2015/09/21 - 2015/09/22
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marketaさん
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スロバキア地方都市を観光した後、ブラティスラヴァからワルシャワへ寝台列車で移動しました。
寝ている間に移動できるという点は旅先での貴重な時間を有効に使えてとても魅力的です。また移動中、バスや飛行機と違って足が伸ばせる、横になれるというのも魅力的。
しかも安いでしょ、貧乏旅行ね!と思われるかもしれませんが、私も安いと思ってましたが意外と値段はしました。飛行機で移動した方が値段も安く時間も数時間で済むので飛行機にしようかと迷いましたが、「やっぱり寝台列車に乗ってみたい」という好奇心だけで寝台列車の移動を選びました。
(ブラティスラヴァの旅行記に一部書いていた内容を、寝台列車の部分だけ別の旅行記に分けました。既に見ていただいた方、重複している部分が多く申し訳ございません。)
今回の旅程
9/14 深夜便で関空出発
9/15 ドーハを経由してザグレブ着
9/16 スプリットを経由してVis島へ
9/17 Vis島 青の洞窟観光
9/18 7時のフェリーでVis島を出てSplitを経由してザグレブへ。
9/19 ザグレブからバスでグラーツへ、6時間弱観光した後鉄道でブラティスラヴァへ
9/20 ブルーチャーチを見てからバスでBojniceへ。Bojnice城観光 ↓この旅行記です
9/21 鉄道でKomarnoへ。数時間観光した後ブラティスラバに移動。寝台列車でワルシャワへ
9/22 ワルシャワ観光
9/23 早朝バスでカウナス(リトアニア)へ。カウナス観光
9/24 バスでビュルニュスへ ビュルニュス観光
9/25 ビュルニュス観光、バレエ(Borelo+)鑑賞
9/26 バスでリガへ バレエ(白鳥の湖)鑑賞
9/27 リガ観光 9/28 バスでタリンへ。タリン観光
9/29 タリン観光 夕方フェリー(タリンクシリアライン)乗船 ストックホルムへ
9/30 ストックホルム観光
10/1 午前中ストックホルム観光、夕刻の便でドーハを経由し帰国。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- カタール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
私が乗車したのはユーロナイトEN476 Metropol /406。
下調べは主に
スロバキア鉄道のサイト
http://www.slovakrail.sk/en.html
ポーランド鉄道のサイト
https://booking.polrail.com/index.php?main_page=page_5
(ポーランド鉄道のサイトは他にもありましたが国際列車の価格はこのサイトでないと表示されませんでした。)
rail.cc
https://en.rail.cc/english#railcc
のサイトでしました。 -
スロバキア鉄道のサイトでは国際列車は検索しても価格が表示されませんが、contact centerにメールで問い合わせるとすぐに返信がありました。ただメールで予約して取り置きしてもらって、現地に到着してから支払うということはできませんでした。まあ土日や現地祝日でもないのでブラティスラヴァに到着してから購入しても大丈夫かなと事前予約、購入はしていきませんでした。
下調べをしている内に、ブダペスト〜ベルリンのナイトトレインにも「EN476」と記載してあることに気付きました。
時刻表を見ても、チェコとスロバキアの国境を越えた辺りの駅、Breclavまで同じ時間です。
