伊勢と熊野お参り御朱印ツアー【１４】四日目・麻吉旅館・石神さん・月讀宮

2015/08/17 - 2015/08/20

朝飯前の内宮早朝参拝の後、麻吉旅館で朝ご飯を頂いて、ちょっと旅館の中を見学させてもらいました。チェックアウトして向かったのは初日に時間が遅くて御朱印をもらえなかった石神さんです。

エリア 伊勢神宮(三重)

8：26　内宮早朝参拝から戻ると、通路の向かい側からおかみさんが朝食の支度が出来ているので、こちらへどうぞと案内されました。

麻吉旅館 宿・ホテル

上の玄関は四階で、入ると和風のロビーともいえる板の間があります。懐かしい木製のガラス窓。

四階玄関の向かいのお部屋に泊まりました。

三階に降りると右側に洗面所、左側に浴室。昨夜の浴室は外に出て階段を降りていきます。

三階の玄関ロビー。

三階の坂にかかる橋を渡ると続き部屋になっていて、ここで朝食。

シンプルな和風朝食、卵焼きと鯵の干物は焼きたてでした。静かなお部屋で頂く朝食、ぜいたくなひと時でした。

これが小道にかかる橋。

橋から坂の下の景色

四階の玄関方向の景色

三階の玄関。

解説案内板がありました。二階に降りてみます。

昔の厨房。かまどが三つ、井戸もあるようです。。

廊下には古い写真が沢山かかっていました。これは伊勢音頭の写真。

チェックアウトし出発です。雨はずっと降り続いています。

10：15　第二伊勢道路を使って石神さんへ再訪。

神明神社(石神さん) 寺・神社・教会

願いをかなえてくれるのは玉依姫命。

女性の願いなら一つ叶えてくれるそうです。手作りのお守りには陰陽道の印が貝紫で染められています。
年配の男性がお守りを買おうとしたら「男性の御願いはちょっと・・」と言われて「娘二人に買っていくんだよ」とお守り二つ買っていきました。この男性連れの女性に訳も分からず連れてこられたようでした。お嬢さん二人、御守りのお土産を喜んでくれるといいですね。

御朱印を頂きました。貝紫の印はとても珍しい。

11：05　伊勢に戻って伊勢神宮最後の月讀宮へ　裏参道の駐車場は広いので、こちらに駐車。通りの向かいに見えるこんもりとした森は興玉森（おきたまのもり）とよばれ内宮摂社の宇治山田神社（うじようだじんじゃ）が鎮座しています。
時間があれば行ってみたかったのですが、石神さんに行ったため時間切れでお参りできません。

月読宮 寺・神社・教会

表参道の駐車場は狭いので、前回同様、裏参道から。

伊勢神宮の御朱印巡り、ここが最後となります。

鳥居をくぐるとすぐ右手に葭原神社（あしはらじんじゃ）があります。
内宮末社　第三位　祭神は佐佐津比古命　ささつひこのみこと　宇治乃御玉御祖命　うかのみたまのみおやのみこと　伊加理比賣命　いかりひめのみこと　いずれも田畑を守護する神様です。

この周辺が五十鈴川の葦の原だったからでしょうか。
倭姫命が定めた神社ということですが、中世に社殿が荒廃し社地不明となって、明治に入ってこの地に造営されました。

四つの宮が並んでいます。残念ながら手持ちのレンズでは全景は入らず。
月讀宮　つきよみのみや　内宮別宮　祭神　月讀尊　つきよみのみこと
月讀荒御魂宮　つきよみのあかみたまのみや　祭神　月讀尊荒魂
伊佐奈岐宮　いざなぎのみや　祭神　伊弉諾尊　いざなぎのみこと
伊佐奈彌宮　いざなみのみや　祭神　伊弉冉尊　いざなみのみこと

遷宮は１４年１０月なので、まだ一年たっていません。雨に濡れて木の色が一層鮮やかに映ります。ここは内宮に近いからか、マダム四人のグループが参拝に来ました。

四つのお宮を順番にお参りしていると、一番端の宮から神職さんが扉を開けて出てきました。
マダムたちに御朱印の先を越されると、四人分だと待ち時間が長くなりそうなので、宿衛屋に向かいます。

宿衛屋に行くと、先ほどお宮から出てきた神職さんが戻って来られて「３分待ってください」と室内に入られました。もちろんお待ちしております！
御朱印を書いていただいてると、先ほどのマダムたちがやってきて、それぞれ御朱印帳を出し始めました。読み通りです。

これで伊勢神宮の御朱印はすべてそろいました。旅の目的その２達成です。