台北５日間（２）猫空から龍山寺

2015/12/25 - 2015/12/30

　二日目は、あいにくの雨。でも、期間中ずっと天気は良くなさそうなので、ダメ元で行ってみたかった猫空へロープウェイで行くことに。
　お茶屋さんでまったりお茶をして、帰ってきてから龍山寺へお参りに行きました。

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エクスペディア

　二日目は朝からどんよりとした曇り空。今にも降り出しそうな気配。

　でも、何とか回復することを願って地下鉄で動物園駅へやってきました。
　が、駅に着くと小雨が降りだしていて、猫空ロープウェイの動物園駅まで歩く途中は傘が必要になってしまいました。
　

猫空ロープウェイ動物園駅 駅

　ロープウェイのゴンドラには、床がガラスになっている「クリスタル」と普通の二種類があり、値段は変わりませんが並ぶ列で分かれています。

　あまり混んでいなかったので、せっかくだからとクリスタルに並びましたが、６〜７台に１台がクリスタル、というぐらいの割合で、なかなか列が進みませんでした。

　乗った感じはこの通り。

　そんなに待ってまで、クリスタルに乗る必要はなかった、というのが結論。

　

　ロープウェイに乗り込んでも、景色はこの通り。

　猫空では、お茶屋さんに入ってまったりおいしいお茶をいただく予定でした。

　雨のため、あまり遠くへ行きたくないので近場にあったお茶屋さんに入ろう、とこちらへ。
　実は隣にある、ガイドブックに載っていた「縁続縁景観茶房」へ行く予定だったのですが、駐車場の奥にあるこちらが入り口だと思い、間違えて入ってしまいました。

　個室とかなさそうだし、なんかおかしいな、と思いつつも、流れでお茶を注文。

　木柵鉄観音３５０元なり。
　お茶請けは何にするか？とメニューの裏を見せられたので、緑豆糕を注文。

　早速お兄さんが、お茶セットを持ってきて入れてくれるのですが、残念ポイントがいくつか…。

残念ポイント
　１．お湯が電気ポット　（合理的ではあるのか？）
　２．お茶を入れる台がステンレス
　３．お菓子がパックのまま登場
　４．聞香杯（お茶の香りを楽しむ器）がない

　お茶は香りもよくとてもおいしく、何杯もじっくりいただきました。

　お菓子もとてもおいしかった！これ、気に入りました。
　小さめですが１０個も入ってて、２個ずつ食べて残りは持ち帰りました。

　静かで雰囲気も良かった。
　実は、入ろうと思っていた茶館の２階の方から、とてもうるさい話声が聞こえてきていて、ちょっと嫌だな、と思ったのでそこから遠い方の入り口に足が向いてしまったのです。

　だから、静かに美味しいお茶が楽しめた、という点では結果オーライだったのかも。

良かったポイント
　１．お茶がおいしい！いいお茶はホントに美味しいんですね。
　２．お菓子もおいしい！緑豆糕はおススメです。
　３．静かにゆっくりできた。
　４．お値打ちだった。（お茶代３５０元＋お湯代６０×２＝４８０元でした。お菓子は込だったのかな？）

