2016/02/20 - 2016/02/26
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azianokazeさん
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2016年2月25日 アウランガーバードからデリーに戻り、オールドデリー界隈を散策。まずはインド最大規模モスク「ジャマー・マスジット」へ向かいます。
インドの「大いなる非効率」も経験したりして・・・。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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“オールドデリー散策”とは言っても、旅行社手配の日本語ガイド・専用車つきのお気楽散策です。
旅行社には「車はいらない。なるべく歩いたりバスやオートリクシャーなどで移動する形で」と言ってはあったのですが、しっかり車がついていました。
まあ、どうこう言うのも面倒なので、旅行社手配の形で。
多少はこちらの意図が伝わっていたのか、単に駐車スペースが確保できないためか、車を降りてオールドデリーの雑踏を歩いて移動するようなコースにはなっていました。
インド最大規模モスク「ジャマー・マスジット」正面で車を降ります。
付近は大渋滞で、カメラを構えるのもひと苦労。 -
北門上から街並みを望む
39段の階段になっています。
南北・東に門があり、どの門の記述だかは定かではありませんが、以下のようにも。
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1857年のインド大反乱のときは、反乱軍が白装束に身をかためてここに集結し、市内を制圧したイギリス軍に対し最後の突撃を試み、この石段を死体で埋め尽くしたという。【歩き方】
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あのミナレットにのぼれば、街並みももっとよく見渡せるでしょう。
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靴を預けて中へ
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正式にはマスジデ・ジャハーン・ヌマー、つまり「世界を見渡す(ことができるほど大きな)モスク」という名称であるが、一般的には「ジャーマー・マスジド」のほうが通りがよい。
なお、この通称自体は「金曜(の集団礼拝に人々が集まる)モスク」といった意味であり、イスラーム圏各地の都市に同様の名称で知られるモスクが多数存在する。【ウィキペディア】
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中に入ると広い中庭が広がっています。
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タージ・マハルを建造したムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンによって立案され、1656年に竣工した。
この巨大なモスクの建設には5000人の労働力と6年以上の歳月を要した。また建設に際して当時の金額で100万ルピーの費用がかかった。【ウィキペディア】
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若干の料金でこのミナレット(高さ41m)にあがることができます。
さっそく上がってみましょう。
もちろんエレベーターなどはありませんから歩いてのぼります。
ミナレットの外壁は白大理石と赤砂岩で縦縞状に彩られています。 -
ミナレットからの眺め
大きな建造物が東門
中国以上に大気汚染が深刻なインドですから、天気はよくても霞がかっています。
その霞のなかに見える城壁が「ラール・キラー」(赤い城)です。 -
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中央は、入ってきた北門
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ミナレットを下りて、モスク正面の回廊
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正直なところ、イスラム・モスクは仏教・ヒンズー教寺院のように彫像もなく、装飾も単調で「だだっ広いだけ」といった感もあって、観光的にはそう面白いものではありません。
そうしたなかで目を引いたのは、入場の際に借りた服やスカーフを羽織った西洋人女性のちょっとユーモラスな姿でした。 -
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こちらは本物インド人女性
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今回旅行で唯一の自分の写真
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靴の預かり料を払って外へ出ます。
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広い通りは大渋滞
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あまり車が多くない路地へ しばしオールドデリーを散策します。
左の人物が今日の日本語ガイド、名前は・・・忘れました。ラジエスさんだったでしょうか。 -
路地もバイクには気をつける必要があります。
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ジャイナ教の裸行派のポスター ジャイナ教には白衣派と裸行派 があり、裸行派の男性は全く衣類を身に着けません。女性は別のようです。
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数百年前の建物・装飾が路地のあそこそこに残っています。
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家並のなかにあったヒンズー教の施設
お寺というのか、祈祷所というか、何と言ったらいいか、普通の商店に商品の代わりにヒンズーの神々が並べられているといった感じです。中央にはリンガもあるようです。 -
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インドだけでなく東南アジアでもよく見かける、もつれあった電線。ちゃんと機能しているのでしょうか?火事を起こすようなことは?
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狭い道にリクシャーが入り込んできます。大抵は観光客です。
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細い路地をクネクネと。
ガイド氏も「どこを歩いているのか私もわかりません」とのこと。 -
繁華街が近いのでしょうか、食べ物やさんが増えてきました。
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スイーツ系のようです。
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見ていると食べたくなります。お昼も近いことですし・・・・。
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広い通りに出てきました。「ラール・キラー」に向かっていますので「チャンドニー・チョーク」ではないでしょうか。
この界隈は、“デリーの浅草・庶民の街”【歩き方】とも。 -
【歩き方】では“乗用車、トラック、リクシャー、牛車、手押しの大八車まであらゆる車輪の付いたものや、ときにはゾウやラクダまでが車線を無視してひしめく”とも。
さすがに、ゾウやラクダは見かけませんでした。 -
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一階では、買ったスイーツをその場で食べる立食形式になっています。
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2階はいろんな食事・軽食が食べられるスペース。
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ターリーなどは時間がかかるとのことで、「マサラ・ドーサ」を。
ジャガイモなどを香辛料と炒め煮にしたものをクレープのような薄皮で包んだ南インド料理です。 -
1階でお菓子の3種類詰め合わせセットを土産に買ったのですが、ここでインドの大いなる非効率を経験することに。
ガイド氏が店に並べられている見本を指さして「これを」ということで買ったのですが、売り場で伝票のようなものが発行され、それを会計に持って行って支払い、支払い済み伝票を再度売り場に持っていって商品を受け取る仕組み。
仕組み自体も煩雑ですし、各段階がどうしてこんなに時間がかかるのか不思議なぐらいに時間を要します。
途中で伝票を確認したところ、見本の値段と違います。
「中身が違っているんじゃない?」とガイド氏に確認を頼むと、やはり違うよう。
ここからの修正がまた大変。
すでに間違った商品の購入手続きは動き出しているので、途中変更はできません。
一度、支払い、商品受け取りまで済ませ、それをキャンセルする形をとります。
このキャンセルがまた大変。店内でサインをもらい、店外にある事務所(?)に商品・レシートを持参して、そこでサインをもらい、再び店内にもどって会計で払い戻しを受けます。
その後に、正しい商品を再度購入。また伝票をもらい、会計で支払いを済ませ、その伝票を売り場に持って行き・・・・。
最後、店外に出るときは警備員のレシート・チェックもあります。
たかがお菓子を購入するのに・・・・。すべてガイド氏がやってくれているので私は見ているだけですが、自分でやることになっていたら訳が分からず途中であきらめたことでしょう。
以前トリヴァンドラムの銀行で両替したときも感じましたが、インドの事務作業は恐ろしく非効率で時間を要します。
帰国時に空港のチェックイン・出国手続きでも、この非効率さに泣かされることになります。
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