
2015/08/24 - 2015/08/27
4156位(同エリア19225件中)
くわさん
香港最終日、帰国便は午後14時台。ちょっと時間があるので黄大仙(ウォンタイシン)へお参りをしたのちに空港に向かいます。
香港旅行記2015(1日目、8月24日、香港到着編)
http://4travel.jp/travelogue/11054825
香港旅行記2015(2日目、8月25日、北京ダック、ビクトリアピーク編)
http://4travel.jp/travelogue/11057661
香港旅行記2015(3日目、8月26日、香港島編)
http://4travel.jp/travelogue/11059373
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- JTB
PR
-
06:50、朝です。今日も暑そうです。
今回の香港旅行、とりあえず雨に降られず、天気には恵まれました。暑かったですが。 -
ホテルの窓から良く目を凝らすと昨日行った香港島が見えます。
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高層マンションから登る朝日。
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07:30、朝食にしましょう。お粥さんは飽きたので、嘉豐のちょっと先のマキシレストランへ。
場所は多分[撮影場所の地図]の所だと思うが、もう1ブロック西だったかも。 -
嘉豐よりはちょっとしゃれた喫茶店のような感じでした。
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で、何かようわからんが、AセットとBセットを注文。
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出てきたのがボルシチと・・・
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マカロニのシチュー。
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あとはパンと卵、ソーセージ、そしてアイスコーヒー。
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シチューが多くて、朝から結構食べました。
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この混沌とした雰囲気にもだいぶ慣れてきました。
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これは郊外へ向かうバスの停留場。市街地から戻るときはこのバス停で降ります。ここからホテルまでは徒歩2〜3分。早い人だと1分か。
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犬のウンコいれ。そういえば初日の九龍塘以来、ウンコ踏みそう事件はありませんでした。
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リーガル・オリエンタル・ホテルとも今日でお別れ。
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ホテル前には九龍塘行きのミニバスが停車します。ここが始発。
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08:20、ホテルをチェックアウト。
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これから香港で有名なお寺、黄大仙へ行くのでホテル前のバス停から25M系統でまず九龍塘に向かいましょう。
黄大仙へは先ほどのバス停からも行けるそうですが系統が分からないので、ここは確実なMTR(地下鉄)で行きましょう。 -
今まで乗った二階建てバスと違いこれはミニバス。九龍城の狭い道をあっちこっち寄り道しながら進みます。
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九龍城を抜けると小奇麗な街並みになります。
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08:45、九龍塘駅に到着。ここからMTRに乗ります。
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朝の通勤ラッシュでMTRはかなり混んでいます。
車内に入ると当然満席です。
と、その時、席に座っていた人が「サッ」と立ち上がりゆうに席を譲ってくれたではありませんか。あまりにも当たり前に、いつもそうしているような自然な仕草で、逆にこちらが戸惑うほどでした。
ここから二駅ですが、ありがたく座らせてもらいました。 -
08:58、黄大仙(ウォンタイシン)駅に到着。
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ちなみにこの黄色いシャツを来ている人、駆け込み乗車を止めさせる人です。
安全第一安全第一と言っている割には日本では通勤ラッシュ時でも経費削減のためかホームに駅員さんがいませんが、ここ香港ではしっかりと安全が確保されていました。
ほんのちょっとしたことですが、海外旅行をすると新鮮な目で見られます。だから旅行は止められない。 -
改札を抜けて、
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お寺、嗇色園黄大仙廟の位置を確認。
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最近日本ではエスカレーターの片空けを止めようとなってきていますが、香港ではまだしっかりと片空けが行われていました。
片空けの発祥はイギリス・ロンドンの地下鉄からと聞いたことがありますが、イギリスに統治されていた香港、その習慣が残っているのでしょうか。
ちなみに私は片空け反対派です。
ゆうのように左半身が不自由だと、右手で手すりを持たなくてはならないので、日本のどこかのように右側を歩かれると非常に危険なのです。 -
黄大仙祠は右。
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矢印に従っていくと、線香などを売っている売店があります。その右側に・・・
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立派な門。皆さんここで記念撮影。
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上の龍の像から左に行くのが通常ルートですが、杖をついたゆうを見て、警備員さん、車椅子用の通路に通してくれました。
香港の人てやさしいわぁ。 -
日本にはない花。
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ただ、車椅子用の通路で行くと、お参りの順番がちょっと変わってきます。
これは順番で行くと3番目の盂香亭。 -
線香から煙がもうもうとたなびきます。
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他の人の見よう見まねでとりあえずお参り。
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月老像
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何やら指の組み方が書いてあったので真似てみましょう。
これは一体なんのまじないか?
