2015/10/05 - 2015/10/07
8位(同エリア145件中)
フサコさん
仕事を辞めて有給休暇消化中、ひとりシベリア鉄道の旅。
お腹が丈夫なのが売りなので旅の間じゅうなんでも美味しくいただきました。
期間
2015年9月27日(日)〜10月15日(木)
日程(末尾※マークが今回の記事内容です)
9/27(日):成田→ウラジオストク
9/28(月):ウラジオストク
9/29(火):ウラジオストク→シベリア鉄道乗車
9/30(水):シベリア鉄道
10/1(木):シベリア鉄道
10/2(金):シベリア鉄道下車→リストビヤンカ
10/3(土):リストビヤンカ
10/4(日):リストビヤンカ→イルクーツク
10/5(月):イルクーツク→シベリア鉄道乗車※
10/6(火):シベリア鉄道※
10/7(水):シベリア鉄道※
10/8(木):シベリア鉄道下車→モスクワ
10/9(金):モスクワ→赤い矢号乗車
10/10(土):赤い矢号下車→ペテルブルク
10/11(日):ペテルブルク
10/12(月):ペテルブルク
10/13(火):ペテルブルク
10/14(水):ペテルブルク→飛行機
10/15(木):飛行機→成田
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道
PR
-
◎10/5(月):9日目
朝7時、宿をチェックアウト。まだ暗い。
昨日手配したタクシーに乗り込む。宿から駅まで200ルーブル/約400円。
駅までは15分くらいでついた。地図を見ると、街中から駅までは川を渡ってすぐのように思えるけれど、道路のボコボコさと雪によるぬかるみはスーツケースを引いて歩くには厳しい状態だった。 -
これから3泊お世話になる11号車。
前は12号車、しかし後ろは7号車。 -
シベリア鉄道後半に乗ったのは新型車両。内装がなんとなく近代的。
-
自分の席は、コンパートメントを通路から見て左上段。
下段はおばあさん、向かいは老夫婦(下段におばあさんと上段におじいさん)。3人ともロシア人らしい。同室者はこのままモスクワまで一緒だった。
みんな早寝早起きで、自分が乗り込んだときもまだ外は薄暗いのに起きていた。 -
冬駅。
3泊する間、停車駅は前半に比べて少ない。5時間止まらないのはザラ。
この頃には昼間に9度まで上がるなんて暖かい日だな、とロシアの秋に慣れた。 -
新型車両のトイレは、2つとも使用中のときは通路の電光掲示板に赤いランプがつく。なんて便利!
そして汲み取り式なので、駅停車中や集落通過中も使用可能。なんて画期的!
ただ、水道は旧型車両のほうが顔を洗いやすかったかなと思う。
車両全体の雰囲気は、旧型車両のほうが自分は好き。 -
◎10/6(火):10日目
外は雪。
今回の同室者は旅慣れた人たちのようで、いろいろな食べ物を持ち込んでいた。カップ麺の類を一度も食べていなかった。
ほぼ毎食ご相伴にあずかり、鳥肉(胴体丸焼き)や魚の燻製、ゆで卵、じゃがいも、キュウリ、パン、チーズ、ヨーグルト、ブリヌイなど、満腹になるまで食べた。途中駅で自分も物売りのおばさんからペリメニを買って差し入れをした。
おやつの時間もいろいろお菓子をもらった。
しかしながら、もう食べないほうがいい!と言いたくなるおばあさん2人だった…。歩くだけでハアハアつらそうだった……。
余談だけれど、ロシア人の名前は種類が多くない。
前半でウランウデまで一緒だったおばあさんと、後半の下段のおばあさんは、どちらもリューバさんだった。
老夫婦の奥さんはナターシャさん(駅で降りるときに「行くわよナターシャ〜♪」と歌ったりする陽気な人)、旦那さんはニコライさん(聖人画にいそうでぴったりの名前だと思った)。 -
ノボシビルスク。ここにイルクーツク下車の際にお世話になったあのおじちゃんが住んでいるのか…と、しみじみ。恋か。
