2015/03/13 - 2015/03/13
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polestarさん
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今年が最後だという東京の築地市場は、「行く気になればいつでも行ける」と思っていた為一度も足を踏み入れたことがありませんでした。
テレビの正月番組『いよいよ今年が最終イヤー』という放送を見たのを機に、予定を組んで初めての築地観光に出かけました。
朝の早い市場に行く為、午前零時に静岡駅を出発する日本一短い距離を走る夜行バスで東京に行きました。
メトロの一日乗車券(600円)を買い、築地駅までやってきました。
あてもなくぶらぶらしても埒が明かないと思い、テーマを決めて散策する為にテレビ番組で紹介された店を訪れることにしました。
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静岡駅から高速バスに乗って築地に至るまでの記事はこちらです。
高速バスで行く、東京・築地(1)
http://4travel.jp/travelogue/11002075
テレビで紹介されると尋常ならざる行列ができてしまうという記事はこちらです。
高速バスで行く、東京・築地(2)
http://4travel.jp/travelogue/11002925
目を付けていた店の行列に並びお料理を戴いた記事はこちらです。
高速バスで行く、東京・築地(3)
http://4travel.jp/travelogue/11043454
さぁ、腹ごなしに場外も見学に行きましょう。
- 旅行の満足度
- 3.0
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-
いやぁ〜、お待たせいたしまして・・・ホント、お待たせしました。
この続篇アップの話ですよ。
おまたせしまして、すみませんでした。
正月明けの旅の記録を6月ぐらいからボチボチ編集しはじめて、それがモタついて盛夏を過ぎて、盆も終わり、もう秋ですよ。
PCが壊れたり、猛暑にエアコンが壊れたりと「編集できない言い訳」も尽きたように思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
【高速バスで行く、東京・築地(3)】を編集し、
「よーし、この調子でサクサク作業を進め、この旅行記のシリーズは今週中に完成させて終わらせるぞ!」
と、決意あらたに就寝した翌朝、冷蔵庫が壊れました。
いやこれ、ほんと。
【高速バスで行く、東京・築地(3)】を編集した翌朝の事、どうもキッチンが騒がしい。
「どうかしたの?」
聞けば冷蔵庫が壊れたと高齢の母がオロオロしている。
もっと高齢の父は深刻な顔をして冷蔵庫の中をにらんでいる。
いつまでも冷蔵庫の戸を開けっ放しにしておくと本当に壊れるよ。
見つめていれば直るなんてことはないんだから、修理するのか、買い替えるのか、なんとかしないと。
当時はまだ外気温が高く、猛暑の続いていたときで・・・
その日に撮った冷蔵庫の写真のプロパティーには8月21日の午前9時33分に撮影されたと記録されています。
いや、その・・・冷蔵庫が壊れましたとこの旅行記のネタにしようと撮ったんですが・・・冷蔵庫の外観写真を掲載してもそれが壊れているのか壊れていないのか判断できない「ただの冷蔵庫を撮った写真」でしかないので・・・
その写真をアップするのはやめて築地の行列画像を載せておきますけれど・・・
No.3 を編集&アップした翌日に冷蔵庫が壊れてしまったのです。 -
旅行記を編集すると翌日エアコンが冷えなくなったり、冷蔵庫が壊れてしまったり・・・どうも呪われておりますねぇ。
実はもうひとつ、この時期に仕事がらみで「業務用の冷蔵庫」ってのが壊れた事件がありまして、この件では大阪まで出かけて決着をつけることになり、カネにならない仕事で奔走する事態になったのでした。
【4travelに旅行記をアップする】という作業は、こりゃ道楽や趣味の一環ですからね、日々の生活や仕事の方が優先になって【趣味のアルバム編集】みたいな作業は後回しになりますワねぇ・・・殊にそういう事件が発生しちゃうと。
道楽のアルバム編集より、冷えない冷蔵庫をなんとかしないと。
で、買い替える前に修理を試みてみたところ、冷蔵室に冷気を送り込む機能を果たす部位に、霜がびっしり。
この霜を半日かけて掃除したら元通りに冷えるようになりました。
結果的には壊れていなかったのですが、見える部分に霜が付いていたわけではなくて、冷蔵庫本体の背面のパネルを外した中の機構部分のトラブルでして・・・ビルトインっぽい冷蔵庫を引きずり出して、背面のパネルを開けて・・・などという手間のかかるメンテナンスを一日かけて行ったのでありました。
冷蔵庫が無事に復活したら【ひとしごと終えた感】に満足して、【趣味のアルバム編集】が、さらに後回しになったという・・・こういう次第でございました。
かような次第にて続篇が大変に遅くなりまして、あいすみません。 m(. .)m
・・・でも、わたしは 4travel内の交流はほとんどしていないので、わたしの旅行記の更新を楽しみに待っていてくれる方なんて・・・いないんじゃないかと思うんですけどね。
そんな気持ちもあって(誰も待ってやしねーよ、という気持ちもあって)【趣味のアルバム編集】は、さらにモタつくのでありました。 -
冷蔵庫の話を引きずりますとね。
今回エアコンが壊れたり冷蔵庫が壊れたりして「冷やす機能」について、ちょっと勉強さしてもらいました。
とくに「ホシザキの業務用冷蔵庫」の故障の一件では。
このサイトが良く説明できております。
http://members3.jcom.home.ne.jp/230hb/mainte/elec/AC_troubule_shooting/
なぜ、その機械を使用すると「冷える」のか?
