2015/09/19 - 2015/09/21
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arcstudioさん
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小国なれど宝石のように煌めくポルトガル。
思いが叶い、この憧れの地をシルバーウィークに旅した。
リスボンに入り、シントラ、コインブラ、そしてポルトへと北上。
ポルトからはターキッシュエアラインを利用しイスタンブールへ。
期せずして、ヨーロッパの最西端と最東端を一緒に満喫することに。
距離は離れているが、街並みや建物の造りが、なんとなく似ている。
海運で栄えたことや、イスラムの影響下にあったためであろうか。
発見する楽しさは、旅をしないと分からない。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
今回の旅行、選んだのはターキッシュ・エアライン。
イスタンブールにトランジットし、リスボンへ。
窓から見えるのは、ヨーロッパアルプスの山並み。 -
リスボン空港から市内に向かうのに地下鉄を利用。
途中、新都市の「オリエンテ駅」に下車。
鉄道の駅舎はなかなかのデザイン。
設計はカラトラヴァ。 -
見たかったのはこの建物。
万博のポルトガル館だ。
設計はポルトガルの巨匠、アルヴァロ・シザ。 -
コンクリートスラブなのに、布のような柔らかなカーブ。
屋根下の影と海の眩しさのコントラストが絶妙なバランス。 -
端部を見ると、スラブをワイヤーで引っ張っていることが判るようになっている。
このままだと雨が落ちるので、その上側には庇がある。
よく考えられたディテールだ。 -
周りの建物群。
新都市というに相応しい。
ポルトガルの現代建築もなかなかやる。
旧市街だけ見てポルトガルを語るべきではない。 -
さて、地下鉄で中心地・ロシオへ。
地上に出てちょっと歩くと「ロシオ広場」。
人が集まる所なので、カフェやタクシーも多い。 -
広場の一角にある門をくぐった右側がリスボンの宿泊先。
古いアパートを改修したアパートメントホテル「Rossio Apartments」。
あまりにも小さな案内板だったので少し迷ってしまった。 -
アパートメントの外ドアを開け、階段を上がろうとすると、2階から女性が。
ホテルではないのでフロントが無く、彼女が部屋への案内係。
小綺麗にリニュアールされて気持ちいい。
白ワインもサービスだ。 -
キッチンとテーブルがあって、簡単な料理は可能。
自分の家に居るようで、なにか落ち着く。
立地重視で選んだが、部屋も◎。 -
コンパクトなバスルームだが、清潔な感じだ。
-
まだ昼食を取っていないので、外へ繰り出す。
アパートメントの隣の通りが、有名な「アウグスタ通り」。
路上にお洒落なカフェが多い。 -
テージョ川の近くまで下りてくる。
門をくぐると「コルメシオ広場」だ。 -
「コルメシオ広場」沿いのアーケード。
小さなお店も出ている。
暑いので日陰は助かる。 -
「リベイラ市場」に向かって進む。
市役所前のオブジェ。 -
外壁をタイルで覆った建物が多い。
これもその1つだが美しい。 -
あの塔の下がお目当ての「リベイラ市場」。
-
大きな屋根の下、4周にいろんなお店がある。
そこで買って、真ん中の部分で食べる。
場所も無いほど大賑わい。 -
選んだのは、タコのリゾットとアサリの蒸し物。
白ワインとの相性も良く、美味しい。 -
お腹を満たしたところで、トラムに乗って「ベレン地区」へ。
テージョ川に張り出した建物が「ベレンの塔」。 -
16世紀に出来た河口を守る要塞なので、存在感がある。
狭い階段で上へ登るため、入場人数が限られていて、結構待つことに。 -
