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2013年の春にスペインを旅してきました。<br /><br /> 情熱の国スペイン。アラブとヨーロッパが混ざり合った不思議な歴史を持つ国スペイン。<br /> 広いスペインを11日間フルに使って走り回りました。<br /> 中央部はマドリッドやコルドバ、トレドなどを観光。レアルマドリードの試合も観戦しました。<br /> 北はビルバオなどのバスク地方。スペイン狭軌鉄道でのんびりローカル線の旅です。<br /> 南はセビーリャやグラナダやバルセロナ。夜行列車にも乗りました。<br />とても盛りだくさんの、すばらしい旅行になったと思います。<br /><br /> 今回もブログ『マリンブルーの風』に掲載した旅行記を若干省略の上再編集して掲載しています。<br />ブログには最新の旅行記も掲載していますので、ぜひご覧下さい。。<br /><br /> 『マリンブルーの風』<br />http://blog.livedoor.jp/buschiba/<br /><br /><br /> 2013年スペイン旅行記目次<br />http://blog.livedoor.jp/buschiba/archives/52344924.html<br /><br /> ■ 日程<br /><br />3/14 成田→マドリッド<br />3/15 マドリッド<br />3/16 コルドバ レアルマドリード観戦<br />3/17 トレド<br />3/18 マドリッド→サンティアゴ・デ・コンポステーラ→フェロール<br />3/19 フェロール→オビエド→サンタンデール<br />3/20 サンタンデール→ビルバオ→レオン<br />3/21 レオン→セビーリャ→グラナダ<br />3/22 グラナダ→バルセロナ<br />3/23 バルセロナ<br />3/24 バルセロナ→成田<br />3/25 成田着 <br /><br />スペイン旅行記の第29回です。<br />9日目はグラナダ観光。アルハンブラ宮殿の心臓部であるナスル朝宮殿を見学します。

2013年スペイン旅行記 第30回 グラナダのアルハンブラ宮殿のナスル朝宮殿を見学 前編

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2013/03/14 - 2013/03/25

745位(同エリア1550件中)

kunyu

kunyuさん

2013年の春にスペインを旅してきました。

情熱の国スペイン。アラブとヨーロッパが混ざり合った不思議な歴史を持つ国スペイン。
広いスペインを11日間フルに使って走り回りました。
中央部はマドリッドやコルドバ、トレドなどを観光。レアルマドリードの試合も観戦しました。
北はビルバオなどのバスク地方。スペイン狭軌鉄道でのんびりローカル線の旅です。
南はセビーリャやグラナダやバルセロナ。夜行列車にも乗りました。
とても盛りだくさんの、すばらしい旅行になったと思います。

今回もブログ『マリンブルーの風』に掲載した旅行記を若干省略の上再編集して掲載しています。
ブログには最新の旅行記も掲載していますので、ぜひご覧下さい。。

『マリンブルーの風』
http://blog.livedoor.jp/buschiba/


2013年スペイン旅行記目次
http://blog.livedoor.jp/buschiba/archives/52344924.html

■ 日程

3/14 成田→マドリッド
3/15 マドリッド
3/16 コルドバ レアルマドリード観戦
3/17 トレド
3/18 マドリッド→サンティアゴ・デ・コンポステーラ→フェロール
3/19 フェロール→オビエド→サンタンデール
3/20 サンタンデール→ビルバオ→レオン
3/21 レオン→セビーリャ→グラナダ
3/22 グラナダ→バルセロナ
3/23 バルセロナ
3/24 バルセロナ→成田
3/25 成田着

スペイン旅行記の第29回です。
9日目はグラナダ観光。アルハンブラ宮殿の心臓部であるナスル朝宮殿を見学します。

旅行の満足度
5.0
  • ■ 9日目 3月22日 金曜日<br /><br />今日は待ちに待ったアルハンブラ宮殿の見学です。9:30に入場し、20分以上かけてナスル朝宮殿の入口にたどり着き、並ぶこと10分。<br />チケット購入時に指定した10時を少し過ぎて、ようやく入場が始まりました。行列の後に続いて宮殿内に入ります。

    ■ 9日目 3月22日 金曜日

    今日は待ちに待ったアルハンブラ宮殿の見学です。9:30に入場し、20分以上かけてナスル朝宮殿の入口にたどり着き、並ぶこと10分。
    チケット購入時に指定した10時を少し過ぎて、ようやく入場が始まりました。行列の後に続いて宮殿内に入ります。

  • まずメスアールの間を見学します。<br />かつては裁判所が置かれていたそうですが、キリスト教徒による征服後は礼拝堂が設置されました。<br /> 度重なる改築でにより、建設当時の面影を偲ぶことは難しくなっています。

