2014/03/21 - 2014/03/30
277位(同エリア707件中)
テスヤさん
昨日カジュラホからヴァラナシに到着した。今日は罪深い自分の許しを請うため、ようやくガンガで身を清める事になったのだった。仏教寺院、サルナートにも足を運んでみた。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- Agoda
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-
おはようございます。5日目の朝です。
今日は昨夕Ganpati GuestHouseのフロントに頼んでおいた、朝日を見るボートツアーに申し込んでいたので日の出前にゲストハウス前のガートに集まった。 -
客は、テスヤのほかにイギリスから来たというカップルの三人。
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すでにメインガートでは沢山の人が沐浴している。
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とてもカラフルで、雑誌で見た風景が目の前に広がっている。
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ボートから見る観光客が多すぎる気がするが、それでも神秘的な雰囲気。
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MUNSHIガート付近は特に重厚な建物が印象的だった
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別のボートがみやげ物を売りに来た。
6〜7歳の子供だ。みやげ物はヴァラナシの町でもっと安く買えるので花を買った。
20 Rs程度を払い、ガンガに流す。 -
自分が流した灯火が下流へと流れていく様を見ていると、不思議な感覚を思い出す。
例えば、タイなんかで行う灯篭流しとほぼ同じことをしているのにうまく説明出来ないけど少し感覚が違う。 -
みんな、ガンガに朝日が昇るのを待つ。
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しかし残念ながら厚い雲に阻まれ、綺麗な朝日を見ることは出来なかった。
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牛かな。
大型動物の死骸が流れている。 -
ガンガ沿いでは沐浴だけでなく、色々な営みがみられる。
歌を歌っていたり、 -
祈り。
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うがい。
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自己流かな?
違った形での祈り。 -
マニカルニカーガートに近づいた。
遠景ならばカメラはOKとの事だったので少しだけ撮影してみた。
遠くからでは良く分からないがそこかしこで煙が上がっていた。
亡骸を焼くにおいもする。 -
1時間ほどしてゲストハウス前まで戻ってきた。
船頭は、チップを要求してきたがここでもイギリス人カップルは「NO」
確かに特別なサービスは無かった。けど、コイツはホテル経由でやってきたボートなので殆どをピンハネされているだろうから、チップが頼りなのは想像に難しくない。
ただ、自分だけ払うのもちょっと違和感があったのでゴメンネ!と言って自分も払わなかった。 -
さっき、ボートから見たマニカルニカーガートへ行ってみた。
ちょうど、オレンジの布に包まれた遺体が乗った、竹で出来たタンカのようなものが数人の男衆によって担がれてやってきたところだった。
一度、ガンガに浸されてから、竹のタンカごと荼毘に付される。
オレンジの布という事から、女性である事がわかる。さらに装飾が施された綺麗な布であったので最期の時にそれなりのお金を使っている事も分かる。
火がつけられ、ゆっくりと炎が上がっている。目の前で人が焼かれている。
日本ではまず目にする事は無い風景である。
やがて遠めに、少し収縮したと思ったら足がグスッと焼け落ちたのが見えた。
この人はどんな人生を歩んだのだろうか。幸せだったのか、色んな思いが駆け巡る。
ぼーっと火葬場を眺めていると、一人の男が近づいてきて、「ここは家族以外立ち入り禁止だ」と言い、違うところに連れて行こうとする。金を巻き上げられるパターンだ。
しばらく無視していると、今度は「あっちへ行け!」と追い払ってくる。
ケンカが始まっても分が悪いので大人しく退散する事にした。 -
メインガートまで来た。
昨晩、プージャを見た場所だ。まだ沐浴している人がすごい居る。 -
シヴァとパールヴァティが大きく描かれている。
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子供が何かを掘っていた。
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砂金?か何かかな。
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沢山のインド人がボートに乗っている。
自分もボートに乗って対岸まで行って見たいと考えていたが、ちょっと乗りすぎでヤバイ感じ。 -
すると、ちょうど10人くらいの家族が乗っているボートにまだ空きがあるようで、対岸まで50 Rsで往復してくれるというので便乗した。この家族も遠くから聖地に来たと言う。
家族水入らずのところ申し訳ないが観光客向けの時間貸しのボートではないので安心である。 -
対岸に着いた。
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昨日の灯篭が流れ着いている。ここで沐浴する。
というのも、ボートがだいぶ沖で泊まるため、水に入らざるを得ないのだ。
メインガートとは違い、静かに入水出来た。少しヌメっとした感覚で冷たい。 -
さすがに頭まですっぽり入る事は出来なかったが、ガンガの水はたとえ1滴でも風呂の水くらいの量なら聖なる水に変えると言われている程、力をもった水であるので、大分浄化されたのではないかと思う。
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パッと見は多少抵抗はある。
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船が着いたあたりは人がそれなりに居て賑やかだ。
対岸には先ほどまでいた、ヴァラナシのガートが見える。 -
散策してみる
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何も無い砂漠のような風景。
