2015/10/03 - 2015/10/06
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フーテンオヤジさん
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日本で有数の紅葉の名所、北アルプスの涸沢カールに初めて行ってみた。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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10月3日(土)
FDA、11時20分福岡空港→12時50分着松本空港便に搭乗
空港上空で旋回。今回行く予定の北アルプスの山並み、富士山もよく見えた。
ラッキー♪
松本空港と結んでいるのは福岡と札幌便だけで、機上から眺められる。 -
大正池から奥穂・明神岳。バスの中からショット
空港からタクシーで新島々まで行く(5200円)
新島々13時30分発のバスにぎりぎり間に合う(1950円) -
上高地バス停に14時半過ぎ到着。
上高地には勤め先から勤続25年の休暇と祝い金をもらって、カミさんと来て以来、もう20数年ぶりだ。
「あんたと行っても面白くない」と言われて、その後一緒に旅をしたことは・・・冠婚葬祭ぐらいしかないなぁ(笑)おかげで、あっちこっち一人旅を楽しませてもらっている。感謝感謝。
土曜日で河童橋付近はさすがににぎわっている。 -
宿泊予定の嘉門次小屋までは1時間。自然探索路経由でいく。
この辺の紅葉はまだだ。 -
小屋から予約時に16時まで到着してほしいと告げられていた。
土曜日でもあり、これから山へ登る人、下山した人で泊り客は多かった。
1泊2食、8300円 -
小屋の隣は安曇野の穂高神社の奥宮、登山の安全を祈願。
空港から乗ったタクシーの運転手が、安曇野の穂高神社は今の福岡県に住んでいたアズミ族を祀った神社。
アズミ族は海の民で、この奥宮の隣にある明神池で船を浮かべての神事はその名残と教えてくれた。なかなか博学の運転手。
10月8日がその祭りと聞いたが・・。 -
焼いている岩魚は夕食に提供。
小屋の名をつけた清酒「嘉門次」を常温でいただいた。
囲炉裏端で9時近くまで酒を飲みながら歓談できる。
上高地の歴史を刻む山小屋、70前半の現在の主人は4代目と聞いた。
朝出発が早いので朝食は弁当にしてもらった。 -
10月4日(日)まだ暗い5時に小屋を出た。
梓川沿いの登山道を行く。
左手の前穂高・明神岳の山頂が朝焼けに染まる。
登山は晴天が一番、単独行であり、3日間のこの天気が続くことを祈る。 -
徳沢園を過ぎ、ドイツ語圏の男女5人組に抜かれる。
九州の田舎暮らしで分からないが、観光地には外国人が多くなったなぁ。 -
7時前、横尾山荘に到着。多くの宿泊客も身支度をしていた。
槍ヶ岳への分岐点だが全員が涸沢へ向かっている感じ。
この団体さんより先に行かないと・・。 -
上り下り、多くの登山者。屏風岩の裾は紅葉が始まっている。
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休憩ポイントの本谷橋、離合するのが大変だった。
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横尾山荘から2時間半、目的地が見えてきた。
いろいろな情報から見ごろは1週間前と聞いていたが。
九州では少ないナナカマドの紅葉。 -
登ってきた道を振り返る。標高2000mを越しただろ。
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紅葉の見ごろは過ぎたと聞いたが・・いいじゃない♪
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健脚でもなく、標準タイムで到着。
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屏風の頭
ここに座って宿で作ってもらった弁当(おにぎり2個)開く。
10時15分。 -
とんがった山は北穂高岳
10時半、涸沢に宿泊では時間を持て余す。
この時期、涸沢小屋、涸沢ヒュッテは布団1枚に3人ということもあると聞いた。
奥穂か北穂の方が少ないかもしれない・・どっちかに泊まろう。 -
真っ赤なナナカマドの実・・妖艶だ。
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天気が崩れる様子もないので、見晴らしがいいと山地図に書いてある、コースタイム3時間の北穂高岳小屋を目指すことにした。
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涸沢小屋に立ち寄り、テラスでコーヒータイム。11時に出発。
どんなに遅くても15時には到着しよう。
私より6つ年上のS18年生まれの嘉門次小屋の主人に、体力が残っていたら奥穂か北穂小屋にしようと思うと言ったら、無理をするなと言いたげに、首を傾げた。
一緒に泊まっていた女性連れの宮崎からのグループはここ涸沢小屋泊まりと言っていた。 -
涸沢小屋が2350m、北穂高岳が3105m。
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印にそってガレ場を一歩一歩慎重に登っていく。
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トラバースして、てっぺんに見えてきた北穂高小屋♪
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左の前穂、右の奥穂とほぼ同じ高さまで登ってきた。
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3時間かかって北穂分岐に到着。まあまあ標準時間。山頂は右。
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北穂高岳到着。14時20分
槍ヶ岳山頂はガス。 -
槍の反対に奥穂、さすが見晴らしのいい山だ。
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周辺図
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山小屋に宿泊手続きして荷物を入れる。(9500円)
布団1枚に2名・・この時期仕方ない。 -
英語圏の登山者もいた。
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時折「穂先」が顔を出す。
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風が冷たい。売店でホットミルクと熱燗を注文。
