2016 東京ステーションホテル探訪記

2016/01/16 - 2016/01/17

100周年を迎えた東京ステーションホテルに宿泊しました。
駅とは思えない内部の静けさ、美しい内観に感嘆し
スタッフのおもてなしも素晴らしく、心に残る一夜となりました。

エリア 東京

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

東京駅に到着しました。
いつもはここから旅が始まりますが
今日はここが目的地です♪

丸の内南口改札です。
このドームのレリーフが有名ですよね。
改装後すぐにここを見に来た覚えがあります。

その一角にひっそりとホテルへの入り口がありました。

中に入ると真っ白い廊下が続いています。
左に曲がるとラウンジを経てフロントへと向かいます。

正面玄関はどこかな？
と丸の内南口から駅の外に出てみました。

こちらが入り口ですね。

15:00からチェックインできますが
ちょっと家を出るのが遅くなってすでに16時近いです。

おかげでフロントは空いていました。
天井が高いな〜と見上げていたら
「このホテルで一番高い天井高で12mあります」とのこと。
スタッフの皆様、とても感じよく好印象です。

エレベーターを3階で降りました。
カードキーをかざして客室棟へのドアが開く仕組みです。
セキュリティに気を使っていますね。

客室棟に入ると長い廊下にビックリ。
端から端まで330mあるとか…

今回予約したのはドームサイドのコンフォートキングルームです。
エレベーターからは比較的近いです。

早速ホテル案内に見入る夫。
テレビの下の引き出しを開けてみますと

ミニバーとコンプリメントのお茶セット

グラス類も美しく

お部屋の広さの割にバスルームは広々。
洗面台に向かって左手にトイレ（自動の蓋開閉）
右手に広い洗い場付のお風呂がありました。
天井のレインシャワーが心地よく気に入りました。

体重計もおしゃれなデザインです。

ベッドサイドのメモ帳、なんと原稿用紙タイプ。
お土産として販売されていました。

窓からの景色はドームのレリーフ、改札口ビューです。

こんな感じ。
思う存分レリーフを眺めることができました。

一息ついたら4階へ
散策がてらアトリウムへ行ってみます。

4階は部屋が少ない感じでした。
長い廊下の先にアトリウムがあります。

今日予約した宿泊プランには館内見学ツアーが付いています。
17:00にアトリウム集合だったため、場所確認に来たのです。

ここのようですね。
こちらでは宿泊者限定の朝食が供されています。

スタッフの方に断って内部見学しました。
とっても素敵な空間です♪

朝食のビュフェ台がありますね。

一角には応接間風のエリアも。
スタッフさんによろしかったら好きなところで
寛いでくださいと言っていただきのんびり（^^）

レンガが美しいあちら側もビュフェ台になるようですね。

その後、地下1階に下りてきました。
レストランとスパエリアのようです。

スパの入り口。

こちらはレストランエリア。

階段の踊り場も洗練されています。

そして廊下の額を見て驚きました。
松本清張の「点と線」です。
東京駅のホームでのアリバイがネックになった小説ですね。
こちらで執筆されたようです。

さて、17:00からの館内見学ツアー参加の為
アトリウムにやってきました。
ソファから眺める棚にはきれいな書籍がたくさん並んでいます。

こちらは24時間自由に使うことができるそうです。

まずはアトリウムの説明から始まりました。
元々は屋根裏部屋だった空間で使用されていなかったものを
宿泊ゲスト用ラウンジとして改装されました。

天井高9mの広々とした朝食ビュフェの会場です。

赤れんがは創建時のものだそうです。
化粧レンガと構造レンガについての説明もありました。

続いてアーカイブバルコニーに移動し、こちらから見える
ドームの数々のレリーフについての説明がありました。

最後はロイヤルスイートルームのリビングエリアの見学。
一番ホテルで広いお部屋だそうです。
会議に使えそうなお部屋ですね。

寝室部分も見れたらよかったのですが…

皆で写真を撮ったりしてひととき優雅な気分を味わいました。

その後、アトリウムに案内され夕食です。
館内見学付宿泊プランの方だけのアトリウムでのディナーです。
美しいテーブルセッティングにわくわくしながら
シャンパンで乾杯。