冷却装置の構造がわかりやすく説明されていて「どの部分にトラブルが起きたのか?」を推測するための参考になりました。
今はもう涼しくなっちゃっていますので(これを編集している今日は2015年10月19日)エアコンなんか使用していませんし、冷蔵庫がすこしぐらい壊れても慌てないんですけどね、夏の盛りにエアコンや冷蔵とといった冷却装置が壊れると 4travel遊びどころじゃなくなりますわね。 -
で、話を「東京の築地市場の観光」に戻しまして、人気の店に並ぶ観光客の行列が凄かったと。
それから、外国人観光客も多かったですね。
そもそも、海外旅行に日本を選ぶ西洋の観光客は、もともとお金持ちですよね。
中には「Youは何しに日本へ?」(http://www.tv-tokyo.co.jp/youhananishini/)で見受けられるようなバックパッカーもいらっしゃいますが、おおむね裕福な外人観光客がほとんどでしょう。
西洋の貧乏人がどれほど小金を貯めても日本への海外旅行など夢のまた夢です。
ちょっとお金のある西洋人にとって身近な海外旅行といえば、ギリシャとか、トルコとか、同じユーロ圏で激安航空券が使える圏内とか。
アメリカに住んでいて海外に出かけるならカナダとか、メキシコとか。
それだって貧乏人には無理な話で、まして日本旅行だなんてリッチな話だろうと思いますよ。
だからして、西洋から訪れた観光客が築地市場で2000円のどんぶりや、5000円のSUSHIバーの行列に並んで・・・食べるんだろうなぁ・・・いや、想像なんだけどね。
一生に一度の、念願の日本旅行に来たと思えば、カネを惜しんでSUSHIを食べないで帰るなんてことはしないのでしょう・・・わたしが外人旅行者ならば。
この行列にならんでいる西洋の観光客たちが何度も日本旅行をしているベテランさんだとしたら、なおのこと裕福な観光客なんでしょう。 -
おしくら饅頭のごとく激混みなのは両手の指で数えることができる程度のスポットで、そうでない場所は閑散としています。
時計を見れば午前9時を回っているので、もう市場も片づけの時間なのでしょうね。
外国人がどんな情報をツテに日本観光をしているのかは不明ですから(日本の)テレビや雑誌で取り上げられたから激混みというわけでもないでしょう。
しかし、人の集まるスポットには人が集中し、その行列を見て更に人が集まっているようでした。
そして、そうでない場所は概ね9時を回れば閑散としているようでした。 -
この店はまた・・・店主様の意気込みと申しますか、心意気と申しますか・・・なかなか味のある外観でした。
-
基本の英語と中国語はもとより、良く見るとフランス語やイタリア語(スパニッシュ?)も見受けられ、座っているおねえさんの後ろには隠れて見えにくいけれどもハングル文字があり、タイ文字なのかインド系の文字も踊っています。
http://www.geocities.jp/p451640/moji/skm/04/skm_04.html
長年営業しているうちには「その国から来た留学生」と知り合う機会もあるでしょうから、そんな折に ”書いてもらう” ということはできるけれど、この看板を見て入店した外国人とのコミュニケーションは?
・・・まぁ、出川哲郎語でも通じるんだから・・・
http://matome.naver.jp/odai/2142469225545682401
なんとかなるんでしょうね。 -
よろしいですわねぇ、このやり過ぎな感じ。
わたくし、嫌いじゃありません。 -
築地市場も奥に進むと、このような光景に行き当たります。
見るからに観光客がうろうろするとご迷惑になりそうな場所です。
まぐろのセリなんかはこの奥で行われるのでしょう。
遠目に写真を撮ったらあまり近寄らないように見学致しました。 -
一般の方も、観光の人も、お買いものをするなら客だけどひやかしなら商売の邪魔だよって感じの店がずらーっと。
観光客相手の商店街なら「ひやかし歓迎」位のゆるい雰囲気があるけれど、ここは緊迫感もあってウッカリ(ひやかしで)品定めも出来ない雰囲気でした。
一般客を受け入れているのか、迷惑だから締め出したいのか。
観光客を歓迎しているお店もあれば、そうでなさそうなお店もありました。 -
包丁を買いに築地に行くって話は良く聞きますね。
職人仕様の高価な包丁や道具はこういうところで買うのが安心です。
決して安くは無いけれど(築地だからと言って安いわけではない)高価な包丁を買うのだから本当に良い品物を買いたいものです。
築地は本職の人たちが出入りしていますので、安物を法外な値段で売るようなボッタクリは無いはずです。
だから安心して買うことができるでしょう。
ひっきりなしに来客があり「本物の包丁」を求めるお客様方が店主の説明を真面目に聞いておりました。 -
いい刃物がずら〜り。
わたしもバイトで某有名ブランドの包丁を販売したことがありますけれど良いものは三徳包丁で一丁2万円ぐらいのが「良い包丁」と言えるでしょう。
和包丁となると、一丁に5万円くらいは投資したいものですね。
刃物は材質と工程ですから「安くて良いもの」は、存在しないと思ってください。
包丁に関して言えば、安物はダメ、良いものは高い。
ま、単純にこれだけですね。
だから、カネ出しゃ良いものが買えると思っている素人さんをボッタくる悪徳業者がたまに出現するので、包丁をどこで買うかというのがキモになります。
あとは包丁を使う人の手に合った長さ、重さであること。
わたしが愛用している水牛の角が朴の柄に付いた和包丁は男性の方には小さすぎる上に軽すぎると思います。
この包丁は、別れた亭主が結婚したばかりの頃に買ってくれたものです。
毎日愛用しています。
日本の刃物は世界にも通用する品質の高いものですから、海外みやげにしても喜ばれるものではありますが・・・飛行機には持ち込めないし、トランクの中にしまってもレントゲンでチェックされるし、国内でも刃渡り30センチ以上の刃物を持ち歩けば銃刀法違反になるし・・・
なかなか厄介なシロモノではあります。
でも、優れた刃物には「道具」という以上の魅力がありますわね。
良い包丁を持ってキッチンに立つと、お料理がとても楽しくなりますよ。
なにしろ、気持ちよく肉や野菜が切れますので。 -
こういうお店は料亭なんかに納めていて電話で注文受けて届けるんじゃないかと思うんですが、ふつうにお店屋さんっぽく営業していました。
築地は銀座の台所だから、銀座界隈ののスナックやバーの仕入れに利用されているんでしょうかね。
おっと・・・銀座だけじゃなくて、築地を中心に半径2キロ圏内には東京駅もあるし皇居も近くだし、数えきれないほどの飲食店が築地で仕入れをするんでしょうね。
宮内庁にも納品している業者があるのかな???
