラス産業は16世紀に大きな転換期を迎える。
その要因となったのが、透明ガラスの発見だそうだ。
意外なのだが、16世紀になるまで世界中ではガラスと言えば色つきガラスが普通で、現在主流である透明ガラスはまだ作ることができなかったとのこと。 -
透明ガラスの作り方を発見したのはマンガンの発色を研究していたベネチアの職人さんで、偶然混ぜ合わせたものから、透き通る透明ガラスが出来上がったのだという。
そして、この透明ガラスはベネチアのガラス業界に革命を起こした。
それが、レース・グラスと呼ばれる白色のレースをガラスの中に閉じ込めたかのような繊細なガラス細工だ。 -
透明なガラスの発見は数学でいえば0(ゼロ)の発見に相当する画期的なこと。
透明ガラスの製法の発見は、それまでの豪華絢爛が主であったベネチアン・グラスに繊細さという新しい魅力を付け加えることになった。 -
イチオシ
レース・グラスの魅力はその細やかな細い文様の美しさと、光がカラスを透過したときにできる影の美しさ。
影さえも優美に見せるガラスの器なんて、そうそうあるものではない。 -
複雑に白のガラスが交差するベネチアン・グラス。
繊維のレースがガラスの内側に入れてある…と言われてら信じてしまうかのような美しさだ。 -
このレース・グラスの制作には通常のベネチアン・グラスを作るよりもさらに熟練度を要したそうだ。
展示には、透明ガラスに白いガラスを糸のように織り込んでいくその製法展示もあり、面白かった。 -
美術館の邸内は貴族の館風に作られていて、吹き抜けのスペースは天井画の描かれた建築様式で、イタリアに行かなくとも少しだけイタリア気分を味わえる場所だった。
-
ガラス・アートの作品は古典期のモノだけではなく現代ガラス・アートの作品もあり、5月末に展示されていたのはデイル・チフーリ氏の作品で、海の中のようなイメージの作品が並んでいた。
-
しゃこ貝のようなデザインで、何となくAlice in Wonderlandの世界を彷彿とさせる感じかな。
-
併設のミュージアムショップでも様々なガラス製品を扱っていて、その展示方法も如何にガラスを美しく見せるかを心得ていて、ミュージアムショップというよりも、ギャラリーを眺めているような感じだった。
-
イチオシ
見ているだけで欲しくなってしまうものがたくさんあった。
でも、ミュージアムショップまで来たところで、私の残り時間は25分。
お土産のガラス製品をゆっくりと見る時間はなさそうだ。
まだお庭をじっくりとは見ていないので、急いで庭へと向かう。 -
庭の上部はイタリア式庭園、そして山肌を下るとその下は若干日本庭園風になっていた。
イタリア庭園のバラ園で早咲きのバラが開き始め、甘い香りがふんわりと漂う感じ。 -
庭園には薔薇のアーチもあったのだが、残念ながらアーチのバラはまだつぼみが多く、あと1週間先位が見ごろな感じ。
-
カルミアの花も満開を迎えていた。
-
シャクナゲの花も盛りの頃。
思っていたよりも庭園内には花が咲き、見ごたえがある。 -
風景として花がきれいだったのは水車小屋の周りで、薔薇やクレマチスなどが咲いていて、イタリアの田舎の光景を感じさせてくれた。
-
イチオシ
水車小屋の壁にはツルアジサイの花も咲いていた。
ツルアジサイは早咲きということで、今が見ごろな時期。
清楚な花だが、水車小屋の石灰岩でできた壁色とアジサイの葉の緑、そして小さな白い花が似合っていた。 -
水車小屋の背面の階段を下っていくと、そこにあるのは現代アート風なガラスのオブジェ。
ラッパのようにガラス管が地面から突き出している様子はなんだかムーミンのにょろにょろのようだ。 -
庭園内には小川が流れ、鴨が水浴びをしていたりと、自然をたっぷりと取り入れた造りとなっている。
-
でも、そんな中にこんな人工的なものが…。
これは現代ガラス・アートでも紹介したデイル・チフーリ氏の作品で空間を使ったグラス・アートだということ。
夕方からはライトアップもあるということなので、その時の景色もまた素敵かもしれない。 -
園内のアジサイも咲き始めていて、もっともっとゆっくりと見学したかったガラスの森だったが、あと5分で集合時間。
もう、行かなくてはならない。 -
ガラスの森の次に訪れたのは、この日最後の訪問地である鈴廣かまぼこの里。
昔に一度着たことはあったが、現在はリニューアルされていて、昔の市場みたいな雰囲気はもうどこにもなかった。
蒲鉾製品がその取扱いの基本なのだが、その中で妙な蒲鉾を発見!
