2016/02/23 - 2016/03/18
2288位(同エリア4519件中)
目黒警部さん
Memories of Chiang Mai
ラフ族の友人に誘われ、チェンマイから約1時間半、バイクに乗りドイサケットの湖に行った。
途中から道がなくなり、モトクロスレースに使用するような、山道を進んだ。
- 旅行の満足度
- 4.5
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ミャンマー国境近くの山奥から生きるために、多くのラフ族がチェンマイに来て暮らしている。
ラフ族の友人に誘われ、チェンマイから約1時間半、バイクに乗りドイサケットの湖に行った。
途中から道がなくなり、モトクロスレースに使用するような、山道を進んだ。 -
ラフ族はタイ国内ではチェンラーイ県、チェンマイ県、ターク県などを中心に409の村があり、18,361世帯、102,371人が住んでいる。
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特にチェンマイ県のメーアイ郡、チェンラーイ県のメースアイ郡やメーコック川沿いには多くの集落がある。
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ラフ族の定義をひとことで言えば、ラフを自称し、ラフ語を母語として話す人々である。
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ラフ語はかつて、アカ族やリス族、ヤオ族などタイ北部に住む多くの山地民の間でリンガ・フランカ(共通語)としても話されていた。
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発音、文法ともに単純で、習得が容易なことが理由の一つであろう。
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ラフ族はたくさんの支系(サブ・グループ)に別れている。
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タイではラフ・ナ(黒ラフ)、ラフ・ニ(赤ラフ)、ラフ・シ(黄ラフ)、ラフ・シェレなどが、よく知られたサブ・グループである。
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ラフ・シにはラフ・バッキオ、ラフ・バランの2種類があり、さらに小さなグループとして、ラフ・クーラオ、ラフ・プ、ラフ・ラバー、ラフ・ミチャ、ラフ・ゴ、ラフ・ベア、ラフ・ガイシなど50以上のグループに分類することもできる。
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サブ・グループごとに文化様式や方言に違いがあり、民族衣装やショルダーバッグのデザインも違う。
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女性達は「テドゥ」と呼ばれるアップリケつきのサロンを巻いている。
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他の民族ではせいぜい2つか、3つのサブ・グループにしか分岐していないのに、なぜラフ族だけがこれほど多くの支系に別れているのか。
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これについては、歴史学や民族学上の定説はないのだが、推測するに、ラフ族の人々の気質と行動に関係があるのではないかと思う。
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とにかくこの人たち、ふだんはとても優しくて温和な性格なのだが、一面、頑固で強情なところもある。いったん村の中でなにかのっぴきならぬもめごとが生じ、議論に収拾がつかなくなると、やがて対立する2つの派閥に分裂して、どちらかの派閥は、おまえらと一緒になんか住めないとばかり、ぷいとどこかへ引っ越して行ってしまう。
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そして新たな集団を作る。
それがまたいつか2つに分裂。 -
まるで日本の派閥政治というか、昔の学生運動のようというか、典型的なセクト主義なのである。
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長い歴史の過程でそうした抗争と分裂が繰り返され、それぞれが小さなサブ・グループに分かれていった結果が現在のラフ族支系の百花繚乱ではないかと、私は推察している。
タイ山岳少数民族の子どもたちの教育支援を行う民間非営利団体(NGO)
さくらプロジェクトh・p 参照 -
山の上の湖に到着しました、道がつながっていない湖なので、人はいません。
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魚を捕るために、バイクでやってくる地元の人のみ知る湖です。
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途中、写真を撮るような余裕がない崖の道を進んだ。
獣道の横はすぐ谷底、バイクを踏み外すと転落死するようなところを通り抜けて、ようやくやってきた。 -
目的は魚です。
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では網を張りましょう。
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では、漁を始めましょう。
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タイ人の友人と・・・
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・・・ラフ族の妹が網を引っ張ります。
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そしてラフ族の長男と次男が、魚を追い込んでいます。
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ゆっくりと追い込みます。
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このポイントは、いまいちのようです。
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雑魚が引っ掛かっています。
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雑魚
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違うポイントにてラフ兄弟にて、もう一度網を仕掛けます。
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魚を追い込んでいます。
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魚を探しています。
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ラフ族兄弟
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網に引っ掛かった、小魚をとっています。
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小魚
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もちろん食べないで逃がします。
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今度は大漁でした。
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網を引き揚げ・・・
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小魚が引っ掛かっています。
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小魚を網から取り除くのが面倒ですね。
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3月ですが、木陰のない湖周辺は暑いです。
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湖で泳いで、体を冷やします。
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はい、ポーズ!
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素晴らしい自然が広がっています。
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漁の再開です。
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ラフ族、兄弟3名にて網を張ります。
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手慣れたものです。
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妊娠中の長男の妻も参加します。
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そこそこ捕れました。
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網の手入れ
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人影はない・・・
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自然の湖で漁をする、ラフ族の人たちは、イキイキとしていた。
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ラフの人たちは、米やトウモロコシを植え農業で生計を立てていますが、狩りも盛んに行い、ラフと言う名は「狩人」と言う意味を持っています。
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冷やしていたビールを飲みましょう。
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ランチタイムです、道中の市場で買った、焼き鳥、もち米などのタイ料理と冷えたビールは美味かったです。
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ラフの兄弟は、湖の奥へと泳いでいきました。
奥にあるポイントで網を張るようです。 -
4台のバイクにてチェンマイから6名で来ました。
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私たち(ラフ族の妹、長男の妻、タイ人の友人)は湖のほとりで待ちます。
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山地民と呼ばれる民族のほとんどは、男尊女卑の考え方を根強く持っていますが、ラフ族は唯一男女平等の社会を持っている民族です。
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遺産相続も、息子と娘に平等に分けられます。
とても厳格な性格で、正義感が強く、民族の生き残りにかけて共に行動します。 -
湖を見つめる犬
野犬ですが、昼間はおとなしいです。 -
ボックスに氷を入れて持ち帰ります。
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湖のほとりで、釣りをしている人を見かけましたので見学に行きました。
大物が釣れていました。 -
記念写真
写真右の二人がラフ族兄弟そしてタイ人に左端が目黒警部
腹が出ているのではな〜い、一眼レフのカメラが入っているのであ〜る。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ふむこちゃんさん 2016/05/05 15:40:03
- ふむこちゃんです
- 目黒警部さま
質問に対する親切な返答ありがとうございます❤?因みに、今週末からいきます。お堀の中は自転車での移動かなと思ってますが、なんせ方向音痴なもので…大丈夫かなぁ
返礼の書き方がわからずこちらに書いてしまいましたσ^_^;
- 目黒警部さん からの返信 2016/05/05 17:57:43
- RE: ふむこちゃんです
- お気をつけて、楽しんで来てください。
チェンマイは、夜でも治安がいい街ですので最低限の注意を払い夜遊びしてください。
チェンマイは、自転車での観光が適している街ですのでニマンヘミンまでは、自動車には、注意を払って自転車で行ってください。
無料の市街地地図はホテルで入手、無料のフリーペーパーなどにも地図は載っています。
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