ウズベキスタン一人旅 (5)　 再びのタシケント　出国時、悪質な税官吏に注意

2015/10/02 - 2015/10/16

移動　列車　タシケント→ブハラ→サマルカンド→ヒヴァ
ヒヴァ→ウルゲンチ空港　タクシーで約40分（10USドル）

ウルゲンチ→タシケント　飛行機を利用
（ブハラ経由2時間20分、料金80USドル）

10月中旬、タシケントの黄葉は真っ盛り

サマルカンドでも同様で、掃いても次から次へ降り積もる落ち葉に、

箒を持つおばさんたちも手を焼いていた

10月2日〜10月16日、2週間余りのウズベキスタン旅だったが、

早朝の気温は、10℃をちょっと上回るくらいで肌寒く、

長袖のシャツと上着では寒いくらい。

陽が出てくると30℃を一気に超えるのだが、

20％を少し超える程度の湿度のせいか、日陰に入ると涼しく感じる

また、この時期のタシケントはしばしば雨が降った。

激しい降りではなかったが、降ると寒さを感じた。

エリア タシケント(ウズベキスタン)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: 大韓航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

街の南側、中級ホテルが集まる地域

宿の周辺は静かな住宅街

この国のタクシー・ドライバーは、

ホテルの場所については非常に詳しいと感じた。

宿は表通りからは奥まったところにあり、

最初の宿「MIRZO」と同様、分かりにくいところにあったが、

迷わずスムーズに到着した。

国内線用の空港から約25分　15,000スム（約4USドル）

市内南東部の静かな住宅街　B＆B サン・ブフ・エリート（Sam Buh Elite）

シングル（シャワー・トイレあり）、朝食付き

1泊20USドル（100,000スム）このスム払いの料金は高いので

ドルの方がお得。

部屋はシンプルだが清潔で広い

朝食は少し寂しいが、、、

ビジネス・ホテルという感じなので仕方ない。

一応バイキング形式だが、おかずはあまりない

初日には、大勢の警察官が食事をしていた

唯一良いのは、出勤に合わせるためか？

朝食時間が7時からと早いことである

他のホテルは朝食は8時からだった

まわりの環境は、静かな住宅街でゆったりした時が流れている

ホテル周辺には、興味深いお店もある

宿から大通り（ショッタ・ルスタヴェリ通り）に出る途中にある

two beer or not two beer　と？

ここは居酒屋？

イタリアン・カフェばかり行かないで

この変わった居酒屋にも行けばよかった　後悔↓

妖しげなチャイハナ？

近くで早い夕食、またラグマンとパン、カラ・チャイ（紅茶）

13,000スム（約4Us?）

お腹の薬を飲んで2日目、だいぶ回復したので
　
夜は、近くのイタリア料理店「セモ・デ・ローマ」で乾杯 !

この喉ごし、うーん！極楽！

　ビール2、ボロネ―ゼ、42,000スム（約10USドル）

あくる朝、再びのチョルスー・バザール

バザール近くにチャイハナ街もあるが、

バザール外、シャルクの先にある

テーブルが100以上もある、行き慣れたお店で

ここには写真付きのメニューがあるので注文しやすい

ラグマン、パンとお茶、13,000スム（約4ドル）

この店の入り口横に、トイレがある。

お腹の調子がまだ万全じゃない私には、とてもありがたい存在

タシケント地震の記念碑を探していたら、

日本の団地のような小奇麗なアパート群を見つけた

ロシア式、公営住宅？

タシケント1966年地震の震災記念碑

　
何の記述もないが、石碑の時計は5時23分で止まっている　　

合掌

老舗コーヒー・ショップ　「ドルチェ・ヴィーダ」で

カプチーノ9,000Mスム（約2.5usドル）

コーヒーブレイクの後、いったん宿に戻り休息

お昼、再びチョスル−・バザールの近くで

炒めたうどんタイプのラグマンを食す

レストランを出て　食後のひととき　

気持のよい木漏れ日の中で

陽が照りつけると30℃をすぐ超えるが

湿度は３０％を下回るので、日陰にいると心地よい

この日は終日、市内を観光

ちょっと遠い抑圧犠牲者の博物館に行った帰り、

土産物でもと思ってデパート・ウニヴェルマーグにいってみたがピンと来ず、

何も買わずに出てきた

夜は再びセモ・デ・ローマ　

ピザ・マルガリータとビール

緑豊かなホテル周辺、思い出に写真を。　そろそろ日が沈む頃、自分の影が映っている

この時、まぎれもなく私はウズベキスタンに存在していたのだ。


2015年10月16日（金）いよいよ最終日

タシケント21時20分発　インチョン経由で成田
　　

午後3時半頃、再び三度、セモ・デ・イタリアで最後の晩餐

ピザとワイン、食後にコーヒー、65,000スム（約20USドル）

ウズベキスタン通貨が余ってしまいそうなので

いつもより余計に飲んだりしてみたが、使いきれずに残りそう

再両替は難しいので、良く計算して両替しなければと

思っていたのに・・

空港までタクシーを利用したが、ウズベキスタンで初めて

メーター走行。20分余りで10,000スム

！出国時に注意！　　根拠のない要求は無視しよう

税関申告書は出国時にまた1枚書いて提出する

ロシア語、ウズベキスタン語のものが、税関前のデスクなどに置かれている

ロシア語は全く分からないので、「歩き方」の記入例を見て書き込む

所持金は、ドル、円など’全て記入’する

税関では、「日本人だ」と言うと別室に行くよう促された。

係官は、財布を調べて、1ドル札の記入がない、と指摘

これは重大違反だ！「罰金100ドル払え！」と言ってきた。

係官の顔を見ると、本気で言っているらしい

税関でこんなに大胆にワイロ？を要求されたのは初めてで驚いた

理不尽な要求だと思ったので、貧乏旅行者にそんな事を云うんじゃない、と

”やんわり”と拒絶した。係官もそれ以上は要求してこなかったので、

揉めないで済んだ。



まあこのウズベキスタンの税関吏は不愉快であったが、

全ての係員がそうだとは思いたくない



ウズベキスタンの人々は、穏やかで、人ずれしていない優しい人がほとんどだ

ウズベキスタン人は旅人には親切だ、と断言しても良いほど　

親切に接してくれたウズベキスタンの人達に感謝　

ラフマット（ありがとう）
　
クリシグンチャ　ハイル（また逢いましょう）


※参考までに

言語

街の看板を見ていると、キリル文字（ロシア文字）表示がほとんど（列車のチケットも）

ある青年に尋ねたところ、友達同士でも話すのはロシア語らしい

家族ではウズベク語だと言っていた

私も英語はカタコト程度だが、ウズベキ人のほとんどの人はカタコト以前

ただ若い人は、比較的話す人は多いと感じた

再びウズベキスタンに行く機会があれば、

私はロシア語の会話集も持っていくつもり

今回は、ウズベキ語の会話集を持っていった。

かなり役に立った、と言っておく？！

「はじめてのウズベキ（スタン）語」C　D付き　　明日香出版社・2,900円＋税