2013年に続いて二度目のスター･アライアンス・周回の旅　今年のテーマは「Glacier」でございます。<br />後半はヨセミテ・ナショナル・パークからアラスカへ転じ、生まれて初めてのクルーズ、そこから一気に南半球へ飛んでニュー・ジーランド南島のバス・ツアーへ参加します。<br /><br />　27日にヴァンクーバｰを出発したのに28日がどこかへ行ってしまって、私たちがオークランドへ到着したのは29日の早朝午前5時前のことです。

スター・アライアンス・周回の旅　一日どっかへ行っちゃいました！　150929　七十三日目

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2015/09/06 - 2015/10/12

234位(同エリア870件中)

#街歩き

エリア

クライストチャーチ(ニュージーランド)

旅行の満足度: 4.0

同行者: カップル・夫婦（シニア）

交通手段: 鉄道徒歩飛行機

航空会社: ニュージーランド航空

旅行の手配内容: 個別手配

　NZ-23便の二度目のご飯ヨーグルトを戴きました。食器が全部真っ白。このスプーン、四角くて、なんだか雪かきのスコップのようで、面白い。
　まさに朝飯です。
　検疫はニュージランドは豪州に負けず劣らずかなりうるさいです。入管はたいしたこともございませんけれど、税関が大変です。といってもよほどのことがなければ大丈夫ですが、食べ物には豪州同様かなり気を使っています。

　申告書に食べ物を持ち込んでいないか？と聞いている項目がありますが、カバンそのものをX線に通します。私のスーツケースも引っかかって、おじさんが「なにかジャムの瓶のようなものがあるぞ」と言って開けてくれといいました。いや、すごいな、まさに図星で、ヨセミテのスーパーで買ったジャムがひと瓶手づかずで入っています。あ、そうだ、「コーヒーも持っているけれどね」と言ったらそんなのには目もくれず、彼が見つけたのはやっぱりアメリカで買ったスープの缶詰。ジャムは開けていないのを確認して無罪放免。

　やっぱりビーグル犬がいます。前回うちのかあちゃんはバナナを持っていて、慌てて手前のゴミ箱に捨てたものの、匂いはしっかり残って、ビーグル犬に検出されておりました。

　荷物をAir NZのドメスティック・トランスファーのドロップオフに乗っけて、ドメスティック・ターミナルまで歩きます。「寒いから無料のシャトルに乗っていけるよ」と教えられたのですが、今日は歩いていないからと歩きました。結構、つうか、かなりあります。
　　ゲート29に行くと、今まさに前のChristchurch行きの便の搭乗が始まったところでした。それから約1時間半の待ち時間ですが、この路線はモノクラスでラウンジが使えません。じっと眠い目をこすりながら、30分だけ無料のwifiを動かしました。
　この飛行機、全くのブラン・ニューでございまして、この7月に就航したばかり！わぁ〜い！
　3列3列のモノクラスです。幸い私たちの席は2Aと2Bで、乗り降りも楽でした。2回も乗り継いだのに、バゲッジも無事に手元について、ほっと一息です。
　ブックをしたのがめったやたらと早かったから、前から二列目がとれたのか、何か他に理由があるのかわかりませんけれど、このたびでモノクラスに遭遇しても必ず座席は前の方でしたねぇ。
　ニュージーランド航空では必ず出てくるチョコチップ・クッキーですよ。
　この飛行機はご覧のように、パーソナルモニターはありません。これは天井についているモニターです。飛行中はず〜〜っとラグビーW杯にちなんだクイズ大会となっております。面白い！例の日本がNZにめちゃくちゃ負けた試合も出てくるん・・・。
「gougere」ってなんだ？

グジェールは、フランス料理において、チーズを混ぜた風味の良いシュー皮
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　ツアー会社からは空港へ向かいを出すからというものでしたが、なにしろ空港に誰かに迎えに来てもらうという経験がないので、どういう態度をとって良いのかわからなかったのですが、すぐ横にGrand Pacificという会社の札を持った男の人がいてくれて、わかりました。このフライトで到着したのは私たちだけのようで、すぐさまホテルへ。

ハートランドホテルコッツウォールドホテル

 雰囲気良くできています by keithforestさん
　クライストチャーチは今まさに桜満開！こんなにたくさん桜が綺麗な街なんだとは思わなかった！良いぞ！良いぞ！
　春爛漫だもの！
　木蓮の類いもあっちこっちで見ますよ。マグノ〜リア！
　そうそう、水仙があっちにもこっちにも植えてありますよ！
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　時計台があります。

