2016/04/09 - 2016/04/09
170位(同エリア388件中)
Tさまさん
2016年春の18きっぷの残り1枚を使い生まれて初めてSLに乗車したShort TRIP最終回。新山口から乗車し津和野までを明治風客車で、復路では大正風客車に乗車。子供のように他の客車も観察し展望車にも行ってきました。沿線には一般の方のほか撮り鉄(線路至近の極めて危険な場所で撮影している人も少なからずあり)の方等多くの方々の姿を見かけました。津和野では帰りの列車まで時間が限られたため、自転車を借り効率的に散策。帰りには湯田温泉にも立ち寄り美味しい焼き鳥屋に巡り合うことができました。18きっぷの締めの旅行として満足のいくものでした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
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10:48新山口発に合わせてゆっくりと家を出る。今日も天気は晴れ。思えば3月5日から3連休を除き毎週土曜日18きっぷで出かけていましたが、天気は全て晴れ。普段の行いが大切であると実感。
下関駅 駅
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新山口駅へ到着。ここはもともと小郡駅という名でしたが2003年に駅名変更となる。綺麗に整備された駅との印象。
新山口駅 駅
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子供たちに駅員の制服を貸出し写真を撮るサービスもあり。
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SLの車輪はこの大きさ。
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SLが入線してきました。多くの人だかりあり。
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客車もレトロな外観。
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ロープが張られておりまだ乗車できません。
SLやまぐち号 乗り物
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乗務員も雰囲気出してます。沢山の石炭を積んでいます。
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近くに寄ると凄い高温。運転席は過酷な状況と想像できます。
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私は良くわかりませんが、マニアの方向けに機関車の色々な部分の写真を添付します。
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運転席の計器を見ることができます。運転席は思ったよりも狭い。
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客車には大きな段差。SLが活躍した時代はバリアフリーという観念はなたったのでしょう。予約した4号車に乗り込みます。
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指定した座席のある”明治風客車。
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座席は全て向かい合わせとなっており固定されています。真中にはテーブルが固定。足元はテーブルのおかげで現在の車両より余裕あり。今回はお父さんと小さな男の子ふたりの家族3人と相席。子供たちはおとなしくお利口でした。
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まずは他の車両を散策。ここは大正風客車。明治風と比べ背もたれが高くなり明るい印象。
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ここは昭和風客車。一番地味な印象で当初ここを予約していましたが出発まで時間がったため新山口駅で大正風客車に変更。
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一番乗りたかったのはこの欧風客車でオリエント急行をイメージしたゴージャスな内装。実は予約の際何も調べず駅員に任せっきりになったことを後悔。ここと隣の展望車風客車は人気がありすでに満席。
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ここは洗面所。
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チケット変更の際SLを上から撮影。
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燃料の石炭を大量に積んでいます。
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石炭が燃えるとこうなります。大量のCO2と噴煙が空を曇らせます。全ての列車がSLだと深刻な環境問題になりますが一定期間土日のみの1往復運転であれば観光資源として活用するのは問題ないかと思います。しかし沿線住民の方は洗濯物を干すタイミングに気を付ける必要あり。
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天井の空調機にすすが。これは演出かと思いきや理由が後で明らかに。
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最後部の展望車へ。
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天井には真っ黒なすすが。トンネルに入ったらここは危険。すすだらけになります。
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単線につき途中の駅で普通列車と行き違います。SLは快速運転で(スピードは遅いですが)すべての駅には止まりません。
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停車時間もそこそこあるので数人が降りて写真を撮ってます。
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進行方向の線路に人がいて写真を撮ってます。これは危険。
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出発です。展望車からカーブを走る車両を撮影。
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イチオシ
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トンネルが近づいてきたためひとまず退散。
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油断して窓を開けているとこうなります。空調機のすすはこれによるもの。
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トンネルに入ったところ。空気がすすで濁ってます。
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窓枠はあっという間にこんなことに。
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沿線の皆さんは皆手を振っています。アナウンスでも「どうか手を振りかえしてあげてください」と沿線住民とJRの協力による地域振興の様子がみられます。
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往路は地福駅で14分の停車時間あり、これは撮影に配慮したもの。
地福駅 駅
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イチオシ
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大半の人が降車して記念写真を撮っています。
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展望客車。
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往路は長い上り坂がありますが、ここで10トンの水と1トンの石炭を消費するとアナウンスされました。後から知ったのですが地福駅の前に5分程度停車する仁保駅では石炭と水を補給する作業が見られるそうです。
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茶色い屋根が見えてきたらもうすぐ津和野。沿線住民が手を振っています。
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撮り鉄と思しき皆さんも整列し手を振っています。
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津和野の街並み。
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終点津和野駅に到着。
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SLとはしばしのお別れ。
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駅前のかまい商店で自転車を借り散策。郵便局の建物もレトロ。
貸自転車かまい 乗り物
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津和野町日本遺産センター。
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石畳の敷かれた殿町通りを自転車で疾走。