今は「宮内庁ご用達」って看板を揚げてはならない決まりになっていると聞いたことがあるけれど。
調べてみたら、ご用達制度は1954年(昭和29年)に廃止されたそうです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%A1%E7%94%A8%E9%81%94#.E7.8F.BE.E4.BB.A3.E3.81.AE.E5.AE.AE.E5.86.85.E5.BA.81.E5.BE.A1.E7.94.A8.E9.81.94
皇居に納品しようと、しまいと、築地の周辺20キロ圏内位の飲食店の仕入れには日々利用されているんでしょうね。
毎日じゃなくても、週に2〜3日でも、ツマものなんてのは2〜3日もちますからね。
(もたないのもあるけれど) -
こちらのお店さんもツマもの屋さんで、この店のある通りは軒並みツマもの屋さんでした。
「ウチのお得意様がミシュランの三ツ星を6年連続で獲っています」
というポスター。
うちのツマものを使えば貴店の評価があがりますよってことかな。
「宮内庁ご用達」という看板はNGだけど、「ミシュラン三ツ星ご用達」ならOKってことか(w
ご時世ですわね。 -
こちらのお兄さんはお茶やさんの営業さん(呼び込み?)でした。
「お写真撮っていい?」
どーぞ、どーぞ
「ブログにのせちゃうけど、いい?」
どーぞ、どーぞ
「顔もバッチリアップしていい?」
どーぞ、どーぞ。
で、パチリ。
まぁ一杯、というので戴きました。
「あら美味しいわね、どこのお茶?」
静岡です。
「わたしゃ静岡から来たのよ、ウチは茶農家なのよ、いまは廃業しているけど。
静岡茶にもいろいろあるでしょう?」
と聞いたら掛川ですと。
静岡茶のトップ・ブランドのひとつですよ、掛川は。
牧之原にある広大な茶園と隣り合わせにあるのが掛川、菊川、島田、藤枝、ちょっとレアなところで岡部と並んでいます。
サッカーのゴン中山選手の郷里、岡部のお茶はどちらかというと抹茶の生産が盛んなところです。
地元ですからねぇ、違いもわかります。
うちのお茶ですか?
川根、本川根という名産地の近くにあります。
だからさ、ド田舎なんだってば。 -
掛川のお茶は、こういう色のお茶が多いです。
味も見た目を裏切らない、見た目通りの味です。
だからお茶テイストのお菓子や食材の生産も盛んで、お茶のクッキー、お茶のチョコレート、お茶の和菓子、洋菓子など、掛川産が多いですね。
で、お兄さんは掛川の人?
いえ、東京です。 -
そのお茶屋さんは海苔問屋で、この一帯は(ここの通りは)海苔とか、乾物とか、お茶とか、鰹節、昆布、そんなものを扱うお店が並んでいました。
良いダシのとれる鰹節とか、昆布を求めるならここにくれば全部揃いますね。
良い鰹節でだしを取ると、そりぁあ美味しいですよ!
とくに蕎麦なんか、最高。 -
築地の場内を軽く見て回ったら場外に繰り出すことにしました。
午前中で店じまいをしてしまう”場内”の商店と違い、場外の商店や飲食店は昼からが賑わう商店街です。
場内の午前9時、10時と言うのは「遅い時間」になるようですが、場外の午前9時、10時では早いくらいです。 -
場内を出たばかりのあたりは、まだ場外と場内の中間みたいな感じで品揃えは市場らしいそれらが並んではいるけれど観光客にはもうひとつインパクトが足りない雰囲気です。
日常のお買いものや仕入れをする近隣の常連さんたちが通う界隈でしょうか。
そんな感じです。 -
この写真を撮った時間は、ちょうど午前10時でした。
場内の方はこのくらいの時間になると「仕事が終わって」こんな景色になっていますが、場外の方は「まだ朝が早いので」こんな景色です。
まるで夜明けの景色に見えますが、これで午前10時です。
ま、都会の朝らしい光景ですね。 -
わっ、すごい・・・魚屋のモツ桶に鯛のおかしらが入ってる。
捨てちゃうんだ・・・旅行者じゃなかったら声をかけてモツやらアラやらバケツに一杯ほどわけてもらうんだけど、それが出来ない旅の空。
あーあ、捨てちゃうんだぁーーー。
近くに住んでいたら、魚屋のモツ桶漁りで生活できるなぁ。
アラ煮で食べても美味しいけれど、これを餌にして磯で蟹を獲ることもできるんですよ。
そうしたら蟹汁が旨い。
ああ、毎日こんなに捨てちゃうんだ・・・ -
場外の奥に進むと、だんだん雰囲気が良くなってきます。
こういう界隈をうろつくのは楽しいですね。
馬が合う、気の置けない友人と一緒に歩いたら楽しいだろうなぁ。
身内やボーイフレンドと一緒でも悪くは無いけれど、ぶらぶら歩きのペースが違うと「ひとりで来ればよかった」って思うこともある。
男と女の視点は違いますし興味や関心の方向も違う。
それが新鮮な時もあれば、合わせるのに疲れるときもある。
