2015青春１８きっぷで青函トンネルに行く！vol.6（列島南下！南東北編）

2015/12/28 - 2016/01/03

来年３月改正で新幹線開業により大きな変化が予想される１８きっぷを使い、その開業前夜を見に行きました。１月１日の“全列車停止”をもろに受ける日程ですが…１８きっぷだけを純粋に使い熊本から北海道を往復するのはもう出来ないでしょう。今日からは再びまともなきっぷの使い方をします。「同窓会」「青函トンネル」に及ぶ旅の目的のため、あえて調整日を１日入れました。

きっぷ：青春１８きっぷ
旅程概要：
12.28　熊本〜天神
12.29　博多〜福川〜播州赤穂〜舞子
12.30　舞子〜名古屋〜塩尻〜長野〜越後川口〜新潟
12.31　新潟〜酒田〜秋田〜青森〜木古内〜新青森〜青森
01.01　青森〜新青森〜青森〜鷹ノ巣〜角館〜横手（普通乗車券を使用）
01.02　横手〜北上〜松島〜高城町〜磐梯熱海〜東京〜
01.03　大垣〜湯田温泉〜下関〜川尻

エリア 磐梯熱海温泉(福島)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

2016.01.02　横手
今日は横手から北上線に乗って出発…の割に寝坊してちょっと危ない時間に起きてしまい、朝飯は車内で食べることにしてシャワーを勢いで浴びて何とか間に合った。何をするにも第一に列車の発車時刻優先。いかにも東北の１８きっぷ旅行らしい顔ぶれ。実は１度横手に泊まったことがあり（ネットカフェだったが…）、乗りつぶし優先であった。３年前に一度ＪＲ完乗したので現在は余裕のある旅程の組み方をするが、北陸新幹線や吾妻線の付け替え区間はまだ乗っていないため“在来線名義上１００％”を奪還するのが今日の目的だ。

そのときの記録（もう１０年前ですか…）
http://4travel.jp/travelogue/10957441

ＪＲ北海道は高校１年夏の１８きっぷ、大学１年夏と春の北海道東日本パスの３回でやっつけた（笑）

高校１年のときはまだ新幹線が盛岡ゆきだったので
①②熊本～９３７２Ｍ（１６５系臨時大垣夜行）～（八戸～野辺地「はつかり」でワープ）～快速ミッドナイト（廃車回送を自由席として開放）
③苫小牧～岩見沢～（函館本線経由）～青森（親類宅）
④⑤青森～９３７５Ｍ～熊本
山陽本線と常磐線が現在と桁違いに移動しやすい時代だった。

横手駅 駅

2016.01.02　ほっとゆだ
乗車した列車は“ワンマン”４両編成。つまり後ろ２両は締切だ。

ほっとゆだ駅 駅

2016.01.02　ほっとゆだ
当駅は温泉併設らしいのだが…

2016.01.02　北上ゆき普通列車車内
北上線のハイライトは錦秋湖…凍ってる？

錦秋湖 自然・景勝地

2016.01.02　北上
天下の東北本線に乗り換える。地震の後、何かの間違えで本線より先に開通し、物資輸送に多大な迷惑を及ぼした新幹線の乗換駅なのだが停車するのは“遜色はやぶさ”ばかりだ。

北上駅 駅

2016.01.02　北上
盛岡地区の７０１系は紫色基調だ。

2016.01.02　小牛田
幾度となく訪れるジャンクションの小牛田。７０１系は緑色基調だ。

小牛田駅 駅

2016.01.02　小牛田
リゾートみのりの到着を待って発車。

2016.01.02　松島
仙台への初売り目当ての客を満載し、そのまま仙台を目指したいところだが当駅で下車。

松島駅 駅

2016.01.02　高城町
“鉄の抜け道”を利用し１０分ほどで仙石線高城町へ。

高城町駅 駅

2016.01.02　高城町
“在来線名義上完乗”を目指して乗るのはもちろんこれだ。地震の影響で仙石線もたくさん付け替えられているので、実質完乗は石巻まで乗り通す必要があるだろう。

