2010/12/15 - 2011/01/01
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ヌールッディーンさん
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カジュラホには10世紀半ば~12世紀半ば頃までに建造されたヒンドゥ教やジャイナ教の寺院が多数残されており、世界遺産にも登録されています。
かつては85の寺院がありましたが、現在は25ほどの寺院が残っています。インドの寺院は大きく北方型と南方型に分けられ、北方型はさらにカジュラホ様式、オリッサ様式(ブバネーシュワル)、西インド様式に三分されますが、カジュラホ様式はシカラ(塔状部)の上昇性が最も強く、約200年という短期間に集中して作られているため様式的な統一感が強いという特徴があります。
カジュラホでは寺院は西群、東群、南群にグループ分けされていますが、ここでは寺院群のメインとなる西群の寺院をおおよそ造年代順に紹介します。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 1.5
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
チョウンサト・ヨギニー寺院(875〜900年頃)
カジュラホの寺院群の中で初期に建立された寺院。西群の寺院群は塀の中に囲われており、入場料を支払う必要がありますが、こちらの寺院はそこから少し離れたところにあり無料で訪れることができます。
しかし、有刺鉄線で覆われていたので見ることができませんでした。地元の人にそれを言うと、気にせず入っていいんじゃない?みたいな反応でしたが…。 -
マータンゲシュワラ寺院(900〜925年頃)
西群で唯一、今も礼拝されている生きた寺院。塀のすぐ外にあるので入場料は不要。
最初期の建立であるため、まだカジュラホ様式が確立していなかったため他の寺院とは異なったスタイルになっています。基本的に単室型のシンプルな寺院で、前面に小さなポーチが付けられています。 -
マータンゲシュワラ寺院内部。
マータンゲシュワラというのはシヴァの別名で、この寺院の本尊はシヴァ神です。
内部は広いホールになっていて、中央のドーム天井の下の床の大部分は直径6.2メートルの台のようなもので占められており、その上に巨大なシヴァリンガを安置した特異な集中堂になっています。 -
マータンゲシュワラ寺院。
生きた寺院なので信者の人が訪れ、寺院内にいる聖職者らしき人が信者の額に赤い粉をつけてお祈りのようなことをしていました。
私も額に赤い粉をつけてもらいお祈りをして、小額(1-2ルピーでもOK)のお布施をしてきました。 -
ヴァラーハ寺院(900〜925年頃)
階段状のピラミッド型屋根で、14本の真っ直ぐな柱で支えられた長方形平面のシンプルな建物です。
建物は砂岩で建てられていますが、この寺院が建立された時期は建材が砂岩から花崗岩へと変わる過渡期に当たるそうです。
ちなみに奥に見えるのはラクシュミ寺院。 -
ヴァラーハ寺院の内部にはヴィシュヌの第3の化身とされるヴァラーハの像があります。
ヴァラーハは水中から大地を引き上げた「猪」であり、結局、この寺院の本尊は猪の像ということになります。
猪の表面にはブラーマニカル神と女神の多数の像が浮き彫りにされており、これらが見事に磨き上げられていて光沢を放っていました。
大寺院が多い西群の中で小さいけれどもなかなか面白い寺院であるため、私個人としては割と印象に強く残っている寺院です。
また、天井には蓮の花の模様が彫刻されています。 -
ヴァラーハ寺院の基壇にはあまり目立たないところになかなか過激なミトゥナ像が多数あったので一応紹介しておきます。
-
ラクシュマナ寺院(954年)
カジュラホ型の完成された寺院形式を備えた最初の大規模な寺院で、くり型と帯状彫刻をつけた基壇と補助的な祠堂(基壇の四隅に4つの祠堂をもつパンチャーヤタナ(五堂形式))を完全に残している唯一の寺院として貴重な遺構です。
入口の上部についたマカラ・トーラナ(〜 ←こんな感じの飾り)もなかなか良い感じです。 -
ラクシュマナ寺院。
内部空間の装飾は他の後期の寺院と比較しても遜色がないというか、むしろこちらの方がこのバルコニーからの絶妙な採光や彫刻の完成度などもレベルが高いのではないか、というくらいの出来栄えです。 -
ラクシュマナ寺院。
バルコニーなどに付けられた大きな庇が特徴的で、建物全体を軽やかな感じに見せています。
壁面外部の彫刻もかなり完成度が高いです。 -
ラクシュマナ寺院。
カジュラホ型では、シカラの周囲に小シカラが寄り添うように付され、束ねられたような形になっているのが特徴ですが、ラクシュマナ寺院では後期の作例と比べるとシカラを取り巻く小シカラが少なめになっています。
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