新緑のチューリップとレッサーパンダの昭和記念公園と多摩動物公園2016（３）午後からは動物園でアジアとオーストラリア圏の動物たちを目指して～シンリンオオカミからワラビーたち＆シマオイワワラビーの赤ちゃんにも会えた@

2016/04/16 - 2016/04/16

去年2015年のタイムテーブルと比べて今回は昭和記念公園を10分早く出てきたので、１本前のモノレールで多摩動物公園にアクセスできました！
去年2015年８月以来、久しぶりの多摩動物公園なので、モノレールに乗るつもりだったのは立川北駅であって、立川南駅でなかったとか、お得な１日乗車券と動物公園のチケット（整理券）のセット券を買ったら、間違えて改札機に動物公園のチケットの方を入れて紙をつまらせてしまうというバカみたいなドジもやらかしましたが、結果オーライ！
去年より10分ほど早く多摩動物公園に到着し、１本前の園内無料シャトルバスに乗れました！

シャトルバスに乗ったのは、多摩動物公園には午後からのアクセスだったので、レッサーパンダのリンゴタイムに十分間に合うように到着できる自信がなかったせいです。
そのため、途中の動物はカットせざるを得なかったのですが、逆に徒歩で向かっていたら、ついつい動物たちの前で立ち止まって写真を撮ってしまい、そのせいで時間に間に合わなくなるおそれの方が大きかったです。

本日は、昭和記念公園のチューリップ詣とはしごで半日しか動物公園で過ごせないのですから、見学できない動物がたくさんいて当然です。
でも、去年は、レッサーパンダの子供３頭がわちゃわちゃ同居していたので、ほんとどレッサーパンダの前から離れられませんでしたが、今回はそのこまでべったり張り付いていたわけではありませんでした。
なので、２番目に見たかったゴールデンターキンをはじめ、シャモアやシンリンオオカミ、そしてユキヒョウ、オランウータン、アムールトラ、コアラ館の動物、ワラビーたちまで会うことができました。
アジアゾウは、展示場にたどり着いたときは16時を過ぎていたので、すでにバックヤードへ。
コアラ展示場は、見学はできても部屋の明かりは落とされていたので、コアラたちは起きていましたが、肉眼でも顔がよく見えないくらいでしたから、写真は撮れず、残念でした。
それに我が地元の埼玉こども動物自然公園（埼玉SCZ）出身のタイチくんは予防のための投薬で奥の小部屋にいました。
元気よく動いているのは分かりましたが、明るくても写真は無理だったでしょう。

でも、最後にミッションNo.３に掲げていたシマオイワワラビーの赤ちゃんに会えたのは良かったです。
シマオイワワラビーは、このあいだ埼玉SCZでも公開開始されたばかりです。
多摩動物公園では、シマオイワワラビーは2012年に来園していましたが、ケナガワラルー、パルマワラビーと、ワラビー／ワラルーが３種類もいたのですが、これまであまり注目していませんでした。
今回は、正門でもらった動物新聞に赤ちゃんの記事が載っていたことと、埼玉SCZのニューフェイスということで、注目するようになりました。
埼玉SCZで見たときも思ったのですが、シマオイワワラビーは、他のワラビーよりもまつげが長いところが、さらに可愛らしいと思いました。
赤ちゃんはすでに一匹で行動していたし、もう赤ちゃんというより子供くらいでしたが、一目で子供と分かるサイズの小ささと、子供らしい好奇心旺盛さと敏捷性がありました。とっても可愛かったです。

ちなみにゴールデンターキンのうち、すっかり大きくなった2014年生まれのレイカちゃんを含め、大人のゴールデンターキンたちの写真はこちらの旅行記に収めました。
レイカちゃんと同じ年に生まれたヨーテンくんはどうしたのだろうと、自宅に戻ってから調べてみたら、なんと2015年12月に不慮の事故で死亡していました。
これまで知らなかったことも含めて、ショックでした。
いまさらですが、ヨーテンくんの冥福を祈りたいと思います。
オーキ母さんには今年2016年にメイちゃんが生まれましたが、ヨーテン兄ちゃんの分まで生きて欲しいと思います。
オーキ母さんとメイちゃんの写真は次の旅行記に収めました。

＜今年2016年もチャレンジできた昭和記念公園のチューリップと多摩動物公園はしごの１日の旅行記のシリーズ構成＞
□（１）今年も広角・超広角・望遠の３本のレンズでチューリップ・リレー
□（２）春の野花や花木は２つの公園でチューリップや動物撮影の合間に
■（３）午後からは動物園でアジアとオーストラリア圏の動物たちを目指して～シンリンオオカミからワラビーたち＆シマオイワワラビーの赤ちゃんにも会えた@
□（４）動物園でのミッションNo.１のレッサーパンダ～同居のペア３組と可愛くのんびり屋さんになったヤンヤン＆ミッションNo.２のゴールデンターキンの赤ちゃん特集

