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 大晦日の夕方に尼将軍・乗蓮寺(http://4travel.jp/travelogue/10877023)へ電話(045-742-2221)し、「明日元旦に初詣に伺いたいのですが?」と話すと、「多分居ると思いますので、来られる前にもう1度電話して下さい。」「では良いお年を。」<br /> 元旦の朝はこのブログを書いていて初日の出を忘れてしまった。尼将軍・乗蓮寺には一昨年伺って大変お世話になったのと井土ヶ谷幼稚園も経営していることからも何かお土産をと思い、ベランダで栽培中の鎌倉タンポポと横浜タンポポで花芽が付いている鉢を見繕うとすると朝日が眩しかった。慌てて手を合わせた。ついでに、赤い大輪の花を咲かせる四季生りイチゴ「トリスタン」(http://dr-kimur.at.webry.info/201508/article_3.html、http://dr-kimur.at.webry.info/201505/article_5.html)の鉢も取り、5号鉢ロングタイプを3つリュックと手提げ袋に入れた。9時過ぎに「明けましておめでとうございます。これから向かいますから。」と電話し、地下鉄に乗車した。上大岡で乗り換えるよりも弘明寺から商店街を抜けて行く方が早いかと思い弘明寺駅で下車した。<br /> 観音通商店街では元旦の10時前から開いている店がぽつぽつとある。横浜随一の古刹・弘明寺観音の初詣客が目当てなのだろう。交通整理の警察官や寺の警備員が大勢いたが、山門前は空いていて列もない。京急弘明寺駅から坂を下ってくる人たちが「あ、並んでない!」と驚きとともに嬉しそうな声を発している。<br /> 尼将軍・乗蓮寺には10時になる少し前に着いた。京急弘明寺駅から南中学校を過ぎると尼将軍・乗蓮寺だ。隣の住吉神社には車や徒歩で訪れた初詣の人たちが大勢いたが、尼将軍・乗蓮寺は幼稚園も正月休みで休園しており、参拝者もなくひっそりとしていた。住職に持ってきた3鉢を渡し、早速、北条政子像を参拝した。前回は2時間余りも像を見つめていたのだが、日差しも入り明るいと像の皺や剃髪した頭のでこぼこまでも鮮明に見える。何とリアルな像なのか。またまた感動しきりである。<br /> 殆んど訪れる人もいなかった政子像も、私が訪れた後はウォーキングのグループや歴史好きのグループが訪れるようになったのだという。京浜急行の沿線案内や南区の歴史紹介にも尼将軍・乗蓮寺が掲載されたという。また、それを読んで来る参拝者や単なる観光客もいるのだという。参拝者なら良いのだが、観光目的の人が像を写真に撮るのは困るのでと「写真撮影禁止」の貼紙がしてあった。この1年と半年余りの間にあるべき姿、瓜二つに似せて彫られた自彫像と寺伝されている北条政子像を安置している寺が存在している、が認知され出したというところであろうか。しかし、寺としては創建時からお祭してきた開基像であり、文化財になっても、あるいはそのために年代鑑定などでニセ物(鎌倉時代の像ではない)と認定されるようなことになっても困るということだ。住職が修行した高野山一乗院では多くの文化財を保有しているが、代々本尊よりも大事に扱われてきた絵などもあるが、そうした寺のお宝は積極的に公開する方向にはないのだという。京都の黄檗宗萬福寺の方丈庭園を公開していない現実にも出くわしたことがあるので、そうしたことも理解できる。<br /> 本堂2階に上がって住職のお話を伺い、ご本尊に手を合わせてお暇しようかとしていると、本堂2階に人が現れた。住職の叔父さんだという。この人にもご挨拶をし、2人にお礼を言って帰った。<br /> 南中学校を過ぎ、京急弘明寺駅からの坂を下ると山門前には長蛇の列だ。商店街の中に「最後尾」のプラカードが見える。午前中は空いていても、お昼前からは多くの初詣客が集まるということか。おそらくは大晦日から元旦に掛けての深夜の2年参りにもこんな数ではない人びとが参拝に訪れるのであろう。警察官と警備員の数がそれを示していようか。<br /> お昼には戸塚駅に着いたが、大分疲れていた。3鉢はやはり重たかった。駅前で開いているお店で食事をして真昼間に帰宅した。<br />(表紙写真は初詣に訪れた尼将軍・乗蓮寺の政子像)

