2015 SW バルト三国の旅（その１）フランクフルトでトランジット、ビリニュス

2015/09/19 - 2015/09/27

2015年久しぶりのシルバーウィーク！この次は11年後というので、悩んだ末に決行しました。
まだ行ったことのない国に行こう！ということでバルト三国を選びました。
ベストシーズンは８月一杯なので、もうすでに寒いのではないか、お天気が心配･･と思いましたが、９月に旅行に行ける機会もそうそうないので旅立つことに。

スケジュール
9月19日　成田-フランクフルト　（6時間トランジットで、フランクフルト散策へ）
フランクフルト-リトアニア　ビリニュス
9月20日　ビリニュス散策
9月21日　カウナス日帰り
9月22日　早朝リガへ移動する予定をトラカイ日帰りに変更。午後リガへ移動
9月23日　リガ散策（半日到着を遅くしたため予定していたツェーシス観光をキャンセル）
9月24日　早朝タリンへ移動　タリン散策①
9月25日　タリン散策②
9月26日　出発までタリン散策③　タリン‐フランクフルト‐羽田便で帰国

物価が安くて美味しいものをたくさん食べれました。
ホテルも安価で、朝食も充実していて、素敵なお部屋のところばかりでした。
心配していたお天気は傘をさしたのは30分くらい。曇りの日もあったけど雨に降られず、まずまずでした。
例年よりも気温も高かったみたいです（今年は夏から暑かったせいかな）。

エリア ビリニュス(リトアニア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

9/19（土）、ルフトハンザで成田溌フランクフルト行き。トランジットが6時間ほどあり、リトアニア　ビリニュス行きに乗る予定です。帰りはタリンーフランクフルトー羽田で。羽田なのでチョット楽ｗ。

席は事前に予約して非常口横の席に。

早速映画を。

悲劇ばかりで読後暗くなるのだけれど...大好きなトマス・ハーディの小説で日本未公開で終わった映画「遥か狂乱の群衆を離れて」が入ってて、英語版しかなかったけど文字を頼りに、行き帰りの飛行機で３回位見た。ずーっと見たかったので嬉しかったー。でもハーディの小説の中では、このお話はそんなに暗くないです。
キャリー・マリガン素敵！

北ドイツをお友達4人と車で回られるというお隣のかたとお話してたら、私もそのかたも偶然に、某H旅行社のクロアチアのツアーに別の出発日で偶然に参加していて。そのかたも、当時人気添乗員として活躍されていて、2011年に急にお亡くなりになった（とあるHPで知ったのですが・・）S添乗員さんのツアーだったとのこと。世間の狭さにびっくりしてしまった。とてもお客さん想いで、お話が面白い人だったと、その添乗員さんのお話に花が咲いてしまった。きっと、そのかたが、私たちを引き合わせてくれたのね・・とお隣のかたが。しばし故人を偲びました。

6時間トランジットがあるので、フランクフルトで入国して、街歩きをします。

フランクフルト中央駅 駅

欧州中央銀行

ユーロタワー 建造物

少し前まで雨が降っていた様子。道路が濡れていた。

適当に歩いてたらレーマー広場に出ました。初めて来た。

レーマー広場 広場・公園

この時はこれが何なのかわからなかったのだけど、アンペルマンがたくさん。初めてきたので、いつもこうなのかと思ってしまった。

ちょっとあせったけど、無事にフランクフルト空港へ戻りました。空港で売っていた。冷めてるせいか固いです・・・泣

DBラウンジ (フランクフルト空港駅) 空港ラウンジ

ビリニュス行きに乗ります。

夕ご飯タイムです。いただいたお菓子を食べたり、ドイツのパンを食べたりしてごまかしていましたが、サンドイッチと飲み物のサービスがありました。

ビリニュス空港に到着。小さいけど綺麗な空港。

ビリニュス空港 (VNO) 空港

２３時半の到着のため、空港から50Mのホテルを予約。空港出て左斜め前にすぐありました。楽ちんにテェックイン。空港隣接のホテルは高い場合が多いですが、値段も手頃。部屋から空港が見えます。でも、駅に見える・・ｗ

