はじめてのニューヨーク10日間（４）

2015/10/28 - 2015/11/08

10月31日はハロウィン。おととしハワイに行ったときは「え、なにこのお祭り騒ぎ。ハロウィン！？ ヘェー」みたいな感じでしたが、今回はニューヨークのハロウィン見物を楽しみにしていました。日本でも盛り上がっているようですが、なにしろ本場ですからね。感想はと言いますと…

10月28日　JL006にてJFK空港へ　→　Airbnbチェックイン　→　アポロ劇場
　　29日　メトロポリタン美術館　→　セントラルパーク　→　ジュリアード音楽院
　　30日　MOMA　→　自然史博物館　→　メトロポリタン歌劇場
　●31日　サークルラインクルーズ　→　ハロウィンパレード見物　→　ミュージックホール
11月01日　ニューヨーク市マラソン見物　→　ハイライン散策　→　ブルーノート
　　02日　9.11メモリアル博物館　→　スタテン島フェリー　→　家主さんと飲み会
　　03日　（移動日）オークションハウス・クリスティーズ　→　ビッグアップルサーカス　
　　04日　（休養日）エンパイヤステートビル（午後と夜の2回）
　　05日　ニューヨーク市図書館、グランドセントラル駅見学　→　ブロードウェイ「レミゼ」
　　06日　グッゲンハイム美術館　→　ニューヨークフィル
　　07日　JL005にて成田へ
　　08日　成田着

エリア ニューヨーク(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩

サークルラインクルーズの乗船券売り場です。シティパスで乗れるのですが一周プランにしたら、5ドル追加料金がかかりました。実際にはマンハッタン島一周ではなくコの字の運航でした。

いっせいにハトが羽ばたいて飛び立つ向こうに見えるのは！

イントレピット海上航空宇宙博物館です。シティパスで入館できますが、9.11メモリアル博物館との択一なので、こちらは外から見るだけです。

いまウィキペディアを読んで驚きました。大戦末期に日本本土空襲などにも参加したイントレピッドだとは。先代だと思ってました。改修工事をへてこの姿になってたんですね。5回の特攻機の体当たりをもろともしないという戦歴の持ち主。ベトナム戦争中は横須賀に寄港時、反戦脱走兵の亡命事件の舞台にもなりました。日本とかかわりの深い船です。入ってみてもよかったかもしれません。

イントレピッド海洋航空宇宙博物館 博物館・美術館・ギャラリー

乗ったのはこちらのほうです。12：00出航です。

サークルラインクルーズ アクティビティ・乗り物体験

マンハッタンの南端が遠くなりました。地下鉄から通りに出てすぐ気づいたのですが、もっと厚着してくるべきでした。昨日まで暖かかったのですが、きょうは冷え込んでいます。そのうえ海の上ですから。こごえそう。なるべく船室にいることにしましょう。

ガイドさん。名調子で声もよいのですが、ほとんど意味が聞き取れません。英語もっと勉強しとけばよかった（涙）　誰かが前に来て写真を撮ろうとしたり、窓を開けようとしたり、おしゃべりをしていると、ぴしゃりと叱ってやめさせます。スゲェ！　皆さんそれに従うのもすごい。

ニューヨークへ来たからは、とりあえずこれは見とかなくては。

島までは行きませんでしたが、充分に堪能しました。

マンハッタンに戻ってきました。スタテン島と往復するフェリーが見えます。

船室内はぽかぽかしてきました。

ふと目をやって思わず手を合わせそうに。ハロウィンのこの日、いちばん驚かされたかも。

２階の船尾は混んでいます。じつは１階の船首も開放されていて、そちらのほうが見晴しもよく空いています。だれかが写真を撮ろうと突進してくるたびに、ガイドのおじさんが教えてくれるんだけど。皆さんこちらがお気に入りみたい。