やっとのこと入場。
なるほど眺めがいい。 -
小窓から覗くといい景色。
この先は海。 -
よく見ると、要塞というには美しすぎる。
マリア像もあって、まるで教会の彫刻のよう。
司馬遼太郎が、テージョ川の貴婦人と言ったのも頷ける。 -
そしてベレンの珠玉、「ジェロニモス修道院」。
改修工事中とあって、正面からの写真は難しそう。 -
有名な回廊部分。
マヌエル様式というポルトガル固有のデザイン。 -
中庭を望む。
窓まわりは、ベネチアン・ゴチックにも似ている。 -
中庭、そして回廊。
光と影のコントラスト。 -
食堂らしい。
壁の絵は聖ジェロニモスとか。 -
柱やアーチなど至る所に彫刻。
そのエネルギーが凄い。 -
修道院内の教会。
柱から天井に至る、樹木のようなデザインは秀逸。 -
修道院の近くの「パスティス・デ・ベレン」。
エッグタルトの発祥の地だというカフェ。
あまりの人の多さで、残念ながら断念。
他のお店で沢山食べから、まあいいか。 -
旧市内に戻り、夕景の美しい丘へ。
「ロシオ広場」の向かいの坂を上がっていく。 -
坂の途中にはレストラン。
ここまでテーブルを出していいのだろうか。
歩くのにいささか邪魔。 -
坂を上りきったところはケーブルカーの終点地。
これで上がる手もあるが、登り口がちょっと不便な所なので。 -
夕景が美しい、「サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台」。
西日に輝くアマルファ方面が見事だ。 -
丘の上ではパフォーマンスも。
みんなのたまり場。 -
展望を楽しんだ後は、また中心地に戻る。
ここは、ロシオ広場の隣にある「コルメシオ広場」。 -
広場に面して市電の乗り場もある。
レトロな市電は絵になる。 -
アパートメントで休んでから、シアード方面に散歩。
シアードは坂が多い。 -
お目当ては「ケーブルカー・ピッカ線」。
3つあるケーブルカーの中で、一番の人気者。 -
シアードの中心地「カモンスイ広場」。
夜になっても、さすがに人が多い。 -
シアードは、人気の市電28番が走っている。
これに乗ると、リスボンの良さが判る。 -
一夜明けて「レスタウラドーレス広場」。
美味しいパン屋があるというので来てみた。 -
「パダイン」というお店。
モーニングセットを注文。
もっとポルトガルらしいパンを頼めば良かった。 -
このクラシックな建物が「ロシオ駅」。
ここからシントラへの電車が出ている。 -
長いエスカレーターで4階へ。
上のブリッジの床が透明ガラス!
ポルトガルのおおらかさだ。 -
駅の構内。
ヨーロッパのターミナルの景色。 -
電車内。
カラフルなデザインが目をひく。 -
リスボン郊外。
車窓に水道橋が見える。 -
40分ほどでシントラに到着。
終着駅なのだ。 -
駅前からバスに乗り、まずは「ムーアの城趾」へ。
山道を歩くと、遠くに朝もや。 -
要塞の一部が展示されていた。
7〜8世紀に出来たものらしい。 -
暫く歩くと要塞の全貌が見えてきた。
なるほど結構な迫力。 -
断崖絶壁。
よくぞ積み上げたものだ。
ちなみにムーア人とは北アフリカのイスラム教徒だとか。 -
眼下にシントラの街並。
大きな建物は王宮。 -
振り返ると別の要塞。
素晴らしい景色。 -
山の上に建つのは「ペーナ宮殿」。
この後に行くつもり。 -
こんなアングルも。
-
「ムーアの城趾」を後にして、30分ほど山道を歩く。
敷地に入り、さらに登ると「ペーナ宮殿」。
ド派でな建物はディズニーランドのよう。 -
19世紀に出来た、お遊び的な宮殿。
いろんな様式が混じっている。 -
先ほど居た「ムーアの城趾」があんな遠くに。
よく歩いてきたものだ。 -
この先がヨーロッパ最西端の「ロカ岬」。
微かに見える。 -
中庭に面した塔。