ひとりだと、自分のペースでこころゆくまで立ち止まったり、興味のないエリアは飛ばして先に進んだり、物色に夢中になっちゃう場所ではひとり旅が気楽このうえない。
そんな一人旅の良さもあるけれど、ときどき旅の道連れが居ると楽しいだろうなぁと思うことも、ええ、ありますね。 -
案外女性同士、男性同士の方が話が合って楽しいのかもしれませんね。
場外は買い食いのぶらぶら歩きが楽しそうです。 -
観光客相手の商売で生計を立てているお店屋さんが軒を連ねる通りを、冷かしながら歩き、気に入ったものを衝動買いして歩くのが楽しいですね。
まるで縁日のようです。
見るものすべてが旨そうに見えます。 -
わぁ、このお兄さんのショッピング・バッグ、素敵。
玄人さんなんでしょうけど、こんなショッピング・バッグでお買い物したら色々買えて楽しいだろうなぁ。
バッグが空でも重そうだけど。
このお店の肉、すごくお買い得。
買って帰ることはできないのが残念だわ。
キッチン付のホテルとかに泊まって、こういうところでお買いものをして・・・って、それも難しいな。
生の肉じゃあねぇ・・・。
しかし旨そうだ、それに安い。 -
わらづとの水戸納豆と、うにまん。
どちらも旨いんだろうなぁ。
納豆5本で630円はお買い得だけど、極みのうにまん860円って・・・。
あえて饅頭にする価値があるのかな?
860円分の雲丹を買って、銀シャリに乗せて醤油を垂らして食べるよりも、饅頭にするかい?
食べて見なければわからないけど、一個が860円かぁ〜・・・。 -
今年の年末が築地市場の最後の年末になるけれど、その時はすごく混むんだろうなぁ。
-
こちらは「紀文」さん。
おでんのネタ(おでん種)っぽい練り物を沢山売ってました。 -
鯨も売ってました。
鯨のベーコン、鯨の大和煮。
いまはもう、高級食材ですよね。
外人さんはこういうものをどう見るのかな?
ちなみに・・・わたしの住んでいる静岡市では、日常的に魚屋のショーケースに「いるか」の肉が並んでいますけどね。
「いるか」って、まんまドルフィンのことです。
鯨の大和煮みたいに、煮て食べるんです。 -
こちらは別の店。
鯨を扱うお店さんは複数軒ありました。 -
こちらは鮪の専門店さん。
本鮪のカマのブロック(トロのところ)は高いけれど、レンガブロック一個分ぐらいで10人分の刺身になるからねぇ・・・10人で食べたら少ないかな?
レンガブロック位の鮪のサクを5人で切り分けて「ひとりぶん」かな?
ま、わたしは静岡生まれの静岡育ちなので鮪はブロック(サク)でしか買ったことはないですけどね。
もちろん柳刃(刺身包丁)は持ってます。 -
ここも鮪屋さん。
鮪と、ほか魚介類も販売していました。
マグロの取引となると築地が日本一でしょうけれど、マグロの水揚げとなれば静岡県が日本一なんですよ。
http://uub.jp/pdr/fi/mg.html
http://www.pref.shizuoka.jp/j-no1/m_kihada.html
http://shizuoka.mytabi.net/shizuoka/archives/maguro.php
築地で毎日取引されている鮪の多くは静岡県から運ばれています。
そのほか宮城、千葉、神奈川、青森などからも届くのでしょうけれど、静岡県の鮪の水揚げ量は他県の比じゃないほどの桁違いです。
これはどういうことかと申しますと・・・マグロを水揚げできる大きな漁港が静岡県には沢山あるからなんですね。
おもに清水港と焼津港で水揚げされるんですが、近くの吉田港、御前崎港、用宗(もちむね・静岡)港と、大きな水産基地がいくつもあるので合計すると静岡県の総水揚げ高が断トツ一位、という結果になるようです。
鰹の方は、港単位の漁獲高では焼津と土佐清水と八戸あたりが毎年入れ替わりますが県単位での鰹の漁獲高となると、やっぱり静岡県が断トツの一位です。
鮪日本一より、鰹日本一の方が優位なくらい。
なにせ鮪の水揚げ港より、鰹の水揚げ港の方が多いですからね。
熱海港から静岡県の海岸線をぐるっと舞阪港まで、静岡県内のほとんどの漁港で鰹は水揚げされるからです。
https://www.pref.shizuoka.jp/j-no1/m_katsuo.html -
こちらは漬物屋さん。
漬物は京都って言うけどさ、日本中、どこの漬物を食べても「旨い漬物」は、旨いです。
味噌や漬物などの発酵食品は材料が揃えば日本全国どこでも生産できますし、米を主食とする日本食には無くてはならない副菜、調味料ですね。 -
こちらはフルーツ、おもにかんきつ類屋さん。
オレンジが収穫できる土地は豊かな土地なんだと、聞いたことがあります。
市場にオレンジっぽい果物が並んでいる様子は、いかにも「豊かな国」の風情です。 -
この店は「調味料」屋さんかな?
