2015/09/06 - 2015/09/23
5位(同エリア23件中)
DONさん
「トンガはオセアニアで唯一植民地にならず王制を保ち続けている国です」というような説明を何処かで聞き、更に一説には「ガリバー旅行記の巨人国のモデルはトンガです」なんて言われると、これはこの目で確かめに行かねば!と思うはず。
遥々辿り着きました、ピースフルなトンガ王国。老若男女、徹底的に笑顔です。5日間すごして不機嫌そうなトンガ人を一人も見ませんでした。「世界一高い○○」とか「世界遺産」とか無くとも、人も自然もとにかく豊かででっかい!初日の数時間で「遥々訪ねてみて良かった」と確信のトンガ王国。
(※掲載許可承諾済)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
第1トンガ人は機内のお隣さん
超至近距離でウェルカム光線全開
(※掲載許可承諾済) -
「あ…飛行機が大気圏の外に」オークランドのワイナリーで試飲しまくったせい?
ニュージーランド航空のパーソナルモニターの昼夜ゾーン分けが鮮明すぎて本気でたじろぐ -
南太平洋の島々では定番の「到着ゲートで断続的に披露される緩い民族音楽」で歓迎
泊まる予定の安宿に空港ピックアップをお願いしていたけど見当たらず「探してもいないっぽい」と直感
一緒に探し回ってくれたタクシーの運ちゃんが面白かったので即効諦めて宿まで送ってもらう事に(=この後何度もあちこちで遭遇してその度ハグする事になるベノニーおじさん) -
トンガ初日は22時に宿へ着くものの辺りは漆黒
待っててくれた宿のご主人(ベノニーに続き彼もラガーマンのように巨漢)「忘れてた!!嗚呼!!ごめんごめん!!」と恐縮しまくる
一回り以上年下と思しき美人がチェックインの手続きをしてくれるので「まさか奥さん?」と冗談で聞くと今度は尋常でなく照れまくって「実はそうなんだよ、二度目!二度目の奥さん!」
何か楽しくなりそうな予感してきて翌朝目覚めると快晴!南の島!(でも肌寒い) -
小さな町の中心で一番目立つバシリカ教会
-
平日の朝で二階に位置する聖堂は空っぽ
トンガの人たちは概ねクリスチャンです -
階下は幼稚園でカメラを構えると数人集まってきた所に先生が「ちょっと!!」
あぁ駄目だった?と思いきや「撮るなら全員撮ってあげて!」で招集かかりトンガンキッズのパーフェクトな笑顔
後ろのクラスの子たちも含めてみんな澄みきった最強のスマイル
(※掲載許可承諾済) -
日本の皇室ともゆかりの深いトンガ王室
町のあちこちに写真が掲げられたトゥポウ国王6世(もやっぱりでっかい)は誰からも敬愛されている様子 -
その国王がお見えの王宮は町の中心地の海沿いに
クレムリンの大統領官邸みたく「旗が立っている時は王様いますよ」の合図
王宮も過去に津波で被災し壊されたとか -
島のあちこちに「TSUNAMI」避難マップがあります
見渡す限りさほど高い建物が見当たらないのでいざという時は相当走って丘の上まで行かないと -
町一番の賑わいを見せるタラマフ市場
買物客がひしめく生鮮食品ゾーンに隣接する民芸品ゾーンはとりわけ緩い
地元テレビ局と思しき若いカメラマン(やはり巨漢)がカメラを構えると老いも若きも上機嫌で歌ったり踊ったりの大サービス -
タロイモやバナナがひしめく中で斬新なポージングの人参
-
踊る人参
-
近辺の商店を見て回っても置いてある衣類は概ねXL以上
-
バシリカ教会や市場から歩いて数分のトンガ自由教会
主だったスポットはみんな徒歩圏内です -
鉄の門扉越しに見とれてたら守衛さんっぽいおじいちゃんがニコニコ手招き
「中は入れないけど一周ぐるっと回っといで」 -
3種類ほどトンガのビールに出会いましたがこちらはフレンズカフェで見つけた軽い感じのラガー(韓国的)※フリーWi-Fi説がありますが今は有料
食事は決定打となる郷土料理が見当たらず全般に割高な印象 -
町を行き交う車は自分が見た限り100%日本の中古車
-
市場からほど近くに隣接して2か所のバス停
特に予定もなかったので「ホウマの潮吹き穴」なる景勝地を見に行く事に -
行き先が書かれた板がバスのフロントガラスの所に掲げられています
「HOUMA」と書かれた板は初心者でもすぐ見つけられそうだったけど、親切すぎるトンガのみんなはバスが入ってくる度に「違うわよ」のジェスチャー
そしてやはりここでも日本人に興味津々なトンガンキッズの熱視線
(※掲載許可承諾済) -
「さぁ、ホウマ行きだよ」
行き先が同じというシオネさんが真後ろに座ってくれて(こんなに図体おっきいのに会話は超小声)いかに日本車が優れているかを語ってくれる