多摩動物公園の公式サイト
http://www.tokyo-zoo.net/zoo/tama/

＜タイムメモ＞
07:40　家を出る
08:55　西立川駅に到着
09:30　昭和記念公園に入園
（入園まで30分待ち）
09:45-10:25　チューリップ（広角ズームレンズ）
10:25-10:45　休憩
10:45-11:30　チューリップ（超広角ズームレンズ）
11:30-12:30　チューリップ（望遠レンズ）
12:40　昭和記念公園を出る
12:51　西立川駅発東京行きJR青梅線に乗車
13:09　立川南駅発モノレールに乗車
13:25　多摩動物公園に入園
13:40発の園内無料シャトルバスに乗車
（時間帯によるがほぼ10分おきに発車）
13:45-13:50　ゴールデンターキン
13:55-14:45　レッサーパンダ
（14:30頃　リンゴタイム）
14:50-15:20　ゴールデンターキン
（オーキ母さんとメイちゃん）
15:20-15:30　休憩
15:30-15:35　シンリンオオカミ
15:45-16:00　レッサーパンダ
16:00-16:10　ユキヒョウ
16:10-16:15　オランウータン・アムールトラ・アムールトラ
16:20-16:30　コアラ館
16:35-16:45　ワラビー
（パルマワラビー＆シマオイワワラビー）
17:00　多摩動物公園を出る
18:50頃　帰宅

※これまでの動物旅行記の目次を作成済。随時更新中。
「動物／動物園と水族館の旅行記～レッサーパンダ大好き～　目次」
http://4travel.jp/travelogue/10744070

エリア 日野・昭島(東京)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

いつもの通り立川南駅から多摩モノレールに乗って多摩動物公園へ、と思ったけど……

違いました！
いつものアクセス駅は立川北駅の方でした！
まあ、どっちでもアクセスできるのですが、JR改札から若干近くて、多摩動物公園方面より一駅多く乗るので座れる確率が高いのは南駅の方でした。

多摩モノレールの立川南駅のフォトスポット！

いまはライオン展示がお休みだからこそ、ライオンなのかも。
ライオンバスはこれまで２度乗ったことがあります。

※関連の旅行記
2015年８月15日
「夏の多摩動物公園はナイトズー開園延長で10時間半満喫@（２）ライオンバスに乗って、ライオンの赤ちゃんたちを間近に見た！〜アフリカとアジア圏の肉食猛獣たち」
http://4travel.jp/travelogue/11043320
2013年９月７日
「初秋の多摩動物公園（2）ライオンバスに乗って、プチプチ・サファリ気分を味わおう！───本番は実質５分で終わったけれど@」
http://4travel.jp/travelogue/10810990

背後のポスターのおかげで多摩モノレールの駅でやるべきことを忘れずにすみました。

モノレール１日券と多摩動物公園入場整理券のセット（1,000円）と多摩モノレール駅で買える国際バラとガーデニングショウの前売り券（300円引きの1,900円）

今年も国際バラとガーデニングショウに行くもんね！
と、いつも前売り券を買いそびれていましたが、今年は忘れずにゲット！
チケットぴあとかコンビニでも買えますが、そうすると味気ないチケットになるので、駅の窓口で買いたいと思っていたのです。

13時25分に多摩動物公園に到着！

去年よりも10分早く到着しました。
昭和記念公園を出たのが10分早かったおかげです。

正門近くのソデグロヅル舎前乗り場から13時40分発の園内無料シャトルバスで動物慰霊碑前の停留所へ

去年よりも１本前のシャトルバスに乗れました。
ここからだとターキンやレッサーパンダ舎へは下り坂を戻ることになるのです。
徒歩で向かっていたら14時半頃にレッサーパンダの展示交代とリンゴタイムに間に合うかあやしいところでしたが、シャトルバスに乗れたおかげで十分に間に合いました。

シャトルバスは子供やお年寄り、体の不自由な人が優先ですが、12時のランチタイムの時間帯以外は10分おきに出ているので、ゴールデンウィークのような繁忙期あたりにできそうな長蛇の列がでなく、せいぜい１本待ち程度の列であれば、子供でも年寄りでもなくてもだいたい乗せてもらえます。