その名もかまぼこトミカとリカちゃん。
パッケージを見た時になんだこりゃ〜で、ショーケースを見ると、なるほど〜の蒲鉾の姿。
トミカはミニカーの形をしているから納得の蒲鉾だけど、リカちゃんのハートの蒲鉾って、リカちゃんである必要があったのかは微妙な部分だ。鈴廣 かまぼこの里 グルメ・レストラン
-
そして、蒲鉾以外にも小田原や狭山等の近郊の名産品から作られたスイーツショップなどもある。
狭山茶で作られた抹茶ゼリーに湘南フルーツで作られたフルーツゼリー…。
どれもおいしそうだったのだが、和食党の我が家のお土産には和菓子が喜ばれるのはわかっていたので、お土産セレクトは右京のきんつばをセレクト。
そして、私の初めての当選バスツアーは終了した。 -
今回のバスツアーは初めから曰くつきだと思って参加していたので、宝石店での売り込みトークや微妙に問題があるスーパー炭素の実験も十分に想定内で、興味深く拝見することができた。
しかし、もし私が何も知らずに、「わ〜い!箱根へのバスツアーに当選した♪」と無邪気に喜んで参加していたならば、このツアーを無条件に楽しめたかどうかはわからない。
結論から言えば、一人参加で0円(休日は+500円)で参加できるのならば十分に価値のあるツアーだと思う。
宝石店での勧誘だって、強い意志さえあれば話を聞くだけで終わりにすることもできる。
だが、TVショッピング等でアナウンサーのうまいトークに乗せられてついつい買い物をしてしまったことがある…なんていう人は、よほど気を付けていかないと、泥沼に足を突っ込む可能性も捨てきれない。 -
イチオシ
この株式会社ホリデーの企画ツアーのスポンサーは、たぶん宝石店なのだろう。
だから午前いっぱいはツアー会社の企画にお付き合いし、午後からは少し観光できる程度だ。
時間がもったいない…それが正論。
故に、時間が大事という方にはこの会社が企画するバスツアーへの参加はおすすめはしない。
えっ? 私…?
私は、また興味ある場所が旅先だったら参加してもいいかな。
宝石店が、今度はどんな実験方法を考え出してくるのか興味もあるし…。
第一、0円っていうのは魅力的。
だから、またこんな懸賞を見つけたら、応募してしまうかもね♪
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この旅行記へのコメント (21)
-
- ミッキーマーチさん 2016/06/13 13:41:46
- 私も同じ?ハガキがきた…
- こんにちは、ウェンディさん
ガラスの森に咲くクリスタルのあじさいとってもきれいですね♪曇りだったのは残念ですが、なかなか見ごたえがありそうです。
私が行ったのは、クリスマスに近い時期だったので、グリーンはあまりなかったので、全く別の場所のよう。。。
そういえば私のところにも同じような葉書がきていたんですよ!
宝石店によって、箱根に行って…みたいなことが書いてあったと思います。
こんなのに応募した覚えもないし(たぶん…)よく見もしないで捨てちゃいました。
でも参加してみるのも面白いかも、ですね。
今までも何度かそんな葉書貰ったことがあるんですが、まず宝石や、アクセサリー類に興味がないし(肩こりがひどくて、どんなに細いチェーンもダメ、リングは気持ち悪くてつけてられないし…もちろん結婚指輪もしてません)胡散臭いものには近寄らない!なん思ってたけど、次に、こんな案内が来たら参加してみようかな
ミッキーマーチ
- ウェンディさん からの返信 2016/06/13 22:07:51
- RE: 私も同じ?ハガキがきた…
- ミッキーマーチさん こんばんは。
> そういえば私のところにも同じような葉書がきていたんですよ!
そうだったのですか!
私も最初に当選通知のお手紙を見た時には、何のことやら…と思いましたが、すぐにうどん屋さんでの応募用紙の事を思い出しました。
でも、あの当選通知の内容を見て、「やったー!旅が当たった!」と喜ぶのは我が家の相棒位かもしれません。
だって旅の最初の目的地がジュエリーショップで120分のショッピングタイムだなんて、普通のバスツアーではちょっと考えられないですよね。
私はなんとなくすぐに裏事情を察して、色々と調べた上で一人申し込みをして、全てまるごとを愉しんできました。
今度ミッキーマーチさんがあの手のお手紙を手にすることがあったら、内容をシッカリ調べたうえで参加してみるのも面白いですよ。
ただし、くれぐれも真実とは異なる手品に惑わされないように。
私だって疑っていたのにも関わらず、スーパー炭素板の上で氷を溶かす実験には、ついつい見入ってしまいましたから。
ウェンディ
-
- のんき茂野さん 2016/06/02 10:29:13
- おはようございます
- 今日の播磨は晴天の心地よい
幕開けです・・・
この旅は投票賜り有難うございました。
宝石をトランク一に満杯購入せずに
完了されたようで・・・グラッチェ!
何人かの方が購入され企画業者さんも
販促の価値があったようですねぇ〜?
