冬の北海道 １泊２日の旅（その２）《札幌市内編》

2016/03/11 - 2016/03/12

夏の北海道はこれまでに７回訪れたことがありますが、冬の時期に訪れたことは一度も無かったので、LCCを利用して１泊２日で訪れてきました。

何度か訪れたことのある場所でも、夏と冬とでは全然違っていてとても新鮮でした。
特に小樽は初めて夜に訪れたので、ライトアップされた運河がとても幻想的でした☆

下記行程の◆が、本旅行記の該当部分です。

《１日目》
◇成田空港→→新千歳空港
◇ニセコ（道の駅〜ニセコ駅）
◇余市（ニッカウヰスキー余市蒸溜所）
◇小樽（堺町通り・小樽運河）
◇札幌（JRタワー展望室）

《２日目》
◆札幌市内
・大倉山展望台
・旧北海道庁
・札幌市時計台
・大通公園
・さっぽろテレビ塔
・羊ヶ丘展望台
◆新千歳空港→→成田空港

エリア 札幌(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩 ジェットスター
• 旅行の手配内容: 個別手配

前日はすすきのにある「ホテルニューバジェット札幌」に宿泊しました。
冬の北海道旅行２日目はすすきのからスタートです。

ホテルニューバジェット札幌 宿・ホテル

ホテルからすすきの駅までは徒歩３分くらいです。

すすきの 名所・史跡

すすきの駅から地下鉄に乗って円山公園駅へ向かいます。
土休日に地下鉄を利用する場合は、「ドニチカキップ」（￥520）が便利です。

すすきの駅 駅

円山公園駅からは路線バスに乗って、「大倉山競技場入口」バス停で下車。
バス停からは雪の積もった上り坂を登っていきます。

バス停から徒歩10〜15分ほどで、大倉山ジャンプ競技場に到着です。

大倉山ジャンプ競技場 名所・史跡

1972年の札幌オリンピックの会場になったところです。

練習や大会のスケジュールは事前にＨＰで確認しておきました。
この日は大会などが無かったため、リフトで展望台へ上がることができました。

リフト料金は往復で￥500。
しかし、事前に「さっぽろセレクトＢコース」（￥1,350）を購入しておいたので、そちらを利用しました。

「さっぽろセレクトＢコース」だと大倉山ジャンプ台やさっぽろテレビ塔、羊ケ丘展望台など計６施設のうち任意の３施設を自由に回れるので、市内観光にはとてもお得です。

ジャンプ台を隣に見ながら、リフトに乗って約５分で展望台へ到着です。

標高307ｍの展望台からは札幌の街並みを一望できます。

ジャンプ出発地点の真上から札幌市街を望んでみます。

アプローチは最大傾斜35度。
ここから101ｍのアプローチを滑走し、飛び立っていきます。

展望台の左手に見える三角形の山は、そのまま三角山という名前で標高は311ｍ。

正面には札幌円山球場や円山動物園、北海道神宮などがあります。
その奥に大通公園やさっぽろテレビ塔が見えていて、写真左側の高層ビル群があるのがJR札幌駅付近です。

復路もリフトを使って降りていきます。

大倉山ジャンプ競技場に隣接する「札幌ウインターミュージアム」。
今回は時間の都合もあり、内部の見学はしませんでした。

札幌オリンピックミュージアム 美術館・博物館

再びバス停へ戻る途中、反対側の山の中腹に宮の森シャンツェが見えました。

札幌オリンピックの会場のうち、大倉山はラージヒル、宮の森はノーマルヒルに分かれています。

円山公園駅から再び地下鉄に乗って札幌市中心部へ戻ってきました。

昼食は「松尾ジンギスカン まつじん」でいただきます。
ここはお気に入りのお店で、札幌南一条店を訪れるのは今回が３回目です。

松尾ジンギスカン 札幌大通南1条店 グルメ・レストラン

まつじんの各店舗のうち、札幌南一条店ではランチメニューとしてジンギスカン丼をいただくことができます。

今回いただいたのは特上ラム200ｇのランチセットで、￥1,140。
この店舗は一人でも入りやすいし、丼にすれば一人で焼く必要もないので気に入っています。

昼食を満喫した後は、旧北海道庁まで少し歩きます。
パルコや三越の前を通過です。

三越にはセンバツに出場する札幌第一高校の垂れ幕が掲げられていました。
（試合は１回戦で木更津総合高校に2-5で敗れました。）

札幌パルコ ショッピングモール

大通公園を横切って、さらに歩きます。
ここへはまた後で戻ってきます。

大通公園 公園・植物園

すすきの付近から旧北海道庁まで歩いてきました。
２年ぶり４回目の訪問です。

北海道庁旧本庁舎 名所・史跡

アスファルト上には雪がありませんが、植栽帯にはまだ雪が残っています。
兼六園みたいに、マツの木に雪吊りが施されていました。

内部は資料館になっていて、無料で見学することができます。

