2015/09/07 - 2015/09/07
352位(同エリア855件中)
ポジーさん
ある日の夜、うちの家族の目をとらえて離さない映像をテレビで見ました。それは南紀白浜にあるテーマパーク、アドベンチャーワールドで生まれた双子のパンダの赤ちゃん。あまりの可愛さにこれは見に行かないとまずいんじゃない?ということになり、和歌山旅行の計画がスタートしました。当初は自家用車で大阪を経由しながら・・なんて考えもありましたが、東京からではかなりの移動距離ともなるので素直に飛行機で行くことにしました。また宿も南紀白浜に拠点を絞って2泊3日の滞在型旅行とすることに。そして何よりわたくし、和歌山県に行くのは人生初!今までご縁が無かった土地に行くということで期待に胸躍っておりました。
そんな和歌山旅行もあっという間に最終日。この日は前日に行けなかった那智大社、速玉大社を中心に南紀の自然が作り上げた造形美を堪能。紀伊半島の南部をぐるっと回ってきました。また今回はあまり美味しいものを食べていなかったんですが、最後に白浜のとれとれ市場で美味しい海鮮も味わってきましたよー。
◆今回の訪問スポット
・円月島(波が作り上げた奇勝)
・白良浜(白浜の由来となる綺麗な砂浜)
・千畳敷(波が作り上げた奇勝2)
・三段壁(豪快な大岸壁)
・橋杭岩(弘法大師伝説の奇勝)
・那智の滝(日本三名瀑のひとつ)
・熊野那智大社(熊野三山のひとつ)
・青岸渡寺(豊臣秀吉発願の本堂)
・那智速玉大社(熊野三山のひとつ)
・とれとれ市場(美味しい海鮮が味わえます)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 2.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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こちらが今回の旅行でお世話になった宿泊先、白浜シーサイドホテル。昔ながらの団体客ターゲットの温泉ホテルで建物もかなり古かったです。朝夕食ともバイキングで料理もほとんどぬるい・・・。まあ安いパック旅行なので仕方ないんですけどね。
この日は朝から青空が広がっていたので朝食前に白浜の観光スポットを駆け足で見てきました(うちの家族はまだ寝ていました)。白浜シーサイドホテル 宿・ホテル
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白浜の海にぽつりと浮かぶ島、円月島です。
円月島 自然・景勝地
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この円月島、波によって削られた海蝕洞によって中央に綺麗な穴が開いています。彼岸の時期には夕日があの円の中に沈んでいくそうです。
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白浜は温泉地だけあってこんな足湯もありました。
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こちらは共同浴場。松乃湯というそうです。まだ7時前なので営業時間外。
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白良浜にやってきました。まだ日が差し込んでいないのでわかりづらいですが真っ白なビーチが広がっています!
白良浜 自然・景勝地
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朝一の誰もいないビーチって気持ちいいっすねぇ。
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所変わってこちらは千畳敷。波の浸食によって階段状の独特の景観を作り上げています。
千畳敷 自然・景勝地
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ちょっとグランドキャニオンっぽく見えない?行ったことないですけど(笑)
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それとも火星のイメージかな。なんにせよ想像が掻き立てられる面白い地形です。
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ただ残念なことにこの千畳敷、とーーっても落書きが多い!!
