2015/11/03 - 2015/11/04
6991位(同エリア25572件中)
susuさん
GWに行った旧ユーゴの気候の良さに味を占め、7月早々に来年のGW分の欧州行き航空券を手配しました。私が自分で勝手にいろいろ設定している旅ルールの1つに、『可能な限り同じようなエリア(ヨーロッパ、東南アジア、南アジア、中東とかでざっくり)に続けて行かない』というのがあるので、それまでにどこか他の所に行っておきたい。カナダ経由でナイアガラの滝を見てからメキシコに行こうかとかなり具体的に計画を立てましたが、日数が必要だしカナダはもう寒いだろうしメキシコの治安不安だしと怖気付いて踏み切れず、マイルを貯めてビジネスクラス旅行用にとっておいていた程良い距離のインドネシアに行ってしまう事にしました。
アシアナ航空ソウル経由ジャカルタ行きで49,530円、乗り継ぎのついでに8年ぶりのソウル市内を観光してきます。
10/30(金) 成田→ソウル→ジャカルタ
10/31(土) ジャカルタ→ジョグジャカルタ→ボロブドゥール
11/01(日) ボロブドゥール→ジョグジャカルタ
11/02(月) ジョグジャカルタ→ジャカルタ→ソウルへ
11/03(火) ソウル→成田
ジャカルタは到着日に1泊するのみで観光なし、国内線でジョグジャカルタ往復。
往路…10/31ジャカルタ10:30発ジョグジャカルタ11:35着(エアアジア、$32.64)
復路…11/02ジョグジャカルタ17:45発ジャカルタ19:00着(バティックエア、$35.33)
計$67.97=Rp930,477=8,784円
初め復路は2時間程遅い便を予約していましたが、ジャカルタのスカルノハッタ空港での短時間乗り継ぎは厳しいという情報を得たので、泣く泣く変更手数料Rp235,400(2,202円)を払って変更しました。
それでもインドネシアの国内線は当日の欠航や遅延が多いらしいので非常に不安ですが、3泊分のホテルも手配して出掛けます。
事前の予想に反して、終始心穏やかにリラックスできた旅になりました。
最後の最後にとんでもないミスを犯すまでは。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- アシアナ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
耳栓・アイマスク・マスクを装着してぐっっすり眠っていたのに、到着前の朝食に先立ってお盆に乗せたドリンクを配っていたCAさんに軽く声を掛けられた瞬間にハッと起きました。自分にびっくり。冴えてるな。
しかしぐっすり寝過ぎて咄嗟に動けず声も掠れまくって出ず、寝たまま半身を起こした状態でオレンジジュースを受け取りました。「オムレツとポーリッジどちらにしますか?」と聞かれ、ポーリッジって何だろうと思いつつ声を絞り出してそれを注文。ああ、お粥か。
食べながら個人モニターを操作してみると、往路で途中まで観た映画「ミニオンズ」がない。月が変わったせいかとがっかりしつつ、トイストーリー(2でも3でもない)を見ました。懐かしい。このアンディが10年後にあのイケメンになるとは信じられないなあ。 -
朝9時頃に仁川国際空港に到着。この時の入国審査場はガラガラというか冗談抜きで私しかおらず、レーンを選び放題だったのでたまたま目が合った女性審査官の所へ。機内で貰ったカード(記入済み)とパスポートを提出すると、カードは税関申告書だったらしく、あそこのカウンターに入国カードがあるから書いてきてねと示されました。なんと、機内では入国カードを配らないものなのか?…(記憶を遡上)…いや違う、私がアシアナ航空のCAさんに韓国人に間違われたから入国カードを貰えなかったんだ。機内に乗り込んですぐの時に横にならないまでも目を閉じていたら、いつの間にかテーブルに韓国語のカードを差し込まれていたんだった。その後にCAさんを呼んで英語のものと交換して貰ったんでした。
そんな感じで謎を解きつつ、8年ぶりに韓国に入国。わー、スタンプのデザインが代わってる!