タレ類、ドレッシング、カレー粉とか、練りからしとか、福神漬けとか、練りからしとか。
賞味期限が肉や魚や野菜よりはもうちょっと長い加工食品を扱っている店ですね。
英語で言うとグロッサリー屋さん。 -
こちらは切り身の魚屋さん。
魚屋さんにも色々あるみたい。
鯵のヒラキやホッケなんかを売る干した魚屋さんとか、もっとカラカラに干した煮干し屋さんとか。
冷凍の魚屋は見かけなかったなぁ・・・。
輸入のオマール海老とか、ムール貝とか。
テラピアとか、アマゾンの輸入魚なんか冷凍でしか売れないもんね。
そういう冷凍輸入魚介を扱う店・・・見かけなかったかな・・・。
築地なんだから、探せばあるでしょうね。
でなきゃブラジル料理やフィリピン料理が作れない。 -
あ、蟹だ!
-
毛ガニ一杯4800円かぁー。
生きてなくてもいいんだけれど。
その半額ぐらいで食べたいなぁー。
しかしデカいねぇ。 -
タラバの肩が1000円!?
と、思ったら100g当たりだった。
やっぱ一万円ぐらいするよね。
タラバだったら肩だけでいいんだけれど
(味噌は少ないし、あんまり美味じゃないし)
それでも一万円はするよね・・・。
それ以下のタラバだと、ちょっと物足りないかも。 -
やぁ。
竜宮城のようではないか! -
この海鮮の炭火焼き屋ってのも何軒か見かけました。
ビジュアルとパフォーマンスが派手で、漂う匂いがかぐわしい。
牡蠣なんか焼くと磯の香りがしますよね。
でも一個が300円。
妥当な値段だとは思うけれども、貧乏人には手がでませんワ。 -
そしてココ。
何軒かあった海鮮の炭火焼き屋の中でも大層賑わっていました。
いま流行の「牡蠣小屋」です。
”牡蠣小屋”ってのが流行ってるよね。 -
店の中では牡蠣のガンガン焼きなどを食べさせてくれるらしいんだけど、外ではホタテのバター焼き(一個500円なり)を提供していました。
HPを調べてみると・・・
http://minato-kakigoya.com/
ありゃ?
これ、沼津(静岡県)のあそこの系列店?
いま(これを編集して)知った・・・ -
でー
特筆すべきがこの青年。
バイトさんなのか、牡蠣小屋の若旦那なのか知らないけれど、バイリンガル!
いや、もしかしたらトライリンガル。
デキる!!!
外人さんたち相手に事も無さげに対応していました。
なので、広東語なのか北京語をしゃべっているところを撮ろうと・・・ムービーを取り始めたら日本語もしゃべらなくなっちゃった。
https://youtu.be/Maox9ioGyXI -
あんまり流暢な外国語をしゃべるんで、もしかしたら留学生なのかな???
雑踏の中では日本語の会話ですら聞き取れないので青年が何語で外人観光客と会話していたのか不明ですが
その印象を日本語に翻訳すると
外人客:「ホタテしかないの?」
好青年:「ええ、ホタテのバター焼きだけです」
外人客:「いくらなの?」
好青年:「一個500円です」
外人客:「?いね!(または安いね)」
好青年:「とても美味しいですよ!」
その表情から、あたかも、こんな会話をしているように見受けられました。
そして、それはハングル語だったのかも。
いや、タイ語?(w
築地には大勢の外国人観光客が往来するからね、これだけ外国語ができるんなら重宝されるでしょうねぇ。 -
うなぎ屋さん。
いやぁー、旨そう。
あらゆる食材の中で鰻はビタミンEの含有量が断トツ多いらしくてね離婚したばかりの頃に子供たちを養うためにドカン系の仕事をしていたのよ。
その時、「高い薬だと思って週に一度は鰻を食べなさい」と助言してくれた人がいて、ご忠告を守って木曜日のお弁当には白いご飯だけを持参して、スーパーで中国産のウナギを買って、それで昼ごはんを食べていました。
そのおかげで一日も休まず勤務することができたので、鰻の威力は身を以て知りました。
すごいんですよ、ほんと。 -
うわ、また安い。
お買い得な肉屋がまた。 -
この方、しきりにシャッターを切っております。
ほとんど肉の撮影オンリー。 -
なれば、わたくしも。
-
ひゃっはぁー、安くて、旨そうで、すんばらしい!
-
吉澤商店っていうんだって!
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/specialist/meat/07.html
いつか、「静岡に帰る時の、帰りがけ」 に寄ることが出来たら、家族人数分のステーキを買って帰りたいなぁー。
それだって、帰りが深夜になっちゃったら買って帰れないから、お店が営業している昼間のうちに帰るタイミングが発生したら・・・
・・・ありえないな、そういうタイミングは。 -
こちらの吉澤商店さんには、かのマダムもいらっしゃったそうです。
あの美食家のオバちゃんにステーキを試食してもらって 「美味しいわ」って言われたんならナンだけど、写真を見る限りではメンチカツかコロッケを召し上がっておられる。
メンチねぇ・・・
相当うまいんだとしても、わたしゃステーキの方がいいなぁ。
あのオバちゃんは普段旨いもん食べてるからさ、マダムが「美味しいわ」って言えば本当に美味しいんだろうなって思うけど・・・。 -
ここで皆様が茶屋で団子を食べるがごとくほおばっておられるのが、築地名物の玉子焼き、みたいです。
こちらのお店は 築地・場外 卵焼きの山長さんです。
http://www.yamachou-matue.jp/ -
これがさー、猫も杓子もって感じで玉子焼きを食べているのよ、みなさん。
-
こうなると、店側の仕掛けた何がヒットしたのかと、わたしは勘ぐらずにはおれません。
その秘密を知りたい。 -
この店が仕掛けた結界の中に入ると、玉子焼きを食べなきゃいけない気になる・・・そうすることが当然のルールであるかのような錯覚・・・そんな強い引力を感じます。
わたしでさえ、玉子焼きを買って食べようかと思っちゃったくらいなので。
その店のパワーはどこから湧いてくるんだろう?