生ビールをジョッキで飲んでいる人もいた。
遠くに燕岳、大天井岳。 -
30分もするとガスが取れてきた。
女性と一緒・・・ベールに包まれていたほうが(^-^;。 -
槍ヶ岳が見えだすと皆さんショット。
さすが人気の山。 -
4時半、槍も全身あらわになってしまった。
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西に笠ヶ岳
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遠くに後立山連峰
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前穂高岳、眼下に涸沢ヒュッテ。
見晴らしがいい。 -
夕食後、槍の向こうに雲海が広がっていた。
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白山かな・・赤く染めて日没。
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槍の稜線もシルエット。
同じスペースに一緒になったご夫婦。昨夜は涸沢小屋に泊まり1枚に3人。
ここは1枚に2人でゆっくり寝れると喜んでいた。 -
朝はガスに覆われてご来光は見れなかった。
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売店でコーヒーをいただき、下山。
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奥穂高岳と涸沢岳、山頂は見えないが、正面から陽を受けて山肌がよく見える。
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奥穂高岳の登山道、ザイデングラード。傾斜45度だな。
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梯子の次はクサリ、下りは慎重になる。
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ナナカマド、実だけ残して葉は散ってしまっている。
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下山はしっかり写真を撮るゆとり。
必死で駆け上がる県警の山岳救助隊員2名。訓練かな? -
涸沢カールまで下山。
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西からガスが沸き山頂も青空も見えない。
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涸沢ヒュッテでおでんとナマを注文。昼飯がわり。
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上空でヘリの音、なんと今降りたばかりの登山道で、誰かを救助している。梯子とクサリの辺りのようだ。大事なければいいが。
山岳救助隊員は現場に向かっていたのだ。
気を付けよう。今回は初めて山岳救助保険に入った。 -
宿泊予定の徳沢園へパノラマルートで向かう。11時。
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絶景。パノラマルートと言われるだけがある。
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だかこんな道。慎重になる。
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眼下は横尾山荘からの登山道。下るより登っている感じ。
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屏風の頭
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稜線に出た。
大半の登山者は屏風岩に寄って行くのだろうがパス。 -
眼下に梓川、徳沢園が見える。
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黄色がパノラマルート。
これを選んだ理由には、井上靖の「氷壁」で”奥又白”という事故の場所の名称がよく出るので、どんな場所か知りたかった。 -
稜線「屏風のコル」を過ぎると急坂。
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奥又白谷の沢に出た。「氷壁」の主人公は正月このずっと奥にキャンプしたのだ。
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なんとサルの群れと遭遇。
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この新村橋を渡ると20分で徳沢園。
涸沢からの予定時間を30分オーバー。 -
徳沢園♪。15時30分。
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私の部屋、相部屋で1泊2食一万円。
温泉もあり、一人布団一枚あれば十分。 -
これも相部屋、女性ばかりの団体客が入った。
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申し込む順番で場所が違うのだろう。
もちろん個室も多い。 -
廊下に香のにおいが漂っている。
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風呂に入って夕食、個室の客とは少しメニューが違うが十分だ。
アチャ、岩魚の頭かじった後にショット。
ワインもいただき爆睡。 -
翌朝も晴天、眼前に前穂高岳。宿のベランダからショット。
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談話室。朝コーヒを運んでもらった。
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談話室に井上靖「氷壁」の原稿。
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出がけにスタッフに撮ってもらった。
井上靖が執筆で滞在し、映画にもなった氷壁の舞台、徳沢園に泊まれて感動。
ゆっくり8時に後にした。 -
2時間弱で上高地到着、奥穂高岳をアップで。
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河童橋を映しこんで。
松本空港16時30分発、12時のバスで上高地を後にした。
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