赤じゅうたんの階段や、アーチ形の壁や柱など、豪華絢爛な造りとなっています。

知事執務室や会議室などを復元した部屋もあります。

エゾシカの剥製なども展示されています。

旧北海道庁を後にし、札幌市時計台まで歩いてきました。

札幌市時計台 名所・史跡

ここを訪れるのも４回目。
毎回思うことですが、木やビルが邪魔でどうじても満足できる写真が撮れません。

このアングルが写真スポットにもなっていて一番有名ですが、個人的にはいまひとつ。
うしろのビルがどうしても邪魔になってしまいます。

高知のはりまや橋や長崎のオランダ坂と並ぶ、日本三大がっかりスポットのひとつです。

時計台を見学した後は、再び大通公園へ戻ってきました。
雪が積もった時期に訪れたのは今回が初めてです。

大通公園 公園・植物園

大通公園はさっぽろ雪まつりのメイン会場にもなっています。

雪が少し強くなってきたので、急いでタワーの内部へ移動します。

「さっぽろセレクトＢコース」の２施設目としてチケットを利用しました。
外は吹雪になってしまい、大倉山などを望むことはできません。

さっぽろテレビ塔 名所・史跡

札幌駅方面（北側）も、それほど遠くまでは見渡せません。

しかし、すぐに止むだろうと思って待っていると、５分ほどで雪がやんで視界が開け、大倉山や藻岩山まで見渡せるほどになりました。

再び大通公園方面を眺めてみます。

先ほど訪れた大倉山ジャンプ競技場も、遠く正面に見えます。

朝、すすきの駅のコインロッカーに荷物を預けていたので、大通公園を後にし狸小路商店街を突っ切ってすすきのへ戻ります。

狸小路商店街 名所・史跡

すすきのへ戻ってきました。

2015年12月に路面電車が西４丁目〜すすきの間が延伸し、周回できるようになりました。
写真に写っているのが最近延伸したばかりの軌道です。

すすきの 名所・史跡

すすきの駅で荷物を取り出した後、豊水すすきの駅から地下鉄東豊線と路線バスを乗り継いで羊ケ丘展望台へ向かいます。

「さっぽろセレクトＢコース」を利用する最後の観光施設です。

羊ケ丘展望台周辺は一面の雪景色に覆われています。

「少年よ、大志を抱け」で有名なクラーク博士の銅像前は、いつも写真を撮る観光客で賑わっています。

さっぽろ羊ヶ丘展望台 名所・史跡

その銅像の後ろにも、一面の雪景色が広がっています。

夏には羊が放牧されていますが、冬にはその姿を見ることはできません。

一面の雪景色の奥には、札幌ドームがあります。
さらに左奥に見える山々は、神居尻山、ピンネシリ、隈根尻山などです。

札幌ドームまで、一面の雪景色が広がっています。

冬季は建物内に羊を見ることができます。

足元に敷かれた藁をずっと食べ続けていました。

オーストリア館は休憩所やお土産屋さんなどが入り、「モヤモヤさまぁ〜ず２」でもモヤモヤポイントとして取り上げられていた施設。

オーストリア館の向かって左手にある２施設のうち、奥側にあるのはさっぽろ雪まつり資料館。
内部は無料で見学することができます。

資料館に入って間もなく迎えてくれる大きな２体の雪だるまです。
何回か訪れていますが、だんだんと黒ずんできたような気がします。

羊ケ丘展望台を後にし、福住駅から高速バスに乗って新千歳空港へ戻って来ました。

空港内のロイズチョコレートワールドでは、チョコレートの製造工程を見学したりチョコレートの歴史を学んだりすることができます。

新千歳空港 空港

その手前にあるドラえもんゾーンでは、壁いっぱいにドラえもんの絵が描かれています。

どら焼きを食べようとするドラえもんが、とても可愛らしいです♪

新千歳空港を19:35に出発する便に乗って、成田空港へ帰ります。

利根川の上空を通過し、間もなく成田空港に着陸します。

奥が利根川河口で、利根川の右側に見えるのが千葉県銚子市、左側が茨城県神栖市。

間もなく成田空港に着陸です。
手前に見えるのが芝山町や富里市付近、奥のほうの明るい地域が千葉市などの東京湾沿岸です。

成田空港第３ターミナルに戻って来ました。
陸上トラックを模した通路を、第２ターミナルまで歩いて移動しました。

第２ターミナル前駐車場に車を置いていたので、空港から家までは車で40分くらいかけて帰りました。

成田空港第3ターミナル 空港

ここ８年、毎年北海道を訪れていますが、いつもお菓子を大量に買って帰ってきます。

じゃがポックルや北菓楼のバウムクーヘンなどは毎年買っています。
白い恋人や焼とうきびなども北海道みやげの定番です。
今回は諦めましたが、ルタオのドゥーブルフロマージュなども頻繁に買って帰ってきます。

２日間の短い旅行でしたが、夏とは違った北海道を満喫することができました☆
最後までご覧いただき、ありがとうございました。