この駅でワルシャワ方面に行く列車とベルリン方面に行く列車を切り離すのかなと思いましたが、
まさか夜中に電車を乗り換えなければいけないなんてことは無いよね・・・と一抹の不安を抱えていました。 -
乗車日の2日前、ブラティスラヴァに到着した時に切符を購入しておきました。
窓口に向かいましたが土曜の夜だったせいか、かなりの混雑ぶり。窓口は3〜4カ所開いていましたがどこの窓口にも10人以上ずつ並んでいたと思います。
英国旗のマーク「We speak English here」が付いた窓口に並びやっと私の番になりました。 -
この頃ちょうどシリア難民がブダペスト東駅でドイツ行きの列車に窓からよじ登って電車に入ろうとする映像がTVで繰り返し流されていた頃でした。ハンガリー鉄道がドイツ行きの国際列車を取りやめたり大幅に遅延したりしているとの情報もあり、ドイツ行きもつないでいるこの夜行列車、ちゃんと運行されるのかが心配でした。
そのことで余計な質問をしてしまったのか、窓口のおばちゃんとかみ合わないやりとりをしてぐったり疲れました。ここでは質問は電車の時間や値段の質問ぐらいしか回答してくれません。
イライラしながら切符を購入し、翌日からスロバキアの地方都市を観光。 -
2日後の20:00、ブラティスラヴァに戻ってきました。電車を降りた瞬間寒くて震えました。この時は10度ぐらいだったと思います。
寝台列車は22:46に到着する予定です。約2時間半あります。
寒いのでどうしようかと一瞬ひるみましたが、2日前は夜景観光もせずに寝てしまったので今度は旧市街に行ってみることにしました。
ちょうど、コマールノから到着したホームにコインロッカーがありました。
(1番ホーム、出入り口すぐのところです。) -
ロッカーはかなり大きなサイズだけで2ユーロ。安い。
グラーツも小さいサイズなら2ユーロでしたが中は3ユーロ、大は5ユーロだったか?
ロッカーの物価は ドイツ>オーストリア>スロバキア と実感
鍵はカードタイプやレシートタイプではなく、レトロな鍵でした。
スロバキアの夜景を堪能して
ヨーロッパ縦断8カ国12都市一人旅 7.疲れた心がブルーチャーチと夜景で癒される
http://4travel.jp/travelogue/11067444 -
ブラティスラヴァ中央駅に戻ってきたのは21:30、電車到着までまだ1時間以上あります。
この電光掲示板、時々表示が変わって「EN Berlin」が「EN Praha」とはなるのですが、「Warsaw」とは一切表示されません。不安になって通りがかった駅員さんに聞いたらやはりこの電車を途中で切り離してワルシャワにいく車輌もある、ということで安心しました。
上の階に待合室がありました。女性はほとんどいなかったしボロボロの穴だらけの服を着た人はいるし、ちょっと雰囲気悪いなあとは思ったのですが、ここしか座る場所がなかったのでここに座っていました。すると、おじいさんが声を掛けてきました。
スロバキアの写真何枚かが表紙に載っている雑紙を持って、スロバキア語で話しかけてきました -
好意にとればスロバキアの良いところを教えようとしてくれるのかな、とも思えたのですが
手に持っているボロボロの雑紙を売りつけようとしているようにも思えます。
スロバキア語はわからないと言っても、Noと何度も言って首を横へ振ってもずっと話しかけてきました。仕方がないのでその場を後にしてまた1階に戻りました。
他に行くところもないのでプラットホームに行ってみました。ドイツなんかだとホームの掲示板に1,2等席や食堂車の案内がでているので、ワルシャワ行きの車輌はホームの前の方に停まるのか後ろの方に停まるのか、それだけでも確認しておきたかったですが、そういった掲示は残念ながらありませんでした。 -
しかし、この時プラットホームからカフェが見えました。
なんだ、こんなところにカフェがあるやん!
