真田家のふるさと　松代

2016/01/28 - 2016/01/28

長野を拠点に行く真田家のふるさとシリーズ、午前中は上田を見て、電車で長野駅へトンボ帰り。駅前のロータリーからバスに乗り換えて、長野から松代までは30分程度です。
大河ドラマ期間中は上田・松代をダイレクトに結ぶバス絆ライナー(予約制)が運行中なので、自家用車で来ていない場合はそちらが便利。ただ私はJRが発行している北信州２デーパスを買ってたので、そちらを利用しました。電車・バスとも本数は多くないので、計画的に動かないと時間ロスになってしまいますが(つД`)ノ
2016年1月現在、しなの鉄道の長野・上田間、アルピコ交通バスの長野・松代間はパスの料金で乗り放題でした。適用範囲や交通機関は変更になる場合がありますので、JRのウェブサイトでご確認ください。

松代は、真田家の第二のふるさととなった地です。
真田信繁(幸村)の兄・信之は父と弟と袂を分かって徳川方につきました。その結果真田家は幕末まで大名として維持され、現在まで血脈を保つことになります。止むを得ずとはいえ兄弟が争う戦乱の時代はほんとうに哀しいですが、兄・信之は血を遺し、弟・信繁は幸村として名を残したわけですね(´Д` )
そのしっかりもののお兄ちゃん・信之も、徳川家の国替え政策には逆らえず、上田の地を明け渡さざるを得ませんでした。そして転封となったのが故・武田信玄が海津城を築城していた松代です。こうして幕末まで続く、松代藩真田家が誕生しました。

現在の松代は、ほんとうに静かな場所です。
長野や上田のように大きな建物はなく、武家屋敷の風情が残る小さな町。街歩きするなら、こういう場所のが楽しいですね♪( ´▽｀)

エリア 長野

松代城へやってきました♪( ´▽｀)
もともとは武田信玄の海津城がもとになった城。

日差しがあったので、さすがに午後はお堀の氷もとけてた…。
午前中に行った上田はバキバキだったもんな(´Д` )

お堀を渡って。

立派な門構えと青空。
門は再建されてますが、中は特に何もありません。いや、あるのかもしれないけど、雪で真っ白だったので(´Д` )

松代城址から、パノラマ。
ほんと長野は山がキレイだ…

松代城は平城。
川中島も近く、遠くの山並みがキレイ

日差しはあるものの、気温が低くて屋根の雪もとけない

松代城址の石垣、雪景色、山並み

松代の街並み。
古い武家屋敷の雰囲気が残っていて楽しい♪( ´▽｀)

あちこちにある六文銭

塀の瓦にも六文銭

車道の雪はとけてる

象山神社の象山さん像。
幕末の松代藩が輩出した思想家・佐久間象山。この像の奥が生家跡ですが、この日は雪で真っ白(´Д` )

象山神社。
なんとか参道の真ん中だけ歩ける状態。

象山神社。
ひとがなかなか歩かない部分はこんな感じ。
とにかく寒波で気温が低く、雪がとけない(´Д` )

松代のまちに溶け込んだ、六文銭デザイン

街灯のカバーだって六文銭

信之(信幸)お兄ちゃんの(御霊屋)霊廟はじめ、真田家代々のお墓がある長国寺

長国寺の総門

雪国だけに、屋根が急。

本堂手前で右手に歩道が分岐してますが、その先の庫裏で拝観受付をします。
が！ 雪でその看板に気付かず、先に行っちゃいました(´Д` )すみません…。

もちろん六文銭(つД`)ノ

屋根瓦だって六文銭(つД`)ノ

信之お兄ちゃんの霊廟。
冬場だし、誰も訪れた形跡なし。庫裏にある受付で拝観料を払ってお願いすれば見せてくれるそうですが、とにかく誰も踏み入ってない部分は雪がすごくて…。
大河イヤーの夏場はいっぱい観光客くるかも♪( ´▽｀)

旧松代藩鐘楼

真田宝物館。
まち歩きしていたら入館時間ギリギリ(´Д` )
残念ながら松代はまだマイナーだし、冬場の平日だし、夕方だし、人があまり居なくてある意味ラッキー？ ゆっくり見れました。

基本的に館内は撮影できないです。
でも顔出しパネルはテッパン（笑）

上田の大河ドラマ館はお土産たくさん売ってましたが、松代の宝物館はあまりありません。近くにお土産やさんはあったけど、平日に行く場合はあまり人がおらず営業時間も短そう。

真田邸は開館時間おわっちゃったので写真だけ。

小山田家住宅。
大河ドラマで松お姉ちゃんが嫁いでた、小山田家の子孫のお宅みたいです。有形文化財になっています。
小山田茂誠は義弟である真田信之に従い、小山田家は代々松代藩の家老を務める名家となりました。
周辺は普通の住宅地なので、行かれる場合はご迷惑にならないように(つД`)ノ