2016/05/22 - 2016/05/22
245位(同エリア503件中)
まみさん
広角ズームレンズでローズガーデン全体や一部であってもなるべく広く、色とりどりのバラを写真に取り込むやり方でひととおりローズガーデンを回りって満足できた後は、いよいよシンデレラレンズの出番です!
広角ズームレンズで撮影しているときに、シンデレラレンズでならどう撮れるだろう、と撮ってみたくて仕方がなかったバラたちもたくさんありましたが、そういうのは来園者が増えて、広角の写真が撮りにくくなった後で良い、と我慢しました。
実は、我慢して、あとで撮りに戻ろうと思って、戻り損ねたバラもあります。当然、シンデレラレンズで撮り損ねました。
でも、京成バラ園の個々のバラは、ほんとに大急ぎで撮影しながら回っても、1日では足らないくらいです。
であれば、今回、残念ながら撮り損ねてしまったバラは、また来年に期待しましょう。
それに、今回、シンデレラレンズで撮り損ねてしまって残念なバラがあっても、撮れたバラには満足しているのですから、そっちに時間をかけなければよかった、なんてことはないのです。
今回の京成バラ園では、単焦点で標準サイズだけどF1.8と明るいシンデレラレンズで、個々のバラの撮影をするのを、とても楽しみにしていました。
思ったとおり、マクロレンズよりはピントが合う範囲を広めにすることができ、マクロレンズほど近づけない代わりに、もう少しバラの花姿全体や、色とりどりローズガーデンを背景に取り込んだ写真などができあがりました。
また、シンデレラレンズは、物理的にマクロレンズよりずっと小さくて軽く、今回はいつもよりカメラ機材は軽くすみました。
シンデレラレンズで撮ったバラは、前後編の2本に分けました。
この旅行記は、最初に回ったバラの丘のバラたちです。イングリッシュローズが多いです。
それから、他園にはおいそれとないくらい種類のあるオールドローズたち。
「ラ・フランス」以降のモダンローズは、後編である次の旅行記にまとめました。
京成バラ園は、バラ園全体が色とりどりな時期で、かつイングリッシュローズやオールドローズがきれいな状態でたくさん出会える時期をねらって訪れるようにしています。
でも、今回は、バラ園全体はいままで以上に理想でしたが、イングリッシュローズとオールドローズはぎりぎりでした。
もっとも、品種の数がほんとに多いので、ぎりぎりで咲きすぎの花が多くても、まだまだ写欲がそそられる、理想的な状態の花や初々しいつぼみも、たくさんありました@
<京成バラ園はのべ14回目&市川市動物園とのハシゴは5回目になった今回の旅行記のシリーズ構成>
□(1)おはようローズガーデン〜早咲きも見頃で遅咲きも咲きそろったこの上ない華やかさのバラ園
■(2)シンデレラレンズでチャレンジした京成バラ園のバラたち<前編>バラの丘のイングリッシュローズからオールドローズまで
□(3)シンデレラレンズでチャレンジした京成バラ園のバラたち<後編>「ラ・フランス」から始まるモダンローズまで
□(4)1年ぶりの市川市動物園のレッサーパンダたちも可愛いかったし、15頭の大家族ミーアキャットやなかなか流れない流れカワウソやクロキツネザルのモカおじいちゃんにも夢中@
京成バラ園のローズガーデンの公式サイト
http://www.keiseirose.co.jp/garden/rosegarden/index.html
<タイムメモ>
05:00頃 家を出る
05:46 北朝霞駅発 JR武蔵野線 東京行きに乗車
06:57 西船橋駅発 東葉高速鉄道 東葉勝田台行きに乗車
07:10 八千代緑が丘駅に到着
07:40頃 京成バラ園に到着&入園(電車割300円引)
(今回は切符売り場は混雑しておらず)
07:45-09:10 広角ズームレンズで園内ざっくり回る
09:10-09:40 撮った写真をチェックしながら休憩
09:40-12:40 シンデレラレンズで個々のバラを撮影
12:40-12:55 撮った写真をチェックしながら休憩
12:55-13:00 ローズルームの「藤川志朗 花のイラスト展」
13:00-13:15 ローズショップで買い物
13:15 京成バラ園を出る
13:35頃 徒歩で八千代緑が丘駅に到着
13:41 八千代緑が丘駅発 東葉高速鉄道快速 東京行きに乗車
14:06 西船橋駅発JR武蔵野線 府中本町行きに乗換え
14:12 市川大野駅に到着
14:31 動植物園行きのコミュニティバスに乗車(大人一律150円)
14:45頃 動植物園の停留所に到着
14:50 市川市動物園に入園
14:55-15:05 レストルームの売店で買い物
15:05-15:40 レッサーパンダ(優花・梨花・ナミ)
(ちょうど目覚めたところ)
15:40-16:05 その他の動物たち
16:10-16:25 ミニ鉄広場のレッサーパンダ&クロギツネザル
(明登・ライチ・ルル・ソラ)
(カリン・ハオに会えず/イチ丸は撮影できず)
16:30 市川市動物園を出る
16:45 京成バスに乗車
16:55 市川大野駅に到着
17:05 市川大野駅発 JR武蔵野線 府中本町行きに乗車
(16:56発でも間に合ったが満員だったので見送った)
18:40頃 帰宅
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JRローカル 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
バラの丘で本日最初にシンデレラレンズで撮ったのは、大作家の名を冠したクオーター咲きのバラ
-
その名は「ギイ・ドゥ・モーパッサン」
1995年
メイアン社作出
名前とイメージがあっているのかは分かりません(笑)。 -
可愛いころころの「ベビーロマンチカ」
2003年
メイアン社作出
フランス版のイングリッシュローズともいうべきロマンチカ・シリーズの代表的な「ベビーロマンチカ」も毎年とても楽しみにしているバラの1つですが、今回は咲きすぎの子が多くて、ベビーっぽくありませんでした。
かろうじて見つけました。 -
フランス人は作家にバラを捧げるのがお好き?