不思議なものでガラス館と言う店に
入ると綺麗なものですから、つい衝動買いを
してしまい自宅に帰ると、その1つだけを
見るせいなのか感動が薄れてしまい
ボードなんどに飾っておしまい・・・と言う、
スノードーム現象に何時も陥ってしまいます。
http://img.4travel.jp/img/tcs/t/pict/src/43/99/31/src_43993166.jpg?1464830712
宝石屋さんの販促セミナ〜参加の心意気に
『あっぱれ!』
次回も期待しております・・・・播磨の国から のんき茂野
- ウェンディさん からの返信 2016/06/03 00:00:10
- RE: おはようございます
- 野を超え山を越え草鞋が擦り切れるほど歩きやっとたどり着いたその場所は、キラキラと輝く宝石が目の前に積まれた竜宮城の様な所。
そこには少しお年を召した乙姫様が何人もいらして、遠赤外線が出るという魔法のかけられたネックレスを遥か遠方から来た客人の首にかけ、旅の苦労をねぎらい、まるで守護天使でもあるかのようにぴったりとより添い、もてなしていました。
しかし、美しき竜宮城かと思われていた場所の真実の姿は、桃太郎が鬼退治に行ったというあの島だったのです。
乙姫の様に見えていた美しき女人たちの真実の姿は…。
でも、魔法のネックレスを首にかけられた旅人たちはその魔力により目に霞がかかり、自分に寄り添う美しき乙姫様たちの姿しか目に入りません。
乙姫たちは言葉巧みに旅人たちの心を惑わし、真実を覆い隠していました。
幸い、私は島に着くと同時に父の形見であるInvisibility Cloak(透明マント)を身に着けていたので、美しき乙姫様たちには見つからずに、無事に島を抜け出すことができましたが、捕まってしまったあの旅人がどうなってしまったのかは…。
あの日、私が訪れた場所は、どこだったのか。今となっては、もうわかりません。
ただ分かるのは、目の前に見えている物事が真を表している…とは限らないということ。
相手に気づかれないように、考えをミスリードするように仕向ける集団が世の中にはいるということです。
- のんき茂野さん からの返信 2016/06/03 12:30:20
- RE: RE: おはようございます
- ・・・おはようございます。
今日の播磨も晴天の屋内は少し肌寒さを感じますが
気持ちの良い幕開けです。
いやぁぁぁ〜・・・おみごとな論評!!!
さすが『宝箱のご子孫さま』
十二分に血統を引き継がれておりまするぅなぁ〜
フェースアップされたウェンディ節の旅行記に
出会えそうで、待ち遠おしいです。
のんき武士家元 のんき茂野
> 野を超え山を越え草鞋が擦り切れるほど歩きやっとたどり着いたその場所は、キラキラと輝く宝石が目の前に積まれた竜宮城の様な所。
>
> そこには少しお年を召した乙姫様が何人もいらして、遠赤外線が出るという魔法のかけられたネックレスを遥か遠方から来た客人の首にかけ、旅の苦労をねぎらい、まるで守護天使でもあるかのようにぴったりとより添い、もてなしていました。
>
> しかし、美しき竜宮城かと思われていた場所の真実の姿は、桃太郎が鬼退治に行ったというあの島だったのです。
> 乙姫の様に見えていた美しき女人たちの真実の姿は…。
>
> でも、魔法のネックレスを首にかけられた旅人たちはその魔力により目に霞がかかり、自分に寄り添う美しき乙姫様たちの姿しか目に入りません。
> 乙姫たちは言葉巧みに旅人たちの心を惑わし、真実を覆い隠していました。
>
> 幸い、私は島に着くと同時に父の形見であるInvisibility Cloak(透明マント)を身に着けていたので、美しき乙姫様たちには見つからずに、無事に島を抜け出すことができましたが、捕まってしまったあの旅人がどうなってしまったのかは…。
>
> あの日、私が訪れた場所は、どこだったのか。今となっては、もうわかりません。
>
> ただ分かるのは、目の前に見えている物事が真を表している…とは限らないということ。
> 相手に気づかれないように、考えをミスリードするように仕向ける集団が世の中にはいるということです。
>
-
- pedaruさん 2016/06/01 06:55:14
- 宝石の売り込み
- ウェンディさん お早うございます。
遠赤外線の話非常に面白く拝読しました。世の人々が皆ウェンディさんの