二種のタルティーヌ
ホテル伝統の黒毛和牛のビーフシチュー
フランスバイヨンヌ産生ハムとコンテチーズ

海の幸のサラダ仕立て 和風ヴィネグレッドソース
パンもとても美味しいです。

きのこのクリームスープ カプチーノ
熱々できのこのうまみが凝縮したごちそうスープでした。

真鯛のポワレ グリーンオリーブとバジルのソース

黒毛和牛のローストビーフ ソースジャポネーズ
こってり濃厚でした。

デザートはココナツのブラマンジェ 季節のフルーツ添え
さっぱりおいしくいただきました。

食後、少し外を散歩しようかと…
エレベーターを待ちます。

エレベーター内部も洗練されています。

ライトアップされた東京駅。
この中にあんなに静寂で美しい空間が広がっているなんて…

夫はバー「オーク」に行き、100周年記念カクテルを
楽しんできたようです。

夜も朝もお部屋からドームのレリーフを眺めて楽しみました。

改札を行きかう人を見るのも楽しくて。

天井部分もよく見ることができました。
干支やクレマチスなど館内見学で説明も受けたので
よりいっそう興味をもって楽しみました。

朝食ビュフェは4階アトリウムにて6:30〜11:00でいただけます。
8:00〜8:30は混雑すると伺ったので9時過ぎに来ました。
朝の光が天井から差し込んでとても明るい雰囲気です。
中央部には主に和食が並んでいます。

レンガ側には洋食エリア。
奥にシェフがいて、オムレツやホットサンドをいただけます。

洋食中心に春巻きや揚げ餃子も。
パンもたくさん種類があって目移りしちゃいました。
珈琲はタイミングよく注ぎに来てくださいます。

夫の食べたオムレツは3種からソースを選べるのですが
オムレツ内部にビーフシチューが入っていてとても美味しかったです。

第2弾（^^）
シェフにつくってもらったホットサンド。美味しい♪
オニオンスープもやさしい味でした。

結構長居しちゃいますね…
10:30で料理の提供は終わるようでした。

朝食の帰り際にいただいた木村屋のあんぱん。
嬉しいお土産付きです。

館内ツアーでいただいたパンフレットとお部屋にあった
ドリップコーヒーパックとともに思い出を撮影しました。

チェックアウト前に丸の内南口改札を通って

お土産屋さんに潜入。
お部屋にあった原稿用紙タイプのメモ帳はロゴ入りボールペン、
ステッカーとともに文豪セットとして販売されていました。

昔懐かしい赤いポストも改札の一角にありました。

改札口から見ると実は2階部分に細かいネットが
張られているのだそうです。（鳥よけ）
ここからでも美しく眺めることができますね。

チェックアウト後、御車寄せにある東京駅とかかれた石碑を
見ました。

最後に行幸通りから東京駅全景を眺めて
美しいなぁと改めて思いました。

東京ステーションホテル、素晴らしいホテルでした。
リピートしたいです。

この旅行記へのコメント （2）

• あの街からさん 2016/02/26 21:37:56

  スタイリッシュヽ(￣▽￣)ﾉ　

  今晩んは　batfishさん
  
  改装なってからも何度となく
  あのドームの下を通っていますが
  その度に
  「東京ステーションホテル」
  に１度宿泊してみたいなぁ。と思っていました。
  
  近代的な設備を備えながらあくまでもレトロ感が
  素敵ですね。
  ３３０mって東京タワーを横に
  〈どういう表現でしょうか（笑）〉
  した長さの廊下も重厚感があって部屋への期待感が持てますね。
  
  体重計を始めとして何から何迄“スタイリッシュ”
  お食事の器も素敵ですね。
  こんなホテルでのホテルライフいつかきっと！
  と思わせてくれました。
  素敵なリポートをありがとうございました。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あの街から
  
  
  

  batfishさん からの返信 2016/02/27 22:51:44

  RE: スタイリッシュヽ(￣▽￣)ﾉ　

  あの街からさん　こんばんは！
  
  いつも見ていただいてありがとうございます！！
  
  > 近代的な設備を備えながらあくまでもレトロ感が
  > 素敵ですね。
  > こんなホテルでのホテルライフいつかきっと！
  > と思わせてくれました。
  > 素敵なリポートをありがとうございました。
  
  過分なお言葉、ありがとうございます！
  本当に素晴らしいホテルでした。
  私の拙い経験の中でですが、今まで宿泊したホテルの中で
  最高だと思われる滞在でした。
  美しい館内、調度品などはもちろんですが、スタッフの皆様の
  おもてなしの心意気が随所に感じられ、リピートしたいと
  強く願わずにはいられない体験でした。
  自分のメモ代わりの記録でしたが、同じように感じていただいて
  嬉しいです。今後ともよろしくお願いします。
  
  batfish