その名は「オーナー・ドゥ・バルザック」。
1994年
メイアン社作出 -
ロマンチックなバラの丘
その手前に咲くオレンジのバラは……。 -
本日は数が少なかった、この姿の「カラメラ」
2001年
コルデス社作出 -
もっとも咲き誇る「カラメラ」は同じ品種とは思えないくらい
-
アシンメトリーに渦を巻いたようなこの姿の「カラメラ」の方が、一番私好みだけど@
-
色とりどりのバラ園を眺める「カラメラ」
-
整形式庭園のバラの虹を背景にした「チャイコフスキー」
2000年
メイアン社作出
作家だけでなく、作曲家の名を冠したバラもわりとあります。 -
深いパープルレッドの気品あふれた「カーディナル・ヒューム」
1984年
ハークネス社作出 -
自然なかんじに咲いているのに、ノーブル
-
やっと会えた見頃のイングリッシュローズの「ジ・エンデバー」
2006年作出
デイヴィッド・オースティンが開発したイングリッシュローズの系統です。 -
ぷっくらまんまるなこの子も「ジ・エンデバー」
その意味は、努力! -
「アラン・ティッチマーシュ」に妖精の訪れ
2006年作出
はじめ咲きすぎで見頃のないイングリッシュローズがいくつか続いたので、そんなはずはないぞ、とちょっぴり焦りましたが(広角ズームレンズで回っていたときに、何品種も目をつけていたので)、そんなことはありませんでした@ -
なんともあざやかな金色を誇る、ぺらぺらっとしたかんじが可愛いこの子は……
-
「バターカップ」〜和名だと、キンポウゲ
1998年作出のイングリッシュローズ
英語は、かわい子ちゃんという意味のスラングでもあったようです。 -
カーネーションみたいで丸っこくて理想のイングリッシュローズの一つ!
-
イングリッシュローズの仲間を背にした「コーテジローズ」
1991年作出 -
イチオシ
小豆色の赤さの存在感がハンパない「オセロ」
1986年作出のイングリッシュローズ -
「オセロ」が描く美しい渦に見とれて
デズデモナーの気分!? -
乙女の夢のふわふわレースのドレスの飾りのよう
-
あるいは、甘いパイのヨウナ「リアンダー」
1982年作出のイングリッシュローズ -
華やかな黄色なのにアシンメトリーな形がつつましさも感じさせる「ポエッツ・ワイフ(詩人の妻)」
2014年作出のイングリッシュローズ
最近の新品種です。 -
カップ咲きでふわふわ、これも理想のイングリッシュローズの「シャリファ・アスマ」
1989年作出
ふわふわっていうのは、イングリッシュローズのキーワードみたいなものです。
必ずしもそういうバラばかりではないですけど。 -
美女の肌のような色合いの「ジ・アレクサンドラ・ローズ」
1993年作出のイングリッシュローズ
一重のバラっておしべがすばらしいです。 -
やさしそうでもありながら、凜とした魅力もある「クイーン・オブ・スウェーデン」
1989年作出のイングリッシュローズ -
幾層もの渦を描き
-
渦の中に引き込まれそう@
-
小ぶりだけどまだまだ花付きがよかった「スターチェィサー」
2011年
ディクソン社作出 -
赤いつぼみを従えて
-
ちょっとだけ、つんとすねちゃった@
-
葉の影からこっそり覗いているつもりの子
美しさが丸見えでございます。 -
イチオシ
三人姉妹のまだ子供っぽい下の2人
-
「ペルディータ」〜失われた、という意味のイングリッシュローズ
1993年作出 -
バラそのものはジューンブライドに似合いそう@
-
イチオシ
今回も会えてよかった「エマニュエル」
1985年作出のイングリッシュローズ -
外側の花弁が光に透けて
バラは花弁が厚めなので、逆光撮りは向きにくいですが、これだけ晴れていれば@ -
チョコレート色のイングリッシュローズの「トラディスカント」
1993年作出
ほんとは花芯が4つに別れるクオーター咲きのようです。 -
これだけ見頃のバラが咲いているイングリッシュローズに出会える嬉しさ
-
華やかな花姿に、その名は「ラジオ・タイムズ」とは@
1994年作出のイングリッシュローズ -
花弁が多くてゴージャスナ「ノーブル・アントニー」
1999年作出のイングリッシュローズ
アンソニーなら男性の名だと思いましたが、アントニーなら女性の名前かしら。 -
見事なロゼット咲きの「メアリー・マグダリーン」の双子咲き@
1999年作出のイングリッシュローズ
マグダレーンという姓名(?)はどこかで聞いたことがあるな、とずっとひっかかっていたのですが……。 -
はらはらと散った花びらも多く……
