初めての台湾　（陶器の町鶯歌その2）

2014/11/14 - 2014/11/17

駅から１０分ほどで鶯歌陶瓷博物館に着きました。
入口で「日本人の方ですか？」と訊かれ
「そうです。」と答えると
「無料で入れます。受付の奥に日本語の音声ガイダンスを無料でお貸ししますので
使ってください。」と言われました。
（音声ガイダンスを借りるにはパスポートまたはホテルのルームキーと引き換えになります。）
音声ガイダンスのところへ行くと、係りの人が別の係りの人を連れてきました。
８０歳くらいのおばあさんで日本語で話しかけてくれます。
「荷物をロッカーに預けてゆっくり見てください。
ストロボを使わなければ写真は自由にとってください。
このロッカーは陶板でできていて一枚一枚デザインが違います。
これも見てくださいね。」
日本統治時代に学校で日本語を習ったのを忘れずに覚えて使ってるのはすばらしいなと思いました。
おばあさんのお顔も笑顔で癒されました。
この後、台湾が好きになるガイダンスがはじまります。
陶板のロッカーに荷物を入れるとすぐ前にレンガでできた窯がありそこが博物館の入口です。
一階は土を練り形を作って釉薬をかけ、焼きあげて美しい陶芸作品ができるまでの工程をわかりやすく展示してあります。
２階は台湾陶磁器の過去から今の発展過程を展示してあります。
媽祖、關公、土地公などの神様がたくさん祭られていて、
信仰と陶芸が深く結び付いているのがわかりました。
古い陶器なのに、表情豊かで色も形もうまく作ってるなぁ、と感心しました。
かわいかったです。

エリア 新北(台湾)

鶯歌陶瓷博物館につきました。

前面が陶板でできたロッカーで、それぞれ絵が違います。

昔使っていた窯です。
日本が陶器の技術を教えて（軍需産業にも使ったみたいですが）
鉄道も引かれて、栄て行ったそうです。

タイルや壺も作られたようです。