2016.01.02　仙台ゆき快速列車車内
久しぶりの“新線”だ。

2016.01.02　仙台ゆき快速列車車内
車掌さんの弁当箱的なものの方が仙石線、運転台側の複線側が東北本線。信号回路上、左は高城町駅、右は松島駅の（ずいぶん広い）構内扱いと思われる。

2016.01.02　郡山
初売り客で恐ろしく混んでいる仙台でコスパ最悪の昼飯を食い、これまた初売り客と長距離客で混雑する普通列車を３本乗り継ぎ郡山へ。４トラでフォローしてくださっている方の日記で読んで「どうやら郡山は『ままどおる』というのが有名らしい」という知識を仕入れていたので、実家への土産とする。行列ができていた。もともと“３泊７日”の日程だったのでかばん１個で強行突破したため荷物を詰め込めるスペースはほぼないのだが１枚余分に上着を着てスペースを確保した。熊本に戻った次の日仕事が終わって実家に帰ったところ、実家の母は「あっ、これ知ってる！」とのこと。何で知っとんや。

エスパル (郡山店) ショッピングモール

2016.01.02　磐梯熱海
ちょっとだけ寄り道。

磐梯熱海駅 駅

2016.01.02　磐梯熱海
次の列車を待つ間、足湯に浸かりながらタオルを探してついでに荷物の整理をして「ままどおる」を詰め込む。実は、旅行前に親戚のおばさんに会い、旅程を説明したところ餞別をいただいてしまったので、「バター餅」（秋田）、「牛タン薄切り」（宮城）「ままどおる」（福島）を詰め合わせて渡した。餞別をいただくのはありがたいのだが、お土産に気を遣う必要が出てくるのと荷物が増えるのをトラベラーさんはどのように考えておられるのだろうか？

磐梯熱海温泉 駅前足湯 温泉

2016.01.02　磐梯熱海
お目当ての４８５系が到着。到着１０分ほど前からずいぶん派手に音が聞こえると思ったら案の定タイフォンが開いたままだった。撮影目当てのファンがだいぶ安全運転を妨害するようなアングルで撮影したのだろうか。

2016.01.02　磐梯熱海
さぁ、国内に１編成となってしまった原色４８５系に乗車。

2016.01.02　郡山ゆき臨時快速会津ふるさと冬休み号車内
売出日当日にスマホ弾いて窓割りのよさそうな右側を押さえておいた。買ったときは予想に反してガラガラだったのだが、年明けの上りなので満員とのこと。

2016.01.02　郡山ゆき臨時快速会津ふるさと冬休み号車内
日光ゆき特急の転用らしく、シートピッチはかなりゆったりしている。

2016.01.02　郡山ゆき臨時快速会津ふるさと冬休み号車内
喜久田で交換待ち。上りの所要時間が異常に長い。

喜久田駅 駅

2016.01.02　郡山
ヘッドマークは「あいづ」。「あかべぇ」が描かれている。

2016.01.02　郡山
最後尾はちゃんとタイフォンが閉じている。

2016.01.02　郡山
原色４８５系の貫禄は何とも言えない。

2016.01.02　郡山
やはり特別急行列車はこうでないと。

2016.01.02　郡山
全景を撮るため反対ホームへ。逆側は普通列車が止まっているため撮れないのだ。

2016.01.02　郡山
私たちの世代はＪＮＲマークよりＪＲマークの方がなじみがあるので、こちらでいいのだ。

2016.01.02　郡山
そろそろ回送が出発するらしい。

2016.01.02　郡山
撮影者が多く、これが限界。

2016.01.02　郡山
たぶん原色４８５系を見るのはこれが最後になるような気がする。乗ることができてよかった。