小額を両替し、到着ロビー内を行ったり来たりして迷いながらツーリストインフォメーション(総合案内デスク)へ。 -
お目当てはこれ、M-PASS。地下鉄とバスに1日20回まで乗り放題のカードです。1日券は10,000W+デポジット5,000W(約1,620円)。カード返却時に、手数料500Wを引いた4,500W(約486円)が戻ってきます。
歩き方の記述ではこのカードをあんまりお薦めしなさげでしたが、切符を買う手間が省けるし、1日券なら仁川~市内の往復に利用するだけでも8割くらい元が取れるので別に損はしないと思います。
返却は22時までならこの総合案内デスク、それ以降はデスクのすぐ後ろにあるコンビニGS25で。 -
カードはプラスチックのケースに入っていました。
色々クーポンが付いてきたけど、私が使う物はなさそう。 -
手荷物預り所を探して空港内を歩き回りましたが、終ぞ見つけることが出来ませんでした。かなり念入りに探したんだけどなあ…まさか無いなんて事があるのか?
まあいいかと思い、そのままキャリーを引いて市内観光することにしました。機内でぐっすり眠れて体力回復してるから大丈夫だろう。
仁川国際空港駅は、空港直結の立派なターミナル駅でした。空港と同じくらい天井が高くて広々、明るくて新しそう。やっぱり手荷物預り所やコインロッカーは見当たらないんだけど…。
改札の手前に、JCBカードを提示すると市内までのチケットを進呈するという看板が出ていました。何それ凄いサービス。でも私はM-PASSを使いたいからいいんだ。
空港鉄道A'REXの一般列車(各駅停車)で、目指すは明洞。明洞駅に行くならソウル駅乗換ですが駅内の移動が大変らしいので、弘大入口駅乗換で乙支路入口駅を目指します。明洞の繁華街は乙支路入口駅と明洞駅の間に広がっているので。 -
成田空港からの京成線に乗ってる気分。心地良くウトウトしながら過ごしました。
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弘大入口駅で地下鉄に乗り換え。
地下鉄のホームを目指して歩いていたら、改札の外にコインロッカーを発見。今日1日で20回も地下鉄・バスに乗らないと思うので、気軽に外に出てみる。T-moneyはコインロッカーにも使えるけどM-PASSはどうだろうなとタッチパネル(日本語あり)を操作してみましたが、やっぱりチャージしないと駄目でした。
地下鉄2号線に乗って乙支路入口駅で降りました。 -
乙支路入口駅の地下道には、というか大体の駅がこんな感じなのかもしれませんがお店が沢山並んでいました。日本(首都圏)の駅中のオシャレなお店と違ってレトロで庶民的で、より生活に密着してる雰囲気。良いねえ〜。家電屋さんなんかもあるし駅中というよりは商店街そのものですね。
個人商店のようなお店で水(800W≒87円)を購入。 -
地上に出ると、目に飛び込んできた景色が大都会で暫し茫然。道が広くて東京駅周辺みたい。どっちに行けば繁華街なんだろう?
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地図アプリMAPS.MEは、移動後暫くはポインターが前いた都市を指したままなので役に立ちません。今回だとまだジャカルタに居ることになってる。まあ私が使いこなしてないだけで解決法があるのかもしれませんが。
人の流れでなんとなく方向を決めてみたら、合ってたみたい。 -
日本語が沢山!これは間違いなく観光地だ、明洞だ。
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真っ先に来たかった目的地その1を発見!セブンイレブン明洞店。両替のレートが良いことで有名な店舗です。
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レジの背後には大きなレート表が。円安なのが残念ですが、確かに空港よりはだいぶ良いね。
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真っ先に来たかった目的地その2!神仙ソルロンタン。ここで朝食が食べたかったんです、もう12時だけど。
店内はほぼ満席!しかし親切な店員さんが奥のカウンター席に案内してくれ、キャリーもレジカウンター内で預かってくれました。 -
ユートラベルノートのクーポン(オフラインで読めるように保存したスマホの画面で可)を見せると、基本のソルロンタン(7,000W≒756円)だけは500W(約54円)引きになります。
大鍋から器によそうだけらしく、ご飯と共にすぐに運ばれてきました。おおっ、器がでっかい! -
カルビタンは8年前に食べたけど、ソルロンタンは初めて。底に薄切りの牛肉が沢山沈んでいました。卓上の岩塩を一匙入れて一口。癖の全くない豚骨(いや牛骨なんだけど)スープという感じ。塩気もあれで丁度良くてめっちゃ美味しい!ミルキーな優しい味で、肉もトロトロに柔らかい。
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テーブルに嵌まっている器からキムチは食べ放題。白菜キムチとカクテキ。大きいまま入っているので、自分でハサミでカットします。それ程辛くなくて凄く美味しいキムチでした。あ~私キムチ好きだわ~と改めて実感。
ソルロンタンにご飯を投入して食べたら非常に満腹になりました。優しい味とはいえ、ボリュームがあってかなりがっつりと食事を摂った気分。めちゃくちゃ温まりました。