おとぎ話の館だ。 -
内部はうって変わって真面目。
宮殿らしい気品のある部屋。 -
宮殿の台所。
銅の鍋が美しい。 -
バスでシントラの街まで下りてきた。
目の前にあるのは「王宮」。 -
山の上に「ムーアの城趾」が見える。
随分高い所まで行ったもんだ。 -
駅前の立派な建物。
市庁舎だろうか。 -
再びシントラ駅。
あれ、ホームの庇がこんな形をしていたとは…。
さすがポルトガル! -
リスボン市内に戻って昼食へ。
「ロシオ駅」近くのレストラン街は人で溢れていた。 -
お目当てのお店は残念ながら休み。
そこで庶民的な食堂へ。 -
塩タラの焼きもの。
思ったより塩っぱい。
別に頼んだ牛肉は固かった。
それが庶民の食事なのだろう。 -
リスボン名物のニワトリ。
-
午後は市電28番に乗って、アルファマ方面へ。
-
「グラサ展望台」の近くで下車。
路面電車は絵になる。 -
「グラサ展望台」からの眺め。
リスボンの街並、そしてテージョ川が一望できる。 -
川と反対側の街並も美しい。
-
展望台を後にして、緩くカーブした坂道を下る。
こういう景観がなんとも言えず美しい。 -
暫く歩くと「サン・ジョルジェ城」の城壁。
この上にも展望台があって、そこへ向かう。 -
入場料を取る場所だけある。
素晴らしく大きく開けた展望。
テージョ川の橋がよく見える。 -
テージョ川に面して発展したリスボンの様子が判る。
赤い屋根が連なる街並が美しい。 -
南東方面は大きな湾だ。
-
「サンタ・アポローニャ駅」方面の眺め。
これから向かうところ。 -
「アルファマ」の街並。
細い路地と坂道。 -
内なる外部空間。
下町の雰囲気がよく出ている。 -
こんな坂が至る所にある。
迷路にまぎれこんだよう。 -
少し広い通りでもこんな程度。
軒下ぎりぎりを走る市電28番。 -
「アルファマ」の迷路を抜け「サン・ヴィンセンテ・デ・フォーラ教会」へ。
ルネッサンス様式の古い教会だという。
残念ながら閉まっていて中には入れず。 -
教会の脇の道。
道路の上に建物。 -
今度は「サンタ・エングラシア教会」。
バロック様式の教会。 -
だらだら下って「サンタ・アポローニャ駅」のあたりまで来た。
駅で明日のコインブラ行きの切符を予約。 -
アルファマまで戻り「くちばしの家」へ。
尖った石が外壁に使われている。
それが、くちばしに見えるので、こう呼ばれている。 -
「カテドラル」
12世紀完成の古い教会。 -
教会の内部。
シンプルなロマネスク様式だ。 -
再び市電28番に乗り、旧市街の中心部シアードへ。
人気の市電なのでいつも満員。
急カーブで振り回され、倒れそうになった。 -
ロシオ駅に近い「サン・ロケ教会」。
1584年、日本の天正派欧少年使節が滞在した教会。
ここは見なくては。 -
内装はきらびやか。
当時からは改装されているようだ。 -
ロシオ広場の近くに戻る。
空中ブリッジは「サンタ・ジェスタ」のエレベーターに繋がるもの。 -
「サンタ・ジェスタ」のエレベーター。
鉄の時代の象徴のような建物。
人気の施設で30分待ち。 -
いや〜、素晴らしい!
やはり高いところはいい。
中心地に建つので、街並が手にとるように判る。 -
正面はサン・ジョルジェ城の丘。
通りを歩く人の姿もバッチリ。 -
西日に映える「サン・ジョルジェ城の丘」。
この美しさがリスボンだ。 -
テージョ川方面。
微かだが、対岸も見える。 -
望遠レンズで撮ると、まるで一枚の絵。
-
夜はファドを聴きに。
バイロ・アルトの名店「アデガ・マシャード」へ。
ワイン、食事付きのセット。 -
3本のギターと歌い手。
意味は判らないが、気持ちは通じる。
歌の原点を聴けたように感じた。
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