2016/01/08 - 2016/01/08
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ドクターキムルさん
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東京国立博物館(東博)では2015年10月27日(火)から特別展「始皇帝と大兵馬俑」が開催されているのだが、遅ればせながら年明けになって出かけることになった。例年なら、秋の庭園公開時には必ず訪れていたのだが、この秋は都心の紅葉が見頃になった頃には早々に閉園になったために行きそびれてしまったのだ。
兵馬俑は10年余り前(2004年)にも見た。出土した馬車などが印象的であった。今回も何頭もの馬に引かれた2台の馬車が展示されていた。また、表慶館の玄関屋根に3足の鼎(かなえ)が揃って上がっているが、陶製と青銅製のものが幾つも展示されていた。
兵馬俑は中空で、胴体に丸い穴があるものとそうではないものが展示されていたが、必ず穴が開いているのだが、それを埋めているかどうかだけのことだという。それにしても兵士はいかつい顔をしているのに、8000体に10体だけという将軍の顔は何て穏やかなお顔なのだろうか?
たくさんの兵馬俑が並んだ最後にはロープが張られており、回らないと行けない。ここが撮影用に設けられた展示スポットなのだという。ここに並んだ兵馬俑はレプリカばかりだそうだ。そういえば、2階のショップには子供ほどの膝を付いた兵馬俑が30万円で販売されていたが、実物大も4体仕入れて販売していたが、売り切れてしまったのだという。こちらの実物大の兵馬俑の値段も同じ値段(30万円)で、中国製だから安い値段でできるのだと聞かされた。現在では電気炉で850℃で焼き上げるので割れたりはしないのだという。なるほど、それならば、展示しているレプリカの製作も難しくはないのだろう。
特別展では撮影禁止と決まっていたのだが、こうした撮影スポットを設けたことは今回の特別展が最初であり、非常に高く評価できる。2014年夏の特別展「台北 國立故宮博物院―翠玉白菜」の展示方法以来の画期的な展示であるに違いない。しかし、誰でもカメラやケイタイ・スマホを持ち歩いている昨今には遅きに帰した感もあるが、これ以降の特別展でも中に撮影スポットを設けて欲しいものだ。
(表紙写真は特別展「始皇帝と大兵馬俑」での撮影スポット)
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上野公園の催し物看板。
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特別展「始皇帝と大兵馬俑」の看板。
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東京国立博物館(東博)。
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東京国立博物館(東博)。
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正門の門松。片方だけなので正月気分も一気に失せる。
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正門横の展示ポスター。
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特別展「始皇帝と大兵馬俑」のポスター。
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本館。
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入口の掲示板。
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看板。
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特別展「始皇帝と大兵馬俑」のポスター。
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表慶館。玄関屋根に3足の鼎(かなえ)が揃って上がっている。
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3足の鼎(かなえ)。
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本館。
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平成館。
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「黒田記念館への順路」。
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平成館の特別展「始皇帝と大兵馬俑」のポスター。
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特別展「始皇帝と大兵馬俑」入場口。
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特別展「始皇帝と大兵馬俑」での撮影スポット。
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特別展「始皇帝と大兵馬俑」での撮影スポット。
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特別展「始皇帝と大兵馬俑」での撮影スポット。
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特別展「始皇帝と大兵馬俑」での撮影スポット。
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