15年7月～初めてのインドネシア●６ プランバナン遺跡群と、ちょこっとジャカルタ

2015/07/18 - 2015/07/21

ご訪問いただきありがとうございます～(^ ^)

初めてのインドネシアは、デンパサールの空港閉鎖のため予約していた便が欠航！　というハプニングもありましたが、１日半遅れでバリ島入りして、ウブドゥ滞在からは当初のスケジュールに復帰、ウブドゥで２日間、サヌールでも２日間、そしてクタでも１日とバリ島の散歩とビーチを満喫。

飛行機の都合で帰りはバリ島→ジョグジャ→ジャカルタと移動。ジョグジャカルタは１泊だけであまり時間はなかったので、プランバナン寺院群だけをじっくり見学。その後ジャカルタでも少し街歩きを楽しみ、香港経由で広州へ帰りました。

変更後の日程（●印が本編の部分）
　９日　うち→香港国際空港→ジャカルタ　ジャカルタ泊
　10日　日程変更でバタバタ～　ジャカルタ泊
　11日　エアアジアで→スラバヤ　バスで→デンパサール　クタ泊
　12日　ウブドゥへ　ウブドゥ泊
　13日　ウブドゥ滞在　ウブドゥ泊
　14日　サヌールへ　サヌール泊
　15日　サヌール滞在　サヌール泊
　16日　クタへ　クタ泊
　17日　バスとフェリーで→バニュワンギ　バニュワンギ泊
　18日　列車で→ジョグジャカルタ　ジョグジャカルタ泊
●19日　エアアジア→ジャカルタ　ジャカルタ泊
●20日　ジャカルタ滞在　ジャカルタ泊
●21日　ジャカルタ→香港国際空港→帰宅

☆値段の表記は千ルピアを単位として、Kルピアに統一しました。

エリア プランバナン周辺(インドネシア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 航空会社: エアアジア チャイナエアライン
• 旅行の手配内容: 個別手配

ジョグジャカルタの宿はWakeup Homestayというホステル。
ドミのベッドはカーテン付きのハイクラス(^ ^)　
しかしホステル内は禁酒…聞いてないよ…それは予約するかどうか決める前に伝えるべき重要な情報だよね…？笑

でもホステルの真ん前にバーがあったので、荷物を置いてサッとシャワーを浴びたら走って(^ ^)ＧＯ！　あんまり冷えてないけどいいかと言われて、よくないけどすぐ飲みたいのでＯＫ。ビール冷えてないって、もはやバーじゃなくない？笑
でも瓶に水滴が付く程度には冷えてた。暑いからすぐ付くんだけどね…

晩ごはんは、サテ。
ひとつめの屋台はすごく並んでておいしんだろうなと思ったけど、そんなに待ちたくないから誰も並んでない屋台で買ったよ(^ ^)
10串とクトゥパ（食感はじゃがいもみたいだった）のセットで20Kルピア。ピーナツソースがおいしい。

それだけじゃ足りないかと思ってナシアヤムゴレン。
インドネシアで食べたアヤムゴレンはどれもかなりおいしかったけど、このチキンだけはいまひとつだったな…15K。

次の日の朝～きょうはプランバナン寺院群へ行く予定です。早い時間から開いているはずなので、７時ころ出発。
プランバナン遺跡は空港の近くにあるので、遺跡から直接空港に行くという考えもあったんですが、荷物をどうするかという問題があり、時間的には余裕があるのでホステルに預けておいて、一度戻ってくることにしました。
マリオボロ通りの朝。

マリオボロ通り 市場

きのうここに来たときはもう暗かったけど、通りは歩いている人でいっぱい、あちこちに食堂というか屋台があってすごい賑わいだったんですが、朝の風景はだいぶ感じが違います。

トランスジョグジャの駅へ。プランバナンまでは市内から乗り換えなしで行けます。
駅には駅員さんもいて、何番のバスに乗ればいいか教えてくれますので安心。プランバナンへは１Ａ。料金はちょっと半端な3.6K。ホームに入る時に払います。

トランス ジョグジャ バス系

45分ほどでプランバナンの終点に到着。
ここから遺跡の入口まで歩いても行けますが、10分以上はかかるでしょう。バスを降りるとトゥクトゥクみたいな乗り物のドライバーさんが待っていますので、歩きたくない場合はこちらも利用できます。