こちらが船首。笑顔に自信のある人はうらやましいですな。

イーストリバー側からの眺めです。

どこを写しても絵になりますね。

橋も一つひとつ味があります。

一周しないでここで折り返しました。

摩天楼とスクーナー。こうした新旧の取り合わせがぴたりとはまるのがニューヨークらしい、なんて思ってしまいます。

遊覧飛行のヘリコプターがひっきりなしに飛んでいます。

クルーズの後はハイライン(遊歩道)をぶらついてグリニッチヴィレッジへと考えていたのですが、寒さに負けて着替えに戻ることにしました。宿のそばの店で食料品を調達します。

ベッドでごろごろしてFacebookに書き込んでたりしたら、もうこんな時間！
宿のとなりではパーティが始まっています。

地下鉄でSpring stに向かいます。白装束で血まみれのお姉さんたちが乗り込んできました。こちらでは知らない同士が気軽におしゃべりを始めるのをよく見かけます。「ステキなコスですね」とか声をかけたかったけど、相手が日本人だとなおさら難しいな。

Duane readeというドラッグストアの前で、音楽関連の情報を発信しているYさんと待ち合わせでしたが、彼女遅刻です。

ヴィレッジハロウィンパレード 祭り・イベント

パレードに近づくのもたいへんです。

エレクトリカルな山車もあります。

その後ろを徒歩の参加者たちが踊りながら、鳴り物をかき鳴らしながら進んで行きます。洗練された見事なパレードではないところが、むしろワタシの好きなニューヨーク。ばらばらで混沌としていて、適当で洗練されていないところが気に入りました。

子どもの頃、近くの大学の文化祭のフィナーレは、怪しい仮装や段ボールの張りぼての怪獣、リヤカーにベニヤ板を張った山車などの行列が街へくり出して、通りを練り歩くというものでした。いつの間にか中止されてしまいましたが、小学生の私は楽しみにしていました。

その頃の気分がよみがえってきました。一糸乱れぬマスゲームみたいのが見たければ、もっとふさわしい街があるでしょう。いいなぁ、ニューヨーク。

特等席です。

TV取材のクルーもコスチューム姿。マリオがマイクを持っています。

私たちは次の目的地に向かいました。ブルックリン地区のウイリアムズバーグです。

いわくありげな店にも、しっかり「A」の貼り紙が。

記念撮影をお願いしちゃいました。

Yさんが連れてきてくれたのがこちら。Music Hall of Williamsburg というライブハウスです。今晩は「Converse Rubber Tracks Live」です。Converseという靴メーカー主催なので入場無料ですが、予約をしていないと入れません。

あやしい廊下を奥へ。ふり向いて入り口のほうを見るとこんな感じです。

売出し中のバンドが3組登場するそうで、今演奏しているのが最初のバンドです。全員ピカチューのコスチュームでPlay中〜。

歩き回ったので、まずは喉をうるおしましょう。

スタンディングを覚悟をしたのですが、３階に行くと座れました。ステージ正面のテーブルが空いてました。「知らない人多いみたい」とYさん。さすが事情通です。腰痛持ちのオジさんにはありがたいことこの上なし。

ニューヨークですね。関係ないか(；一_一)

ピカチューバンドは前座でした。2組目すごい迫力。この3組目は迫力プラスセクシー。観客はエクスタシー絶頂に達しています。オジさんもアドレナリン出まくりで愉快、愉快！

興奮冷めやらぬなか会場を後にします。

通りはいくぶん静かになりました。あのピンクのかぶりものいいな。

「あの店のｘｘ（名前忘れたけどピタパンに野菜やファラフェルを挟んだもの）好物なんだ」とYさん。

2つ頼んでひとつは彼女に。案内してくれたお礼を言って別れました。

夜中過ぎても地下鉄は東京の通勤ラッシュ並みの大混雑。その上まわりはヘンな格好をした人ばかり。駅に着くたび車掌が興奮して怒鳴っています。ブルックリンから下宿先まで遠〜い(o^^o)
部屋にもどって半分食べました。残りは明日の朝のためにとっておこう。