さっきの感じのいい店員さんに見送られ、汗を掻きながら外へ。あー暑い!ここ数日のソウルは最低気温が0℃とか聞いていたので、インドネシアとの気温差にびびって戦々恐々としていましたが、この日は天気が良くて暖かかったです。上着いらないくらい。 -
繁華街をうろうろします。
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看板がちょっとスタバみたいなカフェ。チェーン店らしく何店舗か見かけました。
韓国のカフェの中でもこのチェーンは価格がかなり安い方らしいですが、それでも最安値のアイスコーヒーが2,500W(約270円)。日本より高いんだなあ。 -
キムチチャーハン美味しそう。
どこを見ても日本語日本語、明洞には日本語表記がないお店が存在しないんじゃないかというくらいでした。それは良いんですが、逆に日本語表記のみでハングルがないビアホール?を見つけた時はドン引きしました。いくらなんでもそれはないわ…。 -
イチオシ
秋田名物ババヘラアイスに似ていると話題の、バラのアイスクリーム。いい値段するね〜。
そして建物がなんか凄い。まさか木造…ではないか。 -
「超うまっ」!(爆笑)
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ソウルの街歩き楽しいなあ。旅先でいかにもという感じの都会に行くのが相当久しぶりなので、行くまでは都会怖いって思ってたんだけど。
それに東アジア旅行は、現地の人に間違われて話しかけられて気まずい思いをする所がちょっと苦手なんですが、今回は全然間違われませんでした。客引きもお店の人も最初から日本語で話しかけてきます。よく分かるね…むしろインドネシアで韓国人によく間違えられていたのに。
ちなみに旅先で韓国人に間違われるというのは、私が特別韓国人に見えるというよりは今時どこに行っても日本人旅行者よりも韓国人旅行者の方が多いからだと思います。最近は旅先で日本人と話す機会があると必ず「日本人全然見ないですよね」という話になるし、現地の人にも言われる。日本は海外旅行衰退期 、韓国は成熟期、中国は発展期なんじゃないかなあ。 -
8年前はメガネ屋がもっと多かったような気がする。その頃は『物価の安い韓国でメガネを作るのがお薦め』だとかガイドブックに書いてありましたが、当時の日本でも1時間足らずで作って貰える5,000円メガネとかがあったのでそこまでお得感は無かったような。
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見切れてるけど、左は行ってみたいと思っていた王妃家という焼肉店。定食メニューがあって1人でも入りやすいらしい。
お腹が空いたらまた来ようと思っていましたが、二度と辿り着けませんでした。 -
繁華街を突き抜けて大通りに出てしまった。
道の向こうにある変わった建物は何だろう。官公庁? -
また引き返します。
カラフルなソフトクリーム美味しそう。 -
キャラクターグッズのお店。ミニオンズもある!
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韓国のピーポくん?
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高級そうな日本食の定食メニュー。韓国なら日本で食べるのと変わらない日本食が出てきそうな気がする。
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噂に聞いていた通り明洞はコスメショップだらけでした。どのお店も、女性店員が店頭でフェイスマスクのサンプルを配りながら客引きをしています。どこに行っても絶対フェイスマスク。50枚とか100枚とかの単位で売っていて、大量に買うと持ち帰り用にスーツケースをくれるというお店もありました。
肌に付ける物は合うかどうか分からないので買いませんが、1つ800W(約87円)の激安マニキュアを2つ買いました。8年前も買ったな、その時は700Wだったけど。 -
貰ったフェイスマスク。私はそもそもフェイスマスク自体使った事が無かったんですが、試してみたら結構良かったです。またソウルに行く機会があったら色々買ってみようかな。
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また繁華街の突き当たりに出たら、ソウルタワーが見えました。かなり空気が霞んでる。
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地下鉄明洞駅。南大門に行きたいんですが、方向が分からないので地下鉄で1駅隣の会賢駅へ。
ところでソウルの地下鉄にはエスカレーターが全然ないんですね。 -
地上に出ると、明洞とは全然違う雰囲気でびっくり。1駅しか離れてないのに原宿と巣鴨くらい違う!(とか言いつつ巣鴨に行ったことないんだけど…)
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屋台のような食堂が沢山ありました。雰囲気は完全に地元民向けですが、メニューには日本語が添えられています。
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ここが南大門市場?