プランバナン バスターミナル バス系

歩いて行く場合は、バスターミナルの前の太い道を、市内とは反対の方向（バスを降りた場所から道路に向かって右側）へ歩いていきます。
歩き出すとすぐに遺跡が見えてくるのですが、入口はずっと先の方に設けられているため、少し歩きます。
500メートルほど先、進行方向右側にこの赤い建物とホテルサリが見えたら、ちょうどその向かいに歩行者専用の入口があります。（車の入口はもっと先）小さい入り口であまり目立たないので見落とし注意です。
交通量が多く大通りの横断はけっこう大変なので、途中で渡れるタイミングがあったらそのとき渡っておきましょう。

敷地内のいたるところにこのような地図が。
いろんなデザインの地図が混在していますが、内容はほぼ同じでした。

外国人の入場券セット。225Kルピアでこの旅の宿代の平均額（206K）を上回っています…
料金が大幅に違うせいか、外国人用の窓口は別棟になっていました、ガイドさんはここで待機しているようです。

右下のカードは入場時に回収されてしまいます。それならそんなキレイなカード作らないで5Kでも安くしてくれればいのにな…ゴニョゴニョ笑

プランバナン寺院遺跡群 史跡・遺跡

ゲートを抜けて中へ。
正面奥の方にプランバナン寺院の中央にあるシヴァ寺院が見えています。

プランバナン寺院の全容。
まわりには崩れた石がたくさん置かれたままになっています

修復作業は地道に行われているようでした。

外部には大量のレリーフが。
そこにあったレリーフが持ち去られてしまったのか、空になっているスペースもあちこちにありました。

ストーリー性のあるレリーフもあるそうですが、正直ガイドさんを雇わないと見るべきものがどれなのかわかりませんね。でもそこまでの強い興味が無いので、適当に見てまわりましたが、それでもけっこう楽しめました…

かわいい(^ ^)

レリーフはとても細かく彫られています。

シヴァ寺院内部のガネーシャ像。
記念撮影するために人々がひっきりなしに訪れており、この写真を撮るためにしばらく待ちました。

歴史公園内のプランバナン寺院の北側にあと３つの寺院があります。
プランバナン寺院のような迫力はなく、また修復中、または修復待ちの部分が多いのですが、人が少ないので、その分じっくり見てまわることができます。

ルンブン寺院CANDI LUMBUNG
かなり傷んでいますが、地道に修復が進められている様子が伺えます。

ブブラ寺院CANDI BUBRAH

ここもほぼ寺院跡と言える状況でした。それでも石が失われた場所には新しい石が必要な大きさに切って準備されていたりして、修復をあきらめない、という意志を感じました。

セウ寺院CANDI SEWU

一番北の端にあるセウ寺院は比較的原形が保たれていました。セウは千の意味らしく、確かに大量の小さな寺院が並んでいます。ここが、一目惚れした相手に言われて一夜にして千の寺院を作ろうとした、というストーリーの舞台のようですね…

これだけの石をきちんと元通りに積み上げるのが簡単な作業ではないことはよくわかります。

セウ寺院の内部には構造やレリーフがかなり残っている部分もたくさんあります。

最後に敷地内にあるシカ園を見学(^ ^)
エサをやることができるので、シカさんたちはどんどん柵の方へ寄って来ます(^ ^)

一通り見終わって出口へ。
たくさん並ぶお店の脇を通らなければ外に出られないようになっています(^ ^)

売っている品物を見ると、メインのターゲットは現地の方のようですね。

長い通路を通り抜けて外に出て、バス乗り場まで戻ってきました。
だいぶ歩いて疲れたのでローカルのお店で休憩。麺屋さんですがカフェとしても利用できます(^ ^)
エステー（アイスティー）を注文。テーブルの上にはいろいろなおやつが。

プランバナン バスターミナル バス系

他のお客さんの麺を作るおかみさんを盗撮(^ ^)

エステーとおやつ２個で6Kでした。

その後また同じルートでジョグジャの市内に戻ります。
宿の近くで食堂を探すも見つからず、個人宅の店先を改造したような小さなお店があったので、そこでランチ。
ナシゴレン。これはまだ食べられたのですが、いっしょに頼んだエステー（アイスティー）が食器洗剤入りで…涙　一気にテンションダウン…
ジョグジャの食べ物とはあまり相性が良くないようです…。

ジョグジャの空港にはトランスジョグジャが乗り入れているので、バスで行くこともできますが、空港ターミナルのとなりに駅があって、電車でも空港へ行くことができます。本数は少ないので、時刻表をよく確認して。
空港の駅はマグウォMaguwoという名前で、電車はその駅止まりではありませんので注意です。