初詣は尼将軍・乗蓮寺へ

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2016/01/01 - 2016/01/01

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ドクターキムル

ドクターキムルさん

 大晦日の夕方に尼将軍・乗蓮寺(http://4travel.jp/travelogue/10877023)へ電話(045-742-2221)し、「明日元旦に初詣に伺いたいのですが?」と話すと、「多分居ると思いますので、来られる前にもう1度電話して下さい。」「では良いお年を。」
 元旦の朝はこのブログを書いていて初日の出を忘れてしまった。尼将軍・乗蓮寺には一昨年伺って大変お世話になったのと井土ヶ谷幼稚園も経営していることからも何かお土産をと思い、ベランダで栽培中の鎌倉タンポポと横浜タンポポで花芽が付いている鉢を見繕うとすると朝日が眩しかった。慌てて手を合わせた。ついでに、赤い大輪の花を咲かせる四季生りイチゴ「トリスタン」(http://dr-kimur.at.webry.info/201508/article_3.htmlhttp://dr-kimur.at.webry.info/201505/article_5.html)の鉢も取り、5号鉢ロングタイプを3つリュックと手提げ袋に入れた。9時過ぎに「明けましておめでとうございます。これから向かいますから。」と電話し、地下鉄に乗車した。上大岡で乗り換えるよりも弘明寺から商店街を抜けて行く方が早いかと思い弘明寺駅で下車した。
 観音通商店街では元旦の10時前から開いている店がぽつぽつとある。横浜随一の古刹・弘明寺観音の初詣客が目当てなのだろう。交通整理の警察官や寺の警備員が大勢いたが、山門前は空いていて列もない。京急弘明寺駅から坂を下ってくる人たちが「あ、並んでない!」と驚きとともに嬉しそうな声を発している。
 尼将軍・乗蓮寺には10時になる少し前に着いた。京急弘明寺駅から南中学校を過ぎると尼将軍・乗蓮寺だ。隣の住吉神社には車や徒歩で訪れた初詣の人たちが大勢いたが、尼将軍・乗蓮寺は幼稚園も正月休みで休園しており、参拝者もなくひっそりとしていた。住職に持ってきた3鉢を渡し、早速、北条政子像を参拝した。前回は2時間余りも像を見つめていたのだが、日差しも入り明るいと像の皺や剃髪した頭のでこぼこまでも鮮明に見える。何とリアルな像なのか。またまた感動しきりである。
 殆んど訪れる人もいなかった政子像も、私が訪れた後はウォーキングのグループや歴史好きのグループが訪れるようになったのだという。京浜急行の沿線案内や南区の歴史紹介にも尼将軍・乗蓮寺が掲載されたという。また、それを読んで来る参拝者や単なる観光客もいるのだという。参拝者なら良いのだが、観光目的の人が像を写真に撮るのは困るのでと「写真撮影禁止」の貼紙がしてあった。この1年と半年余りの間にあるべき姿、瓜二つに似せて彫られた自彫像と寺伝されている北条政子像を安置している寺が存在している、が認知され出したというところであろうか。しかし、寺としては創建時からお祭してきた開基像であり、文化財になっても、あるいはそのために年代鑑定などでニセ物(鎌倉時代の像ではない)と認定されるようなことになっても困るということだ。住職が修行した高野山一乗院では多くの文化財を保有しているが、代々本尊よりも大事に扱われてきた絵などもあるが、そうした寺のお宝は積極的に公開する方向にはないのだという。京都の黄檗宗萬福寺の方丈庭園を公開していない現実にも出くわしたことがあるので、そうしたことも理解できる。
 本堂2階に上がって住職のお話を伺い、ご本尊に手を合わせてお暇しようかとしていると、本堂2階に人が現れた。住職の叔父さんだという。この人にもご挨拶をし、2人にお礼を言って帰った。
 南中学校を過ぎ、京急弘明寺駅からの坂を下ると山門前には長蛇の列だ。商店街の中に「最後尾」のプラカードが見える。午前中は空いていても、お昼前からは多くの初詣客が集まるということか。おそらくは大晦日から元旦に掛けての深夜の2年参りにもこんな数ではない人びとが参拝に訪れるのであろう。警察官と警備員の数がそれを示していようか。
 お昼には戸塚駅に着いたが、大分疲れていた。3鉢はやはり重たかった。駅前で開いているお店で食事をして真昼間に帰宅した。
(表紙写真は初詣に訪れた尼将軍・乗蓮寺の政子像)

  • 二位尼将軍公御尊像(政子座像)。像の左手後ろの「鎌倉二位尼…」の額に「撮影禁止」の貼紙がされている。<br /><br />平政子が晩年に創建(貞応元年(1222年))した尼将軍・乗蓮寺は「みつうろこ紋」(北条家家紋)であるが、源頼朝が晩年に創建(建久8年(1197年))した證菩提寺(横浜市栄区上郷町)(http://4travel.jp/travelogue/10652825)は「笹リンドウ紋」(源氏の家紋)である。しかし、どちらも高野山真言宗のお寺である。<br /><br />安倍首相が「女性が輝く社会」を唱えているが具体性がない。伊勢神宮に祭られる天照大神は女性神であったとか、古代には倭国女王「卑弥呼」が活躍したとかいっても現実味がない。<br />この政子像の写真を掲げて、「鎌倉時代には、皆さま日本国民が誰でも知っている(日本史に残る女傑)「平政子(北条政子)」、鎌倉幕府を創った源頼朝の御台所(奥さん)、がいたではありませんか。」と言った方がどれほど現実味があろうというものか。<br /><br />この寺が代々大切に守って来た開基像が後世に再建されたとしても、この面影を忠実に再現するように努め、これと瓜二つに出来上がることであろう。

    二位尼将軍公御尊像(政子座像)。像の左手後ろの「鎌倉二位尼…」の額に「撮影禁止」の貼紙がされている。

    平政子が晩年に創建(貞応元年(1222年))した尼将軍・乗蓮寺は「みつうろこ紋」(北条家家紋)であるが、源頼朝が晩年に創建(建久8年(1197年))した證菩提寺(横浜市栄区上郷町)(http://4travel.jp/travelogue/10652825)は「笹リンドウ紋」(源氏の家紋)である。しかし、どちらも高野山真言宗のお寺である。

    安倍首相が「女性が輝く社会」を唱えているが具体性がない。伊勢神宮に祭られる天照大神は女性神であったとか、古代には倭国女王「卑弥呼」が活躍したとかいっても現実味がない。
    この政子像の写真を掲げて、「鎌倉時代には、皆さま日本国民が誰でも知っている(日本史に残る女傑)「平政子(北条政子)」、鎌倉幕府を創った源頼朝の御台所(奥さん)、がいたではありませんか。」と言った方がどれほど現実味があろうというものか。

    この寺が代々大切に守って来た開基像が後世に再建されたとしても、この面影を忠実に再現するように努め、これと瓜二つに出来上がることであろう。

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