こういうときはガイド付きのツアーでないとさっぱり分からん。
後から調べてみたら、縁結びのまじないだそうです。本当はこの指に赤い糸を絡めて・・・ -
このように月老から男女の像を結ぶ紐に括り付けるのだそうです。
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さて、こちらが本来お参りコース1番の本堂。
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本堂はこの奥。
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その前には干支の銅像が立っています。
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そういえば今年の干支は何でしたっけ。皆さん覚えていますか?
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本堂です。本堂前では皆さんお祈り中。
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中国らしいお寺です。
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本堂の前でも線香がモクモクと。
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そしてその前ではお祈り中。
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突然参拝道が通行止めになり、住職のお勤め。
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やっぱりこういうのが狛犬として日本に伝わってきたのでしょうか。
なに? ここは日本の寺より新しい? -
長崎を思い出します。
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おっ、この辺りで美女軍団が撮影会をしているのでこっそり撮影。
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ここが最後のお参り場所。
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この付近には占いとかも有名らしいですが興味がないのでパス。MTRで佐敦(ジョーダン)へ行きましょう。
ゆうに言わせると、エスカレーターは昇りより下りが怖いとのこと。だから下りは必ず右側の手摺を持っているので、右を歩かれると非常に危険です。 -
10:00、MTRに乗車。
その後また満席の車内で杖をついたゆうを見た人がさりげなく座席を譲ってくれました。なんでこんなに自然に? 香港の道徳教育がいいのか儒教の精神が満たされているのか。
日本ではこんなことありませんでした。いや、席を譲ってもらったことはありましたが、ここまで自然にそれをすることがさも当たり前であるという雰囲気で譲られたことはありません。
たったこれだけのことですが、もう、すごい感激です。 -
10:20、佐敦(ジョーダン)着。
ゆうは座席に座っていましたが、私は満員の車内で吊革にぶら下がっていました。
そのとき、隣に立っていたおねーさん、スマホで何やらメールを一生懸命打っています。
漢字はどのようにして入力しているのだろう? と、疑問に思いよく見ていると・・・なんか記号のようなものをパチパチ打ち込んであれよあれよという間に漢字に変換しているではありませんか。
ちなみにこのブログでの漢字変換、4travelの他の記事からのコピペだったり偏から漢字を選んだり、すごく苦労しています。 -
さて、ここでオクトパスカードを返却しないといけません。
もう一度香港に来ることが確実なら持っていてもいいのですが、いつ来るかわからんし。 -
返却時、残金とデポジットは返金されますが、今回のように使用期間が短いと返却手数料がいくらか取られます。
それでもバスに現金で乗る時はお釣りが出ないのでその分元は取っていると思います。それに便利さには代えられません。お世話になったオクトパスカードともお別れです。 -
さて、ジョーダンの駅から出てきました。
暑い、とにかく暑い。 -
ここにも面白い建物があります。
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交差点の角にあった売店。
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日本語教室か。
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こちらにはレンガ造りの建物
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暑い。日陰を求めて右往左往。
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不動産屋を冷やかす。単位が良く分からんが、HK$だとすると・・・ひぇー、どれもこれも日本円に換算したら億を超えてる。ただの億と違う、2億だっせ。日本人で、あぁ、良かった。