しかも、皆様すごく幸せそうに玉子焼きを召し上がっていらっしゃる。
どんな仕掛けが人を踊らせるのか、わたしゃそっちの方が気になって、気になって・・・。
ただ旨いだけの卵焼き?
いやいや、築地には玉子焼きの専門店は他にもありましたよ。
この店だけなんですよ、おばちゃん達が(ほぼ全員が年配の女性ばかり)競って玉子焼きを買い求め、その場で食べるということをしていた店は。
この玉子焼きのお店は、おばちゃん達の、何かを煽っているか、何かをくすぐっているんだろうなぁ。 -
こちらのお店も玉子焼きの専門店さん。
http://www.daisada.jp/
築地の場外には10件もの玉子焼き屋さんがあるようです。
http://www.tsukiji.or.jp/search/shoplist/cat-c/cat-10/
でも、他の玉子焼き屋さんは先のお店(山長さん)のように買い食い客で賑わってはいませんでした。
すぐ近くにあったんですけどねぇ。 -
こちらも玉子焼き屋さん。
https://www.shouro.co.jp/
お買い物客で流行ってはいたけれど、「買い食い客」は居ませんでした。
この店で買い食いをするには抵抗があるような雰囲気が漂っていました。
買い食いをするのが「品がない」「はしたない」「下品」「みっともない」という気分になる店と、
「なりふりかまわず買い食いを楽しむのが粋」と思えてしまう店の違いは何でしょうか?
そもそも、「経済」というのは、「気分」の問題なのです。
景気のよさ、というのは、「気分の良さ」なのです。
とはいえ、買い食い客のいない玉子焼き専門店の玉子焼きも飛ぶように売れており、べつに閑そうということではないので、それなりに繁盛しているのだろうと思います。
そして、買い食い客が行列を為していた玉子焼き屋も安価な「買い食い用の玉子焼き」だけを食べる客ばかりというわけでもなく、普通の厚焼き玉子も売れているようでした。 -
こちらは・・・?
炙り親子丼だって。
http://www.tsukiji.or.jp/search/shoplist/cat-d/cat-14/444.html
なんか・・・スーツのサラリーマン(ビジネスマン)っぽい人が多いみたい。
普通にお昼ご飯を食べに来た近隣にお勤めのビジネスマンかな? -
ここもテレビで紹介されましたって、目立つように看板が出ていました。
この近くで働いているビジネスマン達が昼時に押し寄せる店なら美味しいんでしょうね。
ん?
でも午前10時17分?
画像のプロバディーを見てみたら撮影時間は昼には早い午前10時過ぎ。
サラリーマンのお昼にはちょっと早いし、朝ごはんには遅すぎるし、だなぁ〜。
この時間に親子丼をかき込んでいるスーツ姿の、この人たちは?
どういう筋の方々でしょうか??? -
あ!
ここはテレビで見たことがある!
トリトウって読むらしいのです。
http://www.toritoh.com/
鶏肉の専門店で明治40年から商売やってるんですと。
もう100年越えましたね・・・。 -
ホームページを調べようと「築地 鳥藤」でキーワード検索すると、でるわ、でるわ・・・
鳥籐がらみのデータが、わんさか出てきます。
どうも、場内にも「鳥藤」って名前の食べ物屋があって、そこの鳥飯やら鶏肉のカレーやらが旨いらしいのです。
じゃ、年内にまた出かける事が出来たら次は鳥藤ですな。
http://www.tsukijigourmet.or.jp/47_toritoh/ -
ここかぁ・・・
そうとは知らずに撮った写真の中に映り込んでいました。
行列もできていなくて入り易そうじゃん。
正月のテレビで紹介されなかったからですね(w
場外の鳥肉店はテレビで紹介されて、いろんなテレビ番組の築地特集には良く映る常連ロケ地みたいなのに、場内の鳥飯屋の方はテレビではあまり見ない。
おかげで行列が出来ていない・・・のかな?
やっぱり・・・行列ができるか、出来ないかの基準って、メディアで囃し立てるか否かの違いなのかな? -
このお店は煮豆とか、つくだ煮とかを売る店でした。
http://edo1-iida.p-kit.com/
目立つ往来に試食ブースを設けて無料で試食を配っていたにもかかわらず、このありさま。
ほとんど人が寄り付かないのです。
小奇麗に整理されすぎているのかな?
ま、波があって寄り付き始めたら黒山のひとだかりになって、その群衆も汐が引くようにさーーーっと引いて、まさに蜘蛛の子を散らすように居なくなるってのを繰り返すんだろうなぁ、こういうロケーションだと。
人通りはあるロケーションなのに、ひっきりなしに人が寄り付く店もあるというのに、その違いはどこにあるんだろう? -
もしかしたら、佃煮とか、煮豆みたいなものが地味で人だかりや行列には無縁なのかな?