殿町掘割 名所・史跡
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萩と同じなまこ壁。
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桜がまだ綺麗に咲いている。
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水路に鯉が泳いでいる。島原の「コイが泳ぐ街」を思い出す。
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山陰の小京都といわれる美しい通り。
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津和野カトリック教会。
津和野カトリック教会 寺・神社・教会
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イチオシ
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教会内部。教会に畳は珍しい。
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ステンドグラスが美しい。
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殿町についての説明。
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大岡家老門。奥には津和野町教育委員会。
多胡家老門・大岡家老門 名所・史跡
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津和野藩校養老館。ここは森鴎外や西周など数多くの人事を排出した藩校。藩校の一部は現在資料館として使用されている。
藩校養老館(津和野町立民俗資料館) 美術館・博物館
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敷地内の森鴎外遺言碑。
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養老館と津和野川の間にある鷺舞の像。
鷺舞は津和野の弥栄神社に伝わる古典芸能神事です。毎年祇園祭りの7月20日(ご神幸の日)は町内11ヶ所、27日(ご還幸の日)は町内9ヶ所の昔から定められた場所で舞います。津和野 鷺舞の像 名所・史跡
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多胡家老表門。
多胡家老門・大岡家老門 名所・史跡
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津和野川沿いの桜並木が美しい。
津和野川 自然・景勝地
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バス停もレトロないい雰囲気出してます。
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津和野町郷土館。
津和野町郷土館 美術館・博物館
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森鴎外記念館、旧宅へ。
森鴎外記念館 美術館・博物館
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森鴎外の像。いかにもえらい方という雰囲気出してます。
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記念館は近代的な建物。
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森鴎外旧宅へ。
森鴎外旧宅 名所・史跡
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立派な屋敷です。さすが医者兼作家。
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道の駅津和野温泉なごみの里へ。時間がないのと坂道を登り暑かったのとで温泉には入らず。
道の駅 津和野温泉なごみの里 道の駅
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イメージアップキャラクターのつわみん。
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館内では土産物のほか地元の農作物が販売されています。
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暑かったのでソフトクリームを購入。
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更に足を延ばし鷲原八幡宮流鏑馬の馬場へ。残念ながら流鏑馬神事の開催は翌日の4月10日。
鷲原八幡宮流鏑馬馬場 名所・史跡
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翌日に向け準備中のようです。
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ここで道を折り返し西周旧居へ。
西周は森鴎外とは親族関係にあり養老館で蘭学を学び幕命で榎本武揚(五稜郭で幕府側として戦った人)らとともにオランダに留学。明治維新後は政府の軍政の整備に貢献し啓蒙家として「明六雑誌」も刊行と多彩な人。西周旧居 名所・史跡
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津和野高校。壁がなまこ壁。
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津和野観光の締めは太皷谷稲成神社へ。かなりの高所にあり階段を上っていきます。
太皷谷稲成神社 寺・神社・教会
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この階段を延々と登ります。
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唐津城、岩国城に続きこの春は坂道を登ることがきわめて多い。日ごろの運動不足が響いてくる。
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ようやく神社の門に到着。
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ようやく到着。頑張って登る価値がある荘厳な建物。
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イチオシ
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神社を後にします。
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頑張って登った階段を下っていきます。
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眼下に津和野川。
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イチオシ
津和野駅に戻り自転車を返却し展示している機関車へ。
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ここは燃料である石炭を入れるところ。
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計器類。
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ここに石炭が積んでありここからエンジンに石炭を放り込みます。
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津和野駅で発車待ちのSL。
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右側の石炭を左側のエンジンに入れるということがよくわかる。
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復路の客車へ乗り込みます。
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復路も過酷な運行よろしく願します。
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おーい、落ちるなよ。
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煙突からは石炭の黒い煙。
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この白い煙は水蒸気か?
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帰りは大正風客車へ。行きと比べすいています。4人席を一人で占有。予約の段階でも往路のほうが満席だったことが多かった気がします。
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客車の入り口。
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復路は屋外の展望スペースは使えないので大正風客車の最後部の屋内スペースへ。屋外スペースは復路では煙突のすぐ後ろとなるため、おそらく呼吸ができないだろう。
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新山口に到着。機関車は切り離され駅から離れていきます。
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これにてSLの旅は終了。湯田温泉編へつづく。
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