ような冷静さを持ちあわせていないので、こんな商売が成り立つのでしょうね。
今だに盛んに活動しているのが〇〇トロンとか、トライアスロンとか(これはちょっと違う)〇〇パワーとか言って、微弱な振動であらゆる病気を直すという器具ですが、講師がその効能を講義し、集まったお年寄りのヒザ痛、腰痛、体調不良にいかに効くかを説明します。そしてめいめいその器具を体験します。「ほらね、だんだん効いてきたでしょう?もう少し続けてみましょうね。」などと言われて効くような気になって、会場に毎日通うようになります。
日を追うに連れて益々洗脳されていきます。中には自分は騙されない人格だ、と自負する人がいて、「先生、そんなに効くならなぜ病院で採用されないのですか?」などと質問する人もいるのですが、「それは、この器具を採り入れると病気が治ってしまって、病院が儲からないからです。」というそうです。これに納得してしまうところが凄いですね。
因みに参加者はほとんどが女性です。 そして最後には何十万円という器具を買うはめになってしまうのですね。
「こんなものを買って邪魔だ」と旦那さんに叱られたという人もいました。私が直接体験したことではないのですが、何人かの体験談を総合するとこんなふうです。
私は今、何を言おうとしているのか・・・?ウェンディさんの旅行記のコメントを書くつもりがかなりの横道に迷い込んでしまいました。
私は男ですが、騙され易いかも? だから近づかない・・・
私もこれに近いリゾート施設の会員にと勧められた事がありましたが、安い費用で泊まったホテルで勧誘攻勢ににあい、やな経験もあります。
この世にいい話は無い、うまい話には裏が有る、美しい花には毒がある・・・・同じなら、美しい花の方を選びたいよ〜♪
pedaru
- ウェンディさん からの返信 2016/06/01 21:10:17
- RE: 宝石の売り込み
- pedaruさん こんにちは
今回のバスツアーは、社会科見学としては非常に面白く、興味深い場所でした。
洗脳とまではいきませんが、素晴らしい効能を持つ炭素について聞いた話が、少しずつ刷り込まれ、決定的なのは目の前で繰り広げられる実験。
通常、人間は聞いた話は全てを信用しませんが、目の前で起きた事象についてはまず信じてしまいます。
初めから、すべてを疑ってかかっていた私まで、思わず引き込まれそうに…。
だから、pedaruさんのお話に出てきたおばあさま方も、毎日、説明会に通う内にその器具が効くような気になってしまうのですよね。
pedaruさんはこのようなツアーとはお近づきになりたくないようですが、私としては宝石に詳しいpedaruさんはぜひ参加していただいて、2階のギャラリーで売っている数十万円以上の宝石と言われるものが、いったいそれにふさわしい価値があるのか見てきてほしいです。
私は全く宝石には縁がないので、見ても価値が全然わかりませんでした。
うまい話には裏があるモノ。
今回の旅はそれを実体験するような旅になりました。
でも、私は懲りてはいません♪
こんな興味深いオトナな体験ができるツアーなんてそうそうないですから。
ウェンディ
-
- 玄白さん 2016/05/31 11:22:47
- へ〜! こんな詐欺まがい商法の店に連れていくツアーがあるんだ!
- ウェンディさん、こんにちは
ある意味、とても面白く旅行記拝見しました。
スーパー炭素とやらの遠赤外線実験の非科学性を見破ったウェンディさん、さすが現役のリケジョですね。
まあ、でも少し大学レベルの物理をかじったことがあれば、黒体放射のプランクの法則により、常温の物体が氷を解かすような遠赤外線を出すはずがないことはすぐにわかりますよね。
これって、詐欺罪にならないんですかね〜?
まあ、似たような事例は怪しげな新興宗教でなくても、世の中にたくさんありますけどね。磁気ネックレスとか○○エレキバンみたいな・・・
身に付けるアクセサリー程度の弱い磁気は人体に何ら影響は与えないことは科学的に検証されているのに、磁気が血行よくするなんて謳い文句で商売してますね。MRIのような強烈な地場の中におかれても人体は何の影響も受けないのに。
プラシボ効果で効果があると信じ込んでいる人も大勢いるから、こういう商売が成り立っているんでしょうね
玄白
- ウェンディさん からの返信 2016/06/01 07:01:56
- RE: へ〜! こんな詐欺まがい商法の店に連れていくツアーがあるんだ!
