2015/10/02 - 2015/10/04
6位(同エリア71件中)
フサコさん
仕事を辞めて有給休暇消化中、ひとりシベリア鉄道の旅。
いろいろ観光しているけれど特に印象的だった事物のみ載せています。
期間
2015年9月27日(日)〜10月15日(木)
日程(末尾※マークが今回の記事内容です)
9/27(日):成田→ウラジオストク
9/28(月):ウラジオストク
9/29(火):ウラジオストク→シベリア鉄道乗車
9/30(水):シベリア鉄道
10/1(木):シベリア鉄道
10/2(金):シベリア鉄道下車→リストビヤンカ※
10/3(土):リストビヤンカ※
10/4(日):リストビヤンカ→イルクーツク※
10/5(月):イルクーツク→シベリア鉄道乗車
10/6(火):シベリア鉄道
10/7(水):シベリア鉄道
10/8(木):シベリア鉄道下車→モスクワ
10/9(金):モスクワ→赤い矢号乗車
10/10(土):赤い矢号下車→ペテルブルク
10/11(日):ペテルブルク
10/12(月):ペテルブルク
10/13(火):ペテルブルク
10/14(水):ペテルブルク→飛行機
10/15(木):飛行機→成田
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 徒歩
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◎10/2(金):6日目
朝6時15分頃、予定より少し早めにイルクーツク駅到着。
降りるとき、それまであまり会話がなかった下段の眼鏡のおじちゃんが、下段席下に置かせてもらっていたスーツケースを取り出してくれた。寝ていたのに。そしてゴロゴロ運んでくれて車両の外まで見送りに来てくれた。寝ていたのに。
あんなムッスリ顔ばかりの無口なおじちゃんが…と感動して、ありがとう!と手を振って別れた。そこでおじちゃんの笑顔を初めて見た。
雪がちらついている。
駅を出たところでトラムに乗って、長距離バスターミナルへ(15ルーブル/約30円)。
窓口で9時出発のバスに申し込み。大きなスーツケース等は別料金のため、それを忘れると出発直前に慌てて窓口に走ることになる…自分のように…。(乗車賃103+荷物26=129ルーブル/約258円)
バスはすっっごく飛ばして、1時間かからずリストビヤンカに到着。 -
乗ったバス。
ターミナルはマヤーク・ホテルの目の前。ここに泊まったらすごく便利だったろうに…と思いながら、そこから湖に沿って歩いて20分強のホテルへ。 -
ホテルに荷物を置いてすぐ外出。
天気がいいのでまずは展望台へ。
ホテルからバスターミナルとは逆方向へ湖沿いに徒歩40分。バイカル湖博物館辺りから山道に入り、途中から寂しい雰囲気がさらに寂しくなり、無舗装の土の道を登りながら遭難の可能性が頭の端に現れて10分ほど。ようやくリフト乗り場が見えてきた。 -
展望台より。
ロシア人父子と一緒になり、写真を頼まれ受け取ったデジカメはソニーだった。(この後旅行中にあと2度写真を頼まれたがみんなデジカメがソニーだった。私はキャノン…。) -
リフトを下る。リフトは往復200ルーブル/約400円(平日料金)。
冬期はスキー場になる。 -
シャーマンの岩。小さく見えるが船と比較すると結構な大きさ。
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ムーミンで見た気がする光景。
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道すがら目にした狩猟熊肉のお店(じゃないかと思う)。
自分はリストビヤンカを徒歩で回ったけれど、ところどころにバス停がある。が、時刻表はもちろんない。ずっと鉄道に乗っていたので健康のためにも歩いた。 -
バイカル湖博物館へ。
バイカルアザラシ。2頭が常に泳ぎ回っていたので、写真を撮るのが難しかった。まんまる。 -
バイカル湖への潜水を擬似体験できる部屋。ロシア語の他に、英語、フランス語、ドイツ語、中国語の音声が選べる。
前を行っていた中国人4人グループと一緒に見た。というか、係りのおばさまに「中国人? 違うの、日本人なのね、まあ一緒に見ちゃいなさいよ。ハラショー!」という感じで一緒に部屋に入れられた。もちろん音声は意味不明だったが映像自体は楽しかった。 -
リストビヤンカのメイン通り。滑って転んで湖にボチャンしそう。おくのほそ道を辿っていたとき、山形県酒田市で通った獣道を思い出した。
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こんな遊び心もちらほら。でもこの小さな像、近づいて見ると顔が全然可愛くなくてびっくりする。
今にも崩れ落ちそうな足元はロシアでは普通のこと。街中でも穴に注意。 -
◎10/3(土):7日目
リストビヤンカの朝は遅い。7時頃にようやく明るくなってきた。
まずは小さな教会へ。休日の教会は信者さんたちでいっぱいなので、中には入らなかった。 -
郵便局。
土曜日も営業している。ぱっと見て営業しているようには見えない。閉まっているように見せかけて開いていることが多いロシア。 -
三菱とトヨタ。めっちゃ汚い自動車が多かったシベリア。
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クルージングへ!