波の浸食を受けやすい砂岩ということもあって簡単に削ることができるみたいで、無数のカップルの名前が刻み込まれています。アホじゃないかと思いますね。 -
続いて三段壁です。
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こちらは千畳敷と違って人を寄せ付けない大岸壁。高さ50m以上の岸壁が2キロにわたって広がっています。
三段壁 自然・景勝地
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東尋坊のような迫力。サスペンスドラマの終着点って感じですね。
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ちなみにこの三段壁には大規模な海蝕洞があり、エレベーターを使って降りることができるんです。朝早すぎて営業時間外でしたけどね。
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ホテルに戻り朝食を食べて、チェックアウト。今度は家族みんなで白良浜ビーチへ。うちの子供も大はしゃぎです。
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小さな足跡が可愛らしい♪
親ばかですみません。 -
海沿いに車を走らせること、1時間強。何とも珍しい風景に出合いました。橋杭岩です。
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この橋杭岩、その名の通り橋の杭のように一直線に同じ高さの岩が並んでいるので名づけられました。そしてここには弘法大師伝説が残されています。
橋杭岩 自然・景勝地
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鬼が弘法大師に対して沖合に見える島まで朝までに橋を建てられるか賭けを吹っかけたところ、弘法大師はどんどんと岩を持ち上げ橋の杭を立てていきます。このままでは賭けに負けると思った鬼は鶏の鳴き声の真似をしたところ、弘法大師は朝が来たと勘違いしこの場を立ち去り、橋の杭だけ残ったという伝説です。
この話、私の子供時代に学研かなにかの漫画で読んだことがあったので、実際にこの目で見られて感慨深いものを感じてしまいました。 -
ハイビスカスと橋杭岩。
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橋杭岩が見られる駐車場には道の駅も併設されています。せっかくなのでミカンソフトクリームを買ってみました。
道の駅 くしもと橋杭岩 道の駅
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そして那智勝浦はマグロ漁がさかんということでマグロメンチカツもゲット。これがなかなか美味しいんです。
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こんな寄り道をしながら熊野三山の一つ、那智大社までやってきました。さっきまで青空が広がっていたのに、急に土砂降りになってしまいましたが・・。
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雨に打たれながらまずは那智大社の御神体でもある那智の滝へ。
那智の滝(那智大滝) 自然・景勝地
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日本三名瀑の一つ、那智の滝。高さ133mは直瀑としては日本一の高さ。落ち口から滝壺まで一直線に落ちる様はまさに滝の中の滝といった感じです。
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那智の滝も世界遺産に登録されています。
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続いて那智大社の参道へ。ここからちょっとした山登り開始です。
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那智の滝をバックに記念撮影!人は誰もいませんが(笑)
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石段をどんどんと登っていきます。このころには雨が止んでいたので助かりましたが、とても蒸し暑い・・。
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熊野詣にやってきた上皇などが休んだ場所と伝わる実方院跡。
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ラムネだ!!喉が渇いてきたので飲みたいところです。
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やっとゴールが見えてきました。
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あと少しでご本殿。
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しっかりと身を清めていきましょう。
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最後の一登り。
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ご本殿に到着!!なかなか疲れました。
熊野那智大社 寺・神社・教会
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これだけの高さを上ってきました。お疲れさま。
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熊野那智大社のご本殿。左右に並列する第一殿から第五殿などが重要文化財に指定されています。本宮大社もそうでしたが、横に本殿が広がっているところが独特ですよね。
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ご本殿からの景色。なかなかの絶景。
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こちらにも熊野の象徴、八咫烏が祀られています。
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ご本殿からさほど離れていないところには豪壮なお堂があります。こちらが青岸渡寺です。
那智山青岸渡寺 寺・神社・教会
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この本堂は豊臣秀吉によって再建された年代物。天正時代から残る重要文化財に指定されるお堂です。何百年も風雨に耐えた立派な木材たちが印象的なお寺。
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熊野の象徴的な風景、那智の滝と三重塔です。ちょっと天気はいまいちですが、かえって幻想的な風景に見えませんか?
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一通り参拝を終えたら参道入り口近くにある和か屋本店へ。名物のお滝もちを頂きました。薄く伸ばされた餅の中に粒あんが入っています。疲れた身体のエネルギーチャージにはもってこいです。
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那智大社を後にし、熊野三山最後の神社へ。熊野速玉大社です。
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とっても大きなしめ縄ですねぇ。
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この神社も他の熊野三山同様、社殿が横一列に並んでいます。
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拝殿にも大きなしめ縄が。朱色の社殿がきれいですね。
熊野速玉大社 寺・神社・教会
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ご神木の梛の木。梛としては国内最大級、樹齢千年と言われる大樹だそうです。
熊野速玉大社 寺・神社・教会
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熊野三山を巡りきったら一路白浜へUターン。飛行機が飛ぶまで少し時間の余裕があったのでとれとれ市場へやってきました。
とれとれ市場南紀白浜 市場・商店街
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とれとれ市場は西日本最大級を誇る海鮮市場。広大な構内には色々な鮮魚が並べられています。日帰り温泉なども備え付けられている一大観光地です。
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こちらのとれとれ横丁で海鮮丼を頂きました。これが本当に美味しくておかわりしたいくらいでした♪
腹ごしらえを終えたところで一路空港へ。たっぷり南紀地方を味わったこの旅行も終了。でも行きたかったところも残っているから次回の宿題かな。
人生初の和歌山旅行もこれでおしまい、ここまでお付き合いくださりありがとうございました。とれとれ横丁 グルメ・レストラン
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白浜シーサイドホテル
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