2014/03/21 - 2014/03/30
17位(同エリア93件中)
テスヤさん
見ごたえのあったバンデラ王国の古都、オルチャを後にし、列車でカジュラホまで行く。
実はこの反対のルートは結構インターネット上で目にしていた。
不安だったが優しいインド人たちにずいぶん助けられた。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
おはようございます。3日目の朝です。
オルチャの鉄道駅を07:25発の列車があるとの事だったのでそれに合わせて起きる。
部屋の階段下にワンコが寝ている。
あそこを通らないと、朝飯会場までいけない・・・。 -
なんとかワンコをやり過ごしてから、薄っぺらくてパサパサのトースト2枚とコーヒーという、寂しい朝飯を食べてチェックアウトする。
Sheesh Mahal HOTEL、リピートは無いな。 -
石橋から見る朝のチャトルブジャ寺院。
本当に不思議な感傷に浸る町だった。 -
メイン通りまで徒歩で出れば、オートリクシャーはすぐに捕まる。
駅まで100 Rs。朝06:30、発射。
いきなりインド音楽ガンガンでぶっ飛ばすっ!!
めっちゃ早ぇー!!
ケツ浮く&頭ボコボコにぶつけるしいイぃぃ!!
怖エー!!!\(◎o◎)/!なんだコイツぅううぅ!!!
テスヤ「せ、Safetyに頼んまっさ・・」
運ちゃん「No Problem!」
いや、すでに問題アリなんだが。。。 -
・・・5分くらいで付いた。
駅の位置と距離感が良く分からないがたぶん高いんだろうと思う。帰ってきて調べたら、6kmほどだった。 -
中央に駅舎らしき小さな建物がある。
-
カジュラホまでたった35 Rs
時間的には5時間くらいかかるようだ。 -
何もない。
本当に列車は来るんかな。
石のベンチに③って番号が振ってある。なんか意味あるんかな。 -
急にカン!カン!カン!とけたたましい音がしたと思って音の出所を見たら、レールがぶら下げてある。
どうやら列車が来るとこれを打ち鳴らすようだ。
アナログで、何とも面白い。 -
そうこうしているうちに、列車が入線してきた。
インド人めっちゃ乗ってる!!ちゃんと座れるのか。
不安になっているテスヤに、「どこ行くんだ?」と話しかけてくるインド人たちが居た。
「カジュラホだよ」と答えると、「コイツもカジュラホに行くんだ。」と相方を指差した。
チケットを見せると、「これは、マホバ経由だから後ろの車両に乗らないとダメだ」と。
言われるまま、彼に付いて行くと、押し入るインド人をかき分けて一人分のスペースを作り、ここに座れと言ってくれた。
「よく分からないが、助かったよ、ありがとう」と礼を言った。 -
対面の人にピーナツをもらう。美味しい。
バルクシアンさんと、シパールさん。という名前のようだ。
殻を新聞紙に一旦置いて後でゴミ箱にでも捨てようとするのが自然であるが、彼らは、「何をしているんだ?床にそのまま捨てればいいんだよ。」と言っている。
床って。列車内に捨てる?
そう。掃除する人がちゃんと居るから。と。
お前がそうする事で、仕事が無くなる人間も居るって事を忘れるな。って。
ちょっと複雑な思い。 -
列車内はいろんなモノを売りに来る人もいっぱいいる。
この寝ているインド人は「金を恵んでくれ」、とか、「何か食べるものくれ」とかばっかり言って来た。
シパールさんがギョウザの皮状の油で揚げたスナックをくれた。
美味しい。もらってばかりだ。
「一人か?なぜ家族で来ないんだ?」と聞いてくる。残念ながら日本の大多数の家庭ではインドに家族で旅行、という事があまり無いという事を雰囲気として伝える事が難しかった。 -
12:30、カジュラホの駅にほぼ時刻表通りに着いた。
オルチャから案内してくれた彼もここで降りた。 -
駅舎を出ると、彼もカジュラホの町まで行くようだったので、先にテスヤが捕まえたリクシャで、「よかったら一緒に行きますか?」と誘った。
彼は素直に「Thank you」といい、喜んで乗ってきた。
少しお礼が出来たような気がして嬉しかった。 -
目星をつけていた、LAKE SIDEホテルにチェックイン。
オーナーが日本語ペラペラとは聞いていたがまさかここまで流暢に話すとは。
インドに居る気がしない。 -
ホテルの前には池があって、ホテル名の由来にもなっている。
屋上で、早速観光用のリクシャを借りてはどうだ?と提案される。
立地が良いので徒歩と自転車で回るつもりだったが、東郡、南郡のちょっと遠い寺院すべてと、空港送りまで付けて800 Rsとの事だったのでお願いすることにした。
ホテルが手配したリクシャが来るまでチャイのサービスを受け、くつろぐ。 -
ホテルで地図をもらって出発。
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南郡、チャトルブジ寺院
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細かい彫刻。
人がまったく居ない。とても静かに鑑賞出来る。 -
のどかな道のり。
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かわいい女の子。手を振ってくれる。
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東郡に行く途中にあるドゥーラデオ寺院
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南側から。
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ドゥーラデオ寺院
西側正面から。 -
男同士でごろごろしている・・・。
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東郡の寺院
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靴を脱いで見学する。
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物の所有を極限まで禁じたジャイナ教の教え。