混雑しているので下には行きませんでした。まだキャリー引いてるしね…。 -
どういう訳か、ドピンクのカチューシャが中高年女性に大人気でした。
ああっ!渋い顔のおっさんが頭に可愛いのをいっぱい付けて販売してる!(爆笑)
この光景を見た瞬間に、韓国は日本よりは中国に似てるんだと確信しました。この光景北京でも見たよ。険しい顔のおっさんがプリティなパンダのかぶり物を被って売ってたよ。これは日本では絶対に見ない光景だと思います。百歩譲って日本のおっさんが被っていたとしてもウケ狙いか酔っ払ってるか、照れ笑いしてると思います。 -
明洞だけ見てるとそうでもないけど、韓国と日本って全然違うんだな。何だか目から鱗が落ちました。韓国って日本と大して違わないから異文化感が足りないと思っていましたが、そんな事ないですね。
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老若男女に大人気の屋台。この辺りでは観光客を全然見かけませんでした。
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道の真ん中に商品が配置されて2車線になっています。
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いやー…明洞とは違った楽しさ。
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ちょ、マジで?!韓国でもそうやって運ぶの?安定させるための輪っかを噛ませてるしめっちゃ手慣れてる様子。
『世界中で見るけど日本でだけは見ないもの(レイズのポテトチップス、コスタコーヒー、市販アイスの屋台など)』の一つなのかこれは? -
大人気のホットック屋さん。もしかして甘くないホットックの元祖のお店?南大門にあるって聞いたような気がする。
ホットックは8年前も食べたかったけど機会が無く、未だに食べた事がないんですが今回も食べられませんでした。まあまたそのうち。 -
地下道の入口に商品が陳列されてる!これも日本では見ない光景だわ。
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焼栗の殻を剥いていました。
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乾物に混じって普通〜に春日井の黒飴が売られてる。
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やばい、韓国って混沌としてるなあ。面白い。
韓国って日本にいると嫌いになりますが、実際来てみると好きになりますね。 -
こちらも人気のホットック屋さん。
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日本のお菓子がそのまんまのパッケージで売られているんですね。裏に韓国語のラベルが貼ってあるのかな?日本で売ってる外国のお菓子みたいに。
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多分こっちだろうという方向に歩いていたら遂に見えた!目当てのものが!
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横から見た南大門。
近くに行きたいのに、周辺が道幅の広い道路で横断歩道が全然ない。 -
郵便局発見。…まあ8年前に出したから今回はいいか。
8年前もそうで今回もそうでしたが、ソウルってどこに行ってもポストカードが売ってない!今回はともかく前回は結構観光地にも行ったのに。その時は仕方なくデパートの文房具屋さんで、小学生向けみたいなファンシーなハガキを買いました。本当にそれくらいしか無かった。
そもそも観光スポットに土産物屋ブース自体が無かったんだよなあ。街中にあるのは食べ物専門の土産物店だけだし。 -
イチオシ
ぐるっと大回り。
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歩道のタイルの石がカラフルで綺麗でしたが、たまたま立ち止まって撮ったのがごちゃごちゃして綺麗に見えない部分だった…。
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前回ソウルに来たのは、南大門焼失の半年前でした。
新しい南大門は昔のと違って土台が長いんですね。以前の南大門は日本統治時代に改修されたものだったそうで、再建するにあたって李朝時代に建てられた原形を再現したんだそうです。 -
道を渡れないまま南大門が遠ざかっていく…。
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南大門から遠ざかる進行方向に見えた建物。どうやらソウル駅のようです。
南大門は会賢駅よりもソウル駅から行く方が、回り道せずに済んで良さそう。 -
最初に姿が見えてから歩き続けて15分、漸く正面入り口に辿り着きました。
入場無料ですが、チケットブースのようなものがあります。警備員詰所かな。 -
崇礼門、通称南大門。
楼閣の真下の土台だけ色が違う。ここは焼け残ったからそのまま使ってるんですね。 -
全焼する前に取り外して唯一無事だった扁額。
李氏朝鮮第3代国王の長男・第4代国王の兄で韓国初代大統領李承晩の先祖にあたる譲寧大君(1394年-1462年)の書だそう。本人は奔放な行動のせいで国王になれなかったらしい。 -
アーチを通り抜けると、天井には極彩色の龍の絵が。…これって復元中に元絵と全然違くてショボいって話題になった奴ですね。修正されなかったのか…。韓国は逆にそこまでやるかってくらいに格好良〜く作りそうなのにどうしてこうなった。
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通り抜けた先は行き止まりになっています。
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またぐるっと回って戻るのが面倒だったので、明洞方向に行きそうなバスに乗りました。
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大体この辺だろうという所で下車。
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警官が馬に乗ってパトロールしてるー!!!