ホテル　アデレード　

ホテル　アデレード　

9/20（日）、翌朝、ホテルの部屋からの眺め。

ホテル　アデレード　おすすめです。

朝食は充実していました。

ホテルすぐ正面のバス亭から１番か２番のバスで、ビリニュスのメインステーションまで行けます。

すぐにバス1番が来て乗り込みました。ただ、運転がものすごく粗いです。この前の背もたれ？に前のめりになって激突しそうになりました。寸でのとことで手を出せたので怪我をせずに済みましたが・・。リトアニア大使館のHPでみましたが、リトアニアは、｢交通事故大国｣という評判ですのでお気をつけください。念のため、バスの中で親子らしいかたに、このバスはメインステーションの前に止まるか聞きました。駅についたとき、ここだよって教えてもらいました。とっても親切でした。

ビリニュス駅の窓口です。明日行くカウナスまでの往復切符を買っておきました。

ホテルに荷物を預けて街歩きへ。旧市街の入り口、「夜明けの門」です。

夜明けの門 史跡・遺跡

門をくぐって振り返ったところです。「夜明けの門」は、1503年から1522年にかけてリトアニア大公国の首都ヴィリニュスに作られた、城壁の一部とのこと。「夜明けの門」と呼ばれるようになったのは20世紀になってからのこと。街に9つあった門のうち現存しているのはこの門だけである。他の8つの門はすべて18世紀末に当局の指示によって壊された。

夜明けの門通り 散歩・街歩き

聖母マリアの肖像画

夜明けの門 史跡・遺跡

夜明けの門のすぐそばにある聖テレサ教会（Church of Saint Teresa）は、カトリック教会

日曜の朝なのでミサ中でした。

聖テレサ教会　Church of Saint Teresaの入り口にて。
リトアニアは若くてかわいいお母さんを良く見かけた印象です。個人的なことなのでどうでもいいことなのですが、平均的な結婚年齢が早いのかなと思ったり・・。でも、調べてみたら日本と1歳半くらいしか違わないようです。たまたまですかねー。

ロシア正教会の聖霊教会
中に入るとミサ中で、煙がたかれ視界が真っ白、お香のにおいが充満していてとても独特な雰囲気。とてもカメラを向けれる雰囲気ではないと感じて写真は撮りませんでした（翌日、もう一回行くことに）。頭にスカーフを巻いた方たちがならんでてお祈りをささげていた。この旅行記の表紙の写真が翌日、人けが無かったので撮ったこの教会の祭壇です。グリーンの祭壇が印象的。

聖霊教会 寺院・教会

聖三位一体教会

聖三位一体教会 寺院・教会

教会の入り口です。ウクライナ・カトリックという珍しい宗派の、聖三位一体教会だそう。

聖三位一体教会 寺院・教会

ウクライナ→東方正教（ビザンチン）の儀礼を残しながら、カトリック→ローマ法王に使えるというものです。礼拝は、今でもウクライナ語で行われているそうす。

聖三位一体教会 寺院・教会

この宗派は、16世紀のポーランド・リトアニア連合国が、正教徒の多いウクライナ、ベラルーシに進出した結果、宗教的妥協のために興った宗派となっています。

聖三位一体教会 寺院・教会

聖三位一体教会 寺院・教会

聖カジミエル教会。旧市庁舎を正面に見て左側にある教会です。
リトアニアの守護聖人カジミエルを祀っており、ちょっと離れてみると一番上に王冠が載っている。

聖カジミエル教会 寺院・教会

リトアニアの守護聖人、聖カジミエルが祀られている。歴史に翻弄された教会です。

1618年に完成したヴィリニュスで最も古い最初のバロック様式建築。
起源は17世紀、イエズス会 が建てた教会です。
1604年に建築が開始され1635年に完成しますが、1655年にはロシア軍の攻撃で焼失。その後1707年と1749年にも焼けており、18世紀半ばに Tomas Žebrauskas らによって再建されました。帝政19世紀にはフランス軍が 穀物庫 として利用するために祭壇や彫像を破壊。宣教師によって修復されたものの、追放されてしまい 空き家 に。1839年からは ロシア正教会 として改築され、第一次世界大戦に入るとドイツ軍によって1915年から ルター派教会、1917年から カトリック教会、1919年に イエズス会 に戻され…だんだん訳が分からなくなってきますが、1949年に今度はソヴィエトによってまたもや 穀物庫 になり、1963年からはなんと 無神論博物館 にされてしまいます。

