2015/05/31 - 2015/06/08
483位(同エリア1378件中)
ポポポさん
旅行7日目です。今日はナポリから船に乗りカプリ島に渡って青の洞窟を観光します。私も32年前にカプリ島来ました。当時は観光客はまだ少なかったです。カプリ島のレストランで食事を取って青の洞窟を観光したことを覚えています。
青の洞窟も現在のように次々と小舟を繰り出す事はなく、ゆっくり見られました。洞窟内の写真に外の船が何隻も写り込むようなこともありませんでした。船頭さんが「海水に手を浸けてみなさい。」と言われたので手を浸けると、手の色が白っぽい色に変わりました。
こんなことも今回はできませんでした。なにせ洞窟内にはわずか1分しかいないので写真をとるので精一杯でした。
それこそアッと言う間の出来ごとで終わりました。
そして最後は映画で有名になったアマルフィへ。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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ポジリポの丘から眺めるナポリ湾の景色です。
「ナポリを見て死ね」とはもう少し高い所からの風景と思いますが、夏は海水から水蒸気が立ち上り、はるか先の風景がかすんでしまってはっきり見えません。
やはりここは秋か冬にくるべきでしょう。ポジリポの丘 散歩・街歩き
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遠くにベスビオ山が見えますが、山の稜線がはっきりしません。
ポジリポの丘 散歩・街歩き
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ナポリ湾とナポリの町、ベスビオ山。澄んでいたら綺麗でしょうに、ちょっと残念です。
ポジリポの丘 散歩・街歩き
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街に近づくと、ベスビオ山ははっきりしてきました。
湾沿いに進んでナポリは車窓での見学です。ポジリポの丘 散歩・街歩き
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ナポリ歴史地区に入って行きます。
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ヌオーヴォ城です。今の城はアルフォンソ1世が再建したもので5本の塔で構成されています。
中央入り口部分(白い部分)の門はアルフォンソの凱旋門と呼ぶそうです。
内部には市立美術館があります。夕暮れ時にバスの車窓から撮っているので、実際よりも暗く写っていました。ヌオーヴォ城 城・宮殿
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ヌオーヴォ城をぐるっとまわります。
城の下は現在地下鉄の工事中で、ナポリ旧市街のあちこちを掘り返していました。
このあと王宮前をまわってホテルに向かいました。
ホテルは新市街にあるホリディ・イン・ナポリです。
ナポリは犯罪の多い街でスリ、かっぱらいは日常茶飯事、夜の外出は危ないので出ないようにと添乗員さんから釘をさされました。
ホテルは高層で立派なホテルでしたが、ホテルの周囲は落書きがされまくっていて、道はあちこちゴミが風に舞いひどく寂れたような何とも言えないとても1人歩きできそうもない印象でした。
旧市街の方がよほど人出が多く明るい印象でした。
ともかくそういう事で、今晩は大人しくホテルで休みます。ヌオーヴォ城 城・宮殿
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朝になりました。少し雲はあるけど晴天です。今日の観光はカプリ島の青の洞窟です。
32年前もナポリから船に乗って行きました。その記憶がまるで昨日の事のように思い起こされます。
まずはバスで海岸通りに出るため昨日観光したヌオーヴォ城の周りを走ります。ナポリ歴史地区 旧市街・古い町並み
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ヌオーヴォ城を通りすぎて海岸へ向かいます。
ナポリ歴史地区 旧市街・古い町並み
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途中カプリウオッチの看板がありました。この時計はカプリ島限定で売っている時計です。
若い女性には人気のようですね。
今回ツアー同行者の中にこの時計を付けてこられた女性がいらっしゃいましたが、この日はおばさん達に取り囲まれて人気者でした。 -
バスを降りて船付き場にむかいました。船着き場はヌオーヴォ城の近くだったんですね。
結局は城を一回りしたようです。ヌオーヴォ城 城・宮殿
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カプリ島に向けてナポリ港を出港しました。
丘の上にはサン・マルティーノ美術館とサンテルモ城が見えます。ナポリ湾 ビーチ・海
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ナポリの町が遠ざかっていきますね。
でも心の内は青の洞窟の事でワクワクなんです。
今回ツアーで同行したなかに、「今まで2回青の洞窟に挑戦したけど天候が悪かったり波が荒くて洞窟に入れなかった。今回は3回目の挑戦。3度目の正直になってほしい。」とおっしゃってたご夫婦がいらっしゃいました。
大丈夫ですよ。私は最強の晴れ男なんです。今日は洞窟にはいれますよと口にはだしませんでしたが、心のなかで叫んでいました。(笑)ナポリ歴史地区 旧市街・古い町並み
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ナポリの町です。正面すぐ左の横長の建物が王宮です。右にはヌオーヴォ城が見えます。
このフェリーには東洋人が多かったですね。写真を撮るためデッキは人で一杯でした。はっきりK国と分かる人達、衣装が派手なC国の団体、同じ言葉だけどC国ほど派手ではない台湾と思える団体さん。日本人の外のツアー団体など、デッキの上は東洋人だらけです。
以前来た時はまだ青の洞窟がやっと日本で知られ始めた時だったのでイタリアのツアー旅行でカプリ島にくるツアーはほとんどありませんでした。
テレビで紹介されたので是非行きたいと思っていた所たまたまカプリ島観光があるツアーが募集されたので迷わず参加したしだいです。
当時は南イタリアはナポリとポンペイが一般的でした。