現地旅行はメイン通りにいくつかある事務所で簡単に申し込める。
ロシアの店やホテルは、英語可のところでもだいたい簡単な英語しか使わないので、自分のような英語力貧弱者にとっては逆に分かりやすい。
バスターミナル近くを出港して、3時間強で2,000ルーブル/約4,000円。
SHARK号に乗ったのは、ロシア人老夫婦、アジア系に見えるけどロシア語で話す女性、自分の4人。ガイドは小柄なお姉さん(自撮りをしまくる)。 -
バイカル湖の大きさは自分の写真技術では伝えきれない…。
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アンガラ川の向こう岸に上陸。観光鉄道の線路を歩く。
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岩の色合いが綺麗とか、皆で白い石を探しましょうとか、この花可愛いとか、みんなキャッキャッと楽しむ。なんて純粋な人たちなんだ…岩の色合い…?と、自分の心がひどく汚れている気分にさせられた。
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観光列車にひかれないよう気をつけなければならない。
復路、紅茶とクッキーがサービスで出た。湖上は風がめっちゃ寒いので備えられている毛布にみんな包まっていた。
夕暮れの湖も綺麗だった。遠い対岸にうっすら山の稜線が見えた。 -
17時過ぎに港に戻り、土産物屋に寄ってから宿へ帰る。
画像は宿まで5分くらい自分を追いかけてきた野良犬(シェパード似)。
リストビヤンカ村には犬が多い。
メイン通り沿いの家には超大型犬(屈強なロシア人男性と並んでも大きく見える)がよく飼われている。
飼い犬は暗くなると放たれるらしく、民家ばかりの路地に迷い込んだら塀をくぐりぬけてきた中型犬に、めっちゃ吠えられながら追いかけられた。本気で唸っていた。が、目を合わさずなんとか路地を脱出。住処が見えなくなる場所までは追ってこない様子だった。
野良犬もたくさんいる。昼は大人しいが、夕方から朝に出くわしたら群れの下っ端が吠えつつ追いかけてくるので気をつけなければならない。自分が泊まった宿周辺を縄張りにしている3匹組は、下っ端(中型犬)がスクーターに乗った地元のあんちゃんにも吠えかかっていた。中堅(大型犬)はじっとその様子を見ていた。親分(大型犬)は、高い場所に悠々と横たわって時々下っ端のほうに視線を向けていた。親分は後ろ足で立ち上がったら自分の背を越すだろう大きさ。
宿のお姉さん曰く、「吠えても噛まないわよ、滅多に。大丈夫!」とのこと。……滅多に?
犬が苦手な人がリストビヤンカに行くならば、メイン通り沿いの宿を利用することをおすすめしたい。ちょっとでも路地に入る場合は暗くなる前に帰ったほうが安心だと思う。
犬に囲まれても、目を合わさない・走って逃げない・声をださない。気にしていない素振りで歩いて犬の陣地から脱するようにする。腿の裏を鼻で押されても無視する。手はポケットに入れたほうが安心かもしれない。
自分は犬好きだが、リストビヤンカでは猫を見てほっとしていた。 -
宿へと続く道(野良犬にずっと追いかけられた道)。
電柱の横の獣道みたいなところを入ると、日本人墓地がある。 -
◎10/4(日):8日目
リストビヤンカで2泊したのは、バイカルスキー・テレマ。
無料wifiあり(使える場所は限定される)。
無料の水あり(フロント横にウォーターサーバーが置いてある)。
泊まった部屋にはバスタブなし、ドライヤーなし、テレビはブラウン管。
朝食はパン、ハム、チーズ、ブリヌイまたはカーチャなど。質素。そして9時以降にならないと食堂が開かない。ただ、リストビヤンカはほとんどの施設が朝10時や11時からなので、ゆっくり起き出すくらいがちょうどいい。 -
さようならバイカル湖!
また訪れたい場所。今度はバイカル湖周辺のいろいろな場所に行ってみたい。夏や冬の景色も見てみたい。 -
バスでイルクーツクへ。アンガラ川。
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デカブリストのトルベツコイの家。
閉まっているようで絶賛開館中。自分が出るとき、開いているか戸惑っている欧米系お兄さんが門前にいたので、開いているよと伝えた。 -
トルベツコイの家にはスタッフのおばあさんたち以外自分しかいなかったので、まさかのおばあさんがずっと説明に着いてくれるという展開に。
そしてまさかのタッチパネルを操るおばあさん。ロシア語表記しかない。ほぼ見終わった時に「ロシア語分かるの?」と訊かれた。いや、今それを聞きますか?と思った。ちょっとだけと答えた。 -
イルクーツクは都会だった。
リストビヤンカと比べるから物凄く都会に思われた。サブウェイとか24時間営業スーパーとかある。
野良犬はちらほらいるが徒党を組んで襲ってこないし、画像のようなお店を見てとても安心した。ポメラニアンの散歩をする家族を見かけて都会を感じた。 -
日が暮れて、明朝からのシベリア鉄道後半が早くも楽しみになってきた。
イルクーツクで泊まったのはインペリアホテル。
無料wifiあり。
無料の水あり(廊下にウォーターサーバーが置いてある)。
この旅で初めての薄型テレビ! ドライヤーあり! 都会に感動した! -
イルクーツクでよく見た光景。何の線なのか。
ウラジオストクを出てから、モスクワまで日本人観光客を見かけなかった。中国人と韓国人の団体はいっぱいいた。
~シベリア鉄道編②に続く~
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