なんでだ。何故ソウルで。何故こんな街中で。 -
コスメショップの隣も隣も隣も隣もコスメショップ。
なんだかプランバナンの食堂街を思い出しました。 -
さっき明洞を歩いてる時には通らなかった大通りだ。ここは8年前に歩いた気がする。
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猫カフェの客引きを何度か見かけましたが、どれも着ぐるみが禍々しい程にボロボロでギョッとしました。
素手を出してアイスを受け取ってる!(爆笑)この後は頭をずらしてアイスを食べていました。子供が見てるのに!(笑) -
おっ、スーパー発見。
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お菓子を買いました。全部で65,000W(約702円)。
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ドラえもんのコンパクトだ、可愛い。ちゃんとした奴っぽいけどこれ日本では売ってないのかな?
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気が付いたらもう15時過ぎ。フライトは18:50発なのでそろそろ空港に戻ります。
時間を持て余すかもしれないと思いましたが、丁度良く楽しめました。また来よう。
行きと同じルートで仁川国際空港へ。A'REXの車内ではまた寝ていました。 -
総合案内デスクに行ってM-PASSを返却し、デポジットを返して貰いました。
空港の出発ロビーにステージが出来ていて、歌謡曲っぽいコンサートが行われていました。 -
ゲートに着く頃に日が沈みました。…ここから、最後の最後に起こったとんでもない事件について書きます。
免税店を回る気力が無かったので、ゲートでじっと座ってフライト時刻が来るのを待ちました。45番ゲートはかなりの混雑で席が空いておらず、搭乗口から離れた位置に座っていました。成田行きの便の乗客は当然ながら日本人が多いので、あちこちから日本語が聞こえていました。
早く家に帰りたいなあと思いながらひたすら待っていると、ビジネスクラスを始め優先搭乗できる乗客の搭乗が始まりました。一通り乗り終わった後にゲートの近くで待っていた女性が1人、カウンターに近付いてスタッフに何か話し掛け、席に戻るように指示されているのが見えました。頭上のモニターには『Business Class』と表示されたままなので、ああエコノミークラスの搭乗はまだなんだな、でも普通立て続けに乗るものなのに…と違和感を覚えつつそのまま待機。時計の針はそろそろ18:50を指そうとしていました。
…ふと、これだけ混雑している周囲から全く日本語が聞こえてこないことに気が付きました。周りみんな中国人だ。…なんか凄い嫌な予感がする…。慌ててカウンターに行くと、2つあるモニターのうちの1つには『Economy Class』と表示されている。ええっ?!と思ってスタッフに「もう搭乗終了しましたか?!」と聞くとそうです、もう乗れませんと言う。えええええええええええええ!!!!!!!ずっと待ってたのに!!日本に帰れない?!明日仕事なのに!!一気に真っ青になった私に待つようにと告げて、涼しい顔をしたスタッフがどこかに電話を掛け始めました。そんな待ってる場合じゃ…!!搭乗終わったのついさっきだし今ならまだ乗れるんじゃないの?!ああ~50分になる…!と大混乱しつつカウンターの上に目をやったら、手書きで私の名前が記入されている書類がありました。…私が搭乗してないことは把握してたんですね?なんで放送してくれなかったの…?ラストコールってそういうものじゃないの…?
