2015/11/12 - 2015/11/16
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kintaさん
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日本縦断の旅 二日目
初日はなんとなく予定通りクリア出来ました。
さて本日は5日間の中でもハードな一日と思った計画です。
本日の行程は
札幌と稚内の往復
そしてそのまま寝台列車で青森へ。
列車は3本だけど、稚内へは片道5時間以上乗車、それも往復。
札幌から青森は8時間、昭和の列車。
なおかつ車内販売はどれもなし。
札幌での乗り換え時間も5分だし。
「嵐」のコンサートとぶつからなければホテルが取れて札幌でもう一泊。
ゆっくり美味しいもの食べられたかな?
いやいや
青森行きの寝台「はまなす」も春には無くなる運命なので
最後に乗れていい思い出にもなりましたから。
さあ、今日も(今回は明日の朝まで)無事に予定をクリアできますかどうか・・。
二日目
⑤ 札幌 7;48発→稚内 12:53着 「特急スーパー宗谷1号」
⑥ 稚内 16;49発→札幌 21;55着「特急スーパー宗谷4号」
⑦ 札幌 22;00発→青森 6:19着 「急行はまなす B 寝台電車」
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11/13
二日目の朝
今日はずっと北まで行くので天気予報もチェック。
そしたらやってましたよ、この番組で。
「嵐」のコンサートでホテルは満室だと。
朝食バイキングでもそういう感じもわかるような・・。
(ちなみに今書いているのは12月、今朝の番組では
博多で今やっている「嵐」コンサートという事でもやはりホテルが足りなくて
民泊制度も導入にしなくちゃとかやっていました) -
さて、駅までは地下道で直結のホテルなので楽にホームまで着きました。
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今日の列車はこちら
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札幌 7;48発→稚内 12:53着 「特急スーパー宗谷1号」
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これのグリーン車はこちら
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なんと一編成で9席だけ。
日本で一番小さいものとか。 -
外から見るとこんな感じ。
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中の車両の間仕切りからみるとこんな感じ。
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大手の旅行会社でもフルムーンパスを使った縦断ツアー出しています。
でも毎回、最小催行人数は15人とかだったかな。
そうするとせっかくフルムーンパスあるのに
ツアー客だとこのグリーン車は人数の関係で使えないのね。
他にも例えば昨日乗った少ないグリーン車の列車もダメみたいですね。 -
だから私にとってこの列車は
5時間以上乗るし
それも一日で往復するわけで
一番乗り心地など一番考えたとこです。
それに車内販売ないし
途中の停車時間も長いところはなくて
どうやって過ごしたものかと・・??
そうだ、飲みながら車窓を楽しもう!
またディーゼル車もめったに乗れないから
その音なんかも聞きながらだったら退屈しないよねと。
その為、昨晩は札幌駅地下でつまみと酒を仕入れてありましたからね。 -
-
また、鉄さんたちのブログもみていました。
この9席しかない空間はとても人気があり
人口密度でいったら毎回、かなりなものと。
(実際、車内の写真を撮っている方が多かったり
人口密度も他の車両と比べると確かにそうでした)
そして、この9席でもランクがあると。
「シートピッチは進行方向の一番前は狭い。」
「コンセントは窓側に一つしかついていない」
なのでこの9席中。快適に過ごせるのは
『2列目と3列目の窓側にあたる4席』だと。
ということで、「みどりの窓口」ではさっきのシートの番号をみながら
席の予約したり
分岐できるコンセントを持っていったりをしました。 -
この日は快晴。
札幌を出てすぐ壮大な景色でした。 -
また山の中では雪景色も。
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本当、単線の電化されていない線路だけのところの景色といったら。
すごい自然を感じられるところでした。
ただ、初めて聞く車掌さんのアナウンスにはびっくり。
「エゾシカと衝突をまぬがれるよう急停車することがあります」と。
確かにシカの数はすごいんですね。
また、この数日後に新聞で出ていましたが
シカがただ線路を横切るわけじゃなく
線路の鉄分がシカの好物でもあるんじゃないかと。
そのデータもあるとのことで今後は少しは被害が出ないようになるといいですね。 -
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そうしてやっと左側に日本海がみえてきました。
稚内に近づいてきているのでしょう。 -
さあ、稚内駅に到着です。
ほぼ定刻の1時ごろ。 -
ここ稚内駅には4時間弱の滞在時間です。
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まずは昼食を食べましょう。
駅を出て狙いの店の方向へ歩きます。 -
おっと、一軒目の狙いの店は!?
