2010夏 朝焼けのボロブドゥール遺跡をめざして ～プランバナン寺院～

2010/08/08 - 2010/08/08

ジョグジャカルタからボロブドゥールに向かう途中で立ち寄ってもらったプランバナン。
2時間弱の見学。

ジョグジャカルタの空港でタクシーの交渉してRP300,000で、プランバナン経由ボロブドゥールへ。
シェアする人がいなくて残念。

ジョグジャカルタの空港で両替 10000円→Rp900,000
VISAの申請とイミグレに1時間ぐらいかかった。


※旅行からアップロードに時間がたちすぎてて、記載内容があいまいです。

エリア プランバナン周辺(インドネシア)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 飛行機
• 航空会社: マレーシア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ジョグジャカルタの空港は、アジアによくある小さい空港
今回はマレーシア航空できました。（往復で25351円）

タクシーの中から。

プランバナンの中心になる、ロロジョングラン寺院史跡公園
Candi Lolo Jonggrang,Candi Lumbung,Candi Bubrah,Candi Sewu の4つからなる。
今回はボロブドゥールが最終目的地なので、周辺の史跡の散策は断念。

公園内にはこんなかわいい、汽車型のバスが走っています。

これに乗らなくても、問題なく散策できる距離でした。

ロロ ジョングラン寺院 全景

2006年の地震では大きな被害を受けたよう、未だ修復中。

ヒンドゥー教の遺跡としてはインドネシア最大級とのこと。
インドネシアではないけど、同じヒンドゥー教の史跡であるアンコールワットが12世紀前後の史跡なので、8世紀ごろの建立のプランバナン史跡のほうがアンコールワットよりも古い。

真ん中のそびえ立つのが、シバ神をまつるシバ堂

並びとしては、以下の要領。
それぞれの神の前に、それぞれの乗り物の堂がある

ブラフマ堂−シバ堂− ヴィシュヌ堂
（創造の神） （破壊の神）（維持の神）
｜ ｜ ｜
ハンサ堂− ナンディ堂− ガルーダ堂

シバ堂

残念ながら中に入れず。

シバ堂の東西南北方向に、シバ神像、ガネシャー像、アガスティア像、ドゥルガ像があります、回廊には ラーマヤナのレリーフがありますという説明書き。

せめてガネーシャに触って仕事運と金運UP↑させたかった。

ちなみに、ドゥルガ神にさわると美貌がUPするらしいですね。（ほかの方のブログで拝見しました）

でもよくよく調べると、ドゥルガ神は（インドネシアで最大のヒンドゥ教の島である）バリ島では、ランダ（バロンダンスに出てくる魔女、ナマハゲ級に恐ろしい形相のヤツ）だそうで…

ホントに美しくなれるの！？

顔が4つあるので、（多分）ブラフマ像

こちら仏教では、梵天として登場。
釈迦が悟りを開くまで導き、悟りを開いた後、悟りを広めるよう勧めた人。

（多分）ヴィシュヌ像

（多分)ブラフマ堂から、乗り物の堂の方角を見たところだと思う。
ということは真ん中の堂は、ナンディ！？

ナンディ像（＝牛）の写真がない…
見忘れたのか、写真撮り忘れたのか。残念!
ナンディ好きとしたことが…

ロロ・ジョングラン寺院をでて公園を散策。
ロロ・ジョングラン寺院以外は、修復がままならずの状態がつづいてます。
そのため、観光客もまばらで人影がほとんどありませんでした。

こちらは ウンブン寺院

ウンブン寺院は修復中
形を見る限り、仏教寺院？
お堂の形が、後述のセウ寺院（仏教寺院）ににてる。

ブブラ寺院

ブブラ寺院は… 残念ながら瓦礫しかない。

公園で遊ぶ人懐こい子供たち。

史跡公園の最北にある、セウ寺院。

こちらも相当な地震の被害にあっているものと思われます。

前出のロロジョングラン寺院はヒンドゥー教の寺院でしたが、
『セウ寺院はジャワ島の中でも、ボロブドゥールに次ぎ、2番目に大きな仏教寺院です。
王室寺院として、Rakai Panangkaran王朝の終わりである8世紀に建立されたものとされています。

主堂は小さい４つの入り口からなるひとつの部屋で構成されていて
最上階の部屋の屋根は9つのストゥーパの形をしている。
建物の入り口には、寺院を守る2つのドヴァラパーラ像があります。

セウ寺院は、ヒンドゥ教と仏教の二つの宗教間の調和が見受けられる傑出した文化的世界遺産です。』

というような説明書きがあった

（歩き方によると）守護神クベラ

セウ寺院の入り口に鎮座しています。

でも、セウ寺院のところにあった英語の説明書きによるとDvarapalaです。
どっちなんだ!?
Dvarapalaは日本語訳だと、金剛力士とか仁王なんだそうです。

瓦礫の山になっているものの、セウ寺院は千の寺という意味で、かつてこの寺院には総数240期に及ぶペルワラ（小祠堂）があったとのこと。

瓦礫のなかに唯一残るペルワラをみながら、ペルワラの埋め尽くされている風景を想像すると、時間が過ぎるのを忘れてしまう。

倒壊した仏像から仏教寺院であることがわかる片鱗
仏像とストゥバの感じが、ボロブドゥールを彷彿とさせる。

同じ施設公園内にあった博物館でみた、仏像の頭部

これがセウ寺院の仏像に乗ってたのかな･･･?
想像ばかりが膨らみますが
修復される日が来るのであれば、見てみたい。

主堂でもこんなに倒壊している。

瓦礫のなかにカーラ（鬼面の守り神）

ヤギが放牧されいた。
自由だなー

公園内でなにかやってました。
何かの競技？
馬みたいな形の板をつかってた。