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ジャイナ教の寺院
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壁一面にびっしり彫刻が。
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木々の中にたたずむ寺院も美しい。
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イチオシ
どの寺院にも細かい彫刻がびっしりある。
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天井まで綺麗に彫刻してある。
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天井部
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祠堂内部にはもう一回り小さな祠堂があって、同じように彫刻が成されている。
多くの寺院では、コウモリや鳩フン被害防止のために鉄製の門が取り付けられている。 -
Vamana寺院
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けっこうな数の、
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牛が居る。
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平原の中にポツンと立つ寺院
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ジャワリ寺院
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ジャワリ寺院で数人の若者に、「古い町を見に行かないか?」と声を掛けられる。そこでは、このカジュラホが世界遺産になるずっと以前から暮らしている貧しい人たちがいると言う。日本人はたいてい行くらしい。
しかし、そういう光景を高みの見物したところで彼らに何かしてやれる訳でもないので丁重にお断りした。 -
Bramha寺院。この小さな寺院には彫刻の類は無かった。
17:00、ここまでで今日の寺院観光は終了。 -
ホテル前で下ろしてもらい、晩飯までまだ少しあるので散歩してみる。
西郡の前のメインストリートも、少し外れれば何も無い。 -
前から陽気なインドの人がやって来たり、
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池でボートに乗る人。
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宿に帰ると、レイクサイドホテル4兄弟の末っ子と思われるアヴァディシュ・クマル・ティワリさんが、「ご飯はどこで食べるの?ブルースカイレストランがお勧めだよ。」と教えてくれた。
彼は続けて、「後でいくよ」とも言っていた。
それなら。という事でホテルから程近いブルースカイレストランへ。
すごいところに席が造ってある。 -
二階席に陣取った。目の前に西郡の寺院が。
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世界遺産を見ながら夕飯。贅沢な時間。
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サンセット。
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しばらく、アヴァさんを待っていたが全然来ないのでもう注文してしまった。
ビールは無いらしいからスプライトでがまん。(下の売店のようなところで売っていた)
エッグプラントカレーとチキン。旨い。
飯を食べ終わって、宿に帰るとアヴァさんが女の子数人とホテル前のテーブルで歓談していた。
まぁ、”いつ行く”、とも言っていなかったので別に良いのだが。
悪びれる事も無く、「おかえり!」と日本語で声を掛けてくる。 -
宿のすぐ南隣に服屋があったので入ってみた。
店の名前は、SUPER MARIO TEXTILES。
スーパーマリオ?(笑)このオヤジが!?
寝巻き代わりにクルタ・パジャーマーを1着買ってみた。マリオは頑張るから買ってくれと言って出したプライスが、1400 Rs
風通しが良くて快適。 -
瓶ビールを買って、通りを歩いていたら、「やぁ、何してるの?」と声を掛けてくる一人のインド人青年が居た。
ホテルに帰ってビールを飲むんだ。と答えたら、「良かったら、うちで飲んでいかないか?」との事だった。
彼は、立っていた4階建てくらいの建物にスタスタと入って行き、こっちだよと手招きしている。
大丈夫かなと思いながらも人通りも多いし、何より入り口ドアや窓ほぼすべてオープンで2F部分は飲食店のような感じで欧米人も数人居た。 -
彼の名はトニー。
一緒にビールを飲もう!と言ってみたが、アルコールは飲まないようだ。
反対にアイスをご馳走してくれた。
色々聞きたい事があるようだ。
なぜ一人で来たという事、仕事は何してるか、レイクサイドに泊まっている事などを話した。すると、「あそこの連中はがめつい」というようなことを言っている。
確かにカジュラホのような小さな町であそこの4兄弟は手広くやっているようだし、妬まれても仕方ないのかなとも思った。
カジュラホの夜が更けていく。 -
結局ホテルへ帰ってきたのは23:00近くになってしまった。
トニーは良いやつだった。明日カジュラホを発つのだと言うと、今度はうちに泊まってくれよと言ってくれた。
今度はいつになるか分からないが約束するよ。と結んだ。
宿に帰って筋肉痛を和らげるべくいつもの冷感シップを張って寝る。
マリオの店で買ったパジャマも快適だった。
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