「メアリー・マグダリーン」です。
やっと気付きました、マグダラのマリアのことでした! -
やさしく微笑んでいるような、その名も「イングリッシュ・ガーデン」
1986年作出のイングリッシュローズ -
美しさを競う美女たち
-
元祖の野生種のオールドローズ風な「ザ・メイフラワー」
2002年作出のイングリッシュローズ -
なんとか見頃の花が少しだけ残っていた「グラハム・トーマス」
1983年作出のイングリッシュローズ
ほとんど最初に知ったイングリッシュローズですので、思い入れがあります(と言っても、私は鑑賞するだけ@)。
これほどのたくさんのバラに出会えても、この花に会えなかったら、物足りない気持ちになったでしょう。 -
白いソフトクリームみたいなバラを求めて〜「フラワー・カール・ドルシュキ」
1901年
ランベール社作出 -
自由を夢見る「スプリット・オブ・フリーダム」
2003年作出のイングリッシュローズ -
バラの丘の奥に咲くレースフラワーのオルレヤ
-
イチオシ
今年の「クイーン・ネフェルティティ」は甘さをたたえて
1998年作出のイングリッシュローズ
私の記憶にある「クイーン・ネフェルティティ」はもっときつい美女のイメージどおりでした。
咲き進んだためか、あいまいな記憶の中の「クイーン・ネフェルティティ」とは、ずいぶんイメージが変わりました。 -
花弁の切り込みがチャーミングで
-
「シスター・エリザベス」の影に隠れた「クイーン・ネフェルティティ」のあどけなさ
-
すばらしいロゼット咲きによくよくしてしまう
「シスター・エリザベス」です。
2007年作出のイングリッシュローズ。 -
花芯が4つならず、5つにまで分かれた「ザ・スクワイヤー」
1997年作出のイングリッシュローズ -
本日出会えたバラの中で、花つきのすばらしさで1、2位を争っていたくらい@
-
理想のカップ咲きの「アンブリッジ・ローズ」
1990年作出のイングリッシュローズ -
いろんな向きで互いにそっぽ向きながら咲くところもチャーミング
-
イチオシ
ちょっとだけ花芯を見せてくれた@
-
ないしょ話
バラの丘のバラはここまでです。 -
チャイナローズの「ダッチフォーク・チャイナ」
今の四季咲きのバラを誕生させるもととなった系統のバラです。
京成バラ園で見られるチャイナローズは小ぶりの花が多いです。
チャイナローズはみんな野生種かと思っていたら、必ずしもそうではありませんでした。 -
チャイナローズだけど園芸品種の「ロサ・キネンシス・エルモーサ」
-
全体としてみると見頃だった「マーサ・ゴンザレス」
これもチャイナローズの園芸品種。
オールドローズは、野に咲くかんじがふさわしい、気取らない姿がとてもいいです。 -
ブルガリアのバラの香水のダマスクローズである「カザンリク」
ブルガリア一バラの香水の産地の名を冠したバラです。
きれいな状態の花をなんとか見つけました。
今回は、オールドローズは咲き進みすぎたものが多かったです。 -
ダマスクローズとロサ・ガリカの交配種のアルバローズもなんとか見頃のものが探し出せたというところ
-
アルバローズの中の「アメリア」
花姿が咲き始めから最盛期までにずいぶん変わります。 -
イチオシ
アルバローズの「カロリーン」は1848年以前に作出された品種
-
イングリッシュローズの元祖ってよく分かる@
-
花のふちがちょっぴり赤いのがアイシャドウのような「カトルセゾン・ブランムソー」
こちらはモスローズ。
ガクや茎が苔が生えたように毛深いので。
でも、花がこれだけしっかり咲いてしまうと、モスローズの語源の毛深いガクはよく見えなくなりました。 -
「ユーニゲイ・ギノクスショウ」
1864年作出
深赤色から、赤みがかった紫に変化するそうです。 -
イチオシ
ルドゥーテが描いたバラの中で1番有名なケンティフォリア系
百枚の花びらという意味のケンティフォリアの「ユーゲニイ・ギノクスショウ」。
1864年以前の作出。
つまり、作出年度は特定できず、1864年にはすでに存在していたというわけでしょう。 -
中世のヨーロッパのバラ園ってきっとこんなかんじだったのでは@
シンデレラレンズで撮影した個々のバラの写真はまだつづきます。
「まぶしい初夏の花盛りの京成バラ園とレッサーパンダ詣2016(3)シンデレラレンズでチャレンジした京成バラ園のバラたち<後編>「ラ・フランス」から始まるモダンローズまで」にて。
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