2015/11/10 - 2015/11/13
20位(同エリア104件中)
らるたんさん
どんなに素敵な列車でも、
ガッタンゴットンでは
ゆっくり休めませんよね。
でもそこは、
さすが「ななつ星」のスケジュール。
3泊4日の行程のうち、
2泊目は、列車を降りて、
ゆっくり旅館に宿泊します。
デラックススイートの2組は、
1人1泊20万円(2人で40万)という
超豪華リゾートの「天空の森」にお泊まりです。
一方私たちは、
天空の森のオーナーの奥さまが切り盛りなさる
「忘れの里 雅叙苑」に宿泊。
今回の旅館の中では、一番“お安い”旅館です。
とは言っても、
「忘れの里 雅叙苑」は、
厳しい審査で有名なルレ・エ・シャトーのメンバー。
きっと素敵なお宿のはず。。。
- 旅行の満足度
- 4.0
- ホテル
- 4.0
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-
雅叙苑は
「昨日を忘れる里
明日を忘れる里」だそうです。
ルレ・エ・シャトーの看板と
ななつ星の看板も出ていますね。 -
この標識が示すように、
-
敷地内では、
にわとりが自由に闊歩しています。
このにわとり君、
朝の5時からコケコッコーと
鳴いてくれましたよ〜(怒 -
烏骨鶏君も自由に散策。
こちらのお宿は、
「人間も、自然に戻りなさい」
と伝えているような気がします。 -
日本の原風景がテーマだそうで、
古民家を移築したお宿です。 -
私たちの部屋はこちら。
-
「かぜ」というお部屋です。
-
玄関はじめ、
いたるところに
山から採って来たような
野の花が生けられています。 -
今では、露天風呂付きのお宿は
珍しくありませんが、
実は、こちらの宿、
しかもこの「かぜ」の部屋が、
日本で最初にできた
露天風呂付きの客室なのです!! -
これが日本ではじめて
客室に作られた露天風呂ですよ〜。 -
ウッドデッキにある露天風呂の横には
デイベッドが設けられていて、
日が落ちるまで、ここでゆったり
読書をして過ごしました。
というのも、 -
こちらのお部屋は
炬燵でくつろぐタイプだったのです。
夫婦揃って炬燵が苦手な私たち・・・。 -
日が暮れてからは、
部屋の隅にある縁側の
ななつ星の部屋よりも狭〜いスペースで
過ごすことになりました。 -
とってもレトロな照明。
読書には不向きだけれど、
暖かみのある色の光が部屋を包みます。 -
もともと
囲炉裏があったのでしょうか。
夜、お布団からこの穴を見上げると、
キャ〜、何かが出て来そう・・・。
あ〜あ、
私たちって、
すっかり現代人。。。 -
でも、おもてなしたっぷりの
素敵なお宿なのですよ。 -
おぜんざいと草餅をいただいて、
少し敷地内を見て回りました。 -
こちらは不忘舎といって
お昼はカフェで
夜はバーになるようです。 -
囲炉裏もあって、
夜はかっぽ酒が振る舞われるそうです。 -
こちらは水屋。
展示用ではなく、
実際に使われています。
かまどでご飯が炊かれ、
炭でお魚が焼かれます。 -
採れたての新鮮な野菜がどっさり。
自家菜園で作られています。 -
これはお漬け物に使うのかしら。
それともにわとりさん用かしら。 -
敷地内には、
風呂上がりのために
レモン水が用意されていたり、 -
シェリー酒もあります。
-
また、おやつの籠をのぞくと、
蒸し芋とバンが入っていました。 -
ピヨピヨ聞こえたと思ったら、
先ほどの烏骨鶏のお子ちゃまたち。
カメラを向けたら、
ものすごいスピードで
逃げて行ってしまいました。 -
お宿は川沿いにあって、
水がとってもきれい。
魚がたくさん泳いでいました。 -
この風景にぴったりのお宿です。
まさに、日本の原風景。 -
夕食は、
直営農場や自家菜園で育てられたものを中心に、
身体の内側からキレイに
と考えられたお料理です。 -
お宿でも、
飲物がフリーになっていましたが、
食事が健康食だったからでしょうか。
珍しくアルコールなしでいただきました。 -
地鶏の刺身が
こちらの名物のようです。
(私は火を通してもらいました)
自家牧場があるそうで、
決して先ほどのコッコちゃんたちではありませんよ〜。 -
天空の森で作られたという野菜や
-
だご汁などが出されます。
きっと、忙しくて時間のない方や、
外食続きの方には
嬉しい献立なのでしょうね。 -
でも、日頃から食事に
気を配っている人にとっては、
普段作っている食事と、
さほど変わらない気もします。 -
昨日今日と食べ過ぎ傾向だったので、
食生活をリセットするには
良かったです。 -
この天然鮎の塩焼き、
これはとっても美味でした。 -
野草の天ぷら。
今は、野にある草も
安全性を疑う時代ですので、
こちらのお宿ならではの一品です。 -
「胃にもたれなくて良かったね」
と2人で言い合いましたが、 -
せっかくのお宿の食事、
しかもななつ星のお宿の食事ですから、 -
普段自分で作らないものを
食べたかったなぁ・・・
という気持ちもどこかに。。。 -
朝食は
「かぜ」のすぐ隣にある
別棟でいただきます。 -
こちらは窓側のテーブル席と、
畳の席にも、
低い椅子が用意されていました。 -
健康的なお料理が
次から次に運ばれます。 -
普段はあまり得意でない豆乳も、
おいしくいただけました。 -
かまどで炊いたご飯に
ふかし芋等がのっています。 -
お味噌汁も、野菜たっぷり。
-
卵料理は、選択できます。
私は卵焼きをお願いしました。 -
お魚も、自分で選んだものを焼いてくれます。
私はきびなごを選びました。 -
その他にもいろいろあって、
朝から盛りだくさん。 -
最後のコーヒーは、
喫茶店さながら
サイフォンでていねいに入れてくれます。
毎日食べたくなる朝食でした。 -
現代人にとっては、
賛否両論分かれるお宿でしょうが、
ルレ・エ・シャトーらしく
コンセプトがはっきりしています。
ななつ星のお陰で、
おもしろい体験をさせてもらいました。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- Rieさん 2015/11/20 17:09:43
- ななつ星の様子が
- らるたんさん、こんにちは!
「ななつ星」
少し前にニュースでみましたが、ここまで予約取りずらいのは知らなかったです。
まさに『高嶺の花』です〜
お食事の様子や、内装、サービスまで見ることができるなんて
すごいことです。
臨場感が伝わってきて、じっくり読んでしまいました。
特に内装の細工や備品や家具が興味深かったです。
入口のガラスと組子が美しいですね。
そして料理はどれも本当においしそうです。
ターンダウン後のベッドもなかなか素敵ですが
やはり揺れていると寝ていても熟睡は難しいかもしれませんね。
あんなに素敵な列車だったら興奮して寝付けないだろうな、と
想像してしまいました。
見ているだけでも楽しくなりました。
貴重ですね〜
では、では
Rie
- らるたんさん からの返信 2015/11/21 10:18:16
- RE: ななつ星の様子が
Rieさん、こんにちは。
運行から2年が経過し、
そろそろ下火かなと思っていたのですが、
倍率を聞いて、私もびっくりしています。
JR西日本や東日本でも、
今後クルーズトレインを企画しているそうですね。
旅行のスタイルが増えそうですね。
Rieさんは、
私が行ってみたいホテルや旅館に
たくさん行かれているので、
いつもワクワクしながら拝見しています。
これからも楽しみにしていますね。
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