    まずメスアールの間を見学します。
    かつては裁判所が置かれていたそうですが、キリスト教徒による征服後は礼拝堂が設置されました。
    度重なる改築でにより、建設当時の面影を偲ぶことは難しくなっています。

  • 柱の装飾がとても細かいです。<br />

    柱の装飾がとても細かいです。

  • この精巧な装飾を手で彫ったというのですから、どれだけ建設に時間がかかったのかわかろうというものです。<br />

    この精巧な装飾を手で彫ったというのですから、どれだけ建設に時間がかかったのかわかろうというものです。

  • 壁面を彩るタイルの装飾。緑と青と白を基調とした、落ち着いたデザインです。

    壁面を彩るタイルの装飾。緑と青と白を基調とした、落ち着いたデザインです。

  • この柱はギリシャ風ですね。

    この柱はギリシャ風ですね。

  • まっすぐ進むと祈祷室に出ます。窓からはアルバイシンの街並みを見ることができます。<br /> 窓の装飾も見事の一言。上と下の窓の間にはアラビア語の装飾文字が彫り込まれています。

    まっすぐ進むと祈祷室に出ます。窓からはアルバイシンの街並みを見ることができます。
    窓の装飾も見事の一言。上と下の窓の間にはアラビア語の装飾文字が彫り込まれています。

  • この部屋は1590年の爆発により大きな被害を受けて修復を余儀なくされ、その後1917年にも再度修復されました。<br />

    この部屋は1590年の爆発により大きな被害を受けて修復を余儀なくされ、その後1917年にも再度修復されました。

  • 続いてメスアールの中庭です。これはコマレス宮への入口となるファサード。<br />ファサードの枠にはこのような文章が書かれているそうです。<br /> 「我ある場所は王の座、我が扉は分岐点、西は、我の中に東があると信ずる。すでに予告された勝利への道を開くことをアルガニ・ビラーが我に委ねたり。そして我は地平線に曙光が差すようなその出現を待つ。麗しきその姿と心、神よその偉業を飾りたまえ」<br />

    続いてメスアールの中庭です。これはコマレス宮への入口となるファサード。
    ファサードの枠にはこのような文章が書かれているそうです。
    「我ある場所は王の座、我が扉は分岐点、西は、我の中に東があると信ずる。すでに予告された勝利への道を開くことをアルガニ・ビラーが我に委ねたり。そして我は地平線に曙光が差すようなその出現を待つ。麗しきその姿と心、神よその偉業を飾りたまえ」

  • 大理石の床の中央に噴水が鎮座しています。

    大理石の床の中央に噴水が鎮座しています。

  • 黄金の間への入口。装飾がすばらしいです。

    黄金の間への入口。装飾がすばらしいです。

  • さらに進むと黄金の間があります。天井の装飾が非常に凝っています。部屋の名前の由来はこの天井の装飾に使われた金箔からきています。<br />この部屋は宮殿内に入る許可を得るため待機する場所だったそうです。<br />

    さらに進むと黄金の間があります。天井の装飾が非常に凝っています。部屋の名前の由来はこの天井の装飾に使われた金箔からきています。
    この部屋は宮殿内に入る許可を得るため待機する場所だったそうです。

  • そしてこれが壁の装飾。すごいとしか言いようがありません。

    そしてこれが壁の装飾。すごいとしか言いようがありません。

  • 狭い通路を進み、宮殿の先へ。

    狭い通路を進み、宮殿の先へ。

  • 当然のことながら、場所によって壁の模様が異なります。一つ一つがとても細かくて、見ているとめまいがしてきます。

    当然のことながら、場所によって壁の模様が異なります。一つ一つがとても細かくて、見ているとめまいがしてきます。

  • ナスル朝宮殿の見所のひとつ、アラヤネスの中庭に出ました。<br /> 宮殿の中核をなす、コマレスと呼ばれる部分です。コマレス宮は12世紀にユースフ1世によって建てられたとされています。

    ナスル朝宮殿の見所のひとつ、アラヤネスの中庭に出ました。
    宮殿の中核をなす、コマレスと呼ばれる部分です。コマレス宮は12世紀にユースフ1世によって建てられたとされています。

  • イスラム風の計算されつくした光景が広がっています。<br />アラヤネスの中庭は外交や政治活動の中心となった場所で、各国の大使を迎えてのレセプションや、スルタンに謁見を求める要人がここで待機したのだそうです。<br /> 水に映ったコマレスの塔。まるで水に浮かぶ宮殿のようですね。この技法は水鏡と呼ばれ、タージマハルでも同じような工夫が用いられています。

    イスラム風の計算されつくした光景が広がっています。
    アラヤネスの中庭は外交や政治活動の中心となった場所で、各国の大使を迎えてのレセプションや、スルタンに謁見を求める要人がここで待機したのだそうです。
    水に映ったコマレスの塔。まるで水に浮かぶ宮殿のようですね。この技法は水鏡と呼ばれ、タージマハルでも同じような工夫が用いられています。