最初に写真が撮れたシャモアの解説

なんと、ここにいるモンブランくんが、日本で飼育されているただ１頭のシャモアとは！
日本の動物園には意外シャモアがいなかったんですね。

侵入者のカラスをじーっと見るモンブランくん

シャモアは顔の筋が美しいです。

後足でおしりかいかい

オスは１年の大半が単独生活とはいえ、およめさんが来るといいね。

次に写真が撮れた、本日２番目に楽しみにしていたゴールデンターキンの解説と紹介

向かって左の展示場にいたオウテン父さんとホイ母さんとレイカちゃん親子

ゴールデンなオウテン父さん

コールデンターキンがゴールデンなのはオスの成獣だけです。

どっしり横たわるホイ母さん

少し小柄なこの子がきっと2014年３月９日生まれのまだ２歳のレイカちゃん

おトイレ中でした@

にやけ顔がかわいいどっしりオウテン父さん

その座り方もなんだか可愛いネ

オウテン父さん・ホイ母さん・レイカちゃん親子は活発に

ゴールデンターキンの解説と向かって右の展示場の午前の当番の紹介

赤ちゃんのメイちゃんたちは午後から

レイカちゃんと同い年のヨーテンくんはどうしたのかしら、と思ったら、なんと去年2015年12月に実に残念な不慮の事故で亡くなっていました（号泣）。

テンくんとフウカちゃん

愛嬌ある顔つきのフウカちゃん

テンくんは、背中がかゆいの

岩で背中かいかいのテンくんと、その様子を見るフウカちゃん

意外に足がスマート

正面顔は可愛くて、角は立派

大きな体で全身から可愛らしさがにじみ出たテンくん

さて、赤ちゃんのメイちゃんが出てくるのは午後２時からで、まだ時間があったし、２時半からレッサーパンダの展示交代とリンゴタイムなので、しばらくレッサーパンダに張り付いた後、戻ってくることにしました。

レッサーパンダとゴーデンターキンの赤ちゃんの写真は次の旅行記「新緑のチューリップとレッサーパンダ・リレーで昭和記念公園と多摩動物公園（４）動物園でのミッションNo.１のレッサーパンダ〜同居のペア３組と可愛くのんびり屋さんになったヤンヤン＆ミッションNo.２のゴールデンターキンの赤ちゃん特集」にて！

久しぶりに訪れたシンリンオオカミ展示場

シンリンオオカミ展示場がトラ展示場の近くにあったときは、通り道ということで訪れやすかったのですが、動物慰霊碑の方に移ってから見に行ったことがありますが、レッサーパンダ舎から離れてしなったので、なかなか訪れるコースに入れられませんでした。

笑っているようなこの子に注目

こっち向いてニコッ

おすまし顔

面白いかっこで毛づくろいしていた子

オオカミの個体紹介はあったはずですが、展示場が広いので、探し損ねました。
もっとも、個体紹介があっても、見分けはつかなかったと思います。

動物慰霊碑を参拝

写真がありました。

ウォンバットのチューバッカくん！

可愛かったです、チューバッカくん！
チューバッカくんは2014年11月に亡くなりました。享年29歳。
ウォンバットは飼育下では34歳まで生きた記録はあるのですが、平均寿命は20歳なので、往生できたろうとは思います。

※以前チューバッカくんの写真が撮れたときの旅行記（2013年３月30日）
「レッサーパンダ・オフ会で春の多摩動物公園へ（2）キングチーターの赤ちゃん！〜それからコアラにウォンバットなど、アフリカ圏とオーストラリア圏の動物たち」
http://4travel.jp/travelogue/10762517

※チューバッカくんの可愛い寝姿の写真がある旅行記（2013年９月７日）
「初秋の多摩動物公園（4）アフリカとオーストラリア圏の動物たちや鳥類〜キリンの赤ちゃんのユリネちゃんやアフリカゾウの砥夢くん＆パピーを失ったコアラのミライちゃん」
http://4travel.jp/travelogue/10811649/

小さい方の展示場にいたユキヒョウはヘルシンキから来園したヴァルデマールくん

つれないヴァルデマールくん。
こっち向いてくれませんでした。
向きそうになったとき、私に気付いて、またぷいと向こうむいてしまいました（苦笑）。

だから、ヴァルデマールくんの肉球を撮っちゃうぞ！

広い方の展示場にいたアサヒちゃんは2011年生まれ

シンギス父さんとマユ母さんの遺児の三つ子でした。

音もたてずに、しなやかに移動

ぺろっちょしながらやってくる

このアングルは、お耳も可愛いです。

ぺろぺろお水を飲む

お水、おいしいね！

まあ、可愛い顔。
私の大好きなレッサーパンダの天敵であることを忘れてしまいそうです。

横顔も幼さがにじみ出ていたけれど

お水を飲み終わったら、きりり！

多摩っ子オランウータンのメンバー表

成長するにつれてオランウータンの顔はこう変わる、という見本みたいでした。
通りかかったときには16時を過ぎていたので、向かって左の屋外展示場には誰もいなかったので、もう室内でしか見られないのかも、と思っていたら……。