但し唯一の難点は「痩せ細った日本人には最適だろうが我々には2人席がちょうど一人分なんだよ」(いや絶対あなた方が大きすぎる)
(※掲載許可承諾済) -
「ここだよ」
知らない間にバス代は払ってくれてて「潮吹き穴」までのルートを指し示し「トンガを楽しんで」にっこり
記念に2人並んで自撮りしようにもシオネがでっかすぎてつま先立ちしても届かなかった -
お墓は大体ド派手に飾りつけられていて花でいっぱい!どこもかしこもカラフル
-
そしてこれがトンガにて最もエキサイトしたスポット「ホウマの潮吹き穴」
泡だらけでよく分からない?雲ではなく垂直に砕け散る波頭です -
穴の開いた岸壁に波が打ち寄せると次々に水柱が噴き上げるというメカニズム
-
空に向かって垂直に吹き上げるので近くで見てても心配無用です
-
この絶景がなんと30キロに渡って続くもんだから大興奮!結局2日続けて通いました
-
二日目の夜はCouchsurfingで事前にやり取りしていたジャスミンのお宅で(この時期各地からリクエストが殺到したそうで結局泊められなかった人を全員招待!)ホームパーティの主役は隣家のトンガンガール
一番乗りだった自分は即座に捕獲され延々ボードゲームのお相手を
(※掲載許可承諾済) -
3日目は島内に点在する見所を効率よく巡るべく市場のそばの旅行会社Teta toursで半日一周ツアーに申し込み
結果ガイドのリタとドライバーのトンガ(トンガ人のトンガくん=本名)を一人占めの贅沢ドライブ
先述の自由教会の真向かいに広がる王家の墓は立ち入り禁止なので遠くから眺めるのみ -
一気に島の西のコロバイ村へ
普通の住宅街の街路樹を見上げるとびっしり!やはりトンガはコウモリまで巨漢?
トンガでは神聖な生き物なんだそうで(この後訪ねたバヌアツでは丸焼きが市場で並んでたが)ぶら下がったまま時々寝言をいう子がいたりとラブリー -
トンガタプ島の北西の先っちょまで
-
「島の西と東では海の色が違うのよ」少年みたく軽やかに跳んだり駆けたりして全身で大好きなトンガについて話してくれるリタ
時々英語がうまく出てこなくて「あぁ?もう!!」と悔しそうに全力でガイドしてくれるもんだからこっちも全力でトンガについて知ろうと努める
(※掲載許可承諾済) -
島内唯一のモルモン教の村リアホナ
-
村には先端が二股に分かれたヤシの木
特別扱いされてて1本だけポツンと立ってるのがちょっと寂しそうにも -
ケルティビーチ沿いの宿でランチ
-
トンガっぽいメニューはなくアメリカンな感じに
-
島を時計回りに進んで南岸のフファンガルペ
波で削られて出来た珊瑚の橋
心もとなく感じたけど普通に車が通れるほどの強度あり -
周辺は火サス的ロケーション
数時間あればぐるり一周できる島ながら海辺の表情は様々 -
更に東進し王家の墓ランギ
町中にあった最近の王家のお墓と違い大昔の王家の墳墓は入り放題の荒れ放題(茂みにご注意→ワンコだか野豚だかの落し物多数) -
世界的著名人でありながらキャプテン・クック上陸記念碑はかなり地味
-
トンガといえばこれ「ハァモンガの三石塔」
巨大な石を組み合わせた鳥居は何のために造られたか諸説あるらしくリタは「トゥポウ4世が発見した『石に刻まれた線が冬至と夏至の日の出の方向を示す』説」に一票
取り囲む森を貫くように切り開かれた2本の道は冬至と夏至の日に太陽が昇る方向だそうで -
大鳥居からほど近くに海を背にした一枚岩
「昔の王様は後ろから狙われるのを避けるためこんな風に立って兵士たちに話をしたのよ」と実演中
(※掲載許可承諾済) -
ツアー最後は東岸のアナフル鍾乳洞
さほど深くない洞窟の中に真水が湧くという巨大な池が -
割と寡黙だったドライバーのトンガくんがいつの間にか裸になってバンバン飛び込みまくる
彼の友人も合流し競うように高く跳んだり回転したり…おおこわ
最初は自分も飛び込むつもりで海パン持参していましたがそもそも肌寒いのに加えて数人のトンガ人が「実はあまり水が綺麗でない」と諭してきたので断念 -
大満足の一周ツアーは明朗会計60TOP(3千円ほど)
平日の夜は一番の目抜き通りも静かで店の選択肢はさほどないもののひっきりなしにテイクアウトしに地元の人がやって来るこちらをチョイス
王家の墓の隣にあるタラヒバ食堂 -
前夜のジャスミン邸のパーティで教えてもらったトンガ料理「オタイカ」
詳細な説明がないまま「オタイカは外せないよ」と熱烈推薦されたので漠然とイカ料理か?(なわけはない)と想像しながら注文するとまさかのココナツミルクで和えた新鮮マグロ!