HPがあるのかと調べてみたら、ありました。
すごい立派なHPが。
http://www.tsukugon.co.jp/
けっこうな一等地に店を開いているし、店構えも、陳列も、たぶん製品だって優れているんでしょうけれど、人の波が押し寄せる風情はありませんねぇ。
これはこれで、風情があって良いものですが。 -
やっぱり豆みたいなものは人気がないのね。
そりゃ、牡蠣小屋のような華やかさは無いけれど・・・
こちらのお店は、ヤマカという乾物・雑穀屋さんです。
http://www.tsukiji.or.jp/search/shoplist/cat-e/cat-18/106.html
乾物や豆、雑穀を扱う店も築地場外には他にも沢山ありました。
http://www.tsukiji.or.jp/search/shoplist/cat-e/cat-18/ -
そのヤマカさんの裏が賑やかいなと思ったら、海鮮どんぶり屋さんがありました。
こちらは「まるきた」さん。
築地の「海鮮丼」屋さんは、ずらーーーっと14件。
それは専門店の話で、寿司屋でバラちらしを出す店も入れればもっとあるでしょう。
海鮮丼の専門店が14件あるそうです。
http://www.tsukiji.or.jp/search/shoplist/cat-d/cat-13/
こちらは一号店みたい。
http://www.tsukiji.or.jp/search/shoplist/cat-d/cat-13/1017.html -
こちらは二号店か三号店の、どちらかです。
わかんなくなっちゃった・・・ごめん。
http://tsukiji-marukita.com/ -
で、こちらは「築地ハレの日食堂」さん。
2012年の暮れにオープンしたばかりの店なんだそうです。
100年の老舗もあると思えば、まだ3年にも満たない店もある・・・入れ替わりもあるんでしょうね。
そもそも来年はココ、市場じゃなくなっちゃうのに承知のうえで駆け込みオープン?
それもアリなんでしょうね。 -
珍しいことに、ハレの日食堂さんの「公式ホームページ」は、インスタグラムです。
https://instagram.com/explore/locations/247882386/
こういう系のお店にはインスタグラムが最適だとは思うけれど、日本じゃユーザーの少ないSNSを公式にするってのは、社長さんかプロデューサーのセンスを感じますね。
海鮮丼屋などトレンドの食べ物を出すお店さんでは、客の呼び込みに精を出していました。 -
これもハレの日食堂さんのメニュー看板です。
-
築地に限らず、これ系のどんぶり屋は最近流行ってますよね。
魚市場っぽい観光地には、決まってこんな海鮮丼っぽい専門店がうじゃうじゃあります。
だけど、わたしは「海鮮丼」みたいのは、ちょっとねぇ・・・苦手です。
温かい銀シャリに、冷たい生ものを乗せて、わさび醤油で飯を汚すってのが、どうも苦手なのであります。
刺身定食で食べたい。
冷たいネタと、熱い銀シャリを別々に盛ってほしい。
わたしは、ね。
見た目は華やかなんだけど・・・。 -
ここは「うに虎 喰」(うにとら-クラウ)さん。
http://www.itadori.co.jp/shop/shop_04.html
うに食べ比べ丼が 2,980円(税抜)ですと。
安いのかな、やっぱり高いのかなぁー。 -
どれがどの店かわからなくなっちゃったんだけど、まぁ、築地・場外には多くの「海鮮丼」の店がありまして、その一覧はこれです。
http://www.tsukiji.or.jp/search/shoplist/cat-d/cat-13/ -
青年よ、どの丼を食そうかと悩んでおるのか?
-
メニューを見て、食すべき丼を選んでおる青年たち。
並んでおるのか? -
遠目からも見える「海鮮丼」の看板。
-
外国語でも表記。
食べるのかなぁ、外人さんが・・・コレを。。。
日本人のわたしでさえ生の魚がぬくい飯に乗っていて気持ちが悪いと思うのに・・・。
以前、イタリア人と、フランス人と、ベルギー人達と、寿司屋に行ったことがあるけれど、やつらは食べなかったよ、生の魚を。
食べていたのは玉子焼き、かっぱ巻き、干瓢巻きと、おいなりさんだった。
寿司屋の大将が
「生の魚がダメなら、炙りましょうか?」
なんて言っていたけれど、そういう問題じゃないみたいで、ブイヤベースみたいにクタクタに煮込むか、ムニエルみたいに原型がわからない料理になるか、ムースかパテみたいに元が魚だったとさえ分からない状態にまで料理しないと、グロいみたい。
彼らには。 -
ま、チャレンジャーもいるでしょうから、西洋人にも・・・
とはいえ、こういうものに2000円以上も支払って、食べて喜んでいるのは日本人ばかりではないかと思うんだけど。
海鮮丼という料理の完成度が、いまいち未完だと思うよ・・・もう少し洗練させることが出来そうなものだ。
ビジュアルだけの金取り料理だからね・・・あれが旨いってのは、どうもわからない。 -
いやいや、新鮮な魚介はもちろん美味しいだろうと思うよ。
だけどさ、あれを炊きたての飯に乗せて出すってのがダメだ。
寿司屋のばらちらしは、あれは素晴らしい。
あれは好きです。
完成度も高い。
素人料理っぽい海鮮丼と、寿司屋のチラシでは何が違うかというと、シャリの温度、酢飯の具合、ネタのさばき方かなぁ。
2000円も払って食べる価値のある海鮮丼が出てくるとは、とても思えないんだ・・・このテの店で。
たぶん、「おいしいごはん」に「新鮮な魚介」を乗せさえすれば、美味しい料理になると思っている程度に違いない。 -
刺身定食で出すより、どんぶりで出す方が、手間はかからないしコストも安い。
それでこの値段!
けっこう流行っていて、大勢の観光客が行列に並んで食べていたけどね。 -
じつは、わが愚息が東京で暮らしておりまして、彼の住んでいるアパートのすぐ近くに「丼丸」というテイクアウトの海鮮どんぶり屋があって、そこが安くて旨いのだというLINEが来たのだ、愚息から。
じゃあ、こんどおかあさんが東京に行ったら、お昼ご飯はそこで食べよう、ということになって
最近(2015年10月)行って、食べてきました。 -
その日は雨でした。
愚息の住民票がある世田谷区役所に車で出かけた帰り、ここを曲がれば愚息の棲家という往来で
「あ、ここで降ろして! あそこが例のどんぶり屋だよ、ぼく買ってくるから」
というので愚息をおろし、車内から写真を撮ったのであります。 -
はい、これ、おかあさんの。
お母さん好みだと思うよ、北海丼っていうんだ。
数の子とかいくらとか、雲丹も入ってるよ!