ジョグジャカルタ駅 駅

駅の売店。
どこにでもあるスナック菓子もありますが、無地の袋や容器に入った手作り風のお菓子もちらほら見えます。

こちらのジュース屋さんでジュス・ジャンブーを。
ジャンブーは緑のグアバです。タイ語はファランだったな…
もちろんその場で作ってくれますので、新鮮でおいしいです。9Kルピア。

空港駅を通るのはこのローカル電車。
特に空港利用者向けの設備などがあるわけでもなく、空港利用者と思われる人はほとんど見かけなかったのですが…

マグウォ駅 駅

マグウォ駅で降りると、立派な地下道で空港ターミナルと直結されていました。駅を降りたあとターミナルまでどうやって行けばいいんだろ…案内表示あるのかなとか思ってたので、ちょっとびっくり。

アジスチプト国際空港 (JOG) 空港

ターミナルの中にインドマレットがあって、小さなパックに入ったお菓子を売っていたので買ってみました。ここの店員さん、それ食べるんだったらコーヒーもいるんじゃない？　とかすごい商売上手でまたびっくり(^ ^)　でももう安全検査に向かうところだったので、飲み物は買いませんでしたが。お菓子2.5K×２個

ジャカルタ行き。帰りもまたエアアジアです。

ジャカルタの空港の脇を一旦通過。このあとだいぶ向こうまで行ってまた戻って来てました。
そのせいか出発は定時だったのに到着は30分遅れ。

外に出たらダムリDAMRIバス乗り場へ。
この日のジャカルタの宿はコタ駅近くのTeduhホステル。
きっぷを買ってコタ駅はマンガドゥア行きに乗ってね。と言われて待ちますが、いつまで待ってもマンガドゥア行きが来ないよ～
そのまま１時間過ぎたので切符売り場のお姉さんにもう１時間待ってるんだっけ～って訴えたら、トランシーバーで連絡してくれて、その10分後くらいにバスが来ました。催促したから来たのかどうかは不明…。

ジャカルタ スカルノ ハッタ国際空港 (CGK) 空港

バス待ちの間に空港で買ったおやつをいただきます。もうひとつのほう。
それほど甘くなくて、おいしいです。

ダムリ エアポートバス バス系

ジャカルタにはローソンがあったよ…
そしてローソンにはPontaがいたよ…でも日本のPontaは使えないっぽい

インドネシアはミニスーパーみたいなお店が多いから競争激しそう…

晩ごはんはナシチャンプルーを求めて歩きまわる(^ ^)
宿の周りには全然お店がなかった。たまにあっても電気屋とかパーツ屋ばっか。
このお店を見つけるまでに30分くらい歩いたかも。

魚とイカとゆで卵で豪華は豪華だけど、値段も45Kで日本と変わらないよ…
でもサンバルがウマ(^ ^)

次の日の朝～
ホステルの無料朝食。
他にジャムもあったと思う…笑

ジャカルタでは特に観光するつもりもなく、ぶらぶら街歩きを。
歩いてぶらぶらできるほど小さい町でもないのですが、トランスジャカルタのチケットが売り切れで入手できないという非常事態…汗
きっぷを買おうとしても、ICカードは売り切れ。紙の切符は廃止してしまったから販売できないという。一見さんお断りの公共交通って…？？？

幸い宿はコタ駅のすぐ近くだったので、鉄道に乗ってみることにしました。

ジャカルタ・コタ駅。
立派な建物。中もなかなか立派です。

ジャカルタ コタ駅 駅

中に入ってみると…

おー、日本の私鉄のターミナル駅にそっくり(^ ^)　電鉄富山とか…？
よく見ると電車は東京の地下鉄？？
そう言えば日本の中古電車がジャカルタに送られてるってニュースで見たことあったような…

きっぷを買ってみました。
鉄道のきっぷもICカード式です。デポジットありで、払い戻しも再利用もできますが、Suicaのように自動的に差し引くことはできないようで、その都度料金を払ってカードにきっぷを登録してもらうシステムのよう。非常に効率が悪いです…

これは…懐かしの営団地下鉄！どうしてこの美しい営団のマークをやめちゃったんでしょうね…ジャカルタには営団地下鉄が残っててよかった(^ ^)

☆東京勤務時代は営団地下鉄だったのが、東京を離れた後で知らない間に勝手に東京メトロに変わったので、自分にとっては東京の都営じゃない地下鉄は今も営団地下鉄なのですよ(^ ^)