全く気付いていませんでしたが2つ上の写真、電光掲示板の下右手に小さなカフェがありました。
暖かい。
温かい物が飲みたかったのでカプチーノを飲んで電車を待ちました。 -
正直このカプチーノは美味しくありませんでしたが、やっと安心できるところに落ち着けた、思い出の1杯です。
この日は電車や電車の中で座っている時間が長かったのに、コマールノで少し歩いたせいか万歩計が24853歩になっていました。
ブダペストからの寝台列車は結局20分強遅れて到着。
ホームの前の方に先ほど待合室でいた穴だらけの服の男性がいたので、ちょっと離れた後方で電車を待っていたら、PKP(ポーランド鉄道)と書いた車輌が目の前を走っていきました。 -
あわてて前方まで走っていきました。車輌に乗り込む際に車掌さんがチケットをチェックして中に入れてくれました。チケットは回収されました。
チケットの一部にベッドNoが記載されていたのに気付いておらず、「どの部屋でも良いのですか?」と聞くとベッドNoが記載しているところを指さして教えてくれました。
写真は翌朝撮ったので明るいですが電車内。こんな狭い通路の横に部屋が並んでいました。
ドアのところにベッドNoの記載がしてあるのでそれを見て -
自分の部屋に入ると、既にルームメイトが乗っていました。
夜行列車は寝台車、簡易寝台車(クシェット)、座席車があり、私は寝台車の2人相部屋にしました。予約時に性別を聞かれるので異性と同じ部屋になることはありません。
私のルームメイトはブラティスラヴァに住んでいる若い女性。2人用寝台は狭い通路からだとこんな写真しか撮れませんでしたが、上のベットでも天上とも距離があってそんなに圧迫感もなく快適に過ごせました。 -
彼女も寝台車は初めてらしく、私が写真を撮ると「そうね、写真撮らなきゃね」と2人ではしゃぎながら部屋の中の扉を片っ端から開けて、何が入ってるのか確認して写真を撮りまくりました。
室内には洗面台があり、その横の戸棚には水とタオルと石鹸、袋入りのクロワッサンも入っていました。 -
洋服タンスもあって上着を掛けましたが、電車が動き出してから揺れでこのハンガーがタンスにあたる音がカタカタしていました。
寝台車やクシェットの値段はもちろん1人で利用するのが一番高く、人数が多いほど安くなります。なぜ2人部屋にしたのかというと、万が一相部屋の人が怪しい人だったら、1対1ならまだなんとかなるかもしれないけど相手が2人組、3人組と複数だった場合はどうにもならないと思ったから(苦笑)。 -
それに空いている時は2人用の部屋を1人で使えることもあるらしいです。
それならそれでいいし、もしルームメイトがいるなら1人旅同士楽しく話も出来るかもしれない、と期待もしていました。
電車に乗り込んだ時点で既に23時を過ぎていたので、一通り写真を撮ってすぐに寝ました。
スーツケースを置いてしまったので使えませんでしたが、簡易ソファ?椅子?もありました -
枕元に電灯のスイッチがありました。
下段の枕元にもあり、どちらの人でも点けたり消したりできます。
トイレは車輌の両端にあって、うち1つはシャワーもありました。 -
鍵もばっちり、3つ付いています。のぞき窓もありました。安心、安心。
私のことを知っている人は「またmarketaせこいねえ、寝台列車なんて。貧乏旅行!」と思うでしょうが、この寝台列車は決して安いわけではありませんでした。
ブラティスラヴァ−ワルシャワ間の運賃が78.8ユーロ。+寝台料金(2人部屋で1人当たり)30.8ユーロ。合計109.6ユーロでした。 -
1人部屋に至ってはポーランド鉄道のサイトで検索すると878PLZ(約\28,500乗車券込み)、これなら飛行機の方が余程安かったです。
乗車時に回収されたと思っていた切符は降りる30分前ぐらいに車掌さんがきて返却されました。
寝台券も乗車券と同じフォームの印字された物だったのに、
かえってきた時はPKP(ポーランド鉄道)の用紙に手書きで書き込んだ切符に変わっていました。 -
ブラティスラバで電車に乗った時は20分遅れでしたがワルシャワに到着したのは45分遅れの8:20でした。
この日の宿は24時間対応のフロントがあるホテルではなく、チェックイン時間に鍵を受け取るアパートメントだったのでコインロッカーにスーツケースを預けないといけませんでした。ワルシャワ中央駅 駅
-
地下だと方向が全くわからず、コインロッカーの場所を調べてはいたのですが見つけるまでなかなか苦労しました。
コインロッカーは小さいサイズで8zl、大きいサイズは12zl。
ロッカーの並びにコインへの両替機はありましたが10zl札、20zl札からの両替のみでした。
ATMでキャッシングしたため50zl以上の紙幣しかなく、近くのカフェでパニーニを食べてくずしました。
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