　ここへ入る予定でした。

　出てきてからも、まだ外へうるさく話声が響いていたので、ま、入らなくてよかったのかも。（と合理化する）

　猫空ロープウェイ駅から、あちこちのお茶屋さんなど観光ポイントへの案内板があり、お天気が良ければお茶畑なども見ながら散策できると思います。

　駅から左手方向には、屋台やフードコートなどが並んでいて、Ｂ級グルメも楽しめそうでした。

　猫空ロープウェイ駅も、煙ってしまっています。

　晴れていれば、景色もいいのでしょうが、下界はさっぱり見えず。

　このまま下に降ります。

猫空ロープウェイ その他の交通機関

　午後は龍山寺へ向かいます。

　お茶とお菓子でおなかが膨れているので、軽く小腹を満たそうと、もう１件の胡椒餅屋さん・福州元祖胡椒餅へ。

　こんな狭い道を入ったところにあり、、ちょっとわかりにくいです。

　看板は光っているのですが、かえって字が読みにくい。

福州元祖胡椒餅 地元の料理

　店の前に着くと、焼き上がりまであと１６分ということで、個数を予約して番号札を渡され、その辺をぶらぶらしておいで、と言われました。

　適当にあたりを散策した後で向かうと、人が集まって並んでいます。いよいよ焼きあがったようです。

　番号を呼ばれるので、札を渡して受け取ります。

福州元祖胡椒餅 地元の料理

　こちらも焼き立てアツアツです。

　昨日の世祖に比べて、こちらの方が味が濃い目で私好み。スープも多めな気がしました。

　まあ普通に美味しいけど、テレビで騒がれてるほどのものでもないかな、というのが感想です。

福州元祖胡椒餅 地元の料理

　腹ごしらえの後は、龍山寺に向かいます。

　この電光掲示板はどうだろう？
　ちょっと興をそぎますね。

龍山寺 寺院・教会

　中に入ると、お線香が３本、無料でいただけます。
　
　蝋燭２本を１０元で購入し、火をつけてお供えします。

　そのあと、線香に火をつけて、各所にある香炉へお供えします。
　
　結構な人込みで、線香を持ってまわるのが大変でしたが、いろいろお願いしてきました。

　道教や仏教のいろいろな神様が祭られているそうで、どなたが何の神様かよくわからないままお願いして来ましたが、真剣にお祈りするなら事前に調べて行くとよいかも。

　お参りを済ませたら、近くにあるスイーツ屋さんで暖かいお汁粉をいただきます。
　

三六圓仔店 地元の料理

　ピーナッツ汁粉をいただきました。
　
　やわらかく煮えたピーナッツと、もちもちした白玉、ちょっと歯ごたえのある黄色いお団子が入っていました。

　優しい甘さで不思議な味でした。

　ここでは、手作りの餅菓子も人気とのことで、

草餅のようなもの（中身が切り干し大根の煮たもの、塩味の緑豆餡、小豆餡の３種）、

赤い餅に甘くない小豆餡を入れて平たくし、亀甲模様に型押し？したもの、

を購入しました。

　これはホテルで食べかけを写したもの。

　お餅は柔らかくておいしかったですが、小豆餡に甘みが少なくてびっくり。

　全般的に甘すぎないので、甘いもの好きにはちょっと物足りないかも。

　草餅の方は、中身がよくわからないまま全種類買ってきたのですが、
切り干し大根はちょっと衝撃的でした。

　こういうものだと思って食べればお焼きのようでおいしいかも。

　明日は九份、十分へ行くつもりなので、台鉄の時間とチケットの買い方を確認しようと台北駅へやってきました。
　ローカル鉄道・平渓線に乗っていくのですが、その乗換駅・瑞芳まで、自強号に乗るか、普通列車で行くか迷っています。
　一応どちらでもそんなに時間が変わらないので、９時ごろの列車に乗れるように出てくることにしました。
　

　中央広場には、ツリーが飾ってありました。

　そしてこの日は、周りで、台湾原住民族の紹介イベントが催されていました。

　この日の夕食は、小籠包を食べようと、點水楼へやってきました。

　夜市も行ってみたいので、オーダーは少なめに。

　普通の小籠包（小）と、翡翠小籠包（エビとへちま入り）（小）それぞれ５個入りのを注文。

　あとはビールと、東坡肉を頼みました。

　東坡肉は壺に入っていて、席に運んでからハサミでお肉を切ってくれます。

　「ご飯は？」と聞かれましたがおなかが膨れるので断ってしまいました。

　あとで、やっぱりご飯があった方がよかったかな、と思いました。

　早い時間に行ったせいか、予約なしでもそんなに待たなくて済みました。

　ここで食事を済ませた団体客でしょうか。
　お迎えのバスに乗って去っていきました。

　人がいなくなったところで向かい側からパチリ。

　雨が止んでいたので、士林夜市にやってきました。

　剣潭駅から出て少し歩くと、路上に屋台が並び、すごい人込みです。
　これはソーセージの屋台。

　様々なげーの屋台が出ています。

　矢を投げて風船を割り、全部割れると景品がもらえるようでした。

　他にストラックアウトみたいなものもありました。

　フルーツの飴がけの屋台です。

　食べてみればよかった。

　フルーツの屋台です。

　冬なのであまり惹かれるものがなかったですが。

　エビ釣りの屋台がありました。

　釣れたエビは焼いてくれるのだとか。

　ふわふわの焼き立てカステラのお店です。

　クリームが入ったのと、そのままの２種類で、大きな一切れ（食パン２斤分ぐらい？）が次々売れていきました。

　TVや雑誌でも紹介されている大きなフライドチキンのお店。

　鶏肉をたたいて大きくして、衣をつけて揚げているようでした。

　行列はそう長くはなく、次々揚がるので列がない時も。

　大きさは、ちょっとわかりにくいですが、顔が隠れるぐらい大きいです。

　スパイスを少しかけてくれますが、好みで自分でもっとかけてもいいです。

　味は結構好み。

　でもさすがに大きすぎて、二人でも食べきることはできず・・・。

士林夜市 グルメ・レストラン