2016/04/30 - 2016/04/30
2559位(同エリア9873件中)
rikanさん
- rikanさんTOP
- 旅行記36冊
- クチコミ8件
- Q&A回答0件
- 34,928アクセス
- フォロワー8人
かつて織田信長が岐阜と都を往来する時の間道として利用した「千草街道」。いま、この古道は愛知川支流の「渋川」沿いを縫うように杉峠へいたる渓谷の道となっている。山桜も散り新緑のトンネルが渓流に映える見事な渓谷美をつくるこの古道を杉峠まで至り、そこから鈴鹿の山々に多い「カタカナの山名」を持つ2つの山、"イブネ"と"クラシ"に4月30日登った。
東近江市の甲津畑集落には信長が馬の手綱を掛けたと伝えられる「馬掛けの松」という見事な松の木が残る。http://blog.zaq.ne.jp/tm1951/
- 旅行の満足度
- 5.0
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
PR
-
「千草越え」の古道。天正10年、織田信長が京都から尾張への帰路、善住坊によって狙撃されたと言い伝えの残る「善住坊の隠れ岩」
-
渓流が右下に流れ、深緑のトンねるとなった千草越えの古道
-
愛知川の支流、渋川の渓流
-
浄土真宗、中興の祖、蓮如が比叡山の迫害を逃れこの地に隠れたとの伝承の地。
「蓮如の旧跡」 -
渋川渓流にかかる「吊り橋」、手作りのつり橋であり少々心もとない。
-
かつては、様々な物資を伊勢と近江・京の間を行き交った「千草越え」。近江商人の交易の重要街道であった。
そのおかげを残すナラの古木の並木道。最近の「なら枯れ」で少なくない大木が倒れている。 -
中でも枝張りの面積が「1反」(1000?)もあると言われる「一反ぼボウソウ」が枯れているのではないかと心配になる。
-
杉峠手前のナラの古木の並木道
-
杉峠に登りつくと一気に視界が開ける。
名前の由来となった杉の木が枯れているが、枯れ木が峠の名前を残している。
ここから東へ進めば根の平峠から御在所岳や伊勢の「千草」へつづく。右へ取れば雨乞岳。
左へとれば佐目峠から、めざすイブネ・クラシへの稜線の道。 -
大きく2つに割れた石が目印の「佐目峠」
-
佐目峠から人登りすると目的の「イブネ」の頂につく。
この山の標高は1160Mではあるが、風のとうり道なのか大きな樹木はなく、見事な苔の絨毯で覆われている。しかもとこが頂か見分けつかない広さを持っている山である。 -
東には、日本200名山に名を連ねる御在所岳が展望できる。右の峻峰は鈴鹿の槍といわれる鎌ヶ岳
-
一面苔に覆われたイブネの頂上台地
-
まるで作られた苔の庭園の中を行くような登山者。
-
イブネの頂上台地
-
厚さが20cmもあろうかと思われる苔
-
登山で見つけた春の花
「イワイチョウ」 -
「ハルリンドウ」
-
-
-
渋川の河原から頂までを「新緑」が覆う
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
21