-
さらばノボシビルスク。都会。おじちゃんお元気で…。恋か。
-
停車駅にはこういう展示がよくある。
同室者が話好きだったので、よく下段席でみんなでおしゃべりをした。外を指差してニコライさんが熱心にいろいろ説明してくれて、分からない単語は辞書を引いたのだけれど、「あの草は牛や馬が大好きでいっぱい食べる」とかすごくどうでもい…いや、雑談らしい雑談が多かった。
リューバさんに「日本人なら数独得意でしょう!」と数独雑誌を渡されたときは、この旅でいちばん「試されている…!?」と思った。魚の燻製を食べるのに「日本人なら骨をとるのがうまいだろう」と言われたときが次点。 -
◎10/7(水):11日目
シベリア鉄道最終日。
昼食は、ずっと満腹でなかなか行けなかった食堂車へ。客はいなかった。 -
ボルシチ、350ルーブル/約700円。
鮭のブリヌイ、400ルーブル/約800円。
別途サービス料10%。
高い! でも美味しかった! でもでも揺れて食べにくかった!
11号車に戻ると、通路にいたニコライさんが「!」という顔で迎えてくれた。コンパートメントから他2人も出てきて、「前の駅で置いてきちゃったかと心配していたのよ」と抱きしめられた。う、うおお…ロシア人は温かいな…。
すみません。気持ちよさそうにお昼寝されていたので起こせなくて、車掌さんには伝えて言ったんですけど――なんて長文を正しいニュアンスで上手く伝えられる自信もなく、ひたすら謝った。 -
新型車両の2等車上段席。布団ではなくベッドマット。収納は旧型より多い。
車内は常に温かいので、今年初夏にラオスで買ったズボンがぴったりだった。 -
コンパートメント内に薄型テレビあり。
同室者は昼間はずっとテレビをつけっぱなしにしていて、面白い番組が始まると寝ていても起こされた。言葉は分からないが結構面白かった。
シベリア鉄道、楽しかったなあ〜〜〜。乗っている時点から絶対また乗りたいと思った。
自分のロシア語は本当に拙くて、いろいろな人にいっぱい迷惑をかけたけれど、ちょっとでもロシア語を学んでから行ってよかった。少なくとも文字が読めればだいぶ違うと思う。
今度は、モスクワ発でバイカル湖周辺に長く滞在して、モンゴルに立ち寄って、北京まで行きたい。燕国で楽毅に思いを馳せ、合肥に飛んで、その後赤壁から長江を下って、上海から飛んで帰国したい。
〜モスクワ・赤い矢号編に続く〜
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
シベリア鉄道でロシア横断一人旅
-
前の旅行記
シベリア鉄道でロシア横断一人旅3(リストビヤンカ・イルクーツク編)
2015/10/02~
イルクーツク
-
次の旅行記
シベリア鉄道でロシア横断一人旅5(モスクワ・赤い矢号編)
2015/10/08~
モスクワ
-
シベリア鉄道でロシア横断一人旅1(ウラジオストク編)
2015/09/27~
ウラジオストック
-
シベリア鉄道でロシア横断一人旅2(シベリア鉄道編1)
2015/09/29~
シベリア
-
シベリア鉄道でロシア横断一人旅3(リストビヤンカ・イルクーツク編)
2015/10/02~
イルクーツク
-
シベリア鉄道でロシア横断一人旅4(シベリア鉄道編2)
2015/10/05~
シベリア
-
シベリア鉄道でロシア横断一人旅5(モスクワ・赤い矢号編)
2015/10/08~
モスクワ
-
シベリア鉄道でロシア横断一人旅6(ペテルブルク編1)
2015/10/10~
サンクトペテルブルク
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
シベリア(ロシア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ シベリア鉄道でロシア横断一人旅
0
14