- 玄白さん こんばんは。
ちょっと毛色の変わった旅を楽しんできました。
宝石屋さん立ち寄りがマストアイテムなバスツアー。
企画会社も宝石店も参加者も損はしない(しないと思い込んでいる)ようにできているツアーなんて、よく考えたな〜と思います。
旅行会社は招待旅行という0円バスツアー旅を企画し、立ち寄り先として連れて行った宝石店からその売り上げの何割かをキックバックでもらい、そのキックバックはその日のバスツアーでかかった経費以上を確実に上回る。
宝石店にしてみれば、宣伝をしなくても毎日毎日何百人というお客さんがバスに乗ってわざわざ来てくれる。そのうち何人かが買い物をしてくれればその日の売り上げはあっという間に数百万円以上、もしかしたら数千万円にのぼる。
バスツアーに無料招待された人は、0円でちょっとした旅気分が味わえるので文句は言わない。
関わった人・会社が3者とも基本は金銭的な損をしないようにできているツアーですが、唯一大金を支払っている人がいますよね。
それは、宝石店で高価な買い物をした旅行客。
宝石店は加工業者が消費者に直接販売しているので、卸を通さない分、商品代金は安いはずですが、客をバスに乗せて連れてきてくれた旅行会社にキックバックする分は当然、宝石の商品代金に上乗せされているはずですよね。
そう考えると、このお店で宝石を買うということがそんなに得ではない…ということが見えてくると思うのですが、旅の間の集団心理や気分の高揚感は、いつもぴんと張っている警戒心のバリアを緩めてしまうのかもしれません。
でも、宝石や炭素ネックレスを買ったその人だって、品質の良いものを安く購入でき、とても良い買い物をしたと思いこんでいるので、高価な品を購入したことを後悔はしていないはずです。(つまり被害者意識はない)
偽薬でも本物と信じれば効果があるような錯覚に陥るのと同様、ただの炭素でできたネックレスだって肩こりが治る・血行が良くなると信じれば、効いた感じになるのでしょう。
そう考えると企画旅行会社、宝石店、無料参加者、宝石を買った人も損を感じないツアーとなります。
ある意味、すごい企画だとは思います。
が、一方で、スーパー炭素板の上で氷を溶かす実験をするとき、フェアではない比較の方法を用いて、あたかもスーパー炭素から物凄い量の遠赤外線が出ているかのような結論はいただけないですね。
世の中、タダほど怖いものはないはず。
タダ…には理由がある。
真実と嘘と、隠されているもの。
それがなんであるのか。
そこをよく考えて行動をすれば、消費者が損をすることなく、悪徳な種々の会社をギャフンと言わせることができるのではないかと思います。
ウェンディ
-
- aoitomoさん 2016/05/30 18:03:08
- 熱伝導率の話しに惹き付けられました〜
- ウェンディさん こんにちは〜
私も昨年、観光場所は異なるもののジュエリー見学が付いてくる無料ツアーに相方と参加しましたよ。
観光場所は丹波篠山と有馬温泉でした。
旅行記は作成してませんが自由時内には効率よく観光しました。
『氷を使った実験』
私も見ました。熱伝導率からの考察全くその通りですね。
この嘘っぽい実験で、逆にジュエリーの商品価値が想像できてしまいます。
私もホールのベンチで時間を潰しました。
そもそも、旅行は偶然当選するのでは無くて、年齢性別などで当たる人は決まっているようで、私の相方は毎度当り、義父は何度応募しても当たったことがありません。
ツアーの趣旨を把握さえしておけば、納得もできる大変お得なツアーですよね。ジュエリーを購入してくれる人に感謝です。(笑)
まあ、これもありかと思います。
とにかく楽ですしね。ジュエリー以外は。(笑)
箱根ガラスの森美術館はフォトジェニックで撮影も楽しそうです。
モザイクピースで作ったランプシェードも見事ですね〜
こっちが欲しいです。(笑)
aoitomo
- ウェンディさん からの返信 2016/05/31 01:19:02
- RE: 熱伝導率の話しに惹き付けられました〜
- aoitomoさん こんばんは。
私にしては珍しくバス観光ツアーに参加してみました。
それもただのバスツアーではなく○○商法ともいわれる可能性のある行き先を含むバスツアー。
相棒は追加料金を払ってでもついてきたそうでしたが、ネットで調べた情報を話したら、行かない選択肢に納得してくれました。
そして、ツアー当日。
ツアー本体は、普段の私の旅では見ることのできない部分をいろいろと見ることができ興味深かったです。
もちろん箱根のガラスの森・美術館も。
クリスタルの紫陽花もよかったですが、ベネチアングラスのランプシェード、すごく素敵ですよね。
我が家には似合わないとわかっていても、欲しくなってしまう美しさでした。
