2015/10/28 - 2015/11/08
1634位(同エリア8980件中)
falanさん
- falanさんTOP
- 旅行記66冊
- クチコミ5件
- Q&A回答52件
- 88,487アクセス
- フォロワー11人
9日目です。ホテルを移りました。500mほどしか離れていないので、スーツケースをがらがらさせながら移動です。昼ごろならチェックインできるかなと思いましたが、規定の時間まで無理とのこと。荷物を預けて街歩きに出かけました。
10月28日 JL006にてJFK空港へ → Airbnbチェックイン → アポロ劇場
29日 メトロポリタン美術館 → セントラルパーク → ジュリアード音楽院
30日 MOMA → 自然史博物館 → メトロポリタン歌劇場
31日 サークルラインクルーズ → ハロウィンパレード見物 → ミュージックホール
11月01日 ニューヨーク市マラソン見物 → ハイライン散策 → ブルーノート
02日 9.11メモリアル博物館 → スタテン島フェリー → 家主さんと飲み会
03日 (移動日)オークションハウス・クリスティーズ → ビッグアップルサーカス
04日 (休養日)エンパイヤステートビル(午後と夜の2回)
●05日 ニューヨーク市図書館、グランドセントラル駅見学 → ブロードウェイ「レミゼラブル」
06日 グッゲンハイム美術館 → ニューヨークフィル
07日 JL005にて成田へ
08日 成田着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ガイドブックの地図を見ながら歩いてきました。立派な図書館ですね。
ニューヨーク公共図書館 博物館・美術館・ギャラリー
-
玄関ホールの正面の部屋で「public eye」という展示をやっていました。入り口の天井に鏡があって、そこで撮影すると「i am in the public eye」(私は人目にさらされている/注目を浴びている)というタイトルの写真ができるという仕掛け。なかなかしゃれてます。
-
テクノロジーの発展によりSNSなどを通してプライベートな写真であっても、公衆の目に触れる機会が増えています。メディアとしての写真の発展過程が興味深く展示されています。
写真は「銀座界隈」という1954年に刊行された書籍の付録パノラマ写真です。昭和28年の銀座の中通りの左右の街並みを写真を張り合わせて再現しています。 -
開架閲覧室に入ってみました。
-
こんなステキな場所なのに席が空いてました。私もしばしiPadでFacebookを確認するなどして時間つぶしをしました。PCのMac率がやたらと高いです。3分の2以上。
-
2階に上がってみましょう。
-
ヨーロッパなら昔の宮殿や豪邸が再利用されて、公共の建物がやたらと立派だったりすることがあります。しかし100年前のアメリカ人は図書館はこれくらい立派であるべきだと考えて、この建物を築いたわけですよね。おそるべし。
-
図書館に近くにグランドセントラル ステーションがあります。いろいろな映画のシーンが浮かんできます。人ごみに紛れる逃走犯。恋人たちの出会いと別れ。あるいは群衆がふいに踊りだしたり。
グランド セントラル ターミナル 駅
-
通路なのでしょうが、人の流れは一定ではありません。広場とも呼べない気がします。面白い空間です。
-
切符売り場もしゃれてます。
-
マーケットも充実しています。
-
香辛料の量り売りもあります。
-
地下にはフードコートがあります。
-
この入り口はいったいどこへつながっているか…
-
プラットフォームへでした。ようやく私の知ってる駅を見ることができました。
-
散歩をおえてホテルにもどり、いくつか仕事を片付けてから夜の街へ。
-
タイムズスクェアには、おのぼりさんと警官とアノニマス風のマスクをつけた反逆者であふれています。
-
一緒に写真を撮るのはただではないでしょうね。いくらくらい請求するのかな。
-
はじめてのニューヨークでブロードウェイのミュージカルははずせません。インペリアル劇場に到着です。
-
観たかったのは「ヘドウィグ&アングリー・インチ」という旧東ドイツ出身の性転換ロック歌手が主人公の作品でした。残念ながら上演が打ち切られてしまったので、代わりに「レ・ミゼラブル」を予約しました。
-
思っていたよりせまい劇場です。
-
最前列の中央の席なので迫力満点。それはいいのですが、オーケストラピットの仕切りがあまりにも近い。まったく足が伸ばせず窮屈そのもの。短足極まりない私でこれだから、大柄のアメリカ人には拷問です。最前列の席が空いていた訳です。
-
(立たなくてもオーケストラピットがのぞき込めます)
更に困ったことに、眼の前に指揮者の頭が突き出しています。比喩でなくすぐ手の届くところに見事なハゲ頭があって、その巨大な満月のような球体が片時もじっとせず、常にふらふら動き続けているのです。うっかり手を伸ばして触りかけたことも2度3度。猫なら間違いなく我慢できなかったでしょう。 -