「北の味心竹ちゃん」
http://tabelog.com/hokkaido/A0109/A010901/1021689/
残念、本日の昼の営業はやっていませんでした。 -
でも安心です。
2軒目の狙いの店はすぐ近く。
「車屋・源氏」
http://tabelog.com/hokkaido/A0109/A010901/1002239/
結果的にこちらでは昼の営業時間を少し延ばしてもらいましたが
とても気持ち良い接客もしていただけました。 -
まずは稚内限定もので喉を潤します。
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稚内名物「タコシャブ」といただきましょう。
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薄くスライスするために冷凍になっていますが
大きいタコですね。 -
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鍋の用意の間に「真鱈の醤油漬け」
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鍋にはレタスが入っています。
さあ準備完了。 -
シャブるとシャリシャリたこが
プルンプルンとなって旨い。 -
〆には麺投入で、これも美味い。
タレがまた良かったですね。 -
せっかくなのでもう一品。
陶板焼き。
北海道なので
まずはたっぷり、バターを陶板にひいていきます。 -
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具材を引きつめて
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いい塩梅に焼けた豚肉の旨い事。
両方ともタレがいい感じだったのと
素材もタコ・豚ともに良く
とても美味しかったです。 -
食後は駅へと少し遠回りをして
「稚内港北防波堤ドーム 」 -
「全日空ホテル」
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そして稚内駅から路線バスに乗って「ノシャップ岬」へ。
バス停の終点から少し歩いて岬まで行きます。 -
途中、食べログでもチェックしていたけど
こういう店とかがあります。 -
でも、営業期間は冬はもうやっていません。
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そして数百メートル歩くと岬です。
他に観光客もいないし。 -
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いい季節の時に島めぐりもしたいですね。
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それからまた稚内駅まで普通の路線バスで。
途中、他の乗客もいなかったせいか
バスの運転手さんは道沿いの自衛隊基地の処に停車して
「あれはエゾシカ、すごい数でしょう。基地の中にも勝手に入っているんですよ」と教えてくれました。 -
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さあ、稚内駅に到着。
まだ少し時間もあるので散策を。
さっき列車降りて来る時に撮った
「最北端の線路」という看板は駅舎の中を通じて
もっと北のここまでも線路がありました。 -
その北側をみてみると
たしかにまだ続いています。
昔サハリンまで連絡船があったときの名残だそうですね。 -
そういえば観光地や駅でよく見るようになった
中国語や韓国語などはここではなく
ロシア語ですね。 -
きれいな駅舎は3階建て。
なかには映画館も併設されていました。 -
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さてそれそろ乗車の時間。
帰りも車内販売ない5時間だから食料調達しておかないと。
でも実は売り切れになるのも困るから昼に到着していた時に買っていました。
案の定、夕方にはなくなっていました。 -
さあ、時間です。
また列車に乗り込みます。
たぶんここ来た時の車両と同じ。
なんてたって一日2往復だから。
また、9席のグリーン車では行きと同じ方も乗っていて
自然に挨拶も。
稚内 16;49発→札幌 21;55着「特急スーパー宗谷4号」
ただ定刻に発車はしましたが次の南稚内駅に到着でこんなアナウンスが。
「対向して走っていた列車がエゾシカと衝突して遅れております」と。
ということは単線の弱いところですれ違える場所は限られるから、
こちらも遅れるのは仕方ないですね。
でもこれからどうなる?