聖カジミエル教会 寺院・教会

ここも、祭壇が美しいです。

聖カジミエル教会 寺院・教会

ミサ中でしたが、日曜日だから入れたようです。

聖カジミエル教会 寺院・教会

旧市庁舎前の広場

聖ヨハネ教会の鐘楼。ヴィリニュス大学へ行ったのですけど、日曜日だからだったのか、中に入れず。そのそばの塔に登りました。

聖ヨハネ教会の鐘楼 史跡・遺跡

ヴィリニュス旧市街で最も高い鐘楼（63m）を持つ聖ヨハネ教会からの眺め。
1387年にリトアニアがキリスト教徒を受け入れてスグに建設が始められました。
この教会は大学の敷地内にありますが、16世紀の終わりにイエズス会に与えられ、その後18世紀に大学の教会となりました。

しかし、当時のオリジナルのままではなく、現在のバロック様式の教会は、1737年の大火災の後に改築されたものになるそうです。

聖ヨハネ教会の鐘楼 史跡・遺跡

聖ヨハネ教会の鐘楼 史跡・遺跡

聖ヨハネ教会の鐘楼 史跡・遺跡

聖ヨハネ教会の鐘楼 史跡・遺跡

聖ヨハネ教会の鐘楼 史跡・遺跡

塔の上はこんな様子です。

聖ヨハネ教会の鐘楼 史跡・遺跡

聖ヨハネ教会の鐘楼 史跡・遺跡

聖ヨハネ教会の鐘楼 史跡・遺跡

旧市庁舎。大聖堂 (アルキカテドゥラ)と、同じ建築家の設計で18世紀に建てられました。だから似てますね。
この場所に最初の市庁舎が建てられたのは14世紀。当時はゴシック様式だったようです。

旧市庁舎 (ビリニュス) 史跡・遺跡

ランチはこのカフェに立ち寄りました。

トマトスープ

ビリニュス大学は、日曜だったせいか、入り口のここまでしか入れませんでした。

ビリニュス大学 建造物

ピアニストのリサイタルだね。ヴュリニスはクラシックのコンサートが結構ある街みたいです。

日曜だったので、イベントをやっていました。

丘の上の城博物館 (ゲディミナス塔)

丘の上の城博物館 (ゲディミナス塔) 博物館・美術館・ギャラリー

丘の上の城博物館 (ゲディミナス塔) 博物館・美術館・ギャラリー

ゲディミナス城跡

12世紀にリトアニア大公ゲディミナスによってヴィリニュスの丘の上に木造の要塞が作られ、1409年にヴィータウタスによって煉瓦造りの要塞に変えられた。塔のうち3階部分は1930年にポーランド建築家ヤン・ブロフスキによって再建されたものである。

大聖堂 (アルキカテドゥラ)

大聖堂 (アルキカテドゥラ) 寺院・教会

ベルナルディン教会
Bernardinu Baznycia

聖アンナ (オノス)教会 寺院・教会

ベルナルディン教会
Bernardinu Baznycia

ベルナルディン教会 寺院・教会

ベルナルディン教会 寺院・教会

ベルナルディン教会 寺院・教会

ベルナルディン教会 寺院・教会

ベルナルディン教会 寺院・教会

聖アンナ (オノス)教会

聖アンナ (オノス)教会 寺院・教会

ホテルパノラマにチェックイン

眺めの良い部屋で予約していました。

パノラマ ホテル ホテル

部屋から眺めた夜景です。

パノラマ ホテル ホテル

9/22（水）トラカイから戻り、リガへ行くバスへ乗るまで時間があったので、再びビリニュスの街歩き

旧市庁舎広場そばにあるスーパーRimiです。

昨日も中に入った聖霊教会へ再び行きました。

聖霊教会 寺院・教会

聖霊教会 寺院・教会

ミサが行われていた昨日は明かりが付いていて、お香の白い煙がぼーっと立ち上っていて周囲を白い世界にしていた、その香りとともに。その中で列を作りお祈りをささげる人々。しかし、今日は、人けが無く、明かりも消されており・・。昨日の面影が無い。昨日見た光景は幻だったのか。

聖霊教会 寺院・教会

リトアニアを離れる最後にもう一度夜明けの門へ。

夜明けの門 史跡・遺跡

今日は窓がしまっていて外からは良く中が見えません。

夜明けの門 史跡・遺跡

このような階段を上がって入りました。

階段を登って中へ行きました。

お祈りをしているかたが何人かおられましたので、そっと隅から。

そろそろ、リガへ向かうバス時間が迫ってきました。

荷物を受け取りに、旧市街から駅のそばにあるホテルへ向かいました。