で、今回のツアー参加の裏の目的である宝石店ショッピングのレポート。
ネット上の事前情報とは少し違うところもありましたが、手品のような氷が溶ける実験は微妙に比較対象とするモノの条件がそろっておらず正確性に欠けていましたし、結論への持っていきかたも、若干、解のすり替えみたいな部分がありました。
正確ではない結論を導き出している可能性のある実験。
それにより、正確ではない知識を教えらえれ、その知識を信じ、高価なネックレスを購入してしまうかもしれない人がいる…というのは、やはりある意味、問題だと思います。
バスツアーの趣旨を全て理解したうえで一人利用で申し込むには、オイシイ旅企画なのですが、何も知らずに参加して、あの場の宝石店の雰囲気に飲み込まれそのまま契約まで行く方も参加者の中にはいるのでは…と思います。
今回、私が書いた文章がこれから同種のツアーに参加する方の予備知識として頭の片隅に残り、現地で聞いたことを全て鵜呑みにせず、一回、自分の頭で内容を整理し、「それって本当なのだろうか。信用できる情報なのだろうか」と一呼吸おくのに役立ってくれたら…そんな風に思います。
そんなわけで、初めはガラスの森美術館を前面に持ってくるスタイルにするはずだったのに、楽しくもない情報を旅行記の前半に押し込んだ旅行記らしからぬ旅行記となってしまいました。
そんな旅行記を真剣に読んでくださって、ありがとうございます。
ウェンディ
-
- 讃岐おばさんさん 2016/05/30 17:20:53
- 私も参加しましたよ。
- その炭と氷の実験、手品みたいでした。
もちろん買いませんし、買ったとしても着けないと思うので。
コースは、まずジュエルマスターの見学・ショッピング=昼食=北野異人館=南京町散策、でした。
もう一つは最初に西宮の阪神流通センター内にあるジュエリーマスターに立ち寄り、奈良町散策と阿修羅像の見学へのコース。
そうそう、京都への旅(大龍馬展)にも行きました(笑)
それと、三重県の赤目四十八滝へのコース、これは伊賀のブログ友と待ち合わせをして一緒に滝を楽しみました。
オパールミュージアム神戸(ショッピング)ー針テラス(昼食)ー赤目四十八滝(見学)ー赤目温泉・対泉閣(入浴)
自由時間ぎりぎりで入浴券はその友人へ渡して(笑)
私も基本一人参加で、夫や妹が行きたいというコースは一緒に行きましたよ。
バスの車内販売は良かったです。
- ウェンディさん からの返信 2016/05/31 00:51:38
- RE: 私も参加しましたよ。
- 讃岐おばさん こんばんは♪
うわ〜。讃岐おばさんの参加回数がすごいですね。
4回ですか!!!
そして、内容は今回の私のバスツアーよりも充実度が高そうなところばかり…。
美味しいそうな行き先を上手に狙っていますね。
私も次回はさらに面白そうなとこを狙わなくっちゃ!!
って、旅ブログでスーパー炭素の実験系について種明かしをしちゃっている点で、次は選んでもらえない可能性が強いですね。
バスの車内販売は、今回は食指が動くものは残念ながらありませんでした。
お得なものは2割引きくらいの割引率でしたが、他は消費税カット程度でしたので、そんなにお得感もなくて…。
結局私は車内販売では何も買うことはなかったです。
今回、訪れた宝石店Be-NASは讃岐おばさんのいかれたジュエルマスターやオパールミュージアムなど、日本の各地に様々な形式の店舗を構えているみたいですね。
製造・加工会社の直営店ということでお安いのかもしれませんが、私には縁のない金額でした。
宝石はキラキラしていてきれいですが、私にはつけていくところがありません。
おんなじキラキラならば、ベネチアン・グラスのモザイクの方が私には印象的でした。
ウェンディ
-
- fujickeyさん 2016/05/30 16:12:42
- 飛んで火に入る。。。
- ウェンディさん、こんにちは!
うんうん。有名ですよね〜この会社、ある意味で(笑)
“ホリデー”って近畿日本ツーリストの海外ツアーと同じじゃない?と
思ったら近ツリは“ホリディ”って表示でした。
ホリデーのツアーは、ツアー内で1人でもお買いものしてくれれば
利益は出るんですかね。
まったく関係ありませんが、〇水ハウスの見学会っていうのがあるんですけど
こちらもバス代、お昼のお弁当代がタダ。
さらにお菓子のお土産までいただいて…至れり尽くせり〜と思いますが
おそらく住宅の購入代金に含まれている思うんです。
自宅を建てるときに見学に行きましたが、
「見ず知らずの人たちのお弁当代まで払うなんてバカバカしい」って
気持ちになって候補から外しました。
話しはそれましたが、
ツアーの前半はともかく後半の『ガラスの森美術館』は素晴らしいですね。
ガラスのアジサイ、見てみたい!