向かって右側の展示場にオランウータンの姿あり

そろそろ若者期に入るという2006年生まれのミンピちゃん

思春期の微妙なお年頃でしょうか。

こちらはおそらくキキ母さん

ただし、ミンピちゃんのママはチャッピーちゃんです。
キキちゃんはリキくんのママ。

キキ先輩の前を「ちょっと通してね」とミンピちゃん

キキ母さんの右側には……。

タオルをかぶって遊んでいたリキくん

リキくんはキキちゃんの長男で４歳。

あー肩、凝ったぁ、みたいなリキくん@

おすまし顔が可愛いです。
まだ２歳のときのリキくんのスカイウォークを見たことがあります。

関連の旅行記（2014年10月19日）
「秋の多摩動物公園でレッサーパンダの赤ちゃんを筆頭に４つのミッションに臨む！（３）ミッション No. 2：縞々模様のうり坊主のマレーバクの赤ちゃん＆ミッション No. 3：オランウータンのスカイウォークと赤ちゃん」
http://4travel.jp/travelogue/10943358

優しいおばさまのジプシーさん、なにやら散らばっていた紙を拾って遊ぶ？

なぜかばらばらにされた冊子みたいな紙が散らばっていました。

あっ、また姿を消しちゃうの、リキくん？

アムールトラの屋外展示場にいたのは……

ガラス張りの方にいたシズカ母さんは、とてもよく動いていたので短時間で写真を撮るのは無理でした。

2010年生まれのアイちゃん

こちらもそろそろ大人への階段を上っている最中の思春期かしら。

アイちゃんの足元には骨付き肉

まばたきで目をつぶった瞬間も可愛い

16時20分に飛び込みセーフのコアラ館

16時30分に閉館という園内放送を聞いて、急いでやって来ました。

お食事中のフサオネズミカンガルーにフォーカス！

ご飯を持つ手つきが可愛い@

コアラ館で写真が撮れたのはこの子たちだけでした。

コアラ解説を読んでいるひまがなかったので、パチリ

日本野動物園で飼育しているコアラは圧倒的に北方系の子が多そうです。
南方系の子を実物で見たことはありません。

タイチくん、会いたかったよ

薄暗い中でも、奥の部屋でぴょんぴょん元気よく跳ねているのは、肉眼では見えました。

代わりにコアラの写真の写真を撮っておく

コアラも地上を歩くことがあるという解説の写真。

可愛い母子おんぶコアラ

ミライちゃんと、たった2011年に生まれたけどたった２歳２ヶ月で亡くなってしまったパピーちゃんだと思います。
ミライちゃんの写真は前に撮ったことがあります。

関連の旅行記（2013年９月７日）
「初秋の多摩動物公園（4）アフリカとオーストラリア圏の動物たちや鳥類〜キリンの赤ちゃんのユリネちゃんやアフリカゾウの砥夢くん＆パピーを失ったコアラのミライちゃん」
http://4travel.jp/travelogue/10811649/

コアラ館の出口にあるユーカリ見本の看板

ユーカリはいいにおいがするので、葉っぱに触って帰りました。

最後にワラビーに会いに行く

まずはパルマワラビーです。

ごはん中のワラビー、可愛い！

我が地元の埼玉こども動物自然公園にいるベネットアカクビワラビーよりも小さい気がしました。

そしてベネットアカクビワラビーよりも丸っこい

最近、注目しているシマオイワワラビー（縞尾岩ワラビー）

あらあら、ぴとっと、仲良しネ！

まつげが長いです。

交尾中？

にしては、うしろしの子は集中力がなかったです。

そろってなにかに気をとられたよう

耳はすっと長めです。
縞々の尾が見えました。

少し離れたところにいたシマオイワワラビーの赤ちゃん！

っきのペアよりずっと小さかった赤ちゃん

３月下旬頃からは、もうお母さんのおなかの袋に入りきらないくらい成長したようです。
それにともない、一人で行動する時間も増えたのだと思います。

すっと体を起こした姿はなかなかのモデル体型！？

頭のうしろから背中にかけて苦労委筋あり

さわりたくなる小さくて丸い背中です。

つぶらな瞳でこっち見た@

肩から脇の方にも白と黒のライン模様がありました。
確かにとても美しいワラビーです。

そして帰宅の途につく多摩モノレールの動物公園駅

ホームにやって来てすれ違うモノレール

動物写真はまだ続きます。
「新緑のチューリップとレッサーパンダ・リレーで昭和記念公園と多摩動物公園（４）動物園でのミッションNo.１のレッサーパンダ〜同居のペア３組と可愛くのんびり屋さんになったヤンヤン＆ミッションNo.２のゴールデンターキンの赤ちゃん特集」へとつづく。