たが、旅行に行くための根回しが大変でした。当時は欧州旅行に行くなんて新婚旅行でさえまれなことでした。
事務所内では欧州旅行に行く職員は私が最初でした。散々嫌味もいわれましたが、行くことに決めたので何を言われても知らん顔していました。
但し土産は大変でした。自分の物より事務所や他人の土産品のほうが多かった。(笑)
今にしてみればいい思い出です。ナポリ歴史地区 旧市街・古い町並み
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左舷にはベスビオ火山がその雄姿を現しています。
朝もやがかかっているんでしょうか、少しかすんでいますね。ヴェスーヴィオ火山 山・渓谷
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ベスビオ火山の稜線がはっきり見えてきました。中央の窪んだところが今から1900年前に大噴火して吹き飛んだ部分なのです。
吹き飛んだ火山弾、火山灰が到達した先が皆さん良くご存知のポンペイやその近郊の町だったんです。
海から見ると山の形がはっきり分かりますね。ヴェスーヴィオ火山 山・渓谷
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カプリ島に到着しました。ただちに少し小さな船に乗り換えます。
ここはカプリ島の港。今から乗り換えますよ。マリーナ グランデ ビーチ
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これは船を乗り換える時に貰ったカプリ島の地図です。
景色ばかりみてて余り目を通しませんでした。 -
イチオシ
カプリ島の海岸にそって青の洞窟に向かい船は進みます。
最強晴れ男の効果は抜群、カプリ島に着くと空は快晴で真っ青。今日は間違いなく洞窟に入れるでしょう。
島も、海も、空も美しい。素晴らしい景色です。カプリ島 散歩・街歩き
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さらに岬の端を目指して船は進みます。
以前来た時より断然今日の方が美しいです。カプリ島 散歩・街歩き
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近づいてきました。もうその先です。
観光を終えた船が帰って行きます。2回挑戦して洞窟に入れなかったあのご夫婦も今日は間違いなく青の洞窟が見られることでしょう。カプリ島 散歩・街歩き
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洞窟の前に着きました。ここでさらに3人乗りの小舟に乗り換えます。なぜなら洞窟の入り口が狭いからです。
小舟が順番に観光客を乗せて行きますのでそれまで順番をまちます。
この時アクシデント発生。前の他のグループの船からお客さんが海に落ちたんです。幸いすぐに助けだされたようですが、我先にと行動するとこんなことになりそうなので我々のグループは静かに待っていました。青の洞窟 洞穴・鍾乳洞
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待っている間に妻にコンパクトデジタルカメラを渡して青い光に向かって写真を撮りまくるよう伝えてカメラを渡しました。
妻はほとんど写真を撮った事が無いんですが、使い方を教えました。何回か撮ったことがあるのでコンデジなら撮れるでしょう。
私は一眼レフカメラで写真を撮る予定でしたのでコンデジまでてが回りません。わずかな時間しか堂内にはいないからです。
フラッシュは使わずシャッター速度優先で低速にして撮るつもりでいました。
万全の体制で待っていたはずでしたがこの後予想もしないことが・・・・。青の洞窟 洞穴・鍾乳洞
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左が青の洞窟のチケットで、右はカプリ島ケーブルカーのチケットです。
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順番が来ました。船頭さんの助けを借りて小舟に乗り移り、洞窟の入り口に進みます。
入り口の岩盤には鎖が撮りつけられていて、船頭さんは鎖をつかんで反動付け勢いをつけて船をけるようにして船を洞内に運んでいきます。
私達は、船が洞無内に入る瞬間大きく体を後ろにそらせて顔が岩盤にぶつからないようにします。目の上を鎖が通り過ぎて行きます。う〜ん、スリル。
入った瞬間真っ暗になりました。
船は暗闇のなか洞内に入って行くので目が暗闇に慣れず一瞬何も見えません。後ろを振り返ると洞窟の入り口が見えます。カメラを向けたがシャッターが下りません。シャッター優先にするはずがプログラムAEにしていたため暗すぎてピントが合わずシャッターがおりないのかもしれません。
シャッター優先にするにも暗すぎてダイヤルが見えません。その頃は船は洞窟内で向きを変え入り口に向かい始めていました。
やっと海から差し込む光で手元のカメラのダイヤルが朧げに見えるようになりました。シャッター優先に変更できましたので1枚撮りましたが、もう完全にシャッターチャンスを逃してしまって撮った写真が納得いきません。その時、妻のパニックの悲鳴です。
「お父さん暗くて使い方が分からない。押してもシャッターが下りんのよ。カメラ渡すからお父さん撮って。」「ちょっと待て、これで1枚撮ってから」
で、1枚撮ろうと思ったらシャッターが下りないんです。「え、なんで。なんでシャッターが下りんのよ。これ壊れているんか?」
こちらも予期せぬ出来事にパニックぎみです。何度押してもシャッターがおりません。
急いで妻からコンパクトデジカメをもらって写真をとりましたが、洞窟内で向きを変えた小舟が入り口に向かっているため洞窟入り口からの光を遮ってしまい、入り口から光が放射線状に放たれる青の洞窟の写真はもう撮れませんでした。
ただ青い海を撮るだけです。青の洞窟 洞穴・鍾乳洞
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後は皆同じような写真だけです。
妻は綺麗だったと言っていましたが、私はカメラが動かなくなったのでパニクリぎみで、青の洞窟よく覚えていないんですよ。
ここの写真を撮るためだけに海外旅行するのもどうかと思いますし。そうは言ってもまた来る機会があるかもしれないし。
もし再訪できたら今度は万全の態勢でのぞみましょう。青の洞窟 洞穴・鍾乳洞
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出口に近づきましたよ。入り口に近い方が海水が青く見えますね。