地面から生えているようなガラスはたしかにニョロニョロに見えますね。
ニョロニョロは雷に反応して発光するんですよ(たしか…)
何となく…1度参加してしまうと次は当たらないような気もしますが
もしも第2弾があったら冷静なウェンディさんの分析をお願いします。
fujickey
- ウェンディさん からの返信 2016/05/30 23:14:52
- RE: 飛んで火に入る。。。
- fujickeyさん こんばんは。
私も最初にツアー会社の名前を見た時には近畿…の方かと思いましたが、まさかあんな大手がこんな妙なバス旅は出さないだろう・・と調べたら、全然別物と判明。
そして、宝石店の名前でネット検索すると、いろんな方が体験した情報があって、事前学習には全く困らない状況でした。
>ホリデーのツアーは、ツアー内で1人でもお買いものしてくれれば利益は出るんですかね。
私も0円ツアーというものが旅行会社として成り立つのかどうか気になったので試算してみました。
バスツアーは参加者が40名。そのうち一人参加が5名と仮定。
残り35名は、お友達同伴の場合、同伴分の6500円は実費支払い。
ツアーの内容からすると昼食代は1000円未満、ガラスの森美術館が団体割引で1200円程度。交通費が1500円位とすれば、当選者が同伴者を一人連れてきてくれれば、その当選者と同伴者分の費用はほとんゼロで旅行会社の持ち出しは、なし。
となると、旅行会社の持ち出しは一人参加者の分で、3700円×5名分が旅行会社の赤字。
でも、ツアーの中で宝石を買ってくれる人がいて、バックマージンが1/4ツアー会社に入るとして、30万の宝石ならば7万円、50万ならば12万円が旅行会社の収入となる。と仮定すれば…、
販売しているジュエリー価格は安くても20万円近かったので、一人か二人が宝石を買ってくれれば、十分ペイできるくらいのツアーなんだと思います。
だから、仮にそのバスツアーの中で誰も買うそぶりを見せなかったら、ツアーの赤字はかなり大きくなるので、宝石屋さんでの売り込みは物凄いことになるのでしょうね。
住宅メーカーの見学会って、交通費がタダなのは知っていましたが昼食もついてさらにお土産までつくとは知りませんでした。
確かにタダなのはうれしいですが、それが住宅の購入金額に含まれると思うとちょっと複雑な気持ちですよね。
私も学習教材で似たような経験があり、ベ○ッセは使ったことがありません。
ベ○ッセはその広告手法として、幼児から中学生までの全国津津浦浦の子供たちにひたすら加入案内のダイレクトメールを送り付け、その中には毎回それなりの文具や景品が入れてあります。送付先一軒当たりの費用は数十円のモノかも知れませんが、それが全国ともなるとそれなりの金額はするはずです。
そして、その金額を負担しているのはだれかと言えば、最終的にはベ○ッセと教材契約をしている家庭かと思うとばかばかしくて、そこの教材を使う気にはなりませんでした。
箱根ガラスの森のにょろにょろ達。
あのにょろにょろさんは、雷と反応して光るんですか!?
でも、どうやって光るのだろう?
不思議です。
次に当選させてもらうことがあるのかどうかはわかりませんが、次にこんなツアーが当たる機会があったら是非、また、参加したいですね。
0円で観光を楽しめて、社会勉強までできてしまうツアーなんて、他にはなかなかないですものね♪
ウェンディ
- fujickeyさん からの返信 2016/05/31 09:21:11
- フィクションです。
- あっ。
雷で光るニョロニョロっていうのは、ムーミンの話の中です。
そんな内容を読んだ記憶があったので…
旅行代金の試算、さすがです。カラクリがよくわかりました(笑)
もしもこの先、この手のツアーに参加することになったとして
「タダで申し訳ないわぁ〜」って気持ちにならなくていい事を
心に留めておきます。
ベ○ッセの話も興味深かったです。
タダの裏側、覗き見してみると結構楽しいですね。
fujickey
- ウェンディさん からの返信 2016/05/31 21:09:04
- RE: フィクションです。
- fujickeyさん こんばんは♪
ニョロニョロの話はムーミン谷でのお話だったのですね。
箱根の話かと思って、雷と反応するって、どうなるのだろうと頭の中が???でいっぱいでした。
0円ツアーですが、基本は旅行企画会社が儲かるようにできているので安心して招待旅行を楽しんで良いとは思いますが、もし宝石店で誰もお買い物をしなかったら…と考えると、怖いですよね。
出口に鍵をかけられて、誰かが契約するまで出してもらえなかったりして…。
そう考えるとリスクは高いツアーですね。
ウェンディ
-
- らびたんさん 2016/05/30 10:34:41
- 興味あります!
- ウェンディさん、こんにちは^^
いやあ私も行ってみたかったです!そのツアー。
タダより高いものがどんなものか、ワクワクしちゃいます(笑)
熱伝導率ってけっこう身近なところで感じるはずなんですけど、
旅行の「非日常感」が思考を停止させてしまうのでしょうか。
賃貸物件の窓はアルミサッシで、冬は結露に悩まされました。
現在の自宅では樹脂なので、もうカビに怯えることはありません。
私はかつてトルコ周遊8日間8万円台というツアーに参加し、
毎日のように絨毯屋や宝石屋に連れていかれました。
50〜70代がメインの参加者で、20代は私たちだけ。
あまりしつこく営業された覚えはないのですが、
それは私たちがいかにも貧乏そうだったからでしょう^^;
メンバーのみなさんは数十万円の絨毯をポンポン買っていました。
この旅行何回分・・・なんて計算してしまいました。
今にして思えば、ひやかしでももっと楽しんでおけばよかったと思います。
見る目も養えますしね☆
などと商売の話ばかりになってしまいましたが、
アジサイ、いよいよシーズンですね!
梅雨の時期、一番の楽しみです!(^^)!
らびたん
- ウェンディさん からの返信 2016/05/30 22:22:10
- RE: 興味あります!