  • 柱の装飾。<br />

    柱の装飾。

  • アラヤネスの中庭に面した小部屋。床に置かれた皿は何でしょう。

    アラヤネスの中庭に面した小部屋。床に置かれた皿は何でしょう。

  • 天井の装飾がすごい。青がアクセントになっています。

    天井の装飾がすごい。青がアクセントになっています。

  • これだけのものを寸部違わず彫るのは相当な技術が要るでしょう。

    これだけのものを寸部違わず彫るのは相当な技術が要るでしょう。

  • カメラを縦にしてみました。私のカメラではなかなか全景が入らないのです。

    カメラを縦にしてみました。私のカメラではなかなか全景が入らないのです。

  • でも望遠レンズなので、美しい装飾をアップで撮ることができます。<br />

    でも望遠レンズなので、美しい装飾をアップで撮ることができます。

  • アラヤネスの中庭を取り囲む建物。

    アラヤネスの中庭を取り囲む建物。

  • 王族や姫君たちが住んでいたといいます。

    王族や姫君たちが住んでいたといいます。

  •  中庭の向こうにそびえているのがカルロス5世宮殿。ジャマですね。

    中庭の向こうにそびえているのがカルロス5世宮殿。ジャマですね。

  • 先ほどとは反対側から中庭の写真を撮ります。

    先ほどとは反対側から中庭の写真を撮ります。

  • 噴水からの水が池に注ぎ込んでいます。そのため中庭には絶えず水の流れる音が響いています。

    噴水からの水が池に注ぎ込んでいます。そのため中庭には絶えず水の流れる音が響いています。

  •  大使の間に進んでみましょう。

    大使の間に進んでみましょう。

  • 振り返って撮影。こうして眺めると、まるでイスラムの王様になった気分を味わえます。<br />

    振り返って撮影。こうして眺めると、まるでイスラムの王様になった気分を味わえます。

  • アラヤネスの中庭を取り囲む建物の窓は木製の格子窓となっています。この窓から深窓の姫君が外から見られることなく、中庭を眺めていたといいます。

    アラヤネスの中庭を取り囲む建物の窓は木製の格子窓となっています。この窓から深窓の姫君が外から見られることなく、中庭を眺めていたといいます。

  • 上の窓の装飾もすごいですね。

    上の窓の装飾もすごいですね。

  • ちょっと気になったのでメスアールの中庭に戻ってみました。ツアーと違って行ったり戻ったりできるのが個人旅行の良さです。

    ちょっと気になったのでメスアールの中庭に戻ってみました。ツアーと違って行ったり戻ったりできるのが個人旅行の良さです。

  • ナスル朝宮殿から眺めるアルバイシンの町並み。600年前の王様も同じような景色を眺めていたのでしょうか。

    ナスル朝宮殿から眺めるアルバイシンの町並み。600年前の王様も同じような景色を眺めていたのでしょうか。

  • 再びアラヤネスの中庭を横切り、大使の間に入りました。<br />この部屋はスルタンの玉座があったそうです。

    再びアラヤネスの中庭を横切り、大使の間に入りました。
    この部屋はスルタンの玉座があったそうです。

  •  細かすぎる壁の装飾。見ていると引き込まれそうになります。

    細かすぎる壁の装飾。見ていると引き込まれそうになります。

  • 四角い部屋の、高い天井。<br />この部屋の豪華絢爛さはカメラでは伝え切れません。やはり肉眼で見てこそです。

    四角い部屋の、高い天井。
    この部屋の豪華絢爛さはカメラでは伝え切れません。やはり肉眼で見てこそです。

  • 床も精巧な装飾が施されています。

    床も精巧な装飾が施されています。

  • この部屋は赤い天井です。

    この部屋は赤い天井です。

  • 感嘆しつつ、先に進みます。<br />

    感嘆しつつ、先に進みます。

  • ライオンの中庭も素晴らしい見所です。<br />スルタンのプライベートな住居部分の中心部がここです。

    ライオンの中庭も素晴らしい見所です。
    スルタンのプライベートな住居部分の中心部がここです。

  • 柱が何本も立っています。一つ一つに施された装飾がすばらしいです。

    柱が何本も立っています。一つ一つに施された装飾がすばらしいです。

  • ここは中庭をとり囲む回廊です。

    ここは中庭をとり囲む回廊です。

  • アクセントに青が掘り込まれた装飾。植物の柄ですね。

    アクセントに青が掘り込まれた装飾。植物の柄ですね。

  • 天井を見上げます。うーんすごい。<br /><br /> 次回もナスル朝宮殿の見学です。

    天井を見上げます。うーんすごい。

    次回もナスル朝宮殿の見学です。

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