と渡されたのがコレでした。
これで500円なんだよ!
凄いでしょ?
それに、すごく美味しいんだよ。
小学生の頃、カブトムシを捕まえてきた時と同じ笑顔。 -
おまえは何にしたの?
「これね、バクダン丼っていうの。
種類が100種類ぐらいあるんだよ、僕、食べたどんぶりに〇つけてるんだ。
全部食べようと思って。
パンフレットももらってきたよ」
と、メニュー表をよこしました。 -
それが、これです。
数えたら、88種類です。
まぁ、それにアレンジもできるそうだから100種以上になるんでしよう。
これ系のメニューは、基本の材料の組み合わせることによって品数が増えるパターンで、種類の数だけ材料を揃えなきゃならないってことはないので効率は良いでしょう。
築地や、全国各地の「海鮮丼」のパターンと同じです。 -
雨で渋滞していた幹線道路を走っていた車から
「買ってくるね」
と言って飛び出していき
「おかあさんは何がいい?」
とも聞かなかったので、そんなに品数がない弁当屋かと思いきや、パッと見はずいぶん多彩なテイクアウト専門の海鮮丼屋でした。
愚息が親のわたしに買ってきたのは一番上の、左から四番目。
北海丼でした。 -
愚息が自分用に勝ってきたのは、一番上の、右から二番目のバクダン丼。
「僕ね、初めてこの店で食べたのが海鮮丼だったんだよ」
それから、これも食べたし、これも食べた・・・
我が愚息は、目下夢中になっているゲームを攻略するかのように、うきうきとマップを指示して自慢するのでありました。 -
「でさ、?くて旨いってのは珍しくないし、金を出せば旨いのが当たり前なんだけど、この店の海鮮丼は安くて旨いんだよ」
とにかく食べてごらんよというので、食したところ、旨くてびっくりした。
これは、寿司屋のバラ散らしの技なのだ。
ネタはふつう。
そんなにびっくりするほど新鮮じゃあないけれど、足の速い雲丹もそこそこイケる。
カズノコは小さくて、「一番安いグレードの奴」ってのは判るけれど、偽物ではない。
ちゃんと数の子。
数の子の味がする。
雲丹も雲丹の味がする、少なくて物足りないけれど。
他のネタも、ちょっと薄いなーと思ったり、いまひとつ少ないなと感じる程度で、味が悪いという事はありませんでした。
ネタの薄さや少なさは500円での限界でしょう、文句は言うまい。
それより、これで利益を出せるのかと不思議にさえ思うクオリティー。
技の無い海鮮丼とは一線を隔てる、シャリが酢飯。
家庭で同じものを作ろうと思ったら、一杯1200円はかかる。
それを500円で提供するってのは、たいした企業努力です。
すばらしい。
調べたら、静岡(浜松)にも二軒あるみたいです。
http://sasafune.co.jp/
ちょうど明後日は仕事で浜松に行くので、行ってみようと思っています。
http://sasafune.co.jp/archives/3995
築地で食べる2000円の海鮮丼と比べたら、そりゃあ500円で利益を抜こうっていうこのテイクアウトの海鮮丼はあらゆる面で劣るでしょうけど、安い海鮮丼を(安くて旨い海鮮丼を)東京で食べようと思ったら、こんな店もありますのでご参考に。
http://sasafune.co.jp/search
東京には、意外にも弁当を食べる場所が沢山ありますよ! -
寿司にはあると美味しい本わさび。
築地の場内にも、場外にも、本わさびを売る店が沢山ありました。
我が家には敷地の中に湧水の湧く沢が流れているので、そこでわさびを育てているんだけど、こんなに立派なわさびが育たない。
で、時々こういうわさびを買って帰り、自宅の沢に植えるのでありました(w
わさびってね、毎日お水を変えて・・・できれば流水がいいけれど、コップで育てることもできますよ!
冷蔵庫に入れないで、常温で、あんまり日光を当てないで、かといって日陰では枯れてしまうんだけど、上手に育てれば葉っぱが出てきて育ちます。
わさびの部分はやせ細るけれど。 -
ここは魚屋さんがやってるっぽい飯屋。
こういうたたずまいが、わたしは好きだなぁ。
この、こじゃれて無い感じがイイ。 -
右下にメニューが見えますかな?
刺身定食とか、焼き魚定食とか。
店の雰囲気と、この手書きのメニューボードを見ただけでも、妙に旨そうじゃないですか。
きっと、期待通りの味の料理が出てくると思います。
観光客向けじゃないので行列も、ひとだかりも、ありませんでした。
尚ヨシ。 -
こんなカフェもありました。
http://www.yonemoto-coffee.com/
こういうカフェのテラス席でコーヒーを飲んで、行きかう人を眺めるのが好きです。
この日は戴きませんでしたが、静岡市にもこんな感じのカフェが何軒かあります。
良く利用します。
カフェと喫茶店の法律上の違いは、酒を出すか、出さないか、だそうです。
したればこの店は「カフェ」ではなく「喫茶店」になるのでしょうけれど、こういう店こそ「カフェ」と呼びたいものです。 -
場外も、奥は深いし分岐も多く路地の総延長はけっこう長いです。
なかなか見ごたえもあるので歩き疲れていることにも気が付かないまま散策を楽しめます。 -
築地・場外の旅はまだ続きます。
次作にして最終回、「その5」をお楽しみに。
2015年10月29日・しるす
さて・・・こんどは何が壊れるんだろう???
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