トンガの主食枠のタロイモもどっさり添えられかなりのボリューム!しかも旨い!他にもトンガ料理の選択肢豊富でオススメです -
残念な事にタラヒバ食堂にビールは無い
トンガにおけるコンビニ(欲しい物を伝えて鉄格子沿いに受け取る)を巡るも何処も取り扱いなし
ちなみにコンビニ経営は中国人で従業員も中国人
「中国人はトンガで金を稼ぎまくって全部中国に持って帰る」と何だかトンガ人には不評(と文句いいながら中国人みたく必死で働かないのがトンガ流) -
どっかで売ってないかなぁ?と困り果てた所にウォーキング中の太メン2人
積極的に視界へ入っていくとやっぱり声をかけてくれて「よし!ダイエットがてら酒屋まで一緒にウォーキングしようぜ」「やべ!酒の販売は9時までだぜ」何たること!! -
10分ほど三人で競歩してトンガ人経営のミニスーパー到着
店の奥に隠されたお酒ゾーンまで連れてってもらい固い握手でマロ!(ありがとう)
トンガ人は百発百中ド親切で暗い夜道でも危険を感じる瞬間はゼロでした
満点の星屑を肴にビールの美味なこと!
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
南太平洋アドベンチャー
-
ニュージーランド(1)一瞬KOオークランド
2015/09/06~
オークランド
-
トンガ(1)人も自然もXL!トンガタプ島
2015/09/06~
トンガタプ島
-
トンガ(2)昼ビールはXSサイズのファファ島で
2015/09/06~
その他の観光地
-
フィジー・首都スバ弾丸ビール
2015/09/06~
スバ
-
バヌアツ(1)至便なハブ都市ポートビラ
2015/09/06~
ポートビラ
-
バヌアツ(2)不屈の火山島タンナ
2015/09/06~
タンナ島
-
バヌアツ(3)ルーガンビル 冒険前に気付けカバ
2015/09/06~
ルーガンビル
-
バヌアツ(4)サント島 底なし青&底ぬけ大冒険
2015/09/06~
エスピリッツサント島
-
ニュージーランド(2)ワイン漬け24Hオークランド
2015/09/06~
オークランド
旅行記グループをもっと見る
この旅行記へのコメント (2)
-
- hoyoyoさん 2015/12/12 00:49:55
- Facebookやったら、「いいね」ではなく、「シェア」
- そのくらい、このDONさんのトンガ旅行記、最高!
嫁のOKもらえるもんやったら、マジ、トンガ行きたいです!
(長時間フライトやから、出来ればCで行きたいところやけど)
* DONさんのトンガ旅行記のお陰で、朝から1日ハッピーやったです。
- DONさん からの返信 2015/12/12 01:07:48
- RE: Facebookやったら、「いいね」ではなく、「シェア」
- って、そない大層なことでもw
今時分ちょうどあちらはTHE南国!な気候のはず。
いまこそ行くべきタイミング。でも焦らずいつなんどきだってトンガの人たちはビッグすぎるハグで迎えてくれます、きっときっと。ウィッシュリストに入れたげてください、トンガ旅行。malo aupito.
DON
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 南太平洋アドベンチャー
2
49