車内の雰囲気も東京時代と変わっていないようです。

電車に乗ってみると行っても、どこに行けばいいかわからない…笑
適当にひとつの線の終点までのきっぷを買って、全然知らない町へ行ってみました…

駅前の商店街にバリ島で食べておいしかったミーバッソのお店が何軒か固まっていたので、これは名物だろうと判断して、そのうちの一軒に入ってみました。

ジャワ島のお店にはかなわないけど、でもおいしかったよ。10K。エステー3K。

警戒するネコさん。鼻が赤くなってるもんね…

そしてまた別のローカルなお店で見つけたスナック。
何だかわからないけど買ってみた。
甘いお菓子かと思ったら…これはコロッケだった(^ ^)
日本のクリームコロッケにそっくりな味で、おいしい(^ ^)
ビールにも合いそうだから、もっと買えばよかった…

こっちは見た目の通り、甘いカステラでした。
味も期待通りの懐かしい感じ。

上のコロッケと合計３個で7.5K。

そのあとマンガドゥアのカルフールでお買い物。
特に珍しい物はなく、ナシゴレンの素やサンバルなどを購入。

その近くのモールの中のHokBenという日本食店。ほかべん？
面白そうだったので、お弁当をひとつ買って帰りました(^ ^)

幸いTeduhホステルではビールの販売あり。缶で22Kとちょっと高いですが、ジャカルタでビールを手に入れられる場所を知らないので贅沢は言えません。

ビンタンビールの70周年記念デザインです。

こちらは30周年(^ ^)　さっきのほかべん。

鶏肉の甘辛煮と、エビのすり身のフライ。
見た目はそれほど日本ぽくないですが、かなり日本風の味でした。
値段も33Kルピアで、それほど高くなく、たぶん日本風の食べ物がけっこう浸透してるんだろうなと思って、ちょっと嬉しかったです(^ ^)

次の日～
香港行のフライトは朝6時25分発。前回のスラバヤ行きのときは３時間前に出てかなり余裕だったので、国際線ですが同じく３時間前に出ることにしました。３時半にチェックアウトして、前回と同じルート、ガンビル駅４時発のDAMRIバスに乗車。今度は第２ターミナルだったので４時45分頃に到着。
ゲートは搭乗券をチェックした後に待合室があるタイプで、目的地に着く前に途中の経由地で一旦降りるときに渡されるようなカードを渡されました。本来「戻して」となるところが自動詞「戻って」になっててカードに話しかけてるみたいになってる…(^ ^)

帰りの機内食。
醤油味のチキンとこれはクトゥパかな？

おいしかったです。

そして無事に香港に到着。そこからバス～電車～バスを乗り継いで帰宅。
たくさん買い物して荷物が増えるかなと思って大きいエコバッグ持って行ってたんですが、意外と欲しいものがなくて、使わずじまい。
この写真に写ってるミニパックのマヨネーズは、このあとのヨーロッパ旅行に持って行きました(^ ^)　あとケチャップマニスとサンバルのミニボトルはけっこう使いみちがあって、いろいろな食べ物にかけて試しています…(^ ^)
そしてパッケージが気になって買ってしまった食パン(^ ^)笑

まともなのあった(^ ^)！
ローカルのコーヒー粉、KOPI BUBUKです。フィルターを使わずカップの底に沈むのを待って飲みます。エスプレッソマシン用と同じ極細挽きで、初めて見たときインスタントコーヒーと勘違いしました…笑

おみやげ用のコーヒーはけっこう高かったりしますけど、これは安いものですが、インドネシアぽい苦味のある味で、おいしいです。
小さい袋しか買わなかったので、すぐなくなってしまいました(^ ^)

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
旅行記「15年7月〜初めてのインドネシア●」シリーズはこれにて完結です(^ ^)v
ではまたお会いしましょう〜

15年7月〜初めてのインドネシア●　もくじ
１ 空港閉鎖でデンパサール行きは全便欠航！(> <)　http://4travel.jp/travelogue/11062161
２ にぎやかな通りから田んぼまで、歩いて回るバリ・ウブドゥ　http://4travel.jp/travelogue/11062177
３ ローカルムードいっぱいのバリ・サヌールを歩く　http://4travel.jp/travelogue/11062197
４ バリ・クタのビーチでしっかり遊ぶ〜　http://4travel.jp/travelogue/11062792
５ ミニバスとフェリー、鉄道を乗り継いでジョグジャカルタへ　http://4travel.jp/travelogue/11062793
６ プランバナン遺跡群と、ちょこっとジャカルタ