次の札幌駅で乗り換え時間はわずか5分。
「大丈夫、安心してください」
いちよう、乗り継ぎ列車として認識されているようで
シカにぶつかることが多い路線だし
ここが一番の心配どこでしたが
いろいろなブログでは
ちゃんと待っていてくれるそうで。
その後、車掌さんが乗り継ぐ人数を数えてくれました。 -
時間の遅れはそれでほっとしたところ。
この時間は外はもう真っ暗なので
車窓も楽しめない。
まあ、飲めや食えやは出来るわけで -
わっかない弁当「カニ爪ちゃん」
-
あとはひたすら飲んで。
-
結局20分ほどの遅れで札幌駅に到着。
乗り換えのホームは隣どおしだけど
この「はまなす」の出発時刻はもう過ぎているわけで
ゆっくり撮っている暇もなくすぐ乗車。 -
この列車は急行「はまなす」
四つの座席(B寝台、カーペット、グリーン車ような座席、普通の座席)があってフルムーンパスでどれでも取れます。
ただ、
・金曜の夜。
・来年3月には廃止が決まった列車。
・今、走っている寝台の中でも昭和が唯一感じられる車両。
人気がありました、今回の中で一番。
指定券の発売は一か月前の朝10時。
5日間、毎日「みどりの窓口」に行くのも昼休みの12時でした。
狙いはカーペットか寝台でしたが
発売日2時間過ぎて取れたのはB寝台の上段が別れて遠くでひとつづつ。
まあ仕方ないなとその時はあきらめました。
でも翌日分の指定をしに行った時はかなりの確率で
増設車がされるという情報とネットで見る限り満席が一端消えたので
もう一度予約をかけてもらったら
どうにかB寝台の上段だけど隣が取れました。 -
かわいいですよね、こんなイラスト。
-
そのカーペットの車両。
こちらは意外とリーズナブルなので人気があるそうです。
また特にこれの上段(8個)は結構、個室感覚みたいです。 -
こちらは普通車の座席です。
-
そしてこれがB寝台。
昔の北斗星よりよくいえば開放的。
なんだか知らない人達と一晩ともにするのって
今となったらドキドキものでした。 -
それにこんな階段使わないと上段に行けないわけで。
なおかつ酔っ払いなわけで・・・。 -
でも上段のいいところ、あります。
通路になっている上部はすべて物が置けるスペースで自由に使えました。 -
浴衣も「JR柄」
-
シャワーとかはないけど大事ですね。
-
さあ、この列車も車内販売類はなくてこの自販機だけ。
乗り換えの札幌駅でも買えない事想定して持ってきているから
朝まで大丈夫でしょう。
・・ていうかアルコールは売ってないから関係ないし。 -
特にすることもなく、ベットで寝酒してたらそのまま寝ちゃって
函館駅での車両入替も見ることも出来ずに
気が付いたら反対向きになって後ろの車両になったので
邪魔なものもなくよく見える青函トンネル。
ちゃんと3本づつのレールがありますね。 -
そして本州に入りもうすぐ青森駅です。
-
出発は遅れたけど途中、函館駅で時間調整もあるので
(今は新幹線開業に向けて夜間のトンネル通過タイムが限られている)
終点、青森駅には定刻の朝6時過ぎに到着。
トイレは前述の車両案内をみてもらえればわかりますが
すべて和式。
それにほぼ定員の乗車のようで
洗面所も朝方は混んでいると思っていいでしょう。
なので荷物をまとめ列車とはすぐお別れ。 -
でもやっぱり撮るものは撮っておかなければ。
乗車する時は撮れなかったから
やっとゆっくり車両が撮れました。 -
いやぁ、本当に思い出となりましたが
後日、またこの列車に関してのニュースもありました。
なんと新小惑星の名前に「はまなす」とこの列車にちなんで
名づけられたというものでした。
http://mainichi.jp/articles/20151212/k00/00m/040/114000c -
それから次に乗り換えをすべく、
左の「はまなす」から右の在来線の乗り換えです。
今回、唯一の普通列車。
まあ新青森駅まで一駅ですけど
結構な数の方が乗り替えしたわけで
それだったら「はまなす」も新青森駅に停車してくれればいいのにと
思ったけど・・。
またこの北海道編。
ほぼちゃんとスムーズに事が運べたのは
頼りになる同窓会の先輩が札幌にいたから。
昨年の同窓会旅行でも幹事の私にいろいろアドバイスいただき
食事や観光でもみんなで満足なものが出来ました。
今回ももちろん、食事の事から観光までいろいろ教えてもらえました。
なんてたって先輩はあの「ななつ星」にもうすぐ2度目の乗車もするそうで
そちらも詳しいわけで。
またお世話になると思いますがどうぞよろしくお願いしま〜〜す。
では、次の回では富山・金沢まで行ってみます。
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