ここは綺麗に撮れています。青の洞窟 洞穴・鍾乳洞
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前の白く光っている場所が出口です。今出口付近に3隻以上船がいるので洞窟内は大変混みあっています。
青の洞窟 洞穴・鍾乳洞
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イチオシ
左舷は差し込む光が反射しとても綺麗です。
青の洞窟 洞穴・鍾乳洞
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小舟から中型船に乗り換えてカプリ港に帰ってきました。
そして、カプリ島に上陸しケーブルカーでカプリ地区に上がりました。ウンベルト1世広場 広場・公園
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ここはケーブルカーの終点、ウンベルト1世広場です。そこから眼下の風景を写真に撮っているところです。
広場には教会や時計塔がありました。
ここから街中に通りが伸びていて、この道の両側には ブランド店、高級ブティックや土産物店が軒を連ねていました。ウンベルト1世広場 広場・公園
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この通りには人気のカプリウォッチの店もありました。
華やかでかわいい時計でした。 -
広場のバルコニーの先端からウンベルト1世広場を振り返って見ているところです。
カプリ地区の散策は終わりましたので、またケーブルカーに載って下に降りて行きます。
ケーブルカーの左右の土地にはレモンの木が沢山植えてありました。ウンベルト1世広場 広場・公園
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下に降りたら食事です。写真の白いレストランで昼食を食べました。
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今日はテラス席です。天気が良いので外の方が爽やかです。
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トマトとモッツアレラのサラダです。
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シーフードリゾットです。これは美味しかったです。天候も景色もいいので格別美味しく感じたのかもしれませんけど・・・・。
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イチオシ
カプリ島のマリーナグランデです。
天候に恵まれてよかったです。日差しはありますが爽やかで、海が綺麗でしたね。
ここで2〜3日のんびりしたい気分になりました。マリーナ グランデ ビーチ
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ビーチでは泳いでいました。
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こちらは海水浴客で一杯。いえ甲羅干し組の方が多いかな。
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午後はカプリ島から船でソレントへ渡り、アマルフィに向かいます。
これは乗船チケットです。
ソレント港には「帰れヨレントへ」の曲が流れているでしょうか?
はるばる日本からやって来た私としては流れていてほしいんですけど・・・。 -
で、船に乗ってソレントへ着きました。
ソレント港 その他の交通機関
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ソレント港 その他の交通機関
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ソレントの港です。港から上の建物があるところまで小型バスで上り、上がった先にある広場でまたバスに乗り替えてアマルフィ海岸へ向かいました。
港から上の広場までみちが細く曲がりくねっているので一旦小型バスに乗っていったのでした。ソレント港 その他の交通機関
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ソレントから山道に入り底そこから海岸線に出て海岸に沿いながらバスは走って行きました。
透き通るような海の青さと複雑に曲がりくねった海岸線。傾斜地に建てられた白い建物と色とりどりの屋根。
こんな環境の傾斜地に住もうとは思いませんが、綺麗です。
ここはボジターノ近くの駐車場。アマルフィは見えている岬の向こうでしょうか。アマルフィ海岸 海岸・海
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もうアマルフィの近くまでやってきました。
ここはエメラルドの洞窟の手前の駐車場です。この左手から下に降りて行くと洞窟へ直行のエレベーターがあるそうですが、私達のツアーは観光に入っていません。
目の前まで来ているのに残念ですね。
私達は道路沿いの陶器店でトイレ休憩でした。アマルフィ海岸 海岸・海
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アップにして見ると山の上には教会が建っていました。
アマルフィ海岸 海岸・海
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正面の岬の上には四角い建物が見えますが、見張り塔のようです。
この後バスが近くを回ってくれたので確認しましたら、道路から道が繋がっていて、入り口にはドアがあり、どうやら人が住んでいるような様子でした。アマルフィ海岸 海岸・海
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海岸沿いの小さなトンネルをくぐるとアマルフィに着きました。海岸から海に突き出た桟橋から街の全景を撮っています。
アマルフィは映画で一躍有名になりましたが、今から街歩きです。自由時間が1時間しかありません。
まずはアマルフィ大聖堂に入ってみたいと思います。アマルフィ海岸 海岸・海
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アマルフィ大聖堂の入場チケットです。
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