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日陰を求めて裏道に入ってみましょう。朝なのでお店に商品搬入中です。
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こんな道路にせり出した看板も見納め。
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あまりに暑いのでこのあたりのマクドに避難。コカ・コーラでのどを潤しました。
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暑いだけなのでもうそろそろ空港に向かいましょう。
ジョーダンからタクシーに乗りエアポートエクスプレスの九龍駅に11:45到着。 -
このエアポートエクスプレス、駅で飛行機のチェックインができます。
福岡行のCX510便も問題なくチェックイン完了。
私達は機内持ち込み荷物だけだったので預けませんでしたが、ここで荷物も預けることができます。ほんとにこれは便利です。 -
12:00、エアポートエクスプレスに乗りましょう。
チケットは香港到着時にJTBの係員からもらっています。 -
ほぼ満席のエアポートエクスプレス。
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一瞬だけ車窓が開けます。
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12:26、香港国際空港到着
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さっき九龍駅でチェックインしたときは搭乗ゲートの案内がなかったのでここで確認。ふむふむ、CX510はゲート17か。
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広い広いターミナルを奥へ進む。
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ゲートに行く前に香港ドルを日本円に替えましょう。
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ここで円に両替。しかし、かなり損をしました。それも千円札でしか返ってきません。
さっきのオクトパスカードといい香港ドルといい、そのまま持っていた方がよかったと反省です。 -
12:38、ま、くよくよしても仕方ありません。
出国しましょう。
出国には入国時に記入したカードが必要ですので忘れないように。 -
無事出国審査完了。
まだ、お昼を食べてませんのでここ、フードコートのラーメンで昼食。 -
ラーメンと、もちろんびびびびーる。
このフードコート、オーストラリア旅行の帰りでも食べた記憶があります。 -
13:43、そろそろゲート17へ行きましょう。
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ゲート17はこの奥。
ちなみにこのゲート15、オーストラリア旅行で帰りの関空行に搭乗したゲートです。
http://homepage3.nifty.com/kuwa72/2010australia/sep05part1.html -
ゲート17に到着。しかし、どういうわけかあまりお客さんがいませんし、係員もいません。
念のため確認しに行くと、ケートが27に変更されているではありませんか。
ええ〜、ゲート17から27、かなり長い移動です。もう、出発時刻一時間を切っているのに。 -
14:10、やっとゲート27に到着。
しかし、場内アナウンスがあったわけでもなく、変更を知らない人も何人かいたのではないでしょうか。 -
これが福岡行の機材か?
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もう変更はないとは思うが念のためチェック。
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ちょっと時間ができたので飛行機の着陸を見に行きましょう。
ちなみにこの向こうに見えている海に白イルカが生息しているとかで、橋を作っているため環境汚染で生息数が少なくなっているそうです。 -
14:40、もうそろそろ搭乗開始。
なんと、この時も係員、杖をついているゆうを見て、優先搭乗させてくれました。 -
機内から。以前はこんな離陸前の写真は撮ることができませんでした。
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機材はエアバスA330。
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安全設備の案内ビデオが終わり、定刻から少し遅れて15:15、出発です。
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香港国際空港を離陸するとすぐ橋の建設現場が見られます。これが白イルカの生息数に影響を与えている橋の工事でしょうか?
