パリのアパルトマンでのんびり滞在（６）　サンジェルマン・アン・レー・とフランス考古学博物館

2016/02/29 - 2016/03/07

旅行記その６
《RERでサンジェルマン・アン・レーへ》


2016年2月29日?3月7日のちょうど一週間パリに滞在しました。
目的は美術館・博物館めぐり。アパートを借りてのんびり気ままな一人旅です。

パリは2014年3月以来、2年ぶり2回目。

≪もくじ≫

（１）　コメルス通りのアパートと街歩き
http://4travel.jp/travelogue/11121105

（２）　プチ・パレとルーブル美術館
http://4travel.jp/travelogue/11121359

（３）　カルナヴァレ博物館とギュスターブ・モロー美術館
http://4travel.jp/travelogue/11121363

（４）　パリのおいしいもの・買ったもの
http://4travel.jp/travelogue/11121364

（５）　クリュニー中世美術館
http://4travel.jp/travelogue/11121367

（６）　サンジェルマン・アン・レー・とフランス考古学博物館
http://4travel.jp/travelogue/11121370

（７）ひったくり未遂事件！＆モンパルナス駅のコインロッカーと空港へのリムジンバス　
http://4travel.jp/travelogue/11121635

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0

• 航空会社: ANA

今日は日曜日。交通カードの「NAVIGO DECOUVERTE」が使えるのは今日まで。
せっかくゾーン1−5まで使えるんだからどこか遠くに行かないと…

地図、地図。

「サン・ジェルマン・アン・レー」というところに「考古学博物館」がある…
ヨーロッパに旅行した時には必ず「キリスト教が入ってくる前の歴史がわかる博物館」に行きたいわたし。

「カルナヴァレ博物館」では「先史時代からガロ・ロマン時代のパリ」のコーナーが閉鎖でがっかりしたので、これはいかねば！

RERのA線で終点の「サン・ジェルマン・アン・レー駅」へ。

駅の目の前に広大な公園が…

公園の端まで歩くと、素晴らしい景色です！
真正面にパリ中心部のラ・デファンスのビル群が見えます。

眼下にゆったり流れるセーヌ川。

空が広くて空気がおいしい！

「サンジェルマン・アン・レー城」
ベルサイユに移るまでフランスの王様が住んでいた由緒あるお城でした。
この公園はお城の庭園だったのですね。

このお城が「考古学博物館」になっています。

この博物館も修理中。
今回の旅行で行った美術館・博物館は修理中の所が多かったなぁ。

観光シーズンの夏までに終わらせるつもりなのかな？

今日は第一日曜日だったので入場無料でした。
やった！

でも、工事中で全体の半分くらいしか見れなかったんですけどね。

1万6000年前のバイソンの像（複製）
オードゥヴェールの洞窟から発見された。

そういえばフランスには壁画有名な「ショーヴェ洞窟」や
「ラスコー洞窟」もあったな。

「ブロンズ像」
真ん中の青年像のモデルは明らかに黒人です。

このタイプの秤はずばり「ローマ秤」というんだそうです。
左端のおもりが「人間の頭」

「ごまかしはあきまへんでぇ」

オイルランプ

こうやって一度にたくさん焼き物を作ったのか。
上手く火が回るように積んである。

お化粧道具と、当時のご婦人の流行のヘアスタイル。

洋服を留めるフィブラ（ブローチ）

デッサンの授業でお世話になるギリシャの大理石像「とげぬき」はローマ時代に大人気で、たくさんの複製品が作られたそうです。

これはその型。

美しいガラスの器

細かい破片を根気よく繋げてある！

映画とかで見たことある！
ローマ時代の靴！

墓から出土した副葬品。

わんこも！

馬具。

お城の窓から見える庭園。広大すぎて端まで見えません。

フランスのものだけでなく世界各地の出土品のコレクションルームもあるのですがそこは現在閉鎖中。

修復の作業が見学できるようになっています。
今日は日曜日なのでお休み。

昔華やかなりしころの「サン・ジェルマン・アン・レー城」

日曜のミサが終わったばかりの「サン・ジェルマン教会」。

サン・ジェルマン・アン・レーの街をぶらぶら

お休みで静まり返っている商店街

心なしかすれ違う人たちの顔つきものんびりしているような…

露草色の雨戸

ミントグリーンの雨戸。リヴィエラ色の塀

日本より一足先に桜が満開です。

ピアノの音が聴こえます。

あまりに静かな住宅街を抜けて駅に戻ろうとしたら、あら！マルシェが！

なるほどー。みんなここに集まっていたのですね。

大行列のパン屋さん。
品物も残りわずか。最後尾の人は買えるのでしょうか？？

街の広場に来ました。たくさんのストールが並んでいます。

迷路のようです。

魚屋さん。

果物屋。

いい匂いがすると思ったら、クレープ屋さんだ！

レモンのクレープ（2.3ユーロ）を頼みました。
注文後おじさんがサッとクレープを焼き、レモンをスパンと半分に切って
じゅわーーーとクレープの上に果汁を絞って、砂糖を一振り。
あっという間にできました。

あ〜。出来立てアツアツ！おいしくないわけがありません。

後で知ったのですがパリで随一の高級住宅地だそうです。
どおりで広大な敷地のマンションが並んでいると思った。

パリ中心地から電車で20分でこんなに素敵な街に来れるとは知りませんでした。
なんだか、のんびりできました。

思いつきのプチ遠足。大成功でした。

※次（７）ひったくり未遂事件！＆モンパルナス駅のコインロッカーと空港へのリムジンバス　
http://4travel.jp/travelogue/11121635