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ヴァラナシがかつて、光あふれる国、「カーシー」と呼ばれていた事とは反対に、この地は不浄の地、とされている。
なぜだろう。
幾人かの人に聞いたら、「シュードラが住む地だから。」という。
いわゆるカースト社会の第4ヴァルナの事であろうが、良い悪いは言及しない。
彼らの長きに亘る営みを外国人である自分が分かるはずもない。 -
チャイ屋発見。
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少し体が冷えたので、余計暖かくて美味しく感じる。
どこで飲んでも美味い。一杯あたりの量が少ないのでおかわりが欲しいところ。 -
そろそろ帰りの船が出るようだ。せっかく乾いたのにまた足が濡れる。
ビーサンで正解。 -
船に乗り込むと、物売りがやってきた。
手には、太陽神スーリヤのお守りのようなものを持っている。
と思ったらあっという間に売れて無くなってしまった。
自分も早く声を上げればよかったと後悔している。 -
ヴァラナシの町へ戻ってきた。
そろそろサルナートへ向かおう。さて、どうしたものか。と考えながらゴドウリアチョウクに行くまでも無く、「ヘーイ、日本人、ドコイク?」と次々声がかかる。
その中でひときわ明るくて調子のいいヤツに頼む事にした。
彼の名は、マノーチ。サルナートまで往復600で行ってやるとの事だった。
往復で20km、待機も含めるとこんなもんかと同意した。 -
マノーチはぶっ飛ばして20分くらいで着いた。他にもタイ寺とか連れてってやる、と言っていたが歩ける距離と踏んで、遠慮しておいた。
サールナートは、ちょっと霧がかかって幻想的な感じ。 -
一番の見所、ダメークストゥーパ。
周りを参拝者が祈りながら回っている -
金箔を貼っている。
インド人ではないようだ。タイ人かな。 -
ダメークストゥーパの表面には彫刻が施されているがヒンドゥーのそれとは違い、蓮の花などがあしらわれ、仏教色が強くなっているのが分かる。
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近くにいた僧侶の集団が記念撮影をしていたので横から1枚失礼した。
やはり、タイから来た僧侶の集団だった。
四大仏跡のひとつ、ここサールナートを訪れているという事は、ルンピニー、ブッダガヤーから来てクシーナガルまで行く途中だろうか。 -
普通に木の下で本を読む光景でさえ、ここでは特別に映る。
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アショカ王の石柱が発掘され、この地が重要な聖地であるのだと気づく。
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大規模な発掘調査が今も続けられている。
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いつか”仏陀の歩いた道”、なんて旅がしてみたい。
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次にタイ寺に行ってみた。歩いて10分もかからない。
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ワット・タイ・サルナート。
そのまんまである。 -
そこそこデカイ仏像。
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マノーチとの待ち合わせまで少し時間があるので近くのお土産やを冷やかす。
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何か言いながらあまりにしつこく着いてくるので日本から持ってきたお菓子をあげた。
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カネをくれ。と言うので無視していた子供が、お菓子で良いからくれ。と言ってきた。さっき他の子にあげたのを見ていたのかな。
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アイス屋のおっちゃん。
暑いので、美味かった。
しばらくしたら、マノーチがやって来てゲストハウスまで無事帰った。 -
宿に帰ると、マノーチは明日の予定を聞いてきたので、「明日はヴァラナシ空港に行かなくちゃ行けない。」というと、すかさず「俺が送ってやる」と言い出した。
今日も約束どおり600で行ってくれたし、チップの要求もしてこなかった。
空港までは遠いので500 Rsで手を打ち、09:30に迎えをお願いした。 -
汗だくなのでシャワーを浴びて少し涼む。
部屋から少しだけガンガが見える。 -
時間がもったいないので町歩きしよう。
道端に寝ているのか死んでいるのか分からない人がいる。 -
アジアの雰囲気です。
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少し小道に入ると、迷路のよう。
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素焼きのチャイ!
うっまーい。 -
昨日サミーと来た、ベジタリアンレストラン。
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通りにくい。。。
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こっちは行き止まり?
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ちょっと疲れたので適当な店でクレープのようなものを食べる。
わざわざクレープの上に蜂蜜の器を置かなくてもいいのでわ!? -
本当に迷う。
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今日も昨日に引き続きプージャを見る。
今日もすごい人。
待っている間、色んなインド人が話しかけてくる。
なんかおごってくれ、とか。テスヤの持っているスマホが欲しい、いくらなら売ってくれるか?とか、その小型のトーチが欲しい、とか。
寂しくないを通り越してそのうちウザくなってくる。 -
関西弁を流暢に話すインド人がいた。
”地球の歩き方”を見ていたら”地球の迷い方”と日本人が使うネタを言っていた。
きっと長く一緒にいる日本人がいるのだろう。
関西弁があまりに上手くて、インドの雰囲気台無し。今日は朝早くからのボートツアーで疲れたぁー。早く寝よう。
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