ハートランドホテルコッツウォールドホテル

 雰囲気良くできています by keithforestさん
　あっちで寄り道こっちで寄り道して段々にしない中心部に近づいて参りました。

　多分教会ですが、「危険」の表示があって入っちゃダメということになっています。中心部にはあちこちに空き地があり、残っている歴史的な建物もほとんどが暫定的な保守がしてあって、立ち入り禁止になっています。2011年の2月の爪痕はかなり顕著です。
　クライストチャーチの街といえばエイヴォン川でございます。
　で、エイヴォン川といったらこの平たい船での船遊びですが、これをPuntingと称するのだそうでございます。この船をpuntと呼ぶのだそうです。
　まさか、この地震の影響浅からぬ状況でやっているとは思いませんでした。こどもはそれなりに楽しそうです。
　歴史的な建物は保全しようと、取りあえず立ち入り禁止になっています。
　こちらは鉄骨で支えております。
　Rydgesの建物はそのまま残っておりますが、閉鎖されております。損害保険の支払いとか、建築契約の疑義なんぞで係争中かなんかでしょうか。なんだか、そんな感じで立ち尽くしている建物も数件残っています。
　そんな中、トラムが動いているんです。それも「こりゃ古いなぁ」というトラムです。
　こりゃ面白いことになっているなぁと。

　崩れてしまっている大聖堂のそばの乗り場に行ったら、どう見ても日本人訛りの英語を喋る切符売りのおじさんがいます。トラムの乗車券はホップオン、ホップオフで20ドルするというのですが、これは日本円に換算したら1,600円にもなるわけですから逡巡していました。

　しかし、どうやらこれはこの街の中心地を見るのには効率が良さそうだとわかったので、ボタニカル・ガーデンのガイドツアー付きでひとり35ドルという切符を買いました。なんでもこの切符売りのおじさんは19年前にここに来たんだそうで、それからクライストチャーチも大きく変わったとおっしゃっておいでです。

　つれあいが初めてこの街に来たのは1995年のことですから、ほぼ同じ頃に彼もこの街にやってきたことになります。あそこにKFCがあったね！？という話で検証できました。アハハ！
　なるほど、絶望的なほど崩れ落ちてしまっていますが、これが聖公会の大聖堂でございます。
　こんな様子ですから、絶望的な状況であったことは想像に難くありません。
　このビルもまったく閉鎖されています。こういう状況ですから、かつてCBDだったこの地域はガラガラです。
　逡巡していたのですが、ボタニカル・ガーデンのguided tourと抱き合わせの35ドルという切符を買うことにしました。結果的には大正解だったのですが、これ、ちょと高い！
　雰囲気、ほとんどサンフランシスコのケーブルカーみたいでございましょう？
　ボタニック・ガーデンは博物館も横に建っていて、ヴィジター・センターもあって、観光客にとっては重要なポイントですね。
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　右側に見えるのが博物館です。

ハグレー公園広場・公園
　ここから始まるツアーに乗ることができます。今日は5回実施だそうです。
　もう桜満開だかんね！どこから持ってきたんだろう、それとも元から桜の種類はNZにあるんだろうか？？

　あ、ガイドに訊けば良かったんだ！？今頃思いつくか！
　大島桜ですか？葉っぱ塩漬けにしておいて！（まさか！）
　温室に入ったです！
　こんな銘版もあったりしてね、1863年に植えられたAlbert Edward Oakって名前が格好良いねぇ！
　こういう木が大好きだ！
　隣の博物館に入ったんです。一番面白かったのは子どもたちがわぁわぁいっている鏡のマジック部屋！
　訳がわからん状態！！！
　鯨の脂を船上でとるための大釜！鯨の肉は食わなかったんだろ？
　このトラムは博物館の所属なんだそうです。運転している人たちはほとんどがボランティア同然だそうです。
　モールにトラムは入っていきます。
　ン？見て！あの天井のランプ。
　へぇ〜！こんなの初めて見た。そういえばこの種の電球、ほとんど日本で見なかったですよねぇ。豪州では普通でしたけれど。
　ほら、ほら、ここでもこんなに桜が満開！
　夕飯代わりに買ってきたトーストサンドイッチ！