電話しながら受話器を塞いだスタッフが「羽田でも大丈夫?」と尋ねてきたのでガクガクと肯く。勿論!帰れれば何でもいいです!! -
電話をしていたスタッフが、私に座って待つようにと告げてどこかに走り去って行きました。おお…余裕の態度すぎてヤキモキしてたけど私の為に走ってくれるとは、本当にすみません。でも座って待てと言われても、全然席が空いてないんですけど。なんで搭乗終了したばかりのゲートがこんなに混雑してるの?全然人が減らないから搭乗終わってると思わなかったよ…。でもそんなこと言っても私以外の乗客は全員ちゃんと乗れてる訳で、私一人が只のマヌケである事実は揺らがないのでした。
物凄い自己嫌悪と不安に襲われながら立ち尽くしていたら、さっきのスタッフが走って戻って来てくれました。2時間後の羽田行きのチケットを持って!ああああ~ありがとうございます~!!!(号泣)アシアナ航空には足を向けて寝ません(涙)
時間もウォンもたっぷり残ってるんですが寄り道する気にならず、まっすぐ新しいゲート30番へ。当然ですがこちらのゲートはまだほぼ無人でした。21:20発か…ほっとしたのも束の間、この便で帰ったら終電を逃すことに気が付く(号泣)羽田で夜を明かして始発で帰るか?Wi-Fiを駆使して検索すると、羽田空港内にホテルがあるらしい…が、女性の部屋が満室らしく検索できない(涙)タクシーはどうかと値段を調べたら高速を使って45分、15,000円弱で帰れるっぽい。タクシーで帰るか…。
そうこうしているうちに、家の鍵が見つからない事に気が付いて再び血の気が引きました。真っ青になって荷物を全部ひっくり返す。無い、無い…!!パニックになりつつ、ショルダーバッグの内ポケットに発見。よかったー!!!いつも旅行中はバックパックのポケットの1つに入れてるのに何で今回だけ違う所に入れたんだろう。もう私死んだ方がいいよマジで。というか何で生きてるの?とひたすら自己嫌悪。もうこんなアホは勉強代だと思って高いタクシー代を払えよ。
この顛末を残しておこうと、コピー用紙を取り出して裏に反省文兼日記を書いたら、A4の紙が8割方埋まる長文が一気に書けました。本当反省しろ。
しかし時間がたっぷりあるので更に調べたら、この便の羽田着は23:20だと分かりました。23:55発の東京モノレールに乗れれば、最寄駅は無理でも家から3kmくらいの所にある駅まで帰れる!そこからタクシーだ! -
大抵通路側に座るのでいつもは最後の方に搭乗するんですが、今回は搭乗開始するなりすぐに列に並びました。もう二度と乗り損ねるまい。さっきの成田便の搭乗時には無かったのに、今回の羽田便は日本語でのアナウンスもありました。何だろうこの違いは。
3-3の機内は見た限り満席。私が今日帰れるのは本当に幸運というかギリギリだったんだな…。羽田に着いたら速攻機外に出たいけど窓際か…とか文句言う資格は一切ないんだよアホー!
一刻も早く離陸して欲しいのに30分くらい遅れました。ぐおー微妙だな~~モノレールに間に合わなさそう…。フライト時刻って本当適当というか到着予定時刻ってランディング予定時刻なの?こんなに時間に追われた事がないからちゃんと考えた事がなかった。
もういいよ間に合わなかったらタクシーで帰ればいいじゃんと一旦落ち着いても、何度も何度も焦りがぶり返してきました。完全に間に合わないなら開き直れるんだけど、急げば間に合うかもしれないという微妙な望みがあるのが何とも厄介。それにしてもこんな時間のフライトなのに、私以外の乗客は何でこんなに余裕なんだろう。皆もっと家が近いのかな。いや全部把握して予定を立てたからか…。
気を紛らわせようと個人モニターを操作したら、映画にミニオンズがありました。やったー続きを見よう!そして帰国してからもすっかり嵌まりました。スチュアートが愛おしくてたまらん。エリザベス女王のキャラも良いね。
羽田に着いたのは23:55の電車にはどう考えても間に合わなそうな微妙な時刻でしたが、着陸してシートベルトサインが消えると隣の乗客の前を通らせて貰って速攻通路に出ました。スマホで調べたら、東京モノレールの終電は23:55ではなく0:10。これで帰れば…家から3駅離れた駅までは行ける!
入国審査場ではあと1人で私の番という時にちょうど日付が変わり、1分前に指示があって一斉にスタンプの日付を変更していました。へえ~貴重な体験…だけど早くしてくれ!スタンプを貰い小走りで税関へ。終電間際という状況なので走っていても怪しまれたり咎められたりすることはなく、すんなり通れてモノレールに乗れました。は~一安心。
しかし乗換の浜松町駅に電車が来ずかなり待たされました。車両トラブルとか何とか。やっとの思いで目的の駅に着いてタクシーに乗り、家に辿り着いたのは深夜の1時半過ぎ。明日っていうか今日仕事だよ~。いやー疲れた。疲れたけど無事帰れて本当に良かった。
常日頃から「一人旅は自分がしっかりしてないと日本に帰れない」というのをよく自覚していたのにこの体たらく。もっとしっかりしよう。
ここまで読んで下さってありがとうございました。
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