- らびたんさん こんばんは♪
ただより高いものはない!ってホントそうですよね。
私が会社で、こんなツアーに参加するんだよって話したら、ほとんどの人が、危ないけど大丈夫?とか只がいちばん怖いんだよ!という反応でした。
でも、私もそれには同感です。
たまたま今回は、以前にどこかで耳にした宝石店ツアーの話がピン!ときたので、参加する前からきっちり調べて、ツアーの裏を見てやる♪という気合でノリこんだので、高いところから見下ろす感じで、宝石店でのやり取りを眺められましたが、ふつーに当選した!うれしい!!と思って参加した場合、(運が悪ければ友達を誘ってまで参加する可能性もありえます)、中途半端な実験が示す事象と販売員の言葉をうかつにも信じてしまう可能性だってありますよね。
そんな場合は、0円の旅のはずが気が付いたら1万円の日帰り旅が30回行けるお買い物をしていた〜なんてことになってしまっていたかもしれません。
海外の場合、Tで始まりXで終わるツアー会社が比較的お安いのだけど、その分毎日、お土産屋さんやらが付いてくるという話を聞いたことがあります。
ツアーを安く行って、浮いた分のお金で現地で気に入ったものを買ってくるというのも旅の楽しみ方の一つなので、今回の宝石屋さんでのお買い物も決して否定はしませんが、旅となるとお財布のひもも緩みがちなので、気を引き締めないといけないですよね。
まあ、宝石は本当に良い品ならば、自分だけでなく次の代にも受け継がれる財産ともなるので、一概には何とも言えませんが…。
らびたんさんが、今後、このような宝石ツアーで当選したいと思うならば、何点かコツがありそうです。
それは、応募用紙の記入の仕方。
年齢は、自分の見た目年齢で無理のない範囲で高めに書くこと(たぶん45歳以上がおすすめです)
そして、職業欄には主婦とか当たり障りのない感じで。(公務員とか先生とかはだめです)
会社員程度なら大丈夫だと思います。
自宅電話番号は、携帯ではなくNTTの番号を。
今度機会があったら、上記の感じで書いて出してみてくださいね。
当選確率が上がると思います。
ウェンディ
-
- 鼻毛マンさん 2016/05/30 08:10:48
- スーパー炭素!
- スーパー炭素のトリックに気づくとはさすがはウェンディさん。
遠赤外線は木炭やセラミックに熱を与えることで、大量の遠赤外線を発生させることが知られているけど、スーパー炭素は常温で遠赤外線を大量に発生するということでこれはすごいです。正にエネルギー革命です。
僕がその場にいたら、ケラケラと笑ってしまったかもしれません。
なんでこんな楽しいツアーに僕を誘ってくれなかったのですかー?
クリスタルの紫陽花きれいでしたね。
うちの庭の裏にも昨年植えた紫陽花がもうすぐ咲きそう。
今年は、紫色と水色の2色になりそうで、いまから咲くのが楽しみです。
- ウェンディさん からの返信 2016/05/30 21:14:42
- RE: スーパー炭素!
- 鼻毛マンさん こんばんは♪
久しぶりに珍・旅行へと出かけてきました。
この旅の話が来たときに、鼻毛マンさんも興味を示しそうだな〜とは思いましたが、さすがによそのお宅の旦那様は誘えません。
だって、宝石店で年上のお姉さまのセールストークにはまり込み高価な商品のローンを組んでしまっては、ミイラ取りがミイラになってしまって奥様に怒られてしまいます。
初めての0円ツアー参加でしたが、色々と下調べをしてから参加したので、斜めからツアーを眺めることができ、楽しく過ごしてきました。
宝石店での実験も初めてああいうものを見ましたが、店員さんたちは余計なことを言わないように、かなり練習しているな…と関心さえしました。
スーパー炭素から遠赤外線が出ているという主張一つにしても、店員さんたちは決してそのレベルの強さは口にしませんでした。
遠赤外線の強さが通常考えられないくらいの高レベルの可能性もありますが、とっても微弱で実は備長炭と変わらない…という可能性もあります。
スーパー炭素から出ている遠赤外線が強力だろうと微弱だろうと遠赤外線が出ているという事実は変わらないので、遠赤外線が出る…という謳い文句には間違いがないのですが、やはり一消費者としては、どのくらいの数値なのか気になります。
もし本当に遠赤外線が出ているのならば、それがブランク(この場合はスーパー炭素に加工する前の炭素)と比較してどの程度なのかを明言する方が商品効能に説得力が出ますよね。
それなのに、店員さんは具体的な数値を一切口にすることなく、話は終わりました。
話は変わって、もうすぐアジサイがあちこちで花開く頃ですね。
鼻毛マンさんのお宅でも、きっとあと1週間くらいしたら紫と水色のまあるい手毬のようなお花が庭に彩を添えることと思います。
しっとりとして風情がある雨に濡れるアジサイ。
朝、目覚めると庭先には朝露が光るアジサイの姿。
1か月間、そんな光景を見られる鼻毛マンさんは幸せですね♪
ウェンディ
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