ただでさえ英語のセリフが聞き取れないのに… (だからこそこんなものに気を取られるのかもしれませんが)。 でも、それでも本場のミュージカルを心ゆくまで堪能しました。オーケストラピットは部分的にステージの下にあって、開口部はせまく、役者のツバが飛んでくる距離で芝居が行われています。筋書きは映画を観たので知ってるし、歌を聴くだけでも 楽しめます。
隣りの席の80歳くらいの老婦人は前奏曲が始まる前に曲を口ずさんでいますし、歌が終わると拍手に加えて「ヒュー、ヒュー、ヒュー」と声に出して声援しています。こういう人、好きだなぁ。 -
芝居が終わると全員スタンディングで拍手喝采。カーテンコールがくり返された後、ファンティーヌ役の女優が「皆さんご着席になって、2分間だけ私の話を聞いてください」寄付の呼びかけでした。コゼット役がパネルを持って現れます。
パネルにはいろいろなあアイテムが貼り付けてあります。5ドルなら缶バッヂ。10ドルでショットグラス。15ドルでトートバック。20ドルでCDがもらえます。
そこでパネルを裏返すと、出演者の寄せ書きポスターが75ドル。100ドルと150ドルはなんだっけ。ジャンバルジャンが芝居の中で手にしていた釈放証の紙? そして250ドルは指揮者が振っていた指揮棒(サイン入り)でした。
この芝居中、私ほど指揮者に意識を向けていた人間はいないはずです。これは私が手に入れるべきだと思いました。でも私がロビーにたどり着く頃には売れてしまったようです。 -
それにしてもです。最後にジャンバルジャンの魂を迎えに来た亡きファンティーヌと娘コゼットが出会う感動のシーン。そのすぐ後に母娘が出てきて「ハイ、これがたったの75ドル!」ってやるんです。すごいですね。もし感涙の余韻に浸りたいという観客がいたら興ざめかも。気持ちの切り替えができないほどのお涙頂戴ものではありませんでしたけど。
-
興奮冷めやらぬまま通りに出ると、大きなオブジェをのせた車が停まってます。ななにかの宣伝にしては広告らしきものはありませんでした。
-
ホテルまで歩いて帰ります。ようやく時差ぼけもおさまって今晩はよく眠れそう。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- 夏への扉さん 2016/01/02 00:07:11
- あの席で鑑賞されたんですね!
- falanさん、はじめまして。
大晦日の夜、初めてのニューヨーク(5泊)から帰国しました。
今からニューヨークの旅行記を書こうと思っているんですが、みなさんどんな旅行記を書いているのか、ちょっと見に来たところ、falanさんの旅行記がおもしろくてニューヨーク以外も読みふけってしまいました。
その間に、私の日光金谷ホテルの旅行記に投票してくださってありがとうございました
12月27日に、私もレ・ミゼラブル見に行きました。
ネットで2か月ぐらい前に購入しましたが、中央最前列は売れてしまっていて、中央から左2つ目ぐらいの席を購入しました。
中央に座ったのは日本人の夫婦。指揮者が位置に着いたとき、驚きの声が上がりました。私はちょっとずれていてラッキー!
目の前に光った頭があるのでは、気になってしょうがなかったでしょう。
falanさんも、あの席だったとは!
ちなみに、公演終了後の寄付の呼びかけはありませんでした。
これからNYの旅行記に取り掛かりますが、毎日、朝から夜まで観光したので、書ききるまで何日かかることやら・・・
記憶の新しいうちに、どんどん書きたいと思っています。
ではまた
なつ
- falanさん からの返信 2016/01/02 20:13:21
- RE: あの席で鑑賞されたんですね!
- 夏への扉さん、おかえりなさい。
コメントありがとうございます。
大晦日にご帰国とは、まだまだ興奮冷めやらずですね。
最前列でのレ・ミゼラブル鑑賞は忘れられない体験でした。
それ以外はいつの間にか記憶が薄れてきているので、
なつさんがニューヨーク旅行記をアップされたら、早く読みたいです。
たくさんの旅行記をお書きですね。
まだ少し読んでいませんが、山歩きの記事参考になります。
高知出身なので高知旅行記もなつかしかったです。
日曜市の通りにある時計台のある高校にかよっていましたし、
母が中村の出身なので、知っている場所ばかりです。
観光名所はおおかたご覧になったようですので、
次回いらっしゃることがあれば、自然の中でのんびりと過ごされてはいかがでしょう。
それではニューヨークの旅行記楽しみにしています。
ふぁらん
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
falanさんの関連旅行記
この旅行で行ったスポット
ニューヨーク(アメリカ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
28