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香港には意外とたくさんの島があるようです。今度はそんな島に渡ってのんびりしたいものです。
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機はどんどん上昇しPM2.5の世界ともおさらばです。
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しばらくすると機内食が出されます。
往きと同じチャーハンとウーロン茶。 -
まもなく経由地の台北。
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CX510はCX511と同じく一旦台北に着陸します。
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無事台北に着陸。雨が降っていたのでしょうか、滑走路が濡れています。
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ここで福岡に行く人も全て降ろされます。
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で、ここでもまた手荷物検査。往きでも引っかかったカメラの三脚がやはり引っかかってしまい、キャセイ航空のカウンターに預けます。
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その後もう一度手荷物検査を受け搭乗ゲートへ。
引っかかった三脚は往きは機内で渡されましたが、帰りはここで戻してもらえました。 -
17:30、搭乗。
ここでも杖をついたゆうを見た係員が優先搭乗をさせてくれました。こちらから申し出たわけでもないのに、香港の人といい台湾の人といい、ほんと身障者にやさしい民族です。
それに引き換え、いつも夏になったら黄色いTシャツを着てタレントにマラソンを走らせて、「身障者に優しく」とかいう放送をしている某国では、その後、ゆうによると電車に乗っていても一度も席を譲られていないそうです。 -
お客さんは半分以上入れ替わっています。
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18:42、飛行機は滑走路をのろのろと走りますが、すごく混んでいるようで一時間くらい滑走路で順番待ちをしていました。
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18:45、やっと離陸です。
今日中に北九州に帰らないといけないのですが、福岡に着くのが遅くなると帰る足がなくなるのでやや焦り始めます。 -
18:50、ようやく台北を離陸。すっかり暗くなってしまいました。
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さっき食べたばかりなのに、またまた機内食。
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21:07(日本時間)、まもなく福岡です。
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玄界灘、津屋崎方面でしょうか。
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21:35、定刻21:05着予定のところ30分以上遅れています。
福岡空港は市街地にあるので夜景がきれいです。(香港に比べればイマイチか) -
無事福岡到着。
荷物は機内持ち込み荷物だけだったので、イミグレ、税関を先頭で通過。 -
北九州まで戻らないといけないので、ここからはタクシーで博多駅へ。
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22:20発の新幹線に間に合いました。
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で、お土産は職場関係のお菓子と、家にはたったこれだけ、出前一丁です。
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翌日の夕食はこれ。何だかんだ言ってもおいしかった。
香港旅行はこの様にして幕を閉じたのでした。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- fuzzさん 2017/09/01 10:14:15
- くわさんの香港旅
- おはようございます。
くわさんの2015年の香港旅行記を拝見しました。
香港のあの集合マンションの風景はすごいですね。
下から見上げて撮られた写真は圧巻です。
ゆうさんの優先搭乗。
私は足の小指を骨折したすぐ後にグアムへ旅行したことがあります。
松葉づえをついて行きましたが、しょせん足の小指です。
それでも優先搭乗を出発前に座席指定を電話でお願いする際に申し出ました。
帰りの便では申出をしなかったのですが、車いすを準備して私を待っていてくれました。
おっしゃるように、空港や飛行機では優先的扱いでありがたかったのですが
黄色いTシャツを着て毎年夏に募金を募る番組を放送している某国(笑)では
松葉づえをついて電車に乗っても、一度も席を譲ってもらった事はありません。
2ヶ月ほどで完治しましたが、その間松葉づえで初めて身障者の方たちの気持ちが
少しだけ理解できました。スーパーで商品補充の大きな荷車を押す店員のスピードも
怖くて怖くて。私を見ても道を譲ってくれることも一度もありませんでした。
香港、台湾の方々は優しいですね。
海外に行って学ぶことが多いと感じています。
fuzz
- くわさん からの返信 2017/09/06 19:57:59
- RE: くわさんの香港旅
- fuzzさん
コメントありがとうございます。
実は、月曜日までイギリスに行ってまして、返信が遅れました。
香港のあのマンション、カオスなマンションがたくさんある香港でも、あそこはぴか一でした。なぜかガイドブックやこの4travelにも乗っていません。
今回は初めてのイギリスでしたが、あちらでも身障者に対する心遣いは申し分なく、地下鉄では皆さん我先に席を譲ってくれました。
ビンボー旅行なので香港経由でしたが、香港国際空港でも乗り継ぎのセキュリティーは最優先、搭乗もなんとファーストクラスより最優先でした。
ホント、この違い、何なんでしょうね。
実はfuzzさんのイギリス旅行記も読んでいて、非常に参考になり、大英博物館にも行ってきました。もう世界中からいろんなものを略奪してきた(失礼)、集めてきたって感じでした。中国をアヘン漬けにして、香港も略奪しましたしね。
感心したのはロンドンや郊外の街並みの美しさ。とにかく電柱が全く立っていないのには感心しました。
京都ももう少し都市計画をうまくすればあんな感じになったのでしょうが残念です。
追々旅行記をアップしていきます。
fuzzさんのお母さん、弟さんとの旅行記拝見しました。
心温まる旅行